こんばんはKEDちちです。
今日は北園。日差しがキツイ。6人ほどだったので練習の密度が濃くなってしまうからラストはミニゲームしようと。ならばミニゲームで良いプレーをたくさん見たいので、そのためのトレーニングを組み立てました。みんなよくやった方だと思います。
練習前に、木からポトリと何かが落ちてきた。小さめのスズメバチが自分よりも大きなイモムシと大格闘しており、勢いあまって枝から落ちてきたのでしょう。もみくちゃでした。
練習後、見るとまだやってました。イモムシはすでにやられていて、大きさも半分くらいに。スズメバチはこれをどうにか巣に運ぼうとしているように見えました。
6に「これ見てみぃ」と。そのうちみんな集まりだして、興味深くながめていました。
そうしていると選手らが去ったあとも17母がずっと観察を続けている。「どしたの?」「こんなん見るのはじめて。花のミツをえさにしているものだと」「スズメバチやから虫も食べるで」
母はその後もイモムシがかじられている様子をしばらく見続けたあと、すっと立ち上がり、おもむろに私に近寄ってきて「カントク、うちの子に足りないものは何でしょうか?いろいろ自主練習とかもがんばっているんです。スクールも行ってます。」
何だろう。弱肉強食的な光景がそうさせたのだろうか。このままでは娘が強いものにかじられちゃう的な何かか?
16と17はスクールなどで楽しんでいたとはいえ、サッカーそのものに触れたのは今年の6月末。まだ3カ月かそこら。
ベンチサイドからのコーチングや、守備のポジショニングや、戦術の理解や広すぎるピッチ。疲労の中で繰り返すダッシュ。すべてが新しい経験。しかも私の場合は、消化不良は承知のうえでそれらを一気に詰め込むタイプだからね。
「まぁ経験だよね~」というような事で答えておきました。だって3か月だもん。