増補改訂しました。
角 カク・かど・つの 角部

解字 獣のツノの形の象形。角(つの)や角(かど)の意のほか、角で格闘することから、きそう意もある。
意味 (1)つの(角)。「角笛つのぶえ」「触角ショッカク」 (2)かど。かどばったところ。「角度カクド」「角材カクザイ」「三角形サンカクケイ」 (3)すみ(角)。すみっこ。 (4)あげまき。つのまき。髪を左右に分け、つのに似た形に結ぶ。「総角あげまき=角髪つのがみ」 (5)くらべる。きそう。「角力すもう」「角逐カクチク」(角は競う、逐は追い払うで、互いに競争すること)「角牛カクギュウ」(闘牛)
参考 角は部首「角つ の」になる。漢字の左辺や下部に付き、角(つの)の意を表す。常用漢字は3字で、角のほか、触[觸]ショク・ふれる(旧字は「角+音符「蜀ショク」)、解カイ・とく(角+刀+牛の会意)がある。その他に、觜シ・くちばし(角+音符「此シ」)、觴ショウ・さかずき(角+音符「傷の省ショウ」)など。
イメージ
「つの」(角・鵤)
角張る意から「四角い」(桷・斛・槲)
「形声字」(确・埆)
音の変化 カク:角・桷・确・埆 コク:斛・槲 いかる:鵤
つの
鵤[国字] いかる 鳥部

イカル(ウィキペディアより)
解字 「角(つの)+鳥(とり)」の会意。角のような嘴(くちばし)を持つ鳥。
意味 イカル(鵤)。スズメ目アトリ科の鳥類。太くて大きい黄色い嘴を持ち、木の実や草の種子を採食する。
四角い
桷 カク・たるき 木部
解字 「木(き)+角(四角い)」の会意形声。四角な木材の意、棟(むね)から軒(のき)にわたす角材の垂木にあてる。
意味 (1)たるき(桷)。屋根板を支えるために棟から軒にわたす角材。丸木の垂木を椽テンという。「朱桷シュカク」(朱色のたるき)「椽桷テンカク」(たるき。椽も桷も、たるきの意) (2)[国]ずみ(桷)。ひめかいどう。こりんご。バラ科の落葉小高木。
斛 コク・ゴク 斗部
四角い斛
後漢の円い斛
解字 「斗(ます)+角(四角い)」の会意形声。四角いますの意。容量の単位を表すのに用いる。
意味 (1)容量の単位。一斗の十倍。石コク。一斗はいまの日本で約18リットル。1石は180リットル。日本で10斗の意味に石を用いるが、石をコクと読むのは斛コクの字音を借りたもの[大修館漢語新辞典]。「斗斛之禄トコクノロク」(一斗一石の俸禄。わずかな俸禄の意。=斗升之禄)「万斛バンコク」(はなはだ多い分量) (2)ます。量器の総称。四角いますだけでなく、円いますにも言う。 (3)草花の名。「石斛セッコク」(ラン科の常緑多年草。デンドロビウム)
槲 コク・かしわ 木部
円い斛(ます)の上に実が乗った形のカシワ
解字 「木(き)+斛(まるいます)」の会意形声。実(ドングリ)がまるい斛(ます)の上に乗った形をしているカシワの木。
意味 かしわ(槲)。ブナ科の落葉高木。葉は大きく周辺が波うつのが特徴で餠などを包むのに用いる。日本では柏とも書く。
※日本語でドングリといわれるのは、ブナ科の果実の内、普通クヌギ・カシ・ナラ・カシワである。クヌギは「櫟・橡」、カシは「樫・橿」、ナラは「楢」と書かれるため「斛」がつく字は、かしわ(槲)になる。
形声字
确 カク・かたい・そね 石部
解字 「石(いし)+角(カク)」の形声。カクは殻カク(から・表面)に通じる。表面に石が多い痩せ地をいう。また、確カクに転じて、かたい(確い)意味となる。
意味 (1)そね(确)。いそね(石根)の略。石の多い痩せ地。<新撰字鏡>(=埆カク)。「确瘠カクセキ」(石の多い痩せ地) (2)かたい(确い)。しっかりする。「确确カクカク」(かたい)「确然カクゼン」(しっかりして動かないさま)
埆 カク・そね 土部
解字 「土(土地)+角(=确カク)」の会意形声。埆は确の意味を土偏で表した字。
いそね(石根)の略。石の多い痩せ地をいう。
意味 やせち(埆)。そね(埆)。(=确)。いそね(石根)の略。石の多い痩せ地をいう。堅い土地。「瘠埆セキカク」(やせち)
<紫色は常用漢字>
角 カク・かど・つの 角部

解字 獣のツノの形の象形。角(つの)や角(かど)の意のほか、角で格闘することから、きそう意もある。
意味 (1)つの(角)。「角笛つのぶえ」「触角ショッカク」 (2)かど。かどばったところ。「角度カクド」「角材カクザイ」「三角形サンカクケイ」 (3)すみ(角)。すみっこ。 (4)あげまき。つのまき。髪を左右に分け、つのに似た形に結ぶ。「総角あげまき=角髪つのがみ」 (5)くらべる。きそう。「角力すもう」「角逐カクチク」(角は競う、逐は追い払うで、互いに競争すること)「角牛カクギュウ」(闘牛)
参考 角は部首「角つ の」になる。漢字の左辺や下部に付き、角(つの)の意を表す。常用漢字は3字で、角のほか、触[觸]ショク・ふれる(旧字は「角+音符「蜀ショク」)、解カイ・とく(角+刀+牛の会意)がある。その他に、觜シ・くちばし(角+音符「此シ」)、觴ショウ・さかずき(角+音符「傷の省ショウ」)など。
イメージ
「つの」(角・鵤)
角張る意から「四角い」(桷・斛・槲)
「形声字」(确・埆)
音の変化 カク:角・桷・确・埆 コク:斛・槲 いかる:鵤
つの
鵤[国字] いかる 鳥部

イカル(ウィキペディアより)
解字 「角(つの)+鳥(とり)」の会意。角のような嘴(くちばし)を持つ鳥。
意味 イカル(鵤)。スズメ目アトリ科の鳥類。太くて大きい黄色い嘴を持ち、木の実や草の種子を採食する。
四角い
桷 カク・たるき 木部
解字 「木(き)+角(四角い)」の会意形声。四角な木材の意、棟(むね)から軒(のき)にわたす角材の垂木にあてる。
意味 (1)たるき(桷)。屋根板を支えるために棟から軒にわたす角材。丸木の垂木を椽テンという。「朱桷シュカク」(朱色のたるき)「椽桷テンカク」(たるき。椽も桷も、たるきの意) (2)[国]ずみ(桷)。ひめかいどう。こりんご。バラ科の落葉小高木。
斛 コク・ゴク 斗部


解字 「斗(ます)+角(四角い)」の会意形声。四角いますの意。容量の単位を表すのに用いる。
意味 (1)容量の単位。一斗の十倍。石コク。一斗はいまの日本で約18リットル。1石は180リットル。日本で10斗の意味に石を用いるが、石をコクと読むのは斛コクの字音を借りたもの[大修館漢語新辞典]。「斗斛之禄トコクノロク」(一斗一石の俸禄。わずかな俸禄の意。=斗升之禄)「万斛バンコク」(はなはだ多い分量) (2)ます。量器の総称。四角いますだけでなく、円いますにも言う。 (3)草花の名。「石斛セッコク」(ラン科の常緑多年草。デンドロビウム)
槲 コク・かしわ 木部

解字 「木(き)+斛(まるいます)」の会意形声。実(ドングリ)がまるい斛(ます)の上に乗った形をしているカシワの木。
意味 かしわ(槲)。ブナ科の落葉高木。葉は大きく周辺が波うつのが特徴で餠などを包むのに用いる。日本では柏とも書く。
※日本語でドングリといわれるのは、ブナ科の果実の内、普通クヌギ・カシ・ナラ・カシワである。クヌギは「櫟・橡」、カシは「樫・橿」、ナラは「楢」と書かれるため「斛」がつく字は、かしわ(槲)になる。
形声字
确 カク・かたい・そね 石部
解字 「石(いし)+角(カク)」の形声。カクは殻カク(から・表面)に通じる。表面に石が多い痩せ地をいう。また、確カクに転じて、かたい(確い)意味となる。
意味 (1)そね(确)。いそね(石根)の略。石の多い痩せ地。<新撰字鏡>(=埆カク)。「确瘠カクセキ」(石の多い痩せ地) (2)かたい(确い)。しっかりする。「确确カクカク」(かたい)「确然カクゼン」(しっかりして動かないさま)
埆 カク・そね 土部
解字 「土(土地)+角(=确カク)」の会意形声。埆は确の意味を土偏で表した字。
いそね(石根)の略。石の多い痩せ地をいう。
意味 やせち(埆)。そね(埆)。(=确)。いそね(石根)の略。石の多い痩せ地をいう。堅い土地。「瘠埆セキカク」(やせち)
<紫色は常用漢字>