こんばんはKEDちちです
土日は東海地方のとあるグラウンドで、連日にそれぞれ行われた大会に参加してきました。U10も一緒なので全学年集合です。
まずは、いろいろ準備してくださったファミリーズの皆さまに感謝。今年はおそろいのTシャツなんかも作成されていて、楽しげです。
天然芝の照り返しがえげつない2日間でした。U12は2日間で8試合かな。10分ハーフとか12分ハーフだったのでどうにか。メンバーもキャッチャー以外は全員集合だったので乗り切れた感じでしょうか。
今年はメンバーを固定せずに全員に機会を与えるイメージでやってますので、選手同士の相互理解というか、いわゆるコンビネーション的なものに関しては出遅れている感じではありますが、やはり相性というものはあるようで、今回はそのあたりを入念にチェック。
戦績としては3勝1分4敗というところでパッとしませんが、そういった部分での進歩は確認できた。
特に13、16。そして5や10あたりは個人としても変化しつつある。
3 ボールをうばわれるシーンが少なくなってきている。技術がついてきている。逆に思い切りの良い走り出しは見られなかった。いろいろできる事が増えてきているので、逆に難しい時期でもある。ルックアップすること。ゴールにつながるプレーを優先すること。最終戦は慣れないポジションにもチャレンジしてもらいましたが、その結果、何を思うか。だ。
4 タテパスは通れば天国、カットされたら地獄みたいなところがある。周囲の準備にも課題はあるが、成功率アップにチャレンジしてもらいたい。15分ハーフならば1試合で5本成功のミス0本というのが理想かな。やや感情的になるところもあり、そのこと自体は全く構わないものの、それでプレーが乱れるようではいけない。DFというのは、勝負が始まる前にどれだけ細かく準備できるかどうか。情報とポジショニングと読み。それが整った時のプレーは、意外と地味な感じで「なんとなくうまいね」程度のもの。それをキックオフからタイムアップまで継続させた時に初めて「ナイスプレー」となる。あと、右足を練習してください。右でけるべきシーンで左を使うと、たまに体勢が崩れる。それでは次のプレーのための準備ができない。
5 出足よく、最近は勝負どころを理解してきたようだ。5も含めてスピードの無いDF陣という北上史上初のチャレンジがひっそりと行われているのだけど、全員がジェローム・ボアテングみたいになればいいだけの話。問題はハイボール処理か。2人が同時に反応してしまうシーンなんかは論外だな。基本的には紫色のヒトの方にはね返すイメージで間違いないし、それがFWならばなおよい。
6 そりゃ長い距離を走らすと、買い物帰りに通り雨に降られたお母さんみたいでパッとしませんが、球際では確実に素早くなっている。身体が軽くなっている。シュートも決めましたが、あの位置にしっかり入ってこれるというのは強みでしょうか。ただ、もう1本決める事ができたと思う、そういうとこな。
7 素晴らしく緩急のついた攻撃を見せていたゲームもあり、それが9とのコンビでも活かされていたようなシーンが印象的かな。最前列でプレーする時は、サイドではなく中央にいる方がいい。右のコーナーキックにおいて、ショートコーナーを基本としたトリックプレーをひとつ考えてきてください。テーマはヒールパスで。夏休みの宿題です。
9 三重戦だったか、ひさびさの力強いゴールを見る事ができて良かった。あの試合はその後もチームは得点を重ねることができたけど、9の9らしいゴールとは、そういうものを引き起こす力を持っている。7とのコンビも良かったけど、右サイドに寄りすぎですな。例えば2人でゴールまでというプレーがあっても良いのでは。今は良くてもアシストまでだね。
10 17を中央に置いた場合は、17とFWとをリンクさせるようなポジションにどんどん入っていって欲しい。キックオフ時の作戦は今後も続けるように。松坂戦前半のアシストなんかはとてもいいプレーですな。少しずつですが、キャプテンらしくなってきたようです。
11 なんかボールうばうのが上達しているような印象があって、わざわざ3バックにしてサイドを任せてみたら、フィットしました。後方からうばって一気にドリブルっていうのはひとつの武器か。去年の4みたいね。キャラも重なっているしね。ただ、それはFWの時にもできるんだけどね。とんでもないファウルスローがありました。オリンピックの女性バスケを見過ぎたのでしょう。もうやめてね。
13 プチブレイク中。どんどん調子乗っていってください。ゴールもそうですが、運動量も増えてきているし、よく考えている。技術が上がってやりたい事が少しずつ実現できるようになっているんだけど、攻撃においてはなかなかセンスがあるかな。仕掛けのタイミングが早めです。いいです。守備においてはまだまだですが、危険なスペースにダッシュで戻ってきているようなシーンがよくある。これも周囲をよく見ているからでしょうかね。ヘディングシュートが決まりそうな予感がします。逃げずにチャレンジしています。後は口を開けずにできたら・・というところでしょう。
14 サッカーはアシストも得点と同じくらい評価されるスポーツです。つまりどちらも難しいものだからです。ならば「どっちでもいいや」という感覚ではこれから厳しくなっていくでしょうね。ボールを受ける寸前の状況で判断し、決めたものに対して全ての技術と体力を注ぎ込む。そういうレベルを目指すべきでしょうね、そろそろ。
豊橋戦は1点決めてもらいたかった。つまりそういう話です。
16 ヨコタテの感覚が良くなっているから、思い切ったドリブル突破でチームを助ける選手にまでなっています。姿勢もいいので、その先もよく見えていて、それがドリブルするコースにあらわれている。さて、ここからなんだけど、当面はパスの事は忘れてドリブルを磨いていくか。そういう時期です。ちなみにショートのワンツーパスはドリブルに含まれます。私の理論ではそうなります。
17 今は経験を積んでいる。攻撃が終わった時に、さっさと自陣まで戻るように。大事なスペースをつぶしてしまうからね。また、どこまで戻るのかなんだけど、マッチアップしている相手だけでなく、DF達との距離にも注意してください。DF達と3人で作る三角形のカタチがあんまりおかしくならないようにね。
18 18が調子づいている時は、チームも調子がいい。これ、逆かなと思ってたんだけど、実は18がきっかけになっているケースも多いことに今回気づきました。
ジャンプ腕立てや腹筋。スローイン練習に力を入れて、上半身を少しきたえてはどうか。スピードアップにつながるのもそうだけど、不足しているからというよりは、何かそのあたりにものすごい武器が隠されている、あるいはそのカギがあるように思えて仕方がない。
さて、選手らは理解しているはずですがチームへの要求レベルはどんどん上がっていきます。ついてくるように。
勝負へのこだわりについて、そろそろ全開モードにギアチェンジすること。
給水タイムはさっさと飲んで相手より先に準備を。
キックオフ時の作戦がひとつできました。