三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

【10月1日の言葉】初代松山城主加藤嘉明(よしあき)と「虎舞(とらまい)」

2024年10月01日 | 今月の言葉

秋祭りの季節がやってまいりました。

10月朔日(ついたち)の言葉は秋祭りに奉納される古三津地区の「虎舞」を取り上げました。

 

今からさかのぼる事400年ほど前の1597(慶長2)年、豊臣秀吉の第二回朝鮮出兵に、当時伊予郡松前(まさき)城主の加藤嘉明(かとうよしあき)が出征しました。

そして翌年春、朝鮮の山中で虎狩りを行い、その頭と皮を秀吉に献上して大変喜ばれたという言い伝えが虎舞の元になっており、

古文書の「加藤家文書」にも記録が残っています。

虎狩りに参加した兵士に古三津出身者が多く、その勇敢さを虎退治の舞で表現したのが「虎舞」です。

毎年秋祭りの宮出し前に露払いとして奉納されます。

黄色の胴体に虎特有の茶色の縞が描かれた虎が、笛や太鼓の音色に乗って所狭しと踊り狂うなか、最後は勢子が鉄砲をもって登場し、死闘の末に虎を退治します。

松前城主だった加藤嘉明はその後、東軍の一員として「関ヶ原の戦い」や地元「苅谷畑(かりやばた)の戦い」で西軍を撃破した功績で徳川家康から松山城築城の許可を得て、初代松山城主となります。

そしてその時「勝山」と呼ばれていた地名を「松山」と改めたのが、松山の始まりです。

当社も「苅屋畑の戦い」で社殿が戦火にあって消失、現在地に社殿を建立しました。

今月の御朱印は虎舞の虎をモチーフした「切り絵御朱印」です。

黒字に金色の印を押しました。

迫力ある虎に元気をもらえそうです。

 

無事を祈って「いってらっしゃい」 愛情をこめて「おかえりなさい」

   今日も良い一日を!

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【9月15日の言葉】「暁(あかつき)の宮出し」と「けんか神輿(みこし)」

2024年09月15日 | 今月の言葉

今年も秋祭りが近づいて参りました。
神社では、春、神様に「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」などをお祈りします。
すなわち「神様にいろいろとお願いする」のが「春祭り」です。
それに対して「おかげさまで五穀豊穣、地域も順調に発展し、住民も幸せに暮らしております」「神様に感謝申し上げる」のが「秋祭り」です。

まず「祭典(さいてん)」(10月6日 午前10時)神様に感謝の祈りを捧げ、その後
「神輿」(みこし)に乗り、町内をお回り戴き、より一層のご加護をお願いします。

神様が神社を出られるのが宮出し(7日午前1時)です。

宮出し前(午前零時半)には初代松山城主の加藤嘉明の朝鮮での虎退治にちなんだ「虎舞」が奉納され、祭りムードが一気に高まります。

宮出しは夜明け前に行なわれることから「暁(あかつき)の宮出し」と呼ばれます。

薄暗い中、提灯の明かりと共にかき手が一斉に社殿に走りこんでいく様子は、当社独特の勇壮で幻想的な雰囲気があります。

そして宮出しの際に行なわれるのが「けんか神輿」(はち合わせ)です。

これは私たちも飛んだり跳ねたりすると体が熱くなってくるように「神様も豪快に練ったり、激しくぶつけ合うことで、神様の力がより大きくなり、ご利益を戴ける」との信仰から行なわれる神事です。

「けんか神輿」で、何度も神輿をぶつけることによって、ご神威をよりパワーアップして町内を回って頂き、ご利益を戴くために行なうわけです。

そして各地区をお回りになった神様が、神社にお帰りになるのが宮入り(7日午後9時頃)です。

宮入りでも再び豪快な鉢合わせを行い、再びご神威を高めて本殿にお戻り頂きます。

今年も秋祭りに是非お参り頂き、よりパワーアップした神様のご利益をお受け下さい!
多数のご参拝をお待ちしております!

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【9月1日の言葉】「あいさつの言葉の意味」と「会話のコツ」

2024年09月01日 | 今月の言葉

早いもので今年も一年の三分の二が終わりました。

古くから正月、五月、九月は「正、五、九月」と言って大事な月とされてきました。

農業社会においては、年の初めの正月田植えの時期の五月収穫の時期の九月が節目とされていましたが、
今でも一年の三分の一ずつの節目の月という事で、大切にされています。

こういう節目、節目にまた新たな気持ちを奮い起こして、
明日からの生活を高めていこうというのが、昔ながらの生活の知恵でもあります。

9月朔日(ついたち)の言葉は普段何気なく使っている「あいさつ」の本来の意味と好印象を与える会話のコツについて取り上げてみました。

1「おはよう」は「お早くからご苦労さまです」の意味

2「こんにちは」は「今日はご機嫌いかがですか」の意味

3「こんばんは」は「今晩は良い晩ですね」の意味

4「すみません」は「謝らないと自分の気が済まない」の意味

5「ありがとう」は「有難し」から「めったにない事 貴重なこと」の意味

6「ごちそうさま」は「御馳走様」から、その昔走り回って食材を準備してくれたことに感謝を表す言葉

あいさつは言葉のスキンシップ、コミュニケーションの第一歩ですが、
それぞれの意味や由来を知っていると、あいさつする時の気持ちも変わりますね!

また相手との会話では、

・正しい事を言う人よりも「否定しない人」 

・話題が尽きない人よりも「話の腰を折らない人」

・アドバイスが的確な人よりも「余計な一言を言わない人」

・気遣いができる人よりも「余計なお世話をしない人」

・話が面白い人よりも「聞かれていない自分の話をしない人」 

が好かれるようです。 

思い当たる節がずいぶんありますが、お互い気をつけましょう!

今日も良い一日を!

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【8月15日の言葉】大切な瞬間

2024年08月15日 | 今月の言葉

相変わらず猛暑が続いておりますが、夏休みに入り子供やお孫さんと一緒に楽しい時間を過ごしている方も多い事でしょう。

今月15日の言葉は子供(孫)さんと触れ合う中で、普段はあまり意識しない大切な瞬間を取り上げてみました。

 

子供(孫)を抱っこしてぬくもりを感じた瞬間

子供(孫)と目が合ってニコッと笑った瞬間

子供(孫)ができることがまた一つ増えた瞬間

子供(孫)がお手伝いしようとしてくれた瞬間

子供(孫)が目を輝かせて話をしてくれた瞬間

子供(孫)がじゃれて足にしがみついてきた瞬間

子供(孫)が無事に帰ってきておかえりを言った瞬間

家族みんなで楽しく笑って過ごした瞬間

子供(孫)と過ごした一日を振り返ってみて、大切な瞬間を思い返してみる。

そうすると、子供(孫)と過ごした時間のかけがえのなさに気が付きます。

そして明日も子供(孫)のために、元気で生きて行こうと思えることでしょう。

あっという間に過ぎていく子供や孫との触れ合いの時間、自分の愛情を伝えられる時間は限られています。

この夏休み、ご家族で心に残る素敵な瞬間、大切な時間、楽しい思い出をたくさん作って、お過ごし下さい。

 

今日も良い一日を!

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【8月1日の言葉】鏡の法則

2024年07月31日 | 今月の言葉

今年も連日猛暑が続いております。
こまめな水分補給や体調管理に気を付けて一日一日を元気にお過ごし下さい。

8月朔日(ついたち)の言葉は「鏡の法則」を取り上げてみました。
よく「運勢が良くなりたいのなら、運の良い人と付き合いなさい」と言われるように、私たちの人生はどんな人と一緒にいるかで決まっていきます。


世の中は「鏡の法則」で成り立っているので、いつも一緒にいる人の影響を鏡のように受けています。
つまり幸せになりたいのなら、幸せに生きている人と一緒にいることです。
自分が成長したいのなら、尊敬できる人と一緒にいることです。
逆に関わっている人がいつも不機嫌だったり不運続きの人なら、知らないうちに自分自身に悪影響を及ぼしている事を理解しなくてはなりません。
自分の成長や豊かさは誰と一緒にいるかですべてが決まって行くのです。


だからこそ人間関係は自分自身でしっかりと選びましょう。
自分が幸せになれない人間関係はしっかりと手放しましょう。
自分が幸せを感じられる人間関係を大切に生きていきましょう。

いつも笑顔でいると相手も笑顔になる!
今日も良い一日を!

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【7月15日の言葉】疫病(えきびょう)と夏祭り

2024年07月15日 | 今月の言葉

今月15日の言葉は「疫病と夏祭り」についてです。

早いもので今年も6月30日で半年が終わり「半年間、無事で過ごせた感謝と残り半年のご加護をお祈りする「夏詣」(なつもうで)が7月1日から始まりました。

古くから日本人は、いろいろな疫病に苦しめられてきました。
今のように医学が発達していない時代、身内の誰かが疫病(伝染病)にかかれば、家族や一族すべての生死に関わる重大な事態でした。
ですからそのたびに、疫病を鎮めるために疫病退散の神様「スサノオノミコト」をお祀りしてきたのです。

祇園神社や素鵞神社、八坂神社など「スサノオノミコト」をお祀りする神社は当時流行していた疫病を鎮めるために建立されました。

また、夏祭りの由来も疫病と大いに関係があります。京都では今から約1100年前の平安時代に疫病が流行して大勢の方々が亡くなりました。
祇園(ぎおん)祭(まつり)は祇園社(八坂神社)に66本の鉾を作って疫病退散を祈願したのが始まりです。

いつの時代も私達日本人は、自分では防ぎようもない疫病や災害に出会う度に、神様をお祀りして祈りを捧げてきた訳です。

当社の夏祭り十七夜祭(じゅうひちやさい)は広島の安芸の宮島の「管弦(かんげん)祭(さい)(旧暦6月17日)(船の上で雅楽を奉納して神様の御心を慰め奉るお祭り)」にちなんで月遅れの7月17日に行っておりますが、疫病退散の願いとともに、地域の皆様がこの夏を元気で過ごせますように神様のご加護をお祈りするお祭りです。

ともに祈りを捧げて、暑い夏を乗り切りましょう!

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【7月1日の言葉】 心と体

2024年07月01日 | 今月の言葉
夏越祭を滞りなくとり納めました。半年間の罪けがれを祓い清めて、また新たな気持ちで一日を始めましょう。
 
当社では6月30日から8月31日までを「夏詣(なつもうで)」として神社へお参りして、
無事に半年を過ごせたお礼と残り半年のご加護をお祈りされますよう、お勧めしております。
 
7月朔日(ついたち)は残り半年の出発にあたり、私たちの「心と体」を取り上げてみました。
 
もしあなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしたら、あなたはその車をどのように扱いますか?
 
その車しか乗れないとしたら、ずっと長く乗れるように、とても大切に、丁寧に扱う事でしょう。
 
ここで考えてほしいのは、私達は「一生にひとつの心と体しか持てない、他に代わりがない」ということです。
私達の心と体はまさに一生お世話になる魂の乗り物なのです。
そう思えば、お互い自分の心と体をいかに大切にすべきか、言い換えれば、
普段の生活の中で「心の平穏と体の健康維持」の大切さがお分かりになるでしょう。
心の安らぎのための神仏への信心、趣味や娯楽、健康維持のための体力作りやトレーニングも大切でしょう。
 
心や体の健康のために楽しみながらやれる事、逆に体のメンテナンスや休養も大事でしょう。
自分の心や体を大切に出来てこそ、周りを思いやる余裕も出てきます。
 
人生の豊さは普段の生活をどのように楽しみながら過ごすかで決まっていきます。
 
あなたはひとつしかない「自分の心と体」を大切にしてあげるために、何をやめて何を始めますか?
 
自分の心と体のために、少しずつでもやれる事をやって行きましょう!
 
今日も良い一日を!
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【6月15日の言葉】水無月(みなつき)の 夏越の祓(はらへ) する人は 千歳(ちとせ)のいのち のぶといふなり

2024年06月15日 | 今月の言葉

今月15日の言葉は夏越の和歌です。

当社では毎年6月30日に半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、本来の清らかな姿に立ち返るために夏越祭(なごしさい)を執り行っております。

私たちは神様から頂いた清浄な心身を持っておりますが、ややもすると人をうらやんだり、よこしまな心を起こしたりします。

また、知らないうちに相手を傷つけたり、人に迷惑をかけたりします。

このような蓄積が罪穢(つみけがれ)となって、社会生活を乱すもととなるのです。

 

そこで、この罪穢(つみけがれ)を祓い清めるために、古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の行事を執り行い、
これまでの生活を振り返りながら、心身を祓い清めて、明日からの生活を高めて参りました。

これが大祓であり、6月の大祓を特に夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。

例年通り今年も6月30日に斎行いたします。
夕方からは夜店もたくさん出ますので、お誘いあわせの上、ご参拝をお待ちしております。

「ひな形」や「車の形代」ご希望の方は授与所にてお受け下さい。

 

「ひな形」の取り扱いは

①ひな形の裏側にご家族氏名・年齢を書く(ひとり一体)

②ひな形で身体をなでて息を三回吹きかけ、一晩布団の下に敷く。

③車の御形代には必要事項を記入し、一晩車の中に入れておく。

ひな形は当日午前9時から午後8時半の間に納めて頂いて、「悪病退散」の替え札と交換頂き、
財布の中に納めて頂くか、神棚にお祀り下さい。

 

ひな形の交換は夏越祭を過ぎましても大丈夫ですので、お早めに社務所までご持参ください。

一年の半分という節目の時に改めて自分自身を振り返り、また新たな気持ちで残り半年を過ごしましょう!

 

一所懸命だと知恵が出る。中途半端だと愚痴が出る。いい加減だと言い訳が出る。

今日も良い一日を!

 

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【6月1日の言葉】 夏越(なごし)の大祓(おおはらへ)

2024年06月01日 | 今月の言葉
今月朔日(ついたち)の言葉は「夏越の大祓について」です。
当社では毎年6月30日に半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い清めて、本来の
清らかな姿に立ち返るために夏越祭(なごしさい)を執り行っております。
 
私たちは本来神様から頂いた清浄な心身を持っておりますが、普段の生活のなかで、人をうらやんだり、よこしまな心を起こしたりもします。
また、知らないうちに相手を傷つけたり、人に迷惑をかけることもあります。
このような蓄積が罪穢(つみけがれ)となって、社会生活を乱すもととなるのです。
そこで、この罪穢(つみけがれ)を祓い清めるために、古くから半年に一度、大祓(おおはらへ)の行事を執り行い、これまでの生活を振り返りながら、心身を祓い清めて、明日からの生活を高めて参りました。
これが大祓(おおはらへ)であり、6月の大祓(おおはらへ)を特に夏越大祓(なごしのおおはらへ)と申します。
一年の半分という節目の時に改めて自分自身を振り返り、また新たな気持ちで残り半年を過ごしましょう!
 
「ひな形」や「車の形代」は授与所にて頒布致しております。
ひな形は6月30日当日9時から21時の間に社務所に納めて頂いて、「悪病退散」の替え札と交換頂き、財布の中に納めて頂くか、神棚にお祀り下さい。
ひな形の交換は夏越祭を過ぎましても大丈夫ですので、お早めに社務所までご持参ください。
毎年、夏越祭は夜店もたくさん出て、境内は賑やかです。
6月30日には是非ご家族でお参りください!
 
脳科学が証明する幸せ習慣
「一杯のコーヒー」で集中力と幸福度が上がる
「緑茶」で疲れとストレスが軽くなる
「玉ねぎ」は脳の酸化を防ぎ代謝を向上させる
「ビタミンC」は気分を穏やかにさせて脳の酸化を防ぐ
「笑い」は加齢に伴う機能障害を防ぐ
「手書き」は記憶力と認知障害が向上する
「一日20分の運動」で脳卒中のリスクが下がる
 
よく笑い、よく文字を書き、よく歩きましょう!
 
今日も良い一日を!
 
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【5月15日の言葉】当たり前じゃない幸せなこと

2024年05月15日 | 今月の言葉

今月12日は「母の日」でした。
来月6月16日は「父の日」です。
ともに普段忘れがちな両親に対する愛情と感謝を表わす日です。

私たちは病気になって初めて、健康の大切さを感じるように、
普段いろんなものおかげで生かされていることを忘れがちです。

今月15日は「当たり前じゃない幸せなこと」を取り上げてみました。

戦争や災害で今もなお、国の内外で苦しんでいる人たちが大勢いることを思うとき、
いかに自分が幸せで恵まれている生活を送っているか、
普通に生活できる有難さをかみしめたいものです。

当たり前じゃない幸せなこと

1 帰る家があること

2 愛する家族がいること

3 働ける場所があること

4 毎日あいさつを交わす人がいること

5 毎日暖かいご飯が食べられること

6 安心して眠る場所があること

7 選択肢は常に自分にあるということ

8 今こうして生きているということ

 

心の幸福は感謝の気持ちからはじまります。

今、この時を大切に、今、この時を楽しみましょう!

 

今日も良い一日を!

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【5月1日の言葉】ユダヤの教え

2024年05月01日 | 今月の言葉
新緑の美しい季節となりました。
この時期、毎朝境内は色々な鳥のさえずる声で満ち溢れます。
境内の楠木(くすのき)も古い葉や枝が全部落ちて、
新芽から新しい枝葉に替わろうとしています。
天地自然が、新たに生まれ変わろうとする息吹を感じながらお参り下さい。
 
五月朔日(ついたち)の言葉は「ユダヤの教え」の一つを取り上げてみました。
「ユダヤの教え」にこんな話があります。
「あなたが10人の人と出逢ったら、10人の内1人はあなたを批判し、性格が合わない。10人の内2人はあなたを理解してくれて、性格も合う。そして残りの7人はどちらでもない人達である。」
この教えに対して皆さんは普段の生活の中で、
10人の内、どこに焦点を当てて暮らしているでしょうか?
あなたを理解してくれる2人、あなたを批判する1人、
どちらでもない多数の7人
考えてみますと、私たちは日頃の生活の中で意外と自分と合わない1人に過度に注目して、その人の批判や悪口に時間を使ったり、
普段興味もなく、深く関わりもない7人の人達の声や目を気にしすぎているようです。
そう思うと、自分を好いてくれる人、
理解してくれる人に目線を合わせて生きて行く事が、
幸福度を高める何よりの近道であり、より良い選択と言えるでしょう。
 
自分が大切にしたい時間や、豊かで充実した時を過ごすためには、
ノーと言える勇気や嫌われる勇気を持つことも必要です。
先が見通せない時代だからこそ、他人に振り回されないで、
自分自身に正直に素直に生きて行きたいものです。
 
「あなたの良さが分からない人のせいで、あなたが落ち込む必要はない」
「悪口は受け流す事 贈り物も受け取らなければ、本人に帰る。」
 
今日も良い一日を!
 
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【4月15日の言葉】生き方の違い(ABCタイプ)

2024年04月14日 | 今月の言葉
4月にはいり、進学、就職と新生活がスタートした方も多いことでしょう。
新しい仲間や環境の中で、戸惑いや不安もあるでしょうが、
生き方や心構え次第で人生は大きく変わって行きます。
今月の言葉は私たちの周りによく見られる
「生き方の違い」について取り上げてみました。
 
A ほめられないと不機嫌になる   B ほめられて満足する
C 人のことをほめられる 
 
A 疲れを感じても続ける      B 疲れを感じたら休む
C 疲れを感じない体作りをする
 
A 目先の勝敗にこだわる      B 総合的な収支にこだわる 
C 果たしたい目的にこだわる      
 
A お金を貯めることを考える    B お金を稼ぐことを考える
C お金をうまく使う事を考える
 
A 周りに不満を漏らす       B 酒と共に不満を飲み込む  
C 不満をエネルギーにする     
 
A 他人の話で盛り上がる      B 昔の話で盛り上がる
C 夢の話で盛り上げる
 
あなたはどのタイプでしょうか? 
BタイプよりCタイプを目指したいですね。
心構えを変えると生き方も人生も変わっていきます。
 
「才能や能力などではなくその精神によって、
 それぞれの人生には大きな差がでるのだ。」
リチャード・ニクソン(アメリカ合衆国第37代大統領)
 
今日も良い一日を!   
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【3月15日の言葉】心ここにあらざれば、みれども見えず

2024年03月15日 | 今月の言葉

3月15日の言葉は中国の古典「大学」からの引用です。

 

「心ここにあらざれば、みれども見えず、聴けども聞こえず、

食らえどもその味を知らず、これ身を修むるはその心を正すにあり」

(心が別のことに奪われて、うわの空だったら、ものを見ていても見えておらず、呼びかけられても聞こえておらず、

食べていてもその味を楽しめない。わが身を修めるにはまず自分の心の働きを正す事が肝心である)

確かに、何か考え事をしていると、目の前のすばらしい景色も目に入らなかったり、

人の呼び声も聞こえなかったり、食べていても味に集中できなかったりする事がよくあります。

テレビのニュースを見ていると、毎日色んな事件が起こっておりますが
「日々起こる出来事を自分の問題としてとらえていない、心ここにあらずの状態」
だと目の前に重大な事が起こっていても、まったく他人事であり、
見ているつもりでも全く見えていない「みれども見えず」の状態になっています。

元旦に起きた能登半島地震も親戚や知人のいる方とそうでない方とでは、
関心の度合いがずいぶん違うと思いますし、遠く離れた地域の人には他人事の様に思いがちですが
「心がそこにあるかどうかで」私たちの気持ちや行動も変わってくる事でしょう。

 

少なくとも自分の家族や周りの人々には「心ここにあり」心をそこにおいて、
自分の問題として自分のことのように考えたいものです。

そうすれば今まで見えなかったり、聞こえなかったものが、現われて来るかもしれませんね。

 

今日も良い一日を!                      

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【3月1日の言葉】忘れてはならないもの

2024年03月01日 | 今月の言葉
早いものでもう、弥生三月になりました。
弥生(やよい)という言葉の由来は「草木がいよいよ生い茂る」という意味の「いやおい」がつまって「やよい」になったと言われていて、とても生命力にあふれた意味を持っています。
また段々と暖かくなって、気だるさや眠気を感じやすくなる時期でもあるので、「夢見月(ゆめみづき)」というロマンチックな名前も付けられています。
また、三月、四月は人々が入れ替わる時期でもあります。
卒業する人、退く人がいれば、入学する人、新たに入って来る人がいます。
そうして組織や社会全体が少しずつ変わっていきます。
過去を受け継ぎながら新たな時代に移っていきます。
 
三月朔日(ついたち)の言葉はこういう節目の時期に心掛けたい
「ならないもの10か条」を挙げてみました。
 
   ならないもの10か条
1 失ってはならないもの「信用」    2 笑ってはならないもの「人の失敗」
3 押し付けてはならないもの「価値観」 4 言ってはならないもの「愚痴」
5 やってはならないもの「批判」    6 持ってはならないもの「ねたみ」
7 捨ててはならないもの「義理人情」  8 のまれてはならないもの「感情」
9 曲げてはならないもの「信念」    10 忘れてはならないもの「感謝」
 
折に触れ思い出しながら、一日一日を大切にしていきましょう!
 
今日一日一生懸命に生きれば、明日は自然に見えてくる   
稲盛和夫 (京セラ KDDI 創業者)
 
今日も良い一日を!     
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【2月1日の言葉】言葉の大切さ

2024年02月01日 | 今月の言葉
この度の能登半島地震に際し、心よりお見舞い申し上げます。
報道により被害の甚大さが案じられ、憂慮致しております。
一日も早い復旧のために、当社も神社復興基金としての義援金を受け付けております。
義援金は被災神社が災害復旧に対応できるように、神社本庁や被災神社庁を通じて贈呈されます。
ご支援ご協力の程、宜しくお願いします。
 
2月朔日(ついたち)の言葉は困難や逆境の中でも励まし合って、
前を向いて行ける「言葉の大切さ」を取り上げました。
 
  言葉の力
 
一つの言葉でけんかして、一つの言葉で仲直り。
 
一つの言葉で頭が下がり、一つの言葉で笑い合い、一つの言葉で泣かされる。
 
一つの言葉はそれぞれに、一つの心をもっている。
 
きれいな言葉はきれいな心、やさしい言葉はやさしい心。
 
一つの言葉を大切に、一つの言葉を美しく。
 
一つの言葉で今日も頑張れる。  
 
今日も良い一日を!
 
 
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