一日中歩きまくったせいで、お腹が減ってきた。ということで、どこかで晩ご飯を食べようと思ったが、日曜日ということで、行こうと思ってチェックしてきた店はどこも閉まっている。ホテルの近くに見つけたエノテカも、もちろん休み。
こういうときは、ホテルの人に聞くに限ると思い、フロントのお茶目なおやじに、「ここらへんで、今日開いてるおいしいレストランがありますか?」と聞いてみた。すると、お茶目おやじは、「ちょっと待ってよ」と言いながら、レストランの名刺を出してきて、詳しく行き方を教えてくれた。
レストランに向かいながら、名刺を出してくるぐらいやから、ホテルと提携してるレストランで、あんまり期待できないんちゃうかなどと話してるうちに到着。お店は、「Romantica」(ロマンティカ)という名前。店の前にメニュー表が貼ってあり、種類も豊富で、それを見ていたらお腹が減ってきたので、入ることにした。
うちの奥さんは、まずビール。店の人に、「これがイタリアのビールやから、これにしたら良い」と言われたので「Peroni」というビールを頼む。
僕は、赤ワイン。ワインにはあまり詳しくないので、無難にハウスワインを頼んだ。
「Ravioli alla RomAntica」
店の名前が入っているのと、ラビオリが大好きなのでこれを頼んだ。ソースはクリーム系で、非常にこってりしていて僕好み。パンチェッタ(豚ばら肉の塩漬け)のパンチが効いていて、激ウマ。
「Risotto alla crema di scampi」
スカンピが食べたいと、うちの奥さんが頼んだ一品。海老の風味がしみわたっている。うちの奥さん曰く、今回のローマの旅で一番おいしかった一皿。
「Insalata di asparagi」
この名前はメモしておくのを忘れたため、適当に付けました。といっても、見ての通り、ただのアスパラガスのサラダ。日本で見るアスパラに比べると、かなり大きく、出てきてビックリした。味は、日本のものと、そう変わらない。
「Abbacchio alla scottadito」
網焼きされた子羊の肉。ローマに来たからには、羊肉は食べようと、これを注文。これはまずまずの味。臭みはないが、日本で食べる子羊の方がおいしい。
「Pannna cotta al cioccolato」
最後に甘いものが食べたくなったので、これを追加。チョコがふんだんに掛かっていて、半端じゃなく甘い、そしておいしい。うちの奥さんは、お腹が一杯の上、甘ったるくて食べれんというので、一人で平らげる。なぜか、すぐ横で食べていたフランス人のおばちゃん達が、このパンナコッタを見て大笑いしながら何かを言ってくるのだが、フランス語が全くわからず、なぜそんなにウケていたのかはわからずじまい。
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