北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ37

2011-10-23 | むらさきちきぶ

こんばんわ。KEDちちです。
三重招待が終わりました。ファミリーズの皆様お疲れ様でした。

皆様の御苦労に加えて、費やした時間や経費。これらに見合うものがチームに得られたか
どうかは、簡単に評価できるものではありません。
ただ、昨年チームの静岡戦や、古城カップでの名古屋戦を考えると、
今年のチームの”現在位置”のようなものが良いカタチで見えてきたように思います。

ご近所さんのチームは良い成績を残されましたね。内容も上々です。
それと比較して、自分たちの不甲斐なさを感じている選手もいることは感じています。
私の選手経験から選手らにアドバイスするとしたら、そういう焦りや嫉妬は、その通り
に感じていればよいということ。
大事なのは、その想いをぶつけるのは日々のトレーニングのみであるということ。
『よそはよそ、うちはうち』という話でもありませんし、『ヤケになるのも』違うと思います。
このへんは、ぜひファミリーズから選手たちに噛み砕いて伝えてほしいです。(必要に応じて)
理想は、全てを自分の成長の糧にする選手ですね。心も鍛えねばならぬ。

主審をしていて感動したゲームがありました。松阪とあるチームとのゲームです。
あるチームは高学年が6名ほど。各ポジションにバランスよく配されていますが、
試合中に喧嘩しています。味方のミスに文句ばかり。DFはFWに、FWはDFに悪口ばっかり。
このゲームに勝ちたいという強い想いから、そういうことになったとは思いますけどね。
対する松阪に高学年は2人だけ。ひとりはサイドバックで、ひとりがゲームメーカーです。
高学年以外の選手は、両チームともチッチャイ子です。
結果3ー0くらいで松阪の勝ち。試合前の予想が外れました。
このゲームメーカーは、チッチャイ子だろうがお構いなしに、パスを供給し続けます。
そして、低い確率でチッチャイ子がチャンスらしきものを作った時に、攻め上がって得点。
守っても、一人で守れるわけもなく。チッチャイ子らが無心にチャレンジしたこぼれ球を
要領よくカバーするやり方。チッチャイ子らが混乱しないように、大きく蹴り出してしまいます。
リードされたチームにも、逆転の可能性はいくらでもありました。
ただ、みんな焦ってしまって、みんな好き好きにやり出します。失敗したチッチャい子には
文句の集中攻撃。シュートが味方に当たる不運も連続します。そして最後には文句の声さえも消えて
しまいました。励ます声はなかったんですね。

焦りは誰にもあるものですが、どう向き合うか。ですね。


何はともあれ、天気に恵まれました。2日目は予想以上に暑くてあわてました。
昨年はもっと寒かった記憶があります。

初日は4年生もがんばってくれました。
AOMIさんは良いチームでした。センターバックが優秀ですね。突破できそうだけど、できない
んですね。発想を外からの攻撃に変えたら良かったと思いますがね。私にも責任はあります。

2日目は新人含めて何人かが合流しました。
そして静岡戦です。昨年は0ー4。今年は0ー1。また負けた。
しかし、私の中では11人制の今期ベストゲームです。
不本意そうな10さんを左サイドバックに配置しました。前半だけの約束でしたが、本人が納得して
くれたので、後半も。攻防のカギがここにあるのは予想していました。
さすがに、そこから1本やられましたが、みんな本当によくやってくれました。
攻撃はシンプルです。
今の北上で静岡に通用するのは、9さんの突破と7さんのスピードだけだと告げて選手らに任せました。

名古屋戦。念願の戦いがよもやのカタチで実現しました。
静岡と同等のチーム力です。関西にはいませんね。
早々に失点してから、試合終了までの短時間で、DF陣が大成長しました。新人2さんと5さんと
が常に確認し合ってます。
難しいんですよ。センターバック2人のチャレンジ役とカバー役は5秒単位で入れ替わるんです。
失点シーンは、カバー&カバー。その後チャレンジ&チャレンジで危ないシーンを迎えますが、
ここは2さんが防ぎます。責任感の高い選手です。
そして、だんだんチャレンジ&カバーのバランスが高まってきましたね。高槻の大会が楽しみです。

もちろん、現チームの中心はキャプテンになるんですが、名古屋静岡戦で最もボールに触れた選手は
6さんでしょう。オーバーワークになってしまいました。今後、痛みがあれば正直に言うように。
ただ、たくさん触れるというのは、大変な能力です。そして大きな成長です。
やっと確信が持てるようになった(監督も同意見)からいいますが、6さんはサイド向きではなく
て、センターポジション向きです。

さぁ、こうなってくると9さんも攻撃に専念できるようになるし、10さんを最前線で使うという
オプションも現実味を帯びてきます。7、9、10の破壊力は名古屋戦ラスト5分の通り。

さて新人さんの感想を最後に。

2さん 守備は圧巻です。バックラインから7さんへのロングパス1本。低くて速い。いいね。

Hkrさん パスが丁寧です。センターの方が能力を発揮するかもね。この人も責任感の高い選手です。

Htmさん 5年生か。なんかあるな。逆足と足裏をすでに使えますね。

さて、次は8人制で紫香楽ですね。こんどは関西チャンピオンの西宮と対戦です!


コメント (3)
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むらさきちきぶ36

2011-10-11 | むらさきちきぶ

こんばんわ。KEDちちです。

今日は日吉ケ丘高校でのトレーニングマッチ。トップチームの相手は朱二さんです。

ちびっこチーム担当の監督と完全に別行動となりましたので報告も兼ねまして。

朱二さんは、いいチームでした。前への展開がシンプルです。
うちは、そのスピードに最後までなじむことができずに終わりました。
助っ人のGKはどちらも優秀の部類に入る選手だと思いました。

胸を借りるカタチになったわけですが、ウチのチームとしては収穫大です。
選手らからは、フィジカルの差に関する不平が多く聞こえましたが、放っておきました。
なぜなら、『それならそれでやり方はいくらでもある』という姿勢が、一部の選手に
見られたからです。
不平だけに終始する選手ならば一喝するところですが、ブーブー言いながらも考えて
いるような場合、不平については一応聞くようにしています。

ですから、2・3本目では中盤からやや前の場所で、キレの良い崩しが何回か見られました。
サイドバックから丁寧につなぐ、そしてそのために受けようとする前線の動きにも
手応えを感じています。

審判しながらですので、近くでヤーヤー言って進めましたが、あれはトレーニングと
して最適なものだと信じています。
ロッソの選手らは慣れてないから驚いてたかもしれませんね。

ロッソとの合同ですが、私の念願を監督に叶えていただいた感じです。
京都の女子サッカー全体が魅力的でないと、北上の魅力も色あせるでしょう。
数チームだけが成績を残しても、短期的にはいいんでしょうが、長い目でみると何も残らない
ような気がします。
北上の子らが戦うステージは、将来、今よりも魅力的なものになっている事が現役の子らに
とっても必ずプラスになると考えています。
だから、普段得難い経験が何かのきっかけになればいいと思いました。
北上にとっても、知らない選手のプレースタイルを瞬間に捉えて、協力方法を考える思考作業
は、得難い経験です。

ま、そんな偉そうなこと言ってますが、終わって思ったのは
『来年以降。いや冬からか。ロッソは手強いぞ』です。いい選手ばかりが来てくれましたね。

11人制にしておけば、差は縮まったとは思います。そして今日を無難に終わらせることは
できたと思います。
でも敢えて8人制にして、6年生男子にガツガツやられたり、置いてけぼりにされたりして、
いままでごまかしてきた(というか、自然とごまかされていた)事に目を向けましょう。
今日できなかったことだけ、寝る前に思い出すように とは、今日のアドバイスです。

来週も同じ意味で男子との練習試合です。同じ失敗がひとつでも減ればOKでしょう。
今の北上は、三重で良いゲームをするというめあてになっていますね。
『三重で』ということは、名古屋や静岡選抜相手に という意味ですからね。
まだまだやらないといけないことが多いぞ。選手諸君。

少しはほめておこうかな。

3さん  1回だけでしたが、見事なしぼりこみからの守備がありました。
     あれがもっと増えればいい。武器にしてください。
     パス成功も増えてます。
     やばいときのクリアを練習してください。キック力の話ではなく、どこに蹴り出すかの
     話です。

4さん  かなり上手くなってきている。だから要求も高くなります。
     前線の守備で、ほとんどボールを取れないのはなぜか。『こういう風にしたら取れるかも』
     のイメージがまだ固まってないからやね。相手にミスさせればいいんやね。
     性格がやさしすぎるのかな?でも考えてみてください。

7さん  ボールを動かす。ただし、トップスピードじゃなくていい。ゆっくりでも速いんやからね。
     自分の長所を認めることも、大事なことですよ。
     なんかうまくいかないときは、なんか変えてみたらいい。まずはポジションを変えてみてみ。
     見ることができる範囲が変わるかも。
     『なんか』が何かはよくわからんけど、自分から何かを変えるとなんかうまいこといきます。
    
8さん  うまくなった。思わずゲーム中にそんな会話をしてしまいました。『朝練してんねん』て。
     私がいってるのは、そんな次元の話じゃない。
     味方の動きにあわせて動く。そして味方を活かすていねいなパス。意図のあるプレーが増えた。
     朝練がどういうものかは知りませんが、スキルや技術の話ではないんですね。
     朝練の効果は、『これだけやってる』という自信を得たことでしょうか。いいぞ。
     ただ、中盤周辺ではそれでいいけど、その後ゴールを決めに行くのも自分であることを忘れるな。
     それが次の課題です。

10さん 何となくわかってきましたが、この選手の特徴は、例えば戦術板のようなものが頭の中に
     時折浮かぶことなんでしょうね。
     今日、ロッソの子との関係性について話したときに、『あれがいいねん』と私が言った動きは
     三重において、チームが攻めきれないときのキーになります。
     (もう、先にいうておきます。サッカーでは、せっかちやからね。後から言うと怒られるし)
     せっかちついでに。困ったときほど、抜いてからパスしたがるけど、相手をずらせたらパスなん
     か出せるんやからね。スライドしてください。

     ま、今日はいいことを多めに書いておくとしたので、もうひとつ。

     私も試合中に混乱してしまって、少女にわかるはずのない言葉で指示を出し、監督に説明して
     もらうことがたまにありますが。
     『バランス!』って言ってしまって、思い通りにポジションを変えてくれるのは7さんと10さ
     んだけかな?サッカーに関してはおませさんです。

11さん センターバックのときのあの課題ね。簡単じゃないよ。でも、できるようになったらいろんな
     プレーのレベルが上がることは間違いない。
     初めから、頭でいくことを考えずに動いてみたら。一番は足で。次にモモか胸で。ヘッドは最後
     の手段という風に考えてみて。

12さん タメ的なものができてきました。北上ノートにもありますが、パスアンドゴーやワンツーが
     課題です。
     ほんとうの事をいうと、この2つのプレーができるかどうかが12さんにとっての重要な壁です。
     乗り越えて下さい。絶対にそこから大成長するはず。
     できるようになることは確信してますが、できればさっさとクリアしてほしい。
     ちなみに、ワンツーっていうと、すぐにタテに走ることばっかり想像しますけど、ヨコでも後ろ
     でもワンツーはワンツーですね。

13さん 落ち着いていい判断が見られるようになりました。でも、うまくいかないときに停止してしまう
     姿もあります。
     そのボールはみんなのボールです。うまくいかなくても、考えることから逃げてはだめです。
     得意のインターセプトが今日は少ししか成功しなかったように思います。
     こういうのも、DFとしてはつらいことですが、それでも同じことを続けることが大事です。
     サッカーにおける重要な能力のひとつに、継続力というのがあります。

14   ぶっちぎられ祭り。後半は、体を寄せていけたのでよしとしましょう。
     スピードに頼る守備は二流です。一流はポジショニングです。神になると、もうボールすら
     飛んでこないようになります。味方に声かけして助けてもらえ。

16さん 基本的にどのポジションでもできる選手です。この選手は、みなさんご存知のとおり、動いている
     ボールを蹴る能力が長所のひとつです。
     それが、足元のことだけで終わらないようにと、最近はたまに守備のポジションです。
     ま、16さんにわかりやすく言うと、利き足と逆位置のサイドバックは、今の10さんや7さんが
     修行したポジションでもあります。いろいろやってみ。

18さん ケガしました。後片付けとかそういうベンチワークが素直にできるようになっているのが素敵です。

19さん ほとんどボールタッチの機会がありませんでした。ごめんね。
     右サイドに置いても、なんだかやや中央に寄ってくるのは、9さんと同じです。
     私の個人的見解ですが、このクセは非常に意味深いと思っています。
     中央は、ゴールに近いが相手も多い。性格かな。
コメント (2)
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むらさきちきぶ35

2011-10-02 | むらさきちきぶ

こんばんわ。KEDちちです。

今日も報告をかねていろいろと。

練習メニュー

  ・アップ
  ・ボールタッチ
  ・スライドトラップ
  ・アウトサイドドリブル
  ・攻撃戦術確認
  ・ゲーム形式
  ・体幹トレーニング
    (GKはNBAコーチにて)

三重に向けての準備をはじめています。
狭い空間での勝負がゲームの流れを左右すると考えています。

スライドトラップは、横にかわしながらボールを止める技術です。
5年生でも何人かはマスターできたようなので、驚きました。

過去に記載したこのブログを見ていると、やっぱりボディコンタクト
も多くなりそうです。涼しくなってきたのもあり、体幹トレーニング
をやっておきました。

最近、目に付く急成長株は、4さんと19さんです!
4さんは基本技術が高まっています。真っ直ぐ強く蹴ることができます。
フォームもきれいです。
19さんも姿勢がよくなりました。前傾姿勢が少なくなったので、引き技
もできるようになってますね。

気温が下がってきましたので、選手らはウォーミングアップと
クールダウンをていねいにやりましょう。 
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