スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

伊坂幸太郎 / 「バイバイ、ブラックバード」

2014-09-25 | 本と雑誌

太宰治の未完の小説「グッド・バイ」のオマージュとして書かれた小説。

主人公である星野一彦は、<あのバス>で連れていかれることが決まっており、彼を監視している体型から態度まで規格外の繭美と一緒に、五股をかけていた5人の女性に、連れていかれる前に最後に別れ話をしに行くというストーリー。

五股をかけているというとんでもない主人公。おそらく実際にいたらめちゃくちゃ腹が立つだろう、まわりの迷惑も屁ともしないほどむかつく言動を繰り返す繭美。その二人とも嫌味を感じさせず、どうにも憎めない描き方で、二人は次どんな行動を取るのだろうと好奇心を刺激させられる。こういうのって伊坂幸太郎が得意とするところだな。

それにしても、それぞれ5人との女性のエピソードが、ほんと面白い。笑いあり、涙ありと、最後まで飽きさせず、楽しく読めちゃうね。

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「かに道楽 倉敷店」@倉敷

2014-09-25 | グルメ

「かに道楽 倉敷店」へ。

かに会席で。

おしながき

八寸

かに味噌がめちゃウマ~

かに造り、カニの身があまーい。

お鍋のカニ。

体が温まります。

茶碗蒸し。

フィンガーボールね。

若い頃、初めて見た時は、飲むもんなんかと誰もが思ったはず。

そりゃ、日本酒すすんじゃうよね。

熱燗で~。

カニグラタン。

焼きかに。

天ぷらも。

思わず冷酒も注文。

贅沢にも大吟醸。

〆は、かに寿司。

デザート。

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「福山登山」@総社

2014-09-25 | 日記

この日は秋晴れの晴天。

初心者でも登りやすいという総社の福山に。

登山というよりもハイキングかな。

安養寺の駐車場に車を置いて、

福山ハイキングコースの案内があったのでチェック。

迫力のある毘沙門天の下を通る階段を上る。

ちょうど毘沙門天の像の下くらいに、階段に突き刺さった錨が。

 

安養寺の境内の左側から登っていきます。

いきなりの急坂に萌える。

左右に分岐する分かれ道。左が農道、右が山道と。

行きは農道コースで。

途中、浅原峠に向かうきれいな道路が見える。この道、時々自転車で走るので、見てたら走りたくなってきた。

福山寺堂跡。

素人目から見ると、ただの草むら。

けっこう細くって急な勾配の道もあれば、こんな長閑な見てるだけで楽しくなってくる道も。

そうこうしてるうちに、頂上に到着。

ちょっとした広場のようになっていて、ところどころにベンチも設置されている。

何人かの人がベンチで休憩。けっこう年輩の方が多く、健康のために登られているのかな。

みんな足腰がしっかりしていて、矍鑠とされている。

福山合戦忠霊之碑が建てられていて、これが目立っていた。

備中福山合戦について書かれた看板。

久しぶりに太平記を読み返したくなった。

ちなみに、西側には1234段の階段があり、ここからこの階段で歴史広場まで下りることができる。

今度トレーニングがてら、歴史広場のほうから登ってみようかな。

めっちゃ足腰鍛えられそう。

最後の段には1234の刻印が。

山頂からの景色は最高。

そして風が火照った体に心地よい。

コンビニで買ってきたおにぎりも、ここで食べると美味しさ5割増し。

80メートル先に猿田彦神社の看板があったので行ってみた。

80メートルといっても、けっこう下ったところに猿田彦神社発見。

なぜかこの神社の近辺、蚊が多すぎ。

というわけで、早々に退散。

80メートルとはいえ、階段ダッシュしたらきつかった~。

頂上を満喫した後、下山の途へ。

下りは楽チン。

とはいえ、急な場所では、足を滑らさないように慎重に。

こんないい雰囲気の場所も。

ここらへん、めっちゃフィトンチッドが充満してそう。癒されるわ。

安養寺裏山経塚群。

平安時代末期に流行した末法思想により、正しい経典を後世に残そうと、当時、経文を地中の埋納する風習があったらしい。ここは、経文を埋納した経塚群。

最初、登るときに迷った分岐点。

山みちコースのほうが、道が整備されていて歩きやすいかも。

 

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