三文字だけですが、すべて常用漢字です。
並[竝] ヘイ・なみ・ならべる・ならぶ・ならびに 一部 bìng
解字 立を左右に並べた形の会意。立は、その位置に立つ人の正面をむいた形。竝は、二人がその位置に並んで立つこと。ならぶ意味を表す。新字体は旧字の竝⇒並に変化する(竝の上下の横線がつながり並になる)。
意味 (1)ならぶ(並ぶ)。ならべる(並べる)。「並列ヘイレツ」「並行ヘイコウ」「家並いえなみ」 (2)ならびに(並びに)。 (3)[国]なみ(並)。程度がふつう。「並製なみセイ」
イメージ
「ならぶ」(並・普・譜)
音の変化 ヘイ:並 フ:普・譜
ならぶ
普 フ・あまねく 日部 pǔ
解字 「日(太陽)+並(ならぶ)」 の会意。太陽が並んでいるように日の光が隅々まで行き渡ること。
意味 (1)あまねく(普く)。あまねし(普し)。広く行きわたる。「普及フキュウ」「普遍フヘン」「普請フシン」(あまねく請うて浄財を集め寺を建築する)「普茶フチャ」(あまねく衆人に茶を施す)「普茶料理フチャリョウリ」(普茶のとき出される食事)「普天フテン」(あまねくおおう空)「普遍フへン」(広くゆきわたる) (2)なみ(並)。「普通フツウ」
譜 フ 言部 pǔ
解字 「言(ことば)+普(あまねく)」 の会意形声。家系などを過去からさかのぼり、あまねく言語で記すこと。のち、音楽の楽曲についてもいう。[説文解字]は「籍録セキロク(戸籍の記録)也(なり)。言に従い普フの聲(声)」とする。
意味 (1)しるす。順序に従って系統だてて記す。系図。「系譜ケイフ」(①血縁や系統を体系立てて記したもの)「譜紀フキ」(=系譜)「年譜ネンプ」 (2)楽曲を符号で記したもの。「楽譜ガクフ」「譜面フメン」 (3)代々ひきつぐ。「譜代フダイ」(代々、臣下として主家に仕える)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
並[竝] ヘイ・なみ・ならべる・ならぶ・ならびに 一部 bìng
解字 立を左右に並べた形の会意。立は、その位置に立つ人の正面をむいた形。竝は、二人がその位置に並んで立つこと。ならぶ意味を表す。新字体は旧字の竝⇒並に変化する(竝の上下の横線がつながり並になる)。
意味 (1)ならぶ(並ぶ)。ならべる(並べる)。「並列ヘイレツ」「並行ヘイコウ」「家並いえなみ」 (2)ならびに(並びに)。 (3)[国]なみ(並)。程度がふつう。「並製なみセイ」
イメージ
「ならぶ」(並・普・譜)
音の変化 ヘイ:並 フ:普・譜
ならぶ
普 フ・あまねく 日部 pǔ
解字 「日(太陽)+並(ならぶ)」 の会意。太陽が並んでいるように日の光が隅々まで行き渡ること。
意味 (1)あまねく(普く)。あまねし(普し)。広く行きわたる。「普及フキュウ」「普遍フヘン」「普請フシン」(あまねく請うて浄財を集め寺を建築する)「普茶フチャ」(あまねく衆人に茶を施す)「普茶料理フチャリョウリ」(普茶のとき出される食事)「普天フテン」(あまねくおおう空)「普遍フへン」(広くゆきわたる) (2)なみ(並)。「普通フツウ」
譜 フ 言部 pǔ
解字 「言(ことば)+普(あまねく)」 の会意形声。家系などを過去からさかのぼり、あまねく言語で記すこと。のち、音楽の楽曲についてもいう。[説文解字]は「籍録セキロク(戸籍の記録)也(なり)。言に従い普フの聲(声)」とする。
意味 (1)しるす。順序に従って系統だてて記す。系図。「系譜ケイフ」(①血縁や系統を体系立てて記したもの)「譜紀フキ」(=系譜)「年譜ネンプ」 (2)楽曲を符号で記したもの。「楽譜ガクフ」「譜面フメン」 (3)代々ひきつぐ。「譜代フダイ」(代々、臣下として主家に仕える)
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。