ふろしき王子のブログ◎
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表の庭から裏庭まで、舗装された路地を、いのちがけで渡るカナヘビ。
実際、何があったのか(猫かニャ?)冒険カナヘビはしっぽを切った後に再生された跡がある。

初夏の薫りに移り、カナヘビも結構増えてきました。
卵からかえった時点で、それなりのサイズがあるので、またたく間に倍増が感じられる。

まあ、せっかくのファミリーをみすみす失うのもつまらないので、
表から裏への乾いた舗装道の脇に、逃げ場、隠れ場、オアシスとなるように
点々と鉢植えを置くことにしました。

庭のない下町育ちには慣れたこと。


それで、東向きではあるけれど壁が陽で熱くなることと
見た目の趣き、そしてより生き物の居場所や通り道として
つきづきしくするために、後ろにすだれが欲しくなる。

かようなる遊び(ほんき)の世界で、チャイナの輸入スダレを買う氣も乗らなかったので
近所の浅川で、枯れヨシを刈ってすだれを作ろうと、息子と出かけた。
が、人があまり入らない河川敷はやぶのようにうっそうとしていて
ズボンには、トゲのある種(センダン草)がひっ付いてくる。
ヨシを見つける前に(おぎ。ハギではない。ススキに似ているが、
もっと大きく、1本ずつ独立して生える)の
立ち枯れたのがたくさんあるので、本当は中が空洞のヨシのほうが涼しそうだけど
荻をすだれにしよう。丈の短いのを作るので、根元を鎌で刈るほどでもなく
節の部分を手でパッキンと折って採る。
それを、帰宅して水で洗い、キッチンバサミで長さを合わせてから
絹のひもで編んだ。



試作品で幅が短かったが、今後、ひもの列も増やしてずらりと壁に沿わせようかと思う。
すだれの裏が、日蔭のカナヘビロードになる。
あとは、鉢の台の木の下にもう1本角材などで浮かせて、隙間に石ころなど置き、
たまった土からほどよく雑草など伸びるとうれし。
雑草と共存させたほうが、助け合って、乾燥をふせいだり、益虫の住みかにもなる。
すき間が多いほど、サムシング ハッピー!が来たる。
ぴっちりと固めてしまうと、居所のない存在が悪さをするもんだ。

自分がカエルだったら住みたいかどうか、が一つの物差しです。


(まだ隙間が少ない。ここから広がる、平和的なオアシス革命)

さて、明日は、新宿村というスタジオでのイベントで
ふろしきの実演をしたり、似顔絵を描くので
よかったら遊びにいらしてください。
顔白黒500円 顔カラー1000円
全身白黒800円 全身カラー1500円です。

(全身を希望の方、ぜひとっておきのファッションでいらしてね!)

最寄は、中野坂上駅か西新宿駅。新宿区北新宿2-1-8。
イベントは10時から17時までで、
風呂敷の実演は11:40から30分程度。
ほとんどの時間は、ブースで似顔絵を描いている予定。

詳細は、↓のページから。
メーク サムワン ハッピー!
地図

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