こんばんはKEDちちです。
今日は洛西浄化センターでテクネカップ。7チームで総当たり。4勝2分でどうにか優勝です。久々の無失点でMVPは9。ま、そうなるわな。
初戦、ピッチはまだ凍っていて、表面だけ溶け出してというコンディション。ツルツルではないものの踏ん張りが効きにくい状態で、ボールはすべるように転がる。こんなのは初めて。チームは決定的なチャンスをいくつか作りながらもドロー。
地面からプチプチ音がする。太陽の熱を受け、かなりの速度で溶け出している。
2戦目はユルユルのピッチコンディション。凍っていたところから一気に溶け出すと、ティラミスみたいな感じになる。ここもチャンスはありましたがドロー。
ちなみに10から7へのホットラインがカタチになってきているので、かなりの破壊力になっている。7が信じて全速力で駆け上がるのだから、もう破れないディフェンスラインはないのではないか。同様のランニングを13もやりだしている。これはとても良い。
ここで私はU10のトレーニングにフットサル場へ。10人集まっていましたが、こちらもティラミスとボタモチの混合状態。早々に負荷をかけてからはゲーム形式を延々と。
こんなピッチだからこそ本当の技術が試されるのだというのは中学生か高校生でやってくれ。こんなピッチだからこそ体重移動にボディコンタクトだ。というわけで時間を区切り、インターバルも計測しながら繰り返し5対5を。かなり疲れたんじゃないかな?みんな本当によく取り組めたと思います。2年生もがんばっていました。プチなでしこ大会では、これがかならず効いてくる。
2時間のトレーニングを終え、テクネの途中経過を確認すると引き分け2試合後の3試合は勝利。しかもなんだか大量得点だ。なかなかやるじゃないかと思いながらも「カントクがベンチにいると勝てない伝説」が今もなお激しく継続中だという事に気付き、頂きにまだ雪が残る遠くの山を眺めながら一服。冷めたコーヒーが苦く感じる。
最終戦。勝てば優勝の大一番。会場には到着していたものの、うかつにベンチには近づけず。「だけどさ、そもそもベンチに入っている判定ってどこからよ?」これを明らかにするためいったんコーナー付近で観戦開始。6分経過。チャンスがモノにならないシーンが続き、背中に多くの視線を感じだしたので、そこから約10メートル離れてみると直後に13が先取点。調子に乗ってベンチ後方まで近づくと10なんかがとんでもないシュートミス。さっきの場所に戻ると追加点「あ、ここだここだ。判定ライン見つけました」
そこから得点を重ねるごとに距離を詰めていくことで慣れされる作戦に。5-0くらいになったところでベンチの11が手招きしてくれたので、人馴れした捨て犬みたいな感じでベンチに移動。その後、再び捨てられそうな試合展開が続きましたがそのままタイムアップで勝利。
さて来週はなでしこフェスです。Jグリーン。正確には「カントクがベンチにいると得点できない伝説」ということになりますが、選手らにはどうにかこれを打ち破ってもらいたい。なんとも私がおそらく最後の壁になろうとはね。フフフ。
ラッキーやアンラッキーというものは確かにあると思うけど、運を呼び込むプレーや、試合への準備態度というものも確かにある。周りのせいにするのは最後の最後でいい。まずは自分でその風に立ち向かって懸命に抵抗してもらいたい。特に6年生はもうすぐ中学生だ。これから山というほど越えなければならないものが出てくる。そのためにも今週はしっかり準備をして、ピッチでは運を呼び込めるようなビッグプレーや勇気あるチャレンジを見せてもらいたい。欲しけりゃ自分でつかみ取れ。
その結果「ああっ。カントクの顔が、元の穏やかな表情にぃ」「カントクはね。身をもってみんなに大事な事を教えてくれたんだよ」「カ、カントク―!(その場の全員が泣き崩れる)」みたいになればいい。あ、死亡フラグたってる?やっぱ、おはらいにでも行こうか。神社?これ何の神様?