ふろしき王子のブログ◎
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昨日今日と、藍のろうけつ染めをした。
ウサギ、虎など。
かたちだけを染め抜き、ヒゲその他の細部は
刺し子(刺繍)で描き上げるのが好きだ。

ろうけつ染めはご存じのように溶かしたロウで
布に字や模様を描き、それを染めると
ロウの乗った部分だけが染まらずに抜けるというもの。

僕なりのポイントは、
1.蜜ろうを使うと、ロウを熱するときの臭いが悪くないし
 黄色ぽいので白い布に模様が分かりやすい。

2.ちょいちょい塗り足すと細かな隙間ができやすいから、
 なるべく筆で一発書きに近いとよい。

3.熱いロウほど布上で固まるまでの時間が長いため
 布裏まで染み込みやすく、きれいに白く抜ける。
 火鉢やカセットコンロ、電熱器で温めながらがよい。

4.染め後、手で剥がしきれなかったロウは
 鍋の湯で煮溶かすが、そのまま布を上げるとまた付着するから
 布を沈めたまま湯を冷ますか、水や氷で冷やして
 ロウが固まってから布を出す。

さて、唐突ですがハの磨き方。
どんなにシャコシャコ磨こうと、
歯の隙間に食べ物が挟まっていてはそこから酸化しやすい。
そこで、歯ブラシの繊維を歯に垂直に当てて
歯間に押し込むと意外によく取れる。
歯間ブラシやデンタルフロスでもよいが、
いつもの歯ブラシでそのままできるので
手軽で習慣化しやすくおすすめ。
歯磨き粉は、口内の有用菌まで駆逐するので
使わなくてよい。
こんこんと湧くMyツバキがいちばん。

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毎年、イノシシ鍋を食べた翌日に
決まってインフルエンザに感染するという人がいる。


猪の脂肉は凝縮されていて、エネルギーの塊。
これを、体が使いやすい形に消化するには
キノコや長ネギなどの薬味を一緒に食べることが必要。
それでもこと足りず、体温を上げることで分解を促進するが
胃腸の強さの個人差もあり、対応できないことがある。

そうなると、ウイルスの出番だ。
ウイルスは、どっかからやってきて運悪しく感染するというよりも
普段から潜在的に共存している。
そして、エサとなる動物性の脂肪やたんぱく質の未消化物が
体内に過剰となったとき、一所懸命活動をはじめる。
どんどん分解してくれて、そのときに熱エネルギーが出るから
体温が高まって体はだるくなる。

で、放っておけばいずれウイルスの食事も済み
エサが無くなって彼らもスリープモードに戻る。
でも、それまで高熱が続くのも心配だろうから、
彼らと合わせて消化を促進するために、辛い長ネギや
大根おろし、生姜を摂取すると早く安定する。

(僕は素人なので、鵜呑みにしないでくださいね)

昨年あたりも、友達が「職場でインフルエンザが流行っている」と
心配していたので、半分本氣で「生の長ネギでもかじってれば」と言ったら
本当にかじって、それが効いたのかまぬがれたらしい。


結局、燃料過剰のバランスをとるための天使が
インフルエンザウイルスという見方なので、
元から、肉を食べるときは消化のよい食べ合わせの
薬味や野菜を共にし、そして量を食べ過ぎないこと、
なるべく自然の形の肉を選ぶことが肝要となる。
残念ながら、スーパーで売られている切り肉は
殺菌のために200ppmほどの高濃度の塩素に浸してあり
栄養やエネルギーの面からも変質しているものが多い。
水道水も含めて、塩素は必要悪。

肉を食べないで元氣な人もいるが、実際は食べている。
どういうことかというと、菜食に切り換えた人も
昔は(牛乳も含めて)肉類を食べていたという人が多い。
それらが凝縮されて体内に貯蔵されているので、
日々菜食や果食しながらも、昔のストックを分解しながら
その栄養素を体内に供給している。
ちなみに、つめの付け根に見える白い三日月が
体内に貯蔵された動物性たんぱくの量を示しているともいわれる。
菜食を続けると、小指の三日月から減っていく。
最後に親指のが消えると、理論上はストックが無いので
たまには肉を食べないと何らかの栄養不足で
精神的、肉体的に不安定が生じる。

乳酸菌たっぷりの漬物は、肉食といっていいのかどうか
考えたりしている。

学生時代から数年間、完全に菜食をしながら
日本全国ふろしき旅ををしていた僕は、
確かにつめの三日月が全て消えた。
そうなると、ストックが無くて
たんぱく質不足時などは自分自身の肉体を
分解して生きることになるので、
それで痩せているのかもしれない。
奥さんは現在一緒の食事なのにほほがふっくらしているのは、
実家が仙台でこれまでに累計1万匹のサンマを食べたというから
まだまだストックがあるのかな。
それと、僕はいつもたくさんの荷物(練習用風呂敷など)を
背負いながら遠路歩きつづけるので代謝が違う。

僕は、たまに肉を食べるとちょうどよい体質になっている。
お蔭さまで、サンマが送られてきたり(放射能対策はしています)
山形から鴨が送られてきたり、たまに美味しい卵を買ったり
クリスマスは鶏肉を焼いていて、
昔の人のように肉をごちそうとして楽しみにいただける
食生活となっています。
長寿者へのアンケートでも
好きな食べ物は肉。ただし貧乏で毎日は食えんのじゃ
という答えが多いと聞いた。

何だかだらだらと書いたが、話半分で聞いてくださいね。
要するに、食べ物はきちんと消化して安定させることが大事。
食べ合わせ、食べる量、運動量によっても左右されるので
臨機応変に工夫して楽しもう。

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・月がふくらんできてる。
 満月の2日前が(地表の水分上昇に伴い)
 タネの蒔きどきと聞くが、
 春に菜の花畑を楽しみたい方は
 12/8に小松菜の種でもぱらりら♪と蒔いておこう。

・フランスに行きたくなってきた。
 1.旅が好き
 2.お菓子が美味しそう
 3.風呂敷が喜ばれそう
 4.奥さんがラジオでフランス語を勉強してる
 5.異人との出逢い、交流にどきどき
 そんな理由が重なって。
 あちらへ行かれる方は、ぜひ
 きものを着て歓待されましょう。

・外国の方との思い出
 1.台湾からの留学生が風邪を引いて休んだので
  お見舞いに行ったら、かえってご飯を作ってくれて、
  代わりに僕が布団に入って待ってた。

 2.中国東北地方・瀋陽の出身で
  朝鮮族の母を持つお嬢様の友達は
  キムチと胡麻油を混ぜたのを冷蔵庫に入れて
  常備菜にしていて、温かいご飯とよく合った。

 3.ベルギーからお餅目当てでやってきたうら若き娘、
  待ち合わせの日暮里駅(工事中)でたたずんでいる横顔が
  絵になっていた。
  

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昨日は奥さんが二胡教室だったので
午後は虎之介と留守番。
といっても、いつも通り縫い物や藍染めをしていた。

染めは、半袖Tシャツ1枚で庭での水仕事ですが
天氣もよく、何とか寒さに負けずに済んだ。

12月はまだまだポカポカなる日もあるもんだ。
寒さの本番は1,2月だろうけど
お正月は晴れがちだし小春日和も訪れるから
風だけよけて、日向で体を動かして
寒さに負けず春の準備を楽しもう。

今日もまた晴ればれな天の下ギンナンを拾った。
前回のは水に浸け中で、今日のは庭の土に置いておいた。

先日、八王子に行く甲州街道沿いに武道具屋があった。
店頭に木刀が並んでいて、つい自転車を停める。
大好きな白樫のカタナあり。
護身と魔除け用に欲しいな・・・なんて思うが、
男(の子)って奴は。。

木刀を振るって物の怪を倒す自信はあるが、
僕は侍よりは忍者風情なので
太鼓のばち二刀流で、防御をしながら
とーんとひるませて逃げるくらいがいい。
一番の護身術は、日頃から心身健康でいて
判断力と直観を調えておくこと。

来年は、藍染めの上から柿渋を重ねて
より丈夫で暖かそして美しい
服や風呂敷を作る予定。
護身用?に、大あさ3枚重ね+藍染+柿渋+刺し子びっしりの
よろいマントもこしらえたい。

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兄はプログラマーだった。今はヤオヤ。
パソコン通信の頃から遊んでいて
コンピュータに慣れていたので、
僕はパソコン使い始めの大切な時期に
色んな設定や直しを兄に頼んでしまった。

それで僕は、今もハード面、全般的な設定などに疎い。
フォトショップやイラストレータなど
個々のソフトは扱えても、器に弱いのだ。
そんな訳で、昨日のノーパソ(ノートパソコン)の
バッテリー切れも対応できず、
電源接続のACアダプタをバッテリーだと勘違いしていた。

今回は自力でいじり、裏面からバッテリーを抜くことに成功。
そして直接電源をつなげて一件落着。
バッテリーとACアダプタ両方を付けて
パソコンを使うのは、おそらく間違っている。
そんなことも知らずに壊れたと騒いでは
自他共に時間を浪費することになるから、
パソコンも免許制にしたほうがよいかも。

またはファミコンのように
誰でも難なく使える製品となるか。
多くの人は、インターネットとメール、
デジカメの画像編集、ワープロくらいを
使えれば用を満たすのだから、
それぞれのカセットをずんと挿して
カチッとスイッチonすれば
ジャンジャジャーンとゲーム画面のように起動。
そういう雰囲氣が懐かしい僕は
もはやおじさん世代かな。

今日は午後には、ハレて空爽やか。
実家下町方面へ参って
馴染みのお餅喫茶やパンカフェへ。

ほっと、ひと息ついて
マタリとするようなお店なのに、
日頃よりマイペース、マイブレスなれば
変わらぬタンタンモードで
菓子を味わいお茶をすすり込む。

もち餅の季節がやってきて、いつの間に
体重が500g増えてた。
昭和54年9月9日生まれ、体重?kg、
足せばみな、9,9,9,9。
「くくるくるくる風呂敷くん」と覚えて下さい。

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昨日ほど寒くないので助かる。
雨も小ぶりになってきた。

近ごろは遅寝だったし、パソコンも見れないので
昨夜は食後早めに入浴し、20時前に床に就いた。
すぐには眠れないけど
あれこれ思索にふける大切な時間。
季節の変わり目だから多めの休息が必要かな。

今月は風呂敷講座自体は少ないが
ころん☆ころんと予定は多く
あっという間に年も暮れるだろう。
相も変はらずぎりぎりの生活だが
焦らずこつこつと準備を整えている。
不安できりきり舞いに駆けてしまうと
どんでん返しに落っこちるものだ。

都心をさらに離れて交通費は増すが
オートバイは体に合わなそう。
馬がいいな。名前はアオ。

でも、忍者走りなら
馬移動より手間がかからないから
さっさかとっとこと、この脚に乗って行くのもあり。

いきなり日野-浅草のような距離を走らずとも
ひと駅ふた駅節約するくらい。
都心よりも空氣のよい
日野-国分寺間は走ろうか。
そげなこつ考えちゃるうちに
自転車という代案も湧く。
駐輪場が一日100円だと、節約になるのかどうか。
今の所は現状維持にて、
交通費は自分への投資と見る。
出かけたからには、背にたくさんの芋さんを
しょって帰るぺ。

もっと焼き芋を食べたい。
主食はイモ入り麦飯転じて、
麦飯のこびり付いたお芋。

おじいちゃん世代は見とうもないと言うが、
副食の多い現代にはかえって合うかもな。
重曹くすぐる鯛焼きも食べたい季節。

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久しぶりに携帯(PHS)からの投稿です。
ノートパソコンのバッテリーが効いてないようで
電氣が通じず起動できない。
同じ型のバッテリは入手可能か。
秋葉原行けばあるかな?

さて、今日は12月らしく
しばれる日でした。
上着の袖口から冷たい風が入るから
シュシュをはめて口を閉じた。

自転車で甲州街道を西へ突き進む。
甘酒や、流行りの塩麹(定着すると思う)に使う米こうじが
近所日野のスーパーには無かったので
八王子の埼玉屋という乾物屋を目指して。

八王子は歴史ある街で、古い商店も多い。
荒物屋という看板に目がそそられる。
野猿街道、えくぼ通り、桑の街路樹など
いちいち感動。

八幡とか、横山町とか、僕に縁のある知名が目立ち
いつかこの地に家を建てるかいな、なんてよぎった。

すてきな着物屋や器の店も並んでて
お店の方とも世間話。
また探検に参ろう。
人と交流するうちに寒さにも慣れてきた。

多摩川の支流、浅川の河原に降りて
草はらを歩く。
約束のように せんだん菊など草の種が
ズボンや風呂敷にびっしりとひっついてた。

寒い上に風も結構吹いていたが、
お蔭で近所のイチョウの樹の
ぎんなんが落ちてて、ちょんちょん拾った。
風呂敷づかいの僕も
1枚はレジ袋を携帯している。
濡れものやごみ用だが、今日のぎんなんにも役立った。

まだまだたくさん落ちているが
他の人も来るだろうからそこそこで引き上げる。

工事の足場も片付いて庭が再オープン。
いつの間に小麦もずいぶん伸びている。

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毎晩、太鼓のばちの素振りをしている。
曲は何でもありで、ドラえもん音頭もあれば
ベリーズ工房の『ジンギスカン』、マイリトルラバー他
その時聴きたいもの。

着物、和太鼓、枯山水、盆栽が和風とする了見は表面的だ。
本来の和はたし算であり、調和、なごませることだから
モチーフはむしろ全然和風のイメージじゃないものでいい。
対立するものを和して、協力し結び合い
進化した新たしきものを産み出すのが和の本意じゃないか。

そんなコンナで、もしも和太鼓に和が付くならば、
どんな曲にも合わせ、かつすてきで新しいエネルギーを
産み出せるはず。

もちろん、表面的な形から入って、型から心を身に付けるという
考え方もあるけれど、
本当は、そのココロは初めから持っている。
そして、周りからどんな嵐に打たれようとも
変わらずに持ちつづけているもの、そこを知るために
人生のあらゆる経験がある。
みんな、曲にも左右されない自分のリズムを持っている。
細胞から醸し出されるそのリズムは
他とけんかすることがない。

なんて知ったような書き方をしたが、
ただただ僕は太鼓が好きで、小学生時に盆太鼓をはじめた。
20才を過ぎてから歩き方が変わると、パンこねも
餅つきも疲れずにいけるようになり
タイコも天使のように打てるようになった(自分の実感)。

昔は、肩の力が抜けて奔放に打つ
太鼓達人のおじいさんがまだまだいたのに、
現在のたいこたたきの多くは
腕肩の筋肉でバジッとたたきつけてる力まかせが多い。
太鼓がぶたれてるようで痛々しい。
重心が高いんだ。
そういうたたき方は、代謝が大きくて息が切れる。
お客さまも、本当の響き体験が少ないから
見た目の筋肉や音の大きさで感動(した気になる)。
またはふりをしているだけかもしれない。

様々なことが、「っぽさ」というごまかしの沼にはまっている。
何とかそこから這い出したいのだが。

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昨日訪れた、聖蹟桜ヶ丘の駅の東口改札のそばには
ナチュラルハーモニーという兄の勤めている会社の
お店の1つ、かかしの夢があります。

10年ほど前は兄もここで働いていて、
僕もたまに行っていた。
多摩川が近いので、実家で飼っていたチャボの
巣材に使う枯れ草を河川敷で集め、
ふろしきにたっぷりと詰めて帰った。

あの頃はまだ稲を育てていなくて、
ワラの調達もひと苦労。
納豆包みをほどいたこともあった。
稲わら同様、夏の陽を浴びた夏草の
わらが暖かい。
小麦のように冬を越す草は涼感を呼び、
麦わら帽子などに使われる。

さて、さかのぼって先日
日暮里のザクロに入店したとき、
ちょうど帰り際の女性グループがいらっしゃった。
ザクロの主人や店員さんは
僕のことを周りのお客さまに宣伝してくださり
感謝している。

この時も紹介いただいたが、
感じのよい女性方で着物も好きという。
ほんの束の間だったけど、後から聞けば
物作りをされているそうなので
ぜひまた逢いたいと思っています。

同じ月を見て同時代を生きながら、
逢ったことのない人たちはもちろんたくさんいる。
その中でのご縁、出逢いを大切にしたい。

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