この日は秋晴れの晴天。
初心者でも登りやすいという総社の福山に。
登山というよりもハイキングかな。

安養寺の駐車場に車を置いて、
福山ハイキングコースの案内があったのでチェック。

迫力のある毘沙門天の下を通る階段を上る。

ちょうど毘沙門天の像の下くらいに、階段に突き刺さった錨が。

安養寺の境内の左側から登っていきます。
いきなりの急坂に萌える。

左右に分岐する分かれ道。左が農道、右が山道と。
行きは農道コースで。
途中、浅原峠に向かうきれいな道路が見える。この道、時々自転車で走るので、見てたら走りたくなってきた。

福山寺堂跡。
素人目から見ると、ただの草むら。

けっこう細くって急な勾配の道もあれば、こんな長閑な見てるだけで楽しくなってくる道も。

そうこうしてるうちに、頂上に到着。
ちょっとした広場のようになっていて、ところどころにベンチも設置されている。
何人かの人がベンチで休憩。けっこう年輩の方が多く、健康のために登られているのかな。
みんな足腰がしっかりしていて、矍鑠とされている。
福山合戦忠霊之碑が建てられていて、これが目立っていた。

備中福山合戦について書かれた看板。
久しぶりに太平記を読み返したくなった。

ちなみに、西側には1234段の階段があり、ここからこの階段で歴史広場まで下りることができる。
今度トレーニングがてら、歴史広場のほうから登ってみようかな。
めっちゃ足腰鍛えられそう。
最後の段には1234の刻印が。

山頂からの景色は最高。
そして風が火照った体に心地よい。
コンビニで買ってきたおにぎりも、ここで食べると美味しさ5割増し。

80メートル先に猿田彦神社の看板があったので行ってみた。

80メートルといっても、けっこう下ったところに猿田彦神社発見。
なぜかこの神社の近辺、蚊が多すぎ。
というわけで、早々に退散。
80メートルとはいえ、階段ダッシュしたらきつかった~。

頂上を満喫した後、下山の途へ。
下りは楽チン。
とはいえ、急な場所では、足を滑らさないように慎重に。
こんないい雰囲気の場所も。
ここらへん、めっちゃフィトンチッドが充満してそう。癒されるわ。

安養寺裏山経塚群。
平安時代末期に流行した末法思想により、正しい経典を後世に残そうと、当時、経文を地中の埋納する風習があったらしい。ここは、経文を埋納した経塚群。

最初、登るときに迷った分岐点。
山みちコースのほうが、道が整備されていて歩きやすいかも。
