「明かり巻き」といっても、海苔巻きとか恵方巻きとかダシ巻きとかの種類ではなく、もちろん真知子巻きでもありません。
トンネル工事では、トンネルに隣接していてトンネル意外の部分を「明かり」部と呼びます。
そして、トンネルを掘るのではなく、トンネルの形を作ったあとで、そこに土を盛るのが「明かり巻き」と呼ばれる工法なのです。
今回の工事はそのなかの「土を盛る」というのが主な仕事なんですが、この盛土工事というやつが案外とうまくいかないもんなんです。
土木の原点ともいうべき工種なんですが、気をつけてやらないと、道路ができたあとで沈んだりする。いわゆる「圧密沈下」というやつです。
ここの場合も、高規格道路本線はトンネルの中なんですが、盛土のうえには町道が2本出来上がります。
ということで、この工事の最重要テーマは「盛土の品質管理」。
気合を入れてやらねば。
では。
by ひの
ただいま(1月25日現在)第6位
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