毎朝、メダカや小エビへの餌やりが日課でしたが、
数日前から、エサ袋を開封する必要がなくなりました。
メダカの卵つきの藻を移し、稚魚を育むための容器では
捕食者がいないために、ミジンコが無数に繁栄し、
コップですくえば、愛らしいミクロの宇宙船がいっぱい遊泳してる。
これたちを親メダカの池に注ぐと、メダカは張り切ってついばむのに大騒ぎ。
生きた餌でますます元氣になるだろうし、ミジンコはすぐに増える。
稚魚が育ったその日まで。
生もんは酵素があるからよいというが、よそ者の酵素を摂取してもそのままは使えない。
でも材料になって、自分の酵素に再構成できる。
発酵食品は、微生物の酵素によって栄養が消化されやすくなっているのもあるが、
酵素そのものを摂り入れて自分酵素の材料にできるという利点がある。
さて、表と裏の庭を行き来するカナヘビ(トカゲ)のための
鉢植えロード造りですが、本日だいたい完了しました。
鉢の下には角材を重ねた土台があり、これはコンクリート地面の熱を緩和する機能とともに、
周囲に散った落ち葉を掃くとき、その土台の下のすき間にホウキでさっさかと入れるだけで
簡単に掃除が済むのと、その落ち葉がまた生き物の餌や棲みかになるし、
飛んできた種が発芽する地になる。
植木鉢そのものは、売っているものは素焼きのもの、釉薬の塗られたもの、最近は
プラスティクス製が主流のように見えますが、いちばんのおすすめは素焼き。
夏場などに触ると分かりますが、素焼きの鉢だけひんやりとしています。
これは、水分を通すために氣化熱が奪われていて、そのお蔭で
土の中がサウナ状態になるのを防ぎ、微生物を守ります。
夏場は早朝と夕暮れに水をやり、昼間はやらない方がよいのもこのためですが、
素焼きの鉢ならば、中が蒸し風呂状になるのは防げるでしょう。
同じ原理で、水がめにする焼き物も、釉薬で覆わず、
備前焼のように高温で焼き締めることで水分が微々と氣化して、
中の水を涼しい状態で安定させる機能を備えていますが、
それでも素焼きに比べれば少ないので、はじめから日蔭に置くことが肝心です。
鉢植えの中の水分は、地面と違って限りがあるので
乾かさない工夫がより必要となります。
ワラや落ち葉を敷いても風で飛びやすいので、生えてくる雑草(地下茎をつくらないもの)を
抜かずに、ハサミで適度に調えておくとよいです。
小さめの星型の、コケみたいな植物(スナゴケ?万年草??)も保湿に最適であるし、
表面だけに生えて、肥料も食わず、糞で窒素を供給する虫たちの棲み家になります。
たまに、誰かの家の周りなどに生えているので、分けてもらうとよいです。
ちょっと乗せておけば、どんどん増えて土の表面を覆ってくれます。
黄緑~緑色ですが、オレンジ色で冬も越します。
好きなんだけど、いまだ名前がはっきりしない~。
| Trackback ( 0 )
|