表 ヒョウ・おもて・あらわす・あらわれる 衣部
解字 篆文は「衣+毛」の会意で、毛皮の衣のかたち。毛皮の衣は、毛のあるほうが表なので、「おもて」の意味を表す。現代字は衣の上部(亠+毛)が、龶に変化し、下部が衣あしとして残っている。
意味 (1)おもて(表)。うわべ。「表面ヒョウメン」 (2)あらわす(表す)。あらわれる(表れる)。「表現ヒョウゲン」 (3)しるし。めじるし。「表札ヒョウサツ」 (4)事柄が一目でわかるように整理したもの。「図表ズヒョウ」「年表ネンピョウ」
イメージ
「おもて」(表・俵・裱)
音の変化 ヒョウ:表・俵・裱
おもて
俵 ヒョウ・たわら イ部
解字 「イ(人)+表(おもてに出す)」の会意形声。奥に保管してあったものを、表に出して人に分け与えること。
意味 (1)(量や人数に合わせて)分配する。分け与える。頭割りにする。「俵散ヒョウサン」(多くの人に分け与える) (2)[国]ひょう(俵)。頭割りにされた一人分の量から転じて、日本で米の量を量る単位。一つのたわらに入る米の量。1俵は60㎏。 (3)たわら(俵)。わらなどを編んでつくった米などを入れる袋。たわらを数える数詞。「米俵こめだわら」「三俵サンビョウ」「土俵ドヒョウ」(土を詰めた俵。相撲の土俵場)
裱 ヒョウ 衤部
軸裱装
解字 「衤(衣)+表(おもて)」の会意形声。表をかざる衣の意。出来上がった作品(主に紙)を布などで補強・装飾(裏を含めて)して表をかざり、掛物・軸装などにすること。飾りが表にでない屛風びようぶ・襖ふすまなどを仕立てることにも言う。=表装。表具。
意味 (1)表装する。「裱工ヒョウコウ」(表具師)「裱匠ヒョウショウ」(表具師)「裱店ヒョウテン」(表具店)「裱褙ヒョウハイ」(書画を表装すること。褙ハイは作品の背面の裏打ちをいう) (2)表装の糊(のり) (3)そでぐち。同音の褾ヒョウに通じる。
<紫色は常用漢字>
解字 篆文は「衣+毛」の会意で、毛皮の衣のかたち。毛皮の衣は、毛のあるほうが表なので、「おもて」の意味を表す。現代字は衣の上部(亠+毛)が、龶に変化し、下部が衣あしとして残っている。
意味 (1)おもて(表)。うわべ。「表面ヒョウメン」 (2)あらわす(表す)。あらわれる(表れる)。「表現ヒョウゲン」 (3)しるし。めじるし。「表札ヒョウサツ」 (4)事柄が一目でわかるように整理したもの。「図表ズヒョウ」「年表ネンピョウ」
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「おもて」(表・俵・裱)
音の変化 ヒョウ:表・俵・裱
おもて
俵 ヒョウ・たわら イ部
解字 「イ(人)+表(おもてに出す)」の会意形声。奥に保管してあったものを、表に出して人に分け与えること。
意味 (1)(量や人数に合わせて)分配する。分け与える。頭割りにする。「俵散ヒョウサン」(多くの人に分け与える) (2)[国]ひょう(俵)。頭割りにされた一人分の量から転じて、日本で米の量を量る単位。一つのたわらに入る米の量。1俵は60㎏。 (3)たわら(俵)。わらなどを編んでつくった米などを入れる袋。たわらを数える数詞。「米俵こめだわら」「三俵サンビョウ」「土俵ドヒョウ」(土を詰めた俵。相撲の土俵場)
裱 ヒョウ 衤部
軸裱装
解字 「衤(衣)+表(おもて)」の会意形声。表をかざる衣の意。出来上がった作品(主に紙)を布などで補強・装飾(裏を含めて)して表をかざり、掛物・軸装などにすること。飾りが表にでない屛風びようぶ・襖ふすまなどを仕立てることにも言う。=表装。表具。
意味 (1)表装する。「裱工ヒョウコウ」(表具師)「裱匠ヒョウショウ」(表具師)「裱店ヒョウテン」(表具店)「裱褙ヒョウハイ」(書画を表装すること。褙ハイは作品の背面の裏打ちをいう) (2)表装の糊(のり) (3)そでぐち。同音の褾ヒョウに通じる。
<紫色は常用漢字>
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