十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

NHK朝ドラ「エール」で郷愁

2020年10月22日 | 人生

毎朝、8時になると妻がNHK朝ドラ「エール」を視聴する、こちらも一緒に見ることになるのだが、古関裕而の曲が懐かしい。

親父は軍人で軍歌のレコードをたくさん持っていて、それをかけて聞くことが多く、エールで流れた、「露営の歌」「暁に祈る」「若鷲の歌」なんかは自分で歌いもした。

昨日は、戦後の第1作、これがなかなか難産だったが、昭和22年7月に「鐘の鳴る丘」の誕生秘話だった。

私は丁度5歳になったところ、ラジオドラマ放送が始まって主題歌はよく聞いた。
人気が出て、当時、近所に回ってくる紙芝居でも「黄金バット」とともに必ず入っていた。
紙芝居のおじさんも歌から始めるのである。

ところで、昨日の放送で女の子のコーラスが出てきて懐かしく聴いたのが、「えっ」と思ったところが出てきた。

聴きながら自分も心の中で合わせて歌っていたら、歌詞が違っていた。

『鐘の鳴る丘』

【作詞】菊田 一夫
【作曲】古関 裕而

緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
メーメー子山羊も啼いてます
風がそよそよ丘の家
黄色いお窓は俺(おい)らの家よ

「風がそよそよ丘の家」のところが「風がそよそよ丘の上」と歌っていたのである。

最初からそう思い込んでいたのか、途中から間違えるようになったのか、記憶にない。丘の上の方が文章として合っているような気もするだが・・・。

(注:丘の家は戦争で孤児になった子を集めた施設)

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