部屋の中で飼うよりも、外のお庭で飼う魚(メダカなど)のほうが
長生きしたり、水が汚れないのは
風のさざ波とか、月の光の何らかの好影響かと考えたりはしていたけど、
今日あらためて、直射日光が生育にとって必要なのではと実感してきた。
紫外線はよくないという観念はつよいが、全く浴びないのも不自然であるし、
紫外線には殺菌効果があって、水の浄化にも貢献しているだろう。
紫外線を浴びすぎると皮膚ガンのリスクが増すだろうが、浴びな過ぎると
ビタミンDの生成に支障が出るとか、皮膚以外のガンができやすいとも聞く。
外の水は腐りにくく、窓際の水が腐りやすいことからは、
ガラスを通した光と、直の日射は性質が異なるという推測はできる。
顔に陽差しを受けたくなければ、手の平で太陽を浴びるのも
効果があるという。
石けんや熱めの湯で顔を洗わなければ、必要な脂分が顔を乾燥と紫外線から
守り、必要な光線は選択的に吸収するだろう。
水に有機物(窒素を含む雨水でもよい)が混ざったところに
日光が差し込むと、水道水といえども多少ミネラルが解けているのと
直射による腐敗菌の殺菌効果で、合成発酵菌が有機物から栄養を取り出し、
まずそれを食べる植物プランクトン(飛来した者)が増える。
現在、庭に埋めてある、さほど大きくもない睡蓮鉢では
メダカが毎日たわわに卵を産み、ヌマエビも産卵して小エビが増えているようだ。
あきらかに定員オーバーに見えても、イオン化されたミネラルの多い
我が家の池は、水中の微生物も元氣に共存するかたがたで、
水中の窒素分(メダカの糞など)から合成発酵により栄養を生み出し、
藻や姫睡蓮が吸収して育つために、植物プランクトンは餌不足で消え、
水は透明になる。
昔よりきれいになったといっても、ひと目「うつくしい!っ」とはおせじにも
いえない都心の川は、下水処理水や大雨時の下水流入により窒素分を多く含むが
それを餌とする微生物の棲みやすい環境(浅瀬や川原がなく、塩素を含む、ミネラルを含んだ地下水が少ない)
がないのと、栄養をどんどん吸収するヨシなどの水生植物が乏しい。
ちょっとした、お金をかけない土木をはじめにするだけで
川を本来の美しさに近づけることができるでしょう。
眠くなってきたので、また続編を書きます。
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