ただ今、都心へ向かい中です。
久しぶりに まとまった雨が来て
植物的には助かったのではないか。
うちのミニ田んぼも、暑さに加えて
稲が吸水することで毎日がくんと水が減るから
雨はなかなかありがたいものだ。
ただし、今の雨は汚染に加えて酸性雨だから
植物の根元には貝がらや卵の殻を散りばめていて
雨あがりにわざわざきれいな水を
振り撒いたりもしている。
生命盛んな夏、メダカも食べきれないほどの
ミジンコが舞っている。
稚魚はまだ100匹以上いて
先日捕った小エビもいる。
こうして箱庭的に飼うのも楽しいけれど、
本来はどこでも身近にこういう環境があってほしい。
それは未踏の秘境ではなく、人の生活あってこその自然だ。
田んぼも人為であるし、適度な生活排水が
藻や小動物の栄養につながり、
それがまた人の口へと循環するような。
放射能汚染で環境保全に絶望している人もいるだろうが
もともと土壌には放射性物質を分解する微生物もいるから
彼/女を応援する手だてはあるし、
永い時を経て我々生物はこの環境にも適応していくだろう。
あきらめずに、本能を信じて
愚直にたんたんと
安定感を持ってつづけていれば
必要な情報や技術は現れ
思い通りの未来へと
きっとつながるものだと思う。
| Trackback ( 0 )
|