朝晩と、めっきりと涼やかたるこの頃・・・
みなさまは元氣にお過ごしでしょうか。
暑さの日々に加え、あるいは省エネモードと相まって、
水風呂やごくぬる湯で入浴する方々もおられるでしょう。
浅草カッパ橋育ちの僕も、夏じゅうぬるカンでしたが、
そろそろ湯温を高めていくと、体が歓びそう。
今年の夏は長い。
庭のミニトマトはツツジの蔭にあり、
上へ上へと伸びつづけ、
ようやく朝の光に届いた9月から実りはじめました。
秋にするのは、稲刈り後に小麦、そして
小松菜でも蒔こうか。春に菜の花咲かむ。
今日はこれから、越谷レイクタウンの
ナチュラルハーモニーで風呂敷講座。
明日日曜日は神楽坂。まだ募集中です。芸者さんも参加します。
明後日の祝日は代々木上原で風呂敷講座と忍者歩きのセット。
こちらも参加間に合います。
どの講座も実地の技を身に付けて、
遊びでもあり護身術ともいえる。
日ごろから、両手指使ってよく結ぶことで
心身が安定し、トラブルとの遭遇自体が減るでしょう。
また、忍者歩きはゲームの「MOTHER」のように
前を向いたまま斜めに歩くこともできます。
だから何?と思うかもしれませんが
正面を向いたまま左右にすばやく動けるのは
目をそらさず、腕も振らないため
無駄のない動きが危険回避にも役立ちます。
ドッジボールも本来、危険をドッジ(よける)能力を養うスポーツですが、
現在はボールを受け止めてよいルールなので目的からずれている。
忍者歩きというものの、腰を捻らないのは
盆踊りも日舞も民踊も、飛脚も相撲の張り手も共通で
着物もくずれない、日本の伝統的な身のこなしです。
ナンバともいいますが、研究している学者さんには
右手右足、左手左足を同時に出すという特徴にとらわれて
ありえないような変てこな歩き方を実演されている方もいますので、
僕はあまりナンバとは使っていません。
本来は、変てこで目立つのとは正反対、
存在感が消えるほど自然でスムーズな動きです。
これが身に付くと、太鼓を打つのもパンをこねるのも、
餅つきだって、力をいれずとも芯に響くものとなり
木刀を持てば、前後左右、素早く自在に振れます。
これは特別な忍術でもなにもなくて自然な体づかい。
身に付けば、暮らしも自然の風に乗るように心地よいので
これからも、ご縁あった方には披露しお伝えしてみたいと思っています。
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