京都に行ったので、「東寺」に寄る。
正式名称は、教王護国寺。
世界文化遺産「古都京都の文化財」の17から成る構成資産のひとつに登録されています。
平安遷都と共に建立された国立の寺院(官寺)のひとつ。
現存する唯一の平安京の遺構で、796年造営の羅城門の東西に西寺と共に建立されました。
その後、空海によって、日本で初めての密教寺院になり、真言密教の根本道場となりました。
近鉄の東寺駅から少し歩いて、
別名、不開門(あかずのもん)と呼ばれる東大門の前を通る。
新田義貞に攻められた足利尊氏が、当時に逃げ込み、この東大門を閉めて危機を脱したことからそう呼ばれているみたいです。
2010年に解体修理のため、約670年ぶりに開いたそう。
東寺への入口は、その少し北にある慶賀門から。
ラッキーなことに、ちょうど夜桜ライトアップの期間。
めっちゃ綺麗!
で、つい足を停めて写真。
有名な不二桜。
樹齢120年の八重紅枝垂桜。
弘法大使の「不二の教え」から名前が付けられました。
五重塔をバックに堂々と咲き誇るさまは、美しさと同時に力強さを感じられます。
境内は他にも多くの桜が。
国宝の五重塔。
826年、空海が創建に着手。
落雷などで何度か焼失し、現在の塔は、1644年徳川家光の寄進により竣工したもの。
総高55m、現存する日本の古塔中、最高の塔。
こちらも国宝の金堂。
金堂は中を見学することができました。
堂内には、本尊の薬師如来坐像と、日光、月光の両脇侍菩薩像が。
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