三津嚴島神社ブログ

愛媛県松山市神田町に鎮座する嚴島神社の神主の記録

平成29年 愛媛FC必勝祈願祭

2017年01月22日 | 三津嚴島神社祭典
1月21日
愛媛FC必勝祈願祭が当厳島神社にて行われました。

晴れ空の下、選手たちが整列して参進


当厳島神社は江戸時代に歴代藩主が参勤交代で三津浜から出港の折り、
必ず参拝して武運長久、藩内平和を祈願した事から武運の神、勝運の神としても信仰されており、

愛媛FCもシーズンを迎え全国へと羽ばたいていく前に
毎年、当社で必勝祈願をしております。

祭典後は当厳島神社秋祭りの際に、神輿のかき手である取締も付けている
勝運の込められた勝守りをお渡ししました。


新たに就任した間瀬監督

大勢の報道陣に囲まれ取材を受けていました。

J1昇格に向けて頑張れ愛媛FC!
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降雪

2017年01月15日 | 日々のできごと
月次祭(つきなみさい)が行われた15日
珍しく雪が降り、うっすらと地表が白くなっていました。

雪国の方が見たら笑われるかもしれませんが・・
滅多に雪が降らない三津浜では
うっすらでも雪が積もると非常に嬉しく感じます(笑)。

この後、すぐに消えて いつもの境内となりました。

車の運転をされる方等、特にお気を付けください。
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平成29年 厄祓いについて キャピー取材

2017年01月13日 | 日々のできごと
南海放送ラジオのキャピーさんが厄祓いの取材に来てくれました。

当厳島神社でお祀りされている宗像三女神は
外難防御の神(すべての災難を防ぎ、福を招く神)として古より信仰されており、年明けから厄祓いのご祈祷を受けに来られる方が多くなっています。
また、宗像三女神は別の御名を「道主貴之神」(みちぬしのむちのかみ)と言い、
陸上・海上・航空の安全を守る神様としても信仰され一般の方の車祓いは勿論のこと
海上保安部等も安全祈願に毎年来られています。


今年の厄年の方は下記の通りです

厄年の方は、年が明けて1年間が厄年になりますので
なるべく早い時期に、出来れば2月3日の節分までに厄祓いを受けていただくようお勧めしています。

前厄、本厄、後厄の3年間は人生の分岐点となる大事な時期です。
神様に見守っていただき、素晴らしい一年をお過ごしください。

1月中は予約なしで受付けしています。
9時~16時半までにお越しいただき受付け次第、随時ご祈祷します。
ご祈祷の時間は20分ほどです。
駐車場もございますので、お車でお越し頂いても大丈夫です。
祈祷料は5千円、7千円、1万円、1万5千円と御札の大きさが変わってきます。

詳しくはお問合せ下さい。
三津 嚴島神社
愛媛県松山市神田町1-7
電話:089-951-1471

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平成29年 初えびす 広瀬順子選手来社

2017年01月11日 | 兼務社祭典
恵美須神社(愛媛県松山市三津2丁目7-34)にて
初えびす祭が行われました。

リオパラリンピックに出場した
広瀬悠さん、広瀬順子さんもお参りに来られていました。
広瀬順子選手はリオにて柔道女子57キロ級で銅メダルを獲得されています!
まさかのメダリスト来社に記念撮影をさせて頂きました。

突然のお願いにも快く笑顔で応対して頂き、ありがとうございました。

恒例の餅まき

皆様のお蔭をもちまして、例年通り無事執り行うことが出来ました。
今年も笑門来福、皆が笑顔で過ごせますように。
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丁酉年 新年のご挨拶

2017年01月03日 | 日々のできごと
新年明けましておめでとうございます。

今年は丁酉(ひのととり)年
鳥は「古事記(こじき)」の中で、日本の文献としては初めて登場します。
「古事記(こじき)」には歴代天皇のことが神様の時代から記されており
神主はこれに倣い神事を執り行っています。

登場するのは古事記の話でも有名ないわゆる「天岩屋戸」の話
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天照大御神が天の岩戸に御隠れになると世界が闇に閉ざされます。
(伊勢の神宮にお祀りされている天照大御神は文字通り太陽の神様。
岩の洞窟に隠れることにより暗闇になってしまうのです。)
そこで困った神様たちは話し合い、
「常世の長鳴鳥」を集めて鳴かせ、アメノウズメが躍り、アメノコヤネが祝詞をあげ
天照大御神を誘い出すことに成功したとあります。
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(分かり易くするために話を省略しています)


ここで言う、「常世の長鳴鳥」は今のニワトリをさしていると思いますが
その鳴き声で夜明けを告げる鶏は夜を終わらせ朝を告げるものの象徴とされていたのです。

シェイクスピアの『ハムレット』にも
「聞く所によれば、夜明けを告げる雄鶏は、その張り上げた甲高い鳴き声で日の神を目覚めさせ」とあります。

今でも伊勢の神宮の内宮正宮の御扉が開く際には
「カケカフ」(外宮は「カケロフ」)と三声という言葉が発せられます。

これは
「常世之長鳴鳥を聚(あつ)めて、互いに長鳴(ながなき)せしむ」 (古事記)
という故実に基づく訳です。

ちなみにこの時、鳥が止まっていたのが鳥居の起源とも言われ
今でも神聖な場所の入り口やその境界に鳥居があります。

現在の感覚で言えば夜が明ける頃に鶏が鳴く
と思うかもしれませんが、
時間を知るすべがない時代
鶏が鳴くことで夜が明けると長らく考えられていたのでしょう。

この鶏にあやかり皆様方に幸福の光に照らされることを祈念し
年頭の挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。
(画像は今年の初詣の様子です)
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