こんばんはKEDちちです。
今日もいい天気。U12はフットサル場でトレーニング。U10はプチなでしこの2日目です。U12の数名はトレーニング後、応援にきてくれました。ありがとう。幼児に混じってすべり台を楽しんでいましたね。ここはさすがに恥ずかしくて、声をかけないで他人のフリをしていたら、そういうのも全て気づいたうえで大声を出しながら寄ってくるという技を発動してきました。
U10は1位リーグ。4チームの総当たり。初戦がカギだと前日から言っておいたので神戸ホワイトには善戦。前半メンバーのSERAがやたら速かったのが印象的。忍びっぽい速さ。
後半、セットプレーの流れから押し込まれて失点。KEYが追いすがって手でボールをかきだしましたが、ハンド。PK。レフェリーに「もうゴールインでいいよ」と言ったんだけどね。
あれは反則なんだから、もうやっちゃいけないよ。としながらも、ここだけの話、ああいうのはキライではないと言っています。
初戦はどうしても引き分けが欲しいなと思っていて、その後攻め立てたのですがなかなかチャンスが作れずにいたところ、KANあたりが右サイドで起点をつくってINORIに。絶好機。「そのけり方やめろよ」といつも練習中に私から言われているモーションだったので万事休す。ところが変な回転がかかりすぎていたので奇妙なバウンドでゴールイン。同時にスパイクが脱げて飛んでいったのがキーパーを混乱させたか、ま、人工芝のおかげなんでしょうね。
もう5年生になるのだから「トリックショットだ」とか言い出さないか心配。ミスキックであることには間違いないからな。
次戦が大一番。神戸パープル。ここは3年生以上にして臨みました。結果は0-2。前半、YUIがスコスコにいかれてからの失点。2日目からの合流だったとはいえ空振りが過ぎる。身体でいけないものか。もう忘れているのか。
後半の失点は見事なミドルなんだけど、よくあるドッカーンではなく、地をはうようなやつ。しかも左足だったような。これについても、KAORU氏のポジションはどうだったのか、準備はできていたのか。また、なぜあんなに相手にとって気持ちの良いスペースが空いてしまったのか、JYURIは下がりすぎていたのでは。そもそも左サイドのクリアボールはどうだったのか。いろいろあるね。
2年生に出場を断念させてからこの試合に臨むにあたって、特に4年生の準備がダルダルだったのはどういうことか。君らは人の気持ちも考えられないのか。と試合前に叱ったものの、間に合わずでした。ピッチに入ってからがんばったって、たかがしれている。
KANはしっかり食事を取るべき時間に食べることができるようにしましょう。消化してからパワーになるまで時間がかかる。ハラペコになった時点ではもう遅い。どんなに速いスポーツカーでもガソリンが空だったら歩いている方が速い。どうすればいいのかについては、お母さんに相談だ。
最終戦。「むこうのスコアにもよるけど、3-0は最低必要」で全員出場に戻しての西宮戦。プレッシャーの厳しい2戦を経験していたので内容は悪くないものの0-0のまま進行。実はこの年代に点数課題は厳禁なのです。あせるだけなのです。こっちは知っててやってるもんね。さぁどうでるか?
FWはKEY。私を使えば点が入ると断言していったわりには、なんのことはないな。
そんな中、GKのハッスルSAEが負傷。勇気ある飛び出しの際に接触。走り近寄るとうずくまって泣いていました。「でも大丈夫」ということでしたが、あいつの大丈夫ほど大丈夫じゃないものはない。
ここでようやく空気が変わったか。直後にKEYが見事な反転からのゴール。
後半、SAEはピッチに立ったものの、それは単に出たかっただけというのが2分くらいで判明しトボトボと撤収。負傷交代です。JYURIを入れ、KANを上げ、KAORU氏を前線に。無念のSAEはベンチでアイシング。
ここらから、あなたがたがいうところの北上魂とやらが出てきたのかな。裏抜けしたKAORU氏でしたが、相手CBの戻りが速い。残念、追いつかれたな。と思った瞬間にガチンと身体をぶつけて再加速してからのゴール。速い。これはシュートも難しかったはず。
またも前線でKAORU氏ががんばったところ、KANがパスカットからドリブルでこれまた加速してのゴール。昨日ゴールはあったものの、全然コースをねらえてなかったのでどうだろうかなと思っていましたが、文句なしのスカッとゴール。気持ちが高まっていましたね。(お腹もふくれただろうし)これで3-0。
試合後、本部に結果確認しにいったら「どうやら同率2位だからコイントスだ」と言われ、あわてて戻って選手に説明すると「私ジャンケン強いからいけるわ」と頼もしいリアクションのJYURI。本部に向かうところで「あっ君らコイントスで負けたくらいで泣くのはダメよ」と説明していたところ、本部側の計算ミスが判明し晴れての準優勝。
記録を見る限り、北上史上最高成績になるのか。刻んだねぇ~君たち。あくまで「この大会の」ということですけどね。これ、来年のパンフに載っちゃうから来年は「打倒北上」みたいなチームも出てくるけどCISSEとSAEは大丈夫かね。ま、1年間あるからね。がんばって。
SERA 忍び走りをもっと出していこう。ゆっくりながらも上手くなっている。休憩時間にボールをけるようになっただけでも大躍進だ。
CHINAMI ポジショニングが上達中。かわせるようにもなっています。順調です。うばい合いになった時にこそ、ボールを引いたりスライドしたり。です。
SARA ボールが収まるシーンは少なかったけど、収まった時にはことごとく何か仕掛けていた。目的を持ってプレーしている。あと、最終戦の守備は見事。
SAE 自ら宣言し、ワシもそう思うということで本日は全試合の前半GKでした。再三の突破も良かった。あとは時間の問題でしょう。つまり練習回数次第でゴールは決まるようになる。
CISSE なんかうまくやろうとしている時のCISSEはつまらない。最終戦のように無心になったときのCISSEは見ていて楽しい。それはつまり、集中しているという事。
YUI 相手を背負ったプレーで起点は作れている。ここで一度、周りを見回すことができればいい。見て、選択する。サッカーはそれの繰り返し。ミスしたら走る。そしてまた繰り返す。
INORI まだまだ勢いだけなんだけど、その勢いもないよりましだ。もっと武器を増やすこと。急げよ。ラッキーガールも悪くないけど、できる事がまだまだ少ない。
JYURI 気が抜ける時間が短くはなってきているけどね。まだまだです。1秒でも抜けたらやられる。今日、やられたでしょう。他はがんばれていただけにもったいない。声出しですが、まずはパスを呼ぶ声からでいい。始めましょう。
KEY 声をたくさん出している。もし、準優勝になった理由をひとつだけあげろといわれたのなら、これだ。指示したり、もりあげたり。そしてベンチでも。いつもうるさいのは困るけど、ベンチでうるさいのは最高です。
MONA 最終戦のステップワークを選抜チーム相手のプレッシャーの中でも出すことができれば。というところですね。もう少しです。できる事はできる。あとは「今、何を目的とするか」「どのタイミングで仕掛けるか」のみ。アンタ8分しか持たないよな。ということでしたが、8分で全部出し切れるヤツはそうそういないよ。寝て食ってたら時間は伸びる。大丈夫。
KAN KAN号に乗車して帰宅。届けてもらったので、運転のママに挨拶をしながら助手席のKANに目をやると、あしたのジョーのラストシーンみたいになっていました。この大会、守備への貢献がすさまじかった。DFが置き去りにされたシーンでなぜかKANが。というのが多かったね。いわゆる「がんばりどころ」というやつですよ。
KAORU氏 今の時点では最も得点力があって、スピード勝負のタイミングみたいなのを心得ているように思う。ポジショニングをうまく取れば、ミドルシュートも決めることができるでしょう。もともとシュート力はあるのだから、いろいろ考えて。さらに進化を。あっ、今の時点では、ね。あぶないニヤつかれるところだった。
SUMI 上手いとか上手くないの前に、一番チームのために考えてプレーしてくれたのがSUMIだ。だからMVPだ。どんなに激しくファイトしても、ボールをうばってからは実にクールだ。全ては勝たせるための判断になっている。休憩時間、KEYに「もっと逆サイド見て」「見てるし」「見てへんかったやん」「でへへ」みたいな会話があって、そういうのがあちこちで増えてきたらいいなと思って聞いていました(何がでへへじゃ、とも思っていました)。速くて低いタテパスをもっと見せてもらいたい。ヒザより低いやつを見たい。出せるチャンスが限られてくるけど、パスの前のボールの動かし方でチャンスを創ることはできる。右でキックフェイントからの左足とかドリブルの方向とかで。
それではU10のみなさん、明日からの自主練習がんばってください。
ちなみに。三重の大会はU8にもエントリーします。そのカテゴリが必ず開催されるかどうかは微妙なんだけど、U12、U10、U8になる予定です。なので、やっぱり自主練習がんばってください。