三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

秋祭り(10月5,6,7日) 駐車場案内

2017年09月26日 | 日々のできごと
朝晩と少しずつ涼しげな秋らしい風が吹くようになりました。

さて、秋祭り期間中(10月5,6,7日)の駐車場を説明します。
秋祭り期間中(10月5,6,7日)は普段駐車場としている場所を祭りで使用しますので、臨時駐車場を設けています。
秋祭り(10月5、6、7日)期間に車でお参りに来られる方は臨時駐車場をご利用ください。


臨時駐車場は
ラ・ムー松山西店 駐車場(愛媛県松山市三津三丁目5番40号)
フジ松江 駐車場(愛媛県松山市松江町5番38号)
となっております。

十月五日 午後9時頃  宵宮神輿上納(よいみやしんよじょうのう)(けんか神輿あり)

  六日 午後7時   子供神輿宮出し 子供とら舞奉納

  七日 午前0時半頃 とら舞奉納

  七日 午前1時   宮出し(けんか神輿あり)

  七日 午後9時頃  宮入り(けんか神輿あり)


尚、公共交通機関の最寄り駅は
伊予鉄   三津駅
伊予鉄バス 三津厳島神社前駅
となります。

また、神社に来られた際の参拝作法は
二礼二拍手一礼です。
祭を見に来た際も必ずお参りして下さいね。

詳しくは厳島神社までお問い合わせください。

三津 嚴島神社(みつ いつくしまじんじゃ)
〒791-8063 愛媛県松山市神田町1-7
tel 089-951-1471
fax 089-951-2220
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愛媛県神道青年会 第35回観月神楽の夕べ

2017年09月26日 | 神道青年会
愛媛県神道青年会主催の観月神楽の夕べを行いました。
毎年違う神社を会場として、中秋の名月の頃に雅楽や神楽を楽しんでいただこうと催しています。

今年はご縁をいただき、日尾八幡神社にて開催しました。
いつも通り篳篥を吹きたいところですが、会長は司会をするという前例に倣い
今回は司会に徹しました。

先ずは石鎚神社の巫女さんによる「浦安の舞」
皇紀2600年の祝典が昭和15年(1940年)に行われたときに、その奉祝会が制定したのが、この神楽舞です。

昭和天皇様が詠まれた
「天地の 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」
という詞に、当時の宮内省楽部の楽長が曲と舞をつけられたもので、
昭和15年11月10日の奉祝会当日、全国の神社で一斉に奉納されました。
それ以来この舞は全国の神社の神事に奉納されております。
曲名の浦安とは、心の安らか、という意味で、平和を祈る心の舞であります。


次に恒例となっています伊豫神楽さんにも神楽を舞っていただきました。
伊豫神楽は愛媛県南予地方に、鎌倉時代以前より、現在に伝わる神楽で、男性の神主だけで構成され、神楽全体が神事という特長をもっています。
その創始は、現在では不明となっていますが、宇和島市の八幡神社には嘉元3年9月(西暦1305年、鎌倉時代)の銘がある神楽面が残されており、
それ以前より伝承されていたことは確かであると考えられます。
伊豫神楽25番 身躰鈿女舞(しんたいうずめのまい)

伊豫神楽は、昭和36年3月30日に第1号として愛媛県無形文化財の指定を受け、また昭和56年4月21日に国指定無形重要文化財の指定を受けて、現在ではかんなぎ会という団体を組織して保存を図っています。

次に愛媛県神道青年会による演奏
越天楽

越殿楽は、平安時代初期、中国の唐の国から伝わったといわれる曲です。
優雅な旋律で古くから親しまれた有名な曲で、福岡県の民謡「黒田節」もこの曲が基となったといわれています。

雅楽の楽器を紹介した後

次に陪臚(ばいろ)

この曲を7回繰り返し演奏した時に「舎毛音(しゃもうのこえ)」という音が聞こえると戦に勝つという言い伝えがあり、聖徳太子が物部守屋(もののべのもりや)と戦う時に演奏し、その音が聞こえて戦に勝ったとも言われています。

次に巫女さんによる「悠久の舞」
蒙古襲来の折り、宏覚禅師(こうかくぜんじ)によって詠まれた
「すえの世のすえのすえまで我が国はよろずの国にすぐれたる国」
皇紀2600年(初代神武天皇が即位されてから2600年)(昭和15年)、当時の宮内省雅楽部楽長多忠朝(おおのただとも)氏により作曲作舞されたお祝いの舞です。
当初は男性による勇壮な四人舞でしたが、昭和39年の東京オリンピックを期して、女性舞として振付し、世界の人々を歓迎したのが現在に至っています。巫女が手にして舞う季節の花により、勇壮の中にも、優雅な華やかさを併せ持つ神楽舞です。


次に伊豫神楽十五番 弓之舞
この舞は、国中の、諸々の災害、悪魔を武神が弓の神威によって退散させる弓祓いの舞です。


最後は、この近年、地震や台風大雨での堤防氾濫などがございます。
尊い命を失われた全ての御霊が、無事ふるさとへお帰りになりますように
そして被災された全ての皆様が、1日でも早くふるさとへ戻ること出来ますように
願いを込めて、ご来場の皆様と共に、ふるさとを合唱しました。


天気が不安定で準備時には雨が降っていましたが、演奏前には止み
鈴虫が無く心地よい気候の中、演奏することが出来ました。


会場を提供いただきました日尾八幡神社様・氏子総代様
ご協力いただいた皆様方に厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

追伸、愛媛新聞に記事が掲載されました。
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愛媛県神道青年会再発足45周年記念事業 抜穂祭

2017年09月22日 | 神道青年会
愛媛県神道青年会の再発足45周年記念事業として行ってきた
記念米作り~斎庭稲穂の神勅~
収穫の時期を迎え、抜穂祭(ぬいぼさい)を執り行いました。
数日前に台風が通過し、大雨が降った為、土は濡れているものの
稲には問題ないという事でほっとしました。

先ずは田圃のすぐ前にある集会所にて祭典

神様に無事収穫できる様になったことを感謝

抜穂の儀を行い、初めに収穫したお米をお供えし

刈女、園児と共に稲刈り開始

刈り取った稲は稲木に干しました。

昨年、貸してくれる田圃を探すところから始まったこの事業も一段落
当日も準備の時に雨がパラっとしましたが、作業中は雨も降ることなく、
曇り空で涼しい環境の中、稲刈りが出来ました。

今回の事業では
田圃を快く貸していただき、管理してくれた農業法人あぐり様を始め
多くの方の御協力をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

この経験を今後の奉仕に役立てていきたいと思います。
誠にありがとうございました!
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秋祭り 特別御朱印

2017年09月19日 | ニュース
秋祭りを記念して
期間限定で特別御朱印をお分かち致します。

10月1日~8日

古三津神輿の黄色・三津神輿の赤色
を背景とした2枚1組で
初穂料500円
となります。

当嚴島神社社務所に
9時~16時までにお越しください。
平日、土日、祝日いつでも神社は開いています。

どうぞこの機会にお参りください。
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古三津南神輿 新調30周年記念

2017年09月11日 | 三津嚴島神社祭典

今年で古三津南地区の神輿を新調してより30年経つのを記念して御祈祷を行いました。

当嚴島神社が400年程前に現在の地にうつるまで
古三津南地区に神社があった故事に由来して、
宮出し、宮入り等の行事は古三津南神輿から行う習わしになっています。

これからも益々祭りを盛り上げて下さい!
古三津南神輿 新調30周年
誠におめでとうございます。

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秋祭りに向けて

2017年09月08日 | 日々のできごと
毎年恒例、曜日に関係なく
10月5,6,7日に行われる秋祭りに向けて準備が進んでいます。

毎週会議が行われ、提灯の準備をしているところです。
中にはもう作ることのできない貴重な提灯もあります。

職人さんが作ったものを大事に使い続けたいと思います。
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秋祭りポスター完成!

2017年09月05日 | 三津嚴島神社祭典
秋祭りポスターが完成しています。
無料で配布していますので、必要な方は早めに当嚴島神社にお越しください。
9時~16時までにお願いします。


今年の秋祭りも例年通り10月5,6,7日に行います!

十月五日 午後9時頃  宵宮神輿上納(よいみやしんよじょうのう)(けんか神輿あり)

  六日 午後7時   子供神輿宮出し 子供とら舞奉納

  七日 午前0時半頃 とら舞奉納

  七日 午前1時   宮出し(けんか神輿あり)

  七日 午後9時頃  宮入り(けんか神輿あり)

秋祭りでは、特に鉢合わせが注目されます。
当厳島神社の鉢合わせは非常に伝統があり、
柄と柄と重なるように縦に鉢合わせするのが特徴です。
以前は道後地区でもこのようにしていたようです。

鉢合わせ後、相手の神輿を落とし、上がっては相手の神輿を落としてさす。
そんな様から「けんか神輿」と呼ばれるようになりました。

人間も寒いと体を揺らしたり、さすったりして温めます。
エンジンなども機械が上下運動することにより熱を発生させます。

神輿も同じように、鈴を鳴らしたり、激しく練ったりするほど御神威が高まり人々に幸福を与えてくれます。
生で見ればよくわかると思いますが、けんか神輿は物凄い熱量が発生しています!

宮出しの際にけんか神輿をして御神威を高め
町を巡り町内に皆様に御利益を与えます。
その後、宮入にて再度けんか神輿をして御神威を高めて本殿へと神様にお戻りいただきます。


以前の画像はブログ左側のアルバムに多数ありますので、
どうぞご覧ください!
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月次祭(長月)

2017年09月02日 | 三津嚴島神社祭典
9月1日(金)
毎月恒例の月次祭を9時半~執り行いました。

早いもので今年もあと3分の1
朝晩ようやく涼しい風が吹き、秋らしくなっていたこの頃ですが
来月には秋祭りが始まります!

また今月末には愛媛国体が開催されることもあり
県内はいたるところで国体関連のものが置かれ、盛り上がりを感じます。

ちなみに国体こと国民体育大会は
明治神宮競技大会が前身になっており、元は明治神宮にお祀りされている神様(明治天皇)に
国民の鍛錬の成果を見せるような、神事的体育行事だったんですよ。
その後、戦後になり国民体育大会となりました。


徐々に過ごしやすくなってくる時期ですが
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、どうぞお身体ご自愛ください。
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