ふろしき王子のブログ◎
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毎朝、メダカや小エビへの餌やりが日課でしたが、
数日前から、エサ袋を開封する必要がなくなりました。

メダカの卵つきの藻を移し、稚魚を育むための容器では
捕食者がいないために、ミジンコが無数に繁栄し、
コップですくえば、愛らしいミクロの宇宙船がいっぱい遊泳してる。

これたちを親メダカの池に注ぐと、メダカは張り切ってついばむのに大騒ぎ。
生きた餌でますます元氣になるだろうし、ミジンコはすぐに増える。
稚魚が育ったその日まで。

生もんは酵素があるからよいというが、よそ者の酵素を摂取してもそのままは使えない。
でも材料になって、自分の酵素に再構成できる。
発酵食品は、微生物の酵素によって栄養が消化されやすくなっているのもあるが、
酵素そのものを摂り入れて自分酵素の材料にできるという利点がある。

さて、表と裏の庭を行き来するカナヘビ(トカゲ)のための
鉢植えロード造りですが、本日だいたい完了しました。
鉢の下には角材を重ねた土台があり、これはコンクリート地面の熱を緩和する機能とともに、
周囲に散った落ち葉を掃くとき、その土台の下のすき間にホウキでさっさかと入れるだけで
簡単に掃除が済むのと、その落ち葉がまた生き物の餌や棲みかになるし、
飛んできた種が発芽する地になる。

植木鉢そのものは、売っているものは素焼きのもの、釉薬の塗られたもの、最近は
プラスティクス製が主流のように見えますが、いちばんのおすすめは素焼き。
夏場などに触ると分かりますが、素焼きの鉢だけひんやりとしています。

これは、水分を通すために氣化熱が奪われていて、そのお蔭で
土の中がサウナ状態になるのを防ぎ、微生物を守ります。
夏場は早朝と夕暮れに水をやり、昼間はやらない方がよいのもこのためですが、
素焼きの鉢ならば、中が蒸し風呂状になるのは防げるでしょう。
同じ原理で、水がめにする焼き物も、釉薬で覆わず、
備前焼のように高温で焼き締めることで水分が微々と氣化して、
中の水を涼しい状態で安定させる機能を備えていますが、
それでも素焼きに比べれば少ないので、はじめから日蔭に置くことが肝心です。

鉢植えの中の水分は、地面と違って限りがあるので
乾かさない工夫がより必要となります。
ワラや落ち葉を敷いても風で飛びやすいので、生えてくる雑草(地下茎をつくらないもの)を
抜かずに、ハサミで適度に調えておくとよいです。
小さめの星型の、コケみたいな植物(スナゴケ?万年草??)も保湿に最適であるし、
表面だけに生えて、肥料も食わず、糞で窒素を供給する虫たちの棲み家になります。
たまに、誰かの家の周りなどに生えているので、分けてもらうとよいです。
ちょっと乗せておけば、どんどん増えて土の表面を覆ってくれます。
黄緑~緑色ですが、オレンジ色で冬も越します。
好きなんだけど、いまだ名前がはっきりしない~。

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6/8(土)に小平市でお絵描き教室を行ないます。
11:00~12:30 参加費2000円 画材込み
会場 一橋学園駅前ハコギャラリー(駅南口改札正面)

描けるようになりたいものの写真(実物)があれば、お持ちください。
無くても結構です。

絵を描くことに苦手意識を持っている方は
お裁縫以上に多いように見えますが、
絵を描くのは、自転車にのったり、目玉焼きを焼くのと同じで
そもそもそれほど難儀したり構えたりするものではなく、
ごく日常のひとコマとして、身近であってもらいたいもの。

見ないで描くと記号になり、見ながら描くと、自分のタッチや物の見方が
反映されないという二極化も含めて、現在の美術教育には前々から
疑問を持っていました。何しろ、絵が好きな子が美術大学に入ると、
絵を描かなくなるというパターンは、もはや普通のことになっています。

また、子どものころは天使のように自由に描いていたものが、
絵画教室や美術の予備校でデッサンを練習するほどに、
以前のように思うママに描けなくなり、
見れば写実的に描けるけど、見たまんましか描けない、という、
周りからは(写実的であるという観点で)賞賛を得ようとも
描いている本人が心から生き生きしていないという問題も感じます。

元来、日本画は動植物をモチーフとすることが多く
生きている動物は止まっててくれないために
見ながら描くことは困難でした。
そこで、対象をただ集中して観察し、
実際に描くときは見ないで描くという方法論が得られます。
ところが現在は、写真や死体を見ながらという
観察よりも見て写し取る描き方が主流になり、
本人の物の見方やタッチが生かされていない絵がほとんどという実情に思えます。

今回の絵画教室は、そのように失われている、伝統的な観察による画法を習います。
絵を描くのが苦手な方でも、一度知ってしまえば、生涯心のままに
描けるようになるという、とても有意義な講座と自負しております。

受講希望の方は、メール isamix@gmail.com までご連絡ください。

実習例(上が受講前 下が受講後)











講座では、色付きの作品を完成させます。
その後、受講生の展示会もギャラリーで開催予定。
思うママに絵を描きたい方には非常におすすめです。ご参加をお待ちしております。

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