スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「御二九と八さい はちべー」@京都

2013-02-16 | 京都

四条河原町、ここの細ーい路地を入ってすぐのところに、

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「御二九と八さい はちべー」が

この近辺よく買い物に来るから、お店の前を通るたびに気になっていたんだよねー

ネットで調べたら、ランチもいいけど、夜のコースもいいって書いてあったからディナーで

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夜は、おまかせコースのみ

カウンターに座って、ビールを頼み、料理が出てくるのをドキドキして待つ

アキレスのポン酢和え

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ハツモト醤油だれ

ハツモトって大動脈のことらしい

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ハチノス胡麻和え

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ハラミにぎり

これ超絶旨い

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トーレスの赤に

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レバー

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ハツサシの酢味噌和え

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白味噌仕立ての椀物

子供の頃からお雑煮が白味噌だったから、懐かしーくなる

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レバーペーストのサラダ

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お口直しの鬼おろし&キャベツ

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ここから焼にくへ

薬味は、抹茶塩、わさび、レモン汁とお肉の素材の良さを損なわないように配慮されたシンプルなものに

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テンコブ

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ハツ

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シビレ(胸腺)

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サガリ

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牛タンハリハリ

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〆に中華そば

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フワ

サービスで出してもらっちゃった、わーい

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紫蘇シャーベット

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いろいろな部位のお肉を、趣向を凝らした調理法で出してもらえる、まさにお肉料理の宝石箱や~

こりゃ、すごいぞ、感動もん

最初から最後まで、お肉を食べる楽しさを存分に味わえる

接客も丁寧で居心地もよかった

今度は、ランチでも寄ってみよ、ランチメニューの牛ハラミのタタキ丼が気になるわ

読書。野村克也 / 「野村の実践「論語」」

これは、有名な「論語」の一節を紹介しながら、ヤクルト、阪神、<wbr></wbr>楽天の監督を務めた野村克也氏が自分の経験を交えて解説していく<wbr></wbr>といった内容の本。
ちなみに、「論語」とは、孔子と彼の高弟の言行を、孔子の死後に<wbr></wbr>弟子たちが記録した書物です。儒家の始祖として有名な孔子は高い<wbr></wbr>理想を抱いた。しかし、それがなかなか実現できず、誰も理解して<wbr></wbr>くれない。孤独で、いつも身のまわりに誰かいてほしいと願い、悲<wbr></wbr>哀をかかえていた。「論語」は、そんな生身の人物の心と体から滲<wbr></wbr>み出てきた言葉。
また孔子は、酒好きで、子孫もおり、人を死刑にした記録もあると<wbr></wbr>いう。そんな人間臭い人物が残した言葉だからこそ、その道徳は人<wbr></wbr>たちの中で愛され、今もなお日常の中で生きる知恵となっているの<wbr></wbr>だろう。

論語の教えの中にある5つの徳目が、仁・義・礼・知(智)・信。
仁:相手に対する思いやりの心
義:人の踏み行う正しい道筋
礼:礼儀作法
知:物事の本質を知ること
信:言行に嘘偽りのない誠のこと
いずれも現代社会において、多くの人たちとかかわりながら生きて<wbr></wbr>いくうえで、本当に大切な徳目で、また人間性を高めていくために<wbr></wbr>重要な事柄だと思う。

そしてこの「論語」。心にぐっと残る一節ばかりなのだが、その中<wbr></wbr>でも特に印象に残ったものをいくつか。

「子曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者<wbr></wbr>は、これを楽しむ者に如かず」
何かをよく知っている人も、それを好きだという人にはかなわない<wbr></wbr>。そのうえさらに、何かを好きだという人は、それを心の底から楽<wbr></wbr>しんでいる人にはかなわない、という意味。
普段の生活や仕事で、<wbr></wbr>問題が起こったとき、自分がレベルアップするためのミッションが<wbr></wbr>与えられたと思い、ゲームをクリアするくらいの心持ちで楽しんで<wbr></wbr>いこうと思う。

「子曰く、過って改めざる、これを過ちと謂う」
過ったのに、改めない。これを過ちという。失敗をしない者はいな<wbr></wbr>い。きちんと自分の失敗を省みて、その原因を追究し、同じ失敗を<wbr></wbr>繰り返さないことが大切。そうするとその失敗は、さらなる成長へ<wbr></wbr>のステップとなる。失敗=成長なのだ。

「子曰く、上に居て寛ならず、礼を為して敬ならず、喪に臨んで哀<wbr></wbr>しまずんば、吾何を以てかこれを観んや」
人の上に立つ者に求められるのは、寛容の気持ちです。儀式を執り<wbr></wbr>行うときに必要なものは人としての敬意。葬儀に必要なものは、心<wbr></wbr>から捧げる哀悼。これら寛容、敬意、哀しみの重要な徳がない者に<wbr></wbr>は、私は何も言うべき言葉を持ちません、という意味。
寛容の気持ちを持たず、人とのつながりを大切にしない組織は健全<wbr></wbr>に成長することはない。そして、大きな権力や裁量を持てば持つほ<wbr></wbr>ど、人は謙虚に寛容に振る舞い、自分の組織を形づくっているみん<wbr></wbr>なの幸福を願って行動しなければならない。

「子曰く、君子、義以て質と為し、礼以てこれを行い、孫以てこれ<wbr></wbr>を出だし、信以てこれを成す。君子なるかな」
君子たる立派な人間は、まず正義を己れの内部の本質となし、礼節<wbr></wbr>をもって実行し、謙遜によって言葉を表現し、信義によって完成す<wbr></wbr>る人です。
強い組織、伸びる組織をつくるには、人と人とがつながりを深め、<wbr></wbr>お互いを信頼することから始めないといけない。謙虚さがなく、傲<wbr></wbr>慢な態度をとるような人間と一緒に仕事をしたいと思うものはいな<wbr></wbr>い。立場的に人の上に立っても、他人のいいところを認め、礼節を<wbr></wbr>尽くし行動するように心がけないといけない。それを忘れちゃダメ<wbr></wbr>だな。

なかなか面白かった。また他の「論語」関係の本も読んでみよ。

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