2月22日
日本固有の領土である竹島の日、
三津浜小学校にて雅楽(ががく)の授業を行いました。
今年も6年生の音楽の時間を使わせていただき、日本の伝統音楽である雅楽の生演奏や体験学習を行いました。
昨年に比べておとなしい印象だった生徒達。授業後に先生に聞いてみると今までに見たことないくらい授業に集中していたとのこと。
おそらく始めて耳にする生の雅楽を聴いて、少しでも伝統音楽に興味をもってもらい、印象に残ってもらえれば幸いです。
先日も学生とすれ違いざまに、「ブーブーの人や!」と声をかけられました。雅楽というワードがでてこなかったのは残念ですが、授業のことを覚えてくれているだけでも嬉しい気持ちになりました。
夜には愛媛雅楽会の自主練習が行われました。
次は3月4日に中島小学校、3月6日に三津浜中学校に雅楽授業に行く予定になっています。
椿祭りも終わり、境内の梅を見てみますと3分咲きほどになっていました。
ブログでは伝わりませんが、このほのかな甘い香りがまた良いですね。梅林園などに行くと、かすかな香りが広がり蜂蜜のような甘い香りがし、後から梅の花が香っていることに気が付くことがあります。
また、香川ひろこさんよる今月の献花(マンサク、チューリップ、小菊)も、開花してより色鮮やかになっております。
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縁起の良い花として有名なマンサク。知らなかったのですが、匂うと良い香りがします。それにしても変わった花ですね。撮影もなかなかピントが合いづらい・・・。
本日は笙(しょう)のお稽古もありました。今日は少し慣れてきたのか、稽古中笑い声が響いてくる場面もありました。
因みに明日22日は当嚴島神社にて愛媛雅楽会(えひめががくかい)の自主練習が行われます。昼間は三津浜小学校に雅楽の授業に行ってきますので、雅楽三昧の一日となりそうです。
2月15日の夜から18日まで伊豫豆比古命神社(椿神社)の椿祭りの奉仕に泊まり込みで行っておりました。
ブログの更新が出来ず、すいません。
今年の椿祭りは土、日を挟みましたので、特に17日の日曜日は多くの参拝者が来られていました。
17日の夜からは雨が降りましたが、それまでは上天気で昼間は比較的温かい中でお参りすることが出来たように思います。
私は毎年の事ながら、祈祷所にてひたすらに太鼓を叩いておりましたので、あまり外の様子は分かりませんでしたが・・・。
今年度は御鎮座2300年祭という椿さんにとって特別な年でもあり、3月17日の大祭の日には私も伶人(祭典中に楽を奏する人)として奉仕する予定になっております(太鼓も叩きます)。
今年も椿大神様に見守られて無事お祭をご奉仕することが出来ました。また、ご奉仕するにあたり職員さんを始め、様々に人にお世話になりました。
誠にありがとうございました。
今月の愛媛雅楽会の練習日は
2月12日(火)18時30~21時
吹揚神社(今治市通町3-1-4)にて
TEL 0898-22-0369
2月25日(月)18時30~21時
厳島神社(松山市神田町1-7)にて
TEL 089-951-1471
初心者も大歓迎です。興味のある方はご連絡の上、先ずは見学に来てみて下さい。
以前ブログにて、愛媛県内や高知県でご神木が意図的に枯らされる被害があるとお伝えしましたが、先日NHKの「四国羅針盤」でも特集が組まれていました。
番組によりますと枯らされているご神木は樹の幹ではなく外側だけが被害に遭い、葉が一気に枯れますので一見すると枯れているのですが幹は枯れていないそうです。つまり木材になったときに木材の価値は損なわれないように枯らされているという訳です。樹木に詳しい者の犯行だと予測されていました。
そして狙われる木についてですが、
○価値のある木
樹齢200年以上のヒノキやスギ等
○道路などにが直ぐ近くにある
木があった場所は意外にも人目につかない森の中等ではなく、近くに道路がある場所。つまり木を切った際に木の運搬に余計な費用がかからないようにということです。
ですので、番組の中では神社の御神木ではない古い木の被害も報告されていました。
○突然業者から連絡がある
木が枯れて倒木の危険の前に切らないといけない・・・そんな時に丁度良く木を切って買い取らさせて下さい!と電話があるそうです。
業者からの連絡で始めて木が枯れていることを知ったというケースもありました。
最近は国内に古くからある木は減少し、市場価値が上がっているので、今まで切ることが許されなっかた神社の御神木が狙われたということだと思います。今回は2本で500万円という金額を提示されたそうですが、実際に査定すると1本でもその金額を超える価値があったそうです。
因みにそのような木は一般の建築には必要有りませんから、社寺仏閣に使われる場合が多いようです・・・何とも皮肉なものですね。
とにかく被害の拡大を引き留める為、注意喚起致します。
古い木を管理されている方や急に枯れ出したという場合はご注意下さい。薬は爪楊枝で付いたくらいの穴から注入されています。
また、神社の御神木というものは長い年月神社を見守り、沢山の人々に愛されてきた神社のシンボル的な存在です。様々な伝説やその舞台となった木もあります。そのようなものを勝手な理由で意図的枯らさせるということは絶対に許されることではありません。
このニュースを始めて聞いたときに自然と怒りを感じました。そのような大きな存在に見守られて今の自分が存在しているということを本能的に感じていたからだと思います。
このような被害がこれ以上起こらないことを強く願います。