北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ193

2014-06-09 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

この時期だけのトレーニングメニューとして「ブラジル体操」をやっています。略してブラ体。

本来はウォーミングアップです。ダイナミックストレッチ。動的ストレッチ。たいして筋肉量もないガールズなので、特に注目してませんでしたが、ごくたまにやります。今年もいつだったか、軽い気持ちでやってもらったら「酔っぱらいの集団」が出来上がりました。今年は誰もできない。正直「よし、これは見なかった事にしよう」とそのときは思いました。でも、一度整理して彼女たちの出来なさぶりを思い返すと、考え方を変える必要があるなぁと思いました。

「リズム感がある。ない。」というのは表面的な話です。彼女達だってリズムを刻んだり、きゃりーぱみゅぱみゅを歌う事くらいできる。リズム感はあるんです。「リズム通りに体を動かすことができない」というのが正しい。

バックステップでのブラ体をやってもらうと、散らかし放題に散らかします。糸がからまった操り人形です。完全にどこかでからまっています。「こういう動きを過去に経験したことが無い」感じ。しゃっくりみたいな動きをします。

そうやって他にもいろいろ考えていくと、これはボディバランストレーニングとして位置付けようかということになりました。

ボディバランス。サッカーにおける「3B」とは、これにボールコントロールとブレイン(脳)を加えたもの。使い古された概念ですが、真理です。ボールコントロールばかり追求しても良いゲームは出来ない。これを唱えたクラマーは信じるに値する人物です。

この選手らは昨年より体幹を鍛えられてきたはずですが、鍛えたからといってボディバランスが即座に改善されるものでも無いようです。使い方の部分も刺激しないといけないようですね。そういうわけで、ここ一ヶ月ほどトレーニングメニューとしてやっているのです。おかげで、彼女達のブラ体もそれと分かる程度にはなってきたのですが、どうもプレー面でも良い変化が出てきたようです。

やろうとしているプレー自体は変わらないのですが、間合いの距離や、ゴロパスやヘディングの精度に違いが出てきました。無理が効くというほどではありませんが、瞬間に微調整ができるようにはなっているのかもしれません。小さな変化ですが、これはもうナイスクラマー!な話です。

ただ、私が知る限りにおいても、過去の選手達はブラ体なんてパパッとやってましたね。最近の選手は練習不足?そんな事もないでしょう。全体の傾向として出ているのだから、別の理由だと思います。なんでしょうね?少なくとも選手の責任ではないと私は思っていますが、それはさておき、不足しているのだからやる。しかないですね。

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むらさきちきぶ192

2014-06-09 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

おこしやす京都の後、昨週は北園。この土日は上高野さんにお世話になるかたちで、トレーニングに励んでいます。上高野の皆様ありがとうございました。良いグラウンドで練習させて頂きました。

さて、ワールドカップ開催です。日本代表も盛り上がってきましたね。5大会連続出場だそうですので立派なもんです。サムライブルーのために、私にも何かできないだろうかと思案に思案を重ね、上高野まで自転車で行くことにしました。2日目は思い切って八瀬Gまで。想いよ届けとばかりにペダルをこぎました。

私はもともと京都出身ではありませんが、2日間の道程を振り返ると、ずいぶん京都にも親しんできたんだなと感じます。そして今、慣れないことはあまりするもんではないなとも思っています。

日曜日のラスト。あと1本ゲームしましょうかというところで突然の豪雨。その雨に打たれて少し目が覚めました。連日の練習でちょっとオーバーワークになってましたね。降雨終了で良かったです。ここで選手らにケガさせたらアカン。あぶないところでした。慈雨とでもいうのかな。

ワールドカップについても、何人かのお気に入り選手が負傷の為にピッチに立てないようです。リベリー、ファルカオ、ロイス、モントリーヴォ、ベンテケ。クリロナやスアレスも万全では無い様子。

選手諸君。体調管理が難しい時期です。ヘソ出して寝なさんな。

チームについては、まずまず順調です。グラウンドもあるし全員参加してくれたので、スローインからの戦術練習をしました。さっそくゲームで活用してましたが、ポイントは「かけ声」になります。スイッチを入れるのは2の役目かな。

ゴールも使いたい放題だし、球拾いに走らなくていいという環境でした。ですから課題のシュート練習にも励むことになりました。北上は、あまりシュート練習を行う機会に恵まれていないので、実は私自身のトレーニング理論が確立していません。

どう言えば伝わりやすいのかなと考えていましたが、日曜日の様子を見ていると「(ゴールマウスに立つ)NBAコーチのメガネ割ったら1000円くれてやる」が一番良いようです。

「無理やろ?」「じゃヒビ入れたら500円で」

コースだけよくても、コーチは、よけはるやろうしな。思いきりけっても、メガネ割らんと金にならへんしな。そんな感じ?もっと上品?

気持ちの良いインパクトは、少なくとも一回だけ経験してもらえれば良い。やったこと無いのに「自信を持って!」というのは酷な話です。そんなこんなで結果的には「おい、それゼッタイに入るで」というシュートを全員が持つことになりました。もれなく全員。特に11と12については、そのうち「こらぁ ほんまに割ってどうすんねん!」と怒られている姿が目に浮かびます。
コメント (1)
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