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(一橋学園町にあるおむすびカフェ「まのめ」は本日5/31で閉店です。)

アンテナたる髪は、なるべく切らないほうがよいと
前々から書いていますが、男性は伸ばし放して結い上げるのは
職業によっては現状難しいとしても、
女性は比較的容易であろう。

特に長髪をおすすめするのは
目が小さめで、体格が太めの女性。
上記2条件を備えた女性は非常に行動的でありますが
その上に髪まで短いと、過剰な行動力が
不安定を呼びます(的外れやおせっかい等)。
逆に、少しばかり髪が短めでもバランスを崩さないのは
目が大きめでやせ型の女性。
彼女らは行動力は少ない代わりにたくさんの
インスピレーションを得ている、空想・ロマン・アイデア系なので
既にアンテナの性質があるから、多少髪を切っても
かえって行動力が増して、素適なアイデアを
誰かに披露するきっかけをつくりやすくなるかも。



ともあれ、脳を守るが為にも一定以上の髪は望ましい。

洗い髪のまま寝ると体が冷えてよくない、というのは、
髪全体は表面積が大きいため
乾くときに奪われる氣化熱が馬鹿にならない。
だから、頭に汗をかいたときは、坊主頭よりも
髪のあるほうが涼しい。
ブックマークにある野人さんのエッセイにもありましたが、
汗で濡れた髪に風が通って体温を下げるため、
坊主頭の上に帽子をかぶる野球選手が
最も熱中症の件数が多い。

髪にシャンプー、顔や体に石けんを使わずに
水やぬるま湯で洗っていれば、
アカは流れ、湧いた老廃物は
皮膚の常在菌が四六時中食べて清浄を保ち、
そして必要な皮脂は残るために
紫外線と乾燥から守って
シミやシワもできにくくなる。
そういう皮膚の状態ならば、常々帽子で
日をよけることもなく
世界各地の頭覆いも
元々は砂よけか雨よけです。

本当の麦で編んだむぎわら帽や大麻または亜麻(リネン)の
帽子ならば、通氣性と速乾により蒸れることなく
清涼を保つ機能があると僕は思っていますが、
綿の帽子は汗を吸うが乾きにくいため
吸いきれずに蒸れて高温になるし
たいていみっしり織られた生地で、風が通らない。
化繊は言うまでもなく。

ゴーヤ、朝顔、へちまなどの緑のカーテンが
すだれよりも涼しくなるのは
水分の蒸散によりますが、
髪の毛も汗を吸い、それを氣化して体温を調整する
植物のような機能があります。

だから、髪は短くすれば涼しい、のではなく
汗を吸わせて、そこに風が通ると涼しい。
短髪よりも、髪をすくだけにすればよく、
髪を結わないならば、前髪だけは
目にかからない長さにする。

髪のかかっていない首を日差しが直撃すると熱いので、
暑い日は濡れ手ぬぐいを巻くのはおすすめです。



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