毎春参加している福井丸岡での古城カップが、この時期に変更開催され、今年も宿泊を伴って参加することになりました。
ファミリーズの皆様には数々の準備をしていただきました。ありがとうございます。帰りの渋滞も大変だったと思います。
また、キャップとNBAコーチにはレフェリーをお任せしました。おかげで専念することができました。
なんと、予想外の優勝です!うーむ。
予選はラックシュートさんに手こずりながらも3勝。ちょっと舞い上がる選手らに
『この大会は、ラックガールズさん、ひうちさんとの対戦を果たすのが目標だよ。調子のるなよ』とたしなめました。
はっきり言わないと理解しないのが今年の選手です。少し不遜な言い方ですが、言わねばならないのです。
そしてこの目標にしても、初日開始前に選手ら自身が掲げた今年度最終到達目標から成るものです。
だから甘えも許されない。決めた以上はやるしかないでしょう。
準決勝、ラックガールズ戦。
多くのチームには選手がそろわない事情があったようですが、主催のラックガールズはほぼベストだと思われます。
早い時間帯に決定的なチャンスが多い今年のチームですが、10さんが予想外にこれをモノにしました。
1-0で逃げ切りですが、ほとんどピンチらしいピンチはありませんでした。
今日のDFライン。メインは4、2、18ですが、一人がロビングに対応しようとする瞬間に、他2人が
スムーズにフォローの位置に移ることができるのが、ひとつの特徴です。厚くなっています。
また、自陣深くで相手FWにプレスを受けたとき、さっさとGKに戻すことができるのも、方針通りです。
ネタばらしすると、この2つは、名古屋さんから勝手に盗みました。
ようやく実力になってきた感じがします。ただ、2日間での失点0は予想外です。名古屋ってすごいな(違うか)
決勝はひうちさん。四国からの参加です。全国大会以来の対戦です。
このチーム。昨年もそうでしたが、ボディバランスと足首の力&下半身の安定が素晴らしい。
どういうトレーニングをされているのでしょうか。本当に興味深い。
事前にアドバイスしていたので、危機的な状況にはなりませんでした。しかし、わかってても力負けします。
またまた発生した立ち上がりの決定機をモノにしました。予想外だな~。
後半はゲームを支配するカタチで小気味良いパス交換から13のスピードをチーム全体で活かすサイド攻撃や、
開花した9さんのシュート感覚が炸裂して3ー0。11の幻ゴールはオマケのようなものです。(いいゴールでした)
終わってみれば、うれしいうれしい優勝です。
集合写真(そのうちどこかでアップされるでしょう)で、優勝トロフィーの両隣に鎮座しているのが、今年のチームの
どうやら、核になりそうな2人です。
攻撃の主軸である10と、威風堂々とした守備の要となる2です。
一方で10の守備力はショートカウンターの機会を量産し、守備を助けます。また、2のFKを含むフィード能力と
ロングスローは攻撃のアクセントになっています。両輪がようやく回り出しました。
そこへ2の女房役である18はカバー能力にアタックの判断も加えつつあり、ビルドアップも挑戦中です。
『この大会の』最優秀選手です。
10と最高の相性を自称する9は、リンクマンとしての位置取りに専念させることで、技術を最大限に発揮することが
できるようになったようです。独特のタイミングで放つシュートはGK泣かせです。『敢闘賞』を頂きました。
両日における彼女の3(?かな)得点は全て、センスあふれる玄人好みのゴールでしょう。
また、この大会でチャンスをものにしたのは5年生の14。ドリ良し。ヘッド良し。ヒザ良し?
『ファールもらっておいで』とか言って送り出します。DFにとってイヤな感じのドリブラーなんです。
この選手は、春先から、数少ない出場チャンスで少しずつアピールに成功し、ようやく今大会で重要な切り札として
使われるようになりました。
ま、残念ながら今期前半は本日で終了です。いったんリセットしますので、また1からがんばってください。
でも、経験したコトは残るからね。次の機会にむけて、また練習しましょう。
もう一度整理します。
北上の練習で、私はそれぞれがどれだけ上手くなっているか確認します。自主練習や4種での練習成果がそれにあたります。
そして、上手くなった分だけ、試合でチャンスを与えます。
チャンスでしっかりと自分のプレーをアピールした選手には重要な役割を与えていきます。
練習しない選手、チャンスでアピール出来ない選手には役割は与えません。
その程度の『準備』ができない選手には、北上を楽しんでもらう事はできても、北上を任せることはできないのです。
みなさんの先輩達は、みんなこの『準備』を大切にしてきました。確かに、難しいことです。
だから、やるもやらないも、自分達の自由です。
最後になりますが、今年の選手らはゲーム中によくしゃべる。決勝戦はよく声でてた。合宿効果てきめんですね。
そう、君らにはそれが必要なんです。助け合わないと絶対に無理なんです。
ようやくです。ようやく転がり出した感じですが、出だしは悪くないですね。
こんばんわKEDちちです。
本日は室町小学校で室町さんとの練習ゲームでした。ファミリーズの皆様、室町の皆様ありがとうございました。
毎週でもやりたくなるようなシチュエーションが続いています。
選手らにはいいましたが、本日、高い意識で取り組んでいたのは、14さんと21さんです。
他は9、11、18あたりも、少し狙いを持ってやっていたように見えました。
「練習してるんだなぁ」とか「もっともっといいプレーがしたいんだなぁ」という気持ちで見ていました。
一方で、何の目的もなく、とりあえずゲームだけはがんばろう。という感じの人も多いな。
9、11、18にしても、大半はまだまだそういうプレーですね。ま、選手らの自由ですけどね。
私は過去のゲーム画像を繰り返し繰り返し見ます。そういうタイプです。
何度も何度も見て、ひとりひとりの良いところや悪いところ、クセまたは成長度合いを頭に叩き込んでいます。
指導経験が短いので、そういうことをする必要があるのです。
何が言いたいかというと、とにかくもう見飽きたんです。同じようなシーンで同じようなミスをする。
過去と何も変わっていない。なんかもう予定通りみたいな感じが多い。
実は、選手らの方がよくわかってるはずなんですけどね。
反省しない人が多過ぎる。言われなかったからこれでいいや。こんなもんでいいや。
ま、これも選手の自由ですけどね。
さて、11さんの素敵なトラップからの軽やかなタッチ。そしてゴールについて。
あのトラップは奇跡かなと思ってました。
しかし、その後のプレーを見る限り、少し練習したか、相当意識してくれてるかどっちかだなと思いました。
こんなもんでいいと思わずに、もっと上手くなって下さい。
そしたら、9や10あたりから、もっともっとパスがくるようになります。
こんばんわKEDちちです。
今日はフートさんのはからいで、低学年+4年生はフートさんとのミニゲーム大会。
クアトロフットサルってやつですね。4人制。ウチからは2チーム出せました。
で、場所は打越台ですから空いたスペースで6年生は練習です。ゴールもあるしね。
グラウンドを探してのジプシー生活です。ファミリーズの皆様ありがとうございました。
11パパさんもお手伝いありがとうございました。
主に浮き玉のコントロールを中心にして、シュートメインのトレーニングです。
しかし、こういう環境でトレーニングするとよくわかります。
キックは平均。左足はだめだ~。シュートもだめだ~。浮き玉も全然だめだ~。
丸岡の大会までに、左足の練習はしておくように。
シュートについてはペナルティエリア内ならば隙間を狙って打つこと。
フリーになるのを待っていては、いつまでたっても打てませんよ。
FWは特に、得意のパターンを作って欲しいもんです。
PK練習もやってみました。練習だと決まるんやね。2周目までいきました。
人数が足りなかったので、フート戦を終えた4年生も合同で、紅白戦。
ゴールシーンを多く作ったのは4年生のSEーNAでした。
おいおい6年生。ま、ちょっと疲れたかな。
総合的には良いトレーニング機会でした。やっぱグラウンドっていいな。
赤色チームの報告はNBAコーチから。
こんばんわKEDちちです。
本日の第3節にて、京都リーグの全日程が終了しました。ファミリーズの皆様お疲れ様でした。
1節荒天、2節曇天、3節晴天とは、チームの状態を表しているようです。
未来は明るいということでよしとしましょう。
内容はともかく、取り組み姿勢として今日の2試合目は評価できます。がんばったと胸はってもらってもいい。
で、出場した選手は必ず上達してる。これは断言できます。
いつ上達したかというと、今日のゲーム中で上達してます。わかりやすくいうと、上達しました。です。
今日のような気持ちで、これからの全ての練習・練習試合を取り組んでいけたのなら、半年で日本一やろね。
だけど、それは非常に難しいことです。
もし3回のうち2回できたならば、関西上位のチームにはなるでしょうね。
これも難しいことではありますが、不可能なことではないでしょう。
ベンチの人は、本日、上達こそしてませんが、「どれくらいの必死さでやればいいのか」はわかったと思います。
選手らにはいいましたが、精一杯やってみて、できないプレーとできたプレーを判断することが大事なんです。
できないプレーは練習すればいい。
「真剣にやったらできるんやで。でも今日は調子悪いからできひんのやで」
そんな言い訳ばっかりしてたら、上手くならないね。
「やったことある」と「大事なゲームでできる」とは、まったく別物ですしね。
また、今日も去年のメンバーが応援にきてくれました。
去年のキャプテンからのハーフタイム時のアドバイスは「みんな。もっとできるで。」でした。
裏を返せば「甘えてる部分があるよ。誰かに頼ってる部分があるよ」じゃないでしょうか。
本日初めて見たプレーをいくつか。
2さんの終了間際にみせた勝利への執念と、冷静なラストパス。熱くてクールってやつか。
13さんの後半しんどい時間帯に見せた全力疾走。走り出しも周りと合ってきたね。
4さんのシュートブロック。瞬間、大きな壁みたいな姿勢になった。ぬりかべ。キックではもう少しでアシスト。
9さんの中盤でのドリブルキープ。アウトサイドタッチとピクトの連続技。ミドルシュート。
11さんは右サイドで突破したあと、ワチャワチャせずに横パスを成功させました。
7さんの大きな切り返し。(小さいのは何度も見てる。)
さて、リーグ戦は終わりましたので、またポジションや先発メンバーをリセットしてみます。
もちろんムチャクチャするわけではありません。しかしながら、
「そのチームのそのポジションに慣れることと、サッカーが上達することとは、似ているけど全然違う」
これが私の考え方のひとつにあります。めんどうくさい監督にあたったものだと、あきらめてください。
今日、緑色チームと赤色チームの試合は、関西への切符をかけた大一番でした。
緑色チームが負けたんですけど、決して完敗という内容ではありませんでした。
にもかかわらず、引き上げてきた彼女達は、一人を除いて、誰も泣いていません。
「全力を尽くしたのだから、何を悲しむことがあるのか。それよりも、次に勝つためにはどうすればいいのか」
そんな風にも見えました。