学校給食に付きもののミルク
ある調べによると10本に1本以上がひとくちも飲まれずに廃棄されているそうです。
そりゃまあね
なかには「飲まない」
つまりキライな子もいるし
また「飲めない」
つまりアレルギーなどの理由でダメな子もいるし
かくいうぼくも
軽い乳糖不耐症で
飲むとおなかがゴロゴロゴロゴロ
でも
なにも捨てなくても
と昭和中期に生まれたおじさんは思うわけですけど
現代日本では
衛生管理上、一度冷蔵から出されたものは
「飲むか、捨てるか」
の二択しかないそうです。
そもそも
学校給食で牛乳が出されるのは
昭和29年につくられた学校給食法で決まっているからで
カルシウムを筆頭にビタミンB2などの栄養を豊富に含みカルシウムの吸収率がもっとも高い
いわば食品のなかの優等生である牛乳が
戦後の高度経済成長期以降の日本の少年少女の成長を助けてきたというのは
まぎれもなく歴史的事実なわけです。
でも
昔から飲まない飲めない子は少なからずいたわけで
おじさんなんかが小中学生のころは
(小学2年か3年生までは脱脂粉乳でしたが)
そんな子の分まで引き受けて
ひとりで2~3本飲む子が必ずいたりして
先生もむしろ
もったいないからソッチを奨励していたような覚えもあります。
だから
なにも捨てることはないじゃないか
と思ってしまうわけですよ。
と
そんなことを思い出させたのは
現場報告にアップされたこの一枚の写真
セメントミルク投入中
セメントと水を混ぜたものをセメントミルクと呼び
アンカーや地盤改良のグラウト材など
いろんな用途で使われます。
だから建設業界では
ミルク
といえばセメントミルクで
なんなら
セメントミルクと呼ばずに
ただ
ミルク
と言うひとの方が多いくらいで
ミルクか・・・
うーん
このミルク
飲めるかな
飲めないかな
どう考えても飲めないわな
などと愚にもつかないことを考えつつ
学校給食の食品廃棄問題について思いを至らすおじさんなのでした。
と
そんなバカなおじさんはどうでもいいとして
北川村弘瀬の国道493号落石防止工事
順調に進んでますよ~~(^O^)/
(みやうち)
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