北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ131

2013-06-09 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

昨日は久我橋でトレーニングマッチでした。トップチームは翌日に公式戦を控えていましたので2試合のみ。試合の間の長い待ち時間に、PK戦対決が行われましたが優勝することができて良かったです。これで関西少女の準備も少し出来ました。

それでも、やっぱり待ち時間は長かったのですが、そういう時に使える選手は6です。助手に14を従えてマジックショーをやってくれてチームを盛り上げました。『使える』といっても別に頼んだわけではなくて、勝手に始め出したんですけどね。そして短時間の打ち合わせでも、それなりのレベルに仕上げてくるあたりが芸人です。

さて、本日は春リーグの第一節ということで3試合行われました。ところがゲーム前に、チームの守護神であるカウボが行方不明とのこと!どうやら先週の紫香楽に置いてきたみたい!おそらく今頃は野生化してのびのびと暮らしていることでしょう。さて、彼女がいなくて大丈夫かなという雰囲気を一変させたのは、これまた6の先取点でした。

長いリーグ戦の初戦先取点というのは重要です。このヒトだったので、一気にチームが盛り上がったように感じています。こういう選手は必要なんです。なかなかヨソにはいませんよ。耳としっぽがあれば、リアルカウボです。

2試合目は2-0で勝利。なじみのロッソさんも今年は手強いです。わかっててもやられる。詰めの甘さからカウンターを何度もくらいました。後半、3バックにして8をDFラインに配置したら、それまで守備に専念していた2が攻め上がりから2点目を決めました。攻撃に参加したいけどガマンする。8がいるので少しチャレンジしても大丈夫。という状況判断ですね。もちろんDFとしてはノドから手が出るほど欲しい追加点でした。

実はこのゲーム経験こそが、成長の糧となりました。詳しくは述べませんが、私たちもロッソさんのように戦おうというような事です。そして『もしウチが勝点を取れるととしたらな・・・』そうして今年のチームがようやく未知の領域に踏み出したわけです。

ポイントを振り返りますと、5年生が効きましたね。早々にリードする予定は無かったんですが、19が押し込みました。意外にシュートを打たない選手ですが、昨日に決めたミドルシュートからつながっているのではないかと思っています。後半、さすがの突破から強烈なシュートを正面でキャッチしたのは14でした。こぼしてたらやられてたね。後半『つぶれ役』のポジションに3人目として登場したのは3です。左サイドで暴れ出したので、相手右サイドの攻撃が鈍りました。マルチプレーヤーとして成長中ですが、スピードが出てきたのはNBAトレーニングの効果でしょうね。

1試合目のミーティングノートに目をやると、日付欄に『16の誕生日』という注釈が。バースデーゴール2本でしたか。ターンからのシュートは上手かった。もぐターンです。

3試合目ですが、ゲーム全体としては、正直まだまだ雑なサッカーでして、学ぶべき事の多いチームですが、今日の運動量と出足については良かったです。全員が良かった。限界に近づくことでようやく見えてくる課題が重要だという話をしました。9は人一倍課題を掘り出したようです。ちょうどゲーム直前に合流した7でしたが、鬼気迫るメンバーの表情に気後れしたでしょう。でも、ベンチであの空気を感じただけでも良かったです。プレーは来週以降でね。

育成において『長所を伸ばす』というのがあります。基本的には賛成し、そのようにしているつもりです。しかし少女の場合、いくつかの『短所』は早々に修正しておく方が、より『長所を伸ばす』ことになるケースがあります。

本日のゲーム。哲学者風に言えば『「自分はほとんど何もできない」ということを知り得た』という良い経験になったと思います。

だから味方とともに活きる(活かす)。だからもっとリフティングチェッカーを進める。だから練習の時から今日の相手を想像しながら取組む。だから声を出す。だからランニングフォームを直してスピードを付ける。だから北上ノートをもっと理解する。だから画像を見て研究する。これから楽しみですね。

しかしシーズンで考えるとまだ始まったばかりです。次節はカウボも帰ってくるでしょう。事情により、はやくも二代目になっているかもしれませんが、選手らは気付かないフリをしましょう。
コメント (1)
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