おととい現場搬入。
きのう、据え付け。
設計図書で指定された工法は現場打ちコンクリート。
つまり、
現場で型枠を組み立て
生コンを打ち込み
養生(これにけっこうな時間がかかる)をしたあと
型枠を外して完成、
という工程となり
おおよそ1ヶ月ほどかかるのですが、
写真のようにコンクリート二次製品を使うと
ナント、3日で完了。
と言うとイイことづくめのようですが、
難点が、、、、
かなり「お高い」のです。
となると、当然設計変更にはならず、
そのぶんの経費は会社負担。
つまり、
いわゆる「赤字」というやつです。
がっ、
「どっちが得かよ~く考えてみよう」と
色々さまざまな効果も含めてソロバンをはじいた結果、
この現場ではコンクリート二次(プレキャスト)製品を採用。
目先のお金にとらわれて損得勘定をするのもたいせつですが、
「なにをもって損得とするか」
という視点を忘れないことはもっとたいせつだと
あらためて思うオジさんなのでした。
(みやうち)
地域に貢献し 地域と共に生きる
「より良いモノをより早くつくる」 をモットーに
災害復旧工事から「モネの庭」まで
幅広い分野の土木工事を施工しています
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(有)礒部組は「三方良しの公共事業」を推進しています。