今月に入ってから風が吹くたびに落ち葉が落ちてきます。境内のクスノキの葉が生え替わっております。
さて、先日 神葬祭(しんそうさい)の奉仕をして参りました。神葬祭とは神道(しんとう)の葬儀のことです。
一般的には仏教式の葬式に立ち会うことが多いかもしれませんが、神道を信仰されている方は神道式の葬式を行います。
神社は神道の信仰に基づき建立された宗教施設です。
因みにお寺は仏教です。
最近は神社とお寺の違いが分からないという方も多いようですが、信仰している宗教が違います。
神道(しんとう)とは日本固有の宗教で神様をお祀りしております。ここで言う神様とはキリスト教のイエス・キリストとは全く違います。日本古来から伝わる神様のことです。例えば天照大神(あまてらすおおみかみ)や、えべっさんなどの事です。
仏教は仏様をお祀りしております。分かりやすい例は大仏でしょうか。
話が逸れましたが、神道では人は亡くなるとその魂はそう遠くへは行かず、神様となり我々を見守ってくれる。その家の守り神になる。とされています。
日々先祖に見守られながら生活をしていること、そして先祖がいるからこそ今の自分がいるという感謝の気持ちを忘れないように心がけてください。