5月21日
以前勤めていた博多総鎮守 櫛田神社に正式参拝。
あまり時間がとれず、きちんとご挨拶もできませんでしたが、皆さんお元気そうで何よりでした。
下関の亀山八幡宮にお参りし、竹中禰宜さんに境内案内をして頂きました。
石で作成されたものでは日本一大きいのではないかと言われる亀山八幡宮の社名額。たたみ2畳ほどあるそう。
山の文字のところに野球ボールが引っかかっており、「ナニコレ珍百景」でも紹介されています。しかも野球ボールを引っかけた野球部は大会で優勝したそうです。
その後、神主さんが社務所で小料理屋をしている貴布禰神社を紹介してもらい、普段はしていないそうですが特別に昼食を頂きました。
更に貴布禰神社の宮司さんに紹介してもらい桜山神社招魂場をお参りいたしました。
文久4年(1864年)に高杉晋作(当時24歳)によって発議された招魂場で、招魂社としては我が国最古と言われています。
神社裏側の招魂場には長州の尊王討幕運動に輝かしい名をとどめる吉田松陰、高杉晋作、久坂玄瑞、山縣有朋らの霊も加え、今日では三百九十六柱の志士がここに祀られています。
この招魂場のもつ尊い意味は、偉大な指導者吉田松陰から奇兵隊小者弥吉といった名もない者にいたるまで等しく祀られていることです。
最後に招魂社の新築落成の祭典が行われた際に高杉晋作が詠んだ歌を載せて、様々なご縁が繋がった福岡研修旅行の報告を終えたいと思います。
猛烈の奇兵何の志す所ぞ
一死を将って邦家に報いんと要す
尤も欣ぶ名を遂げ功成りて後
共に弔魂場の花と作らんを
弔らわる人に入るべき身なりしに
弔う人となるぞはずかし
筆蹟混帖 長さ一丈二尺 巻頭東行狂生書
諸名家の作を集めたもの
慶応元年八月 日 招魂場祭事
5月20日
今回の研修のメインである宗像大社御造営見学。
先ずは仮殿にて正式参拝。仮とは言えど宗像大社の高宮斎場を思わせる清らかな雰囲気のある斎場。
その後、本殿の屋根等を特別に見学させていただき、宗像大社の神主さんと塗りの職人さんに説明して頂きました。
本殿の欄干の柱の擬宝珠も取り外されており、そこにはズラッと文字が書かれていました。残念ながら読めませんでしたが、昔の宮大工等が名前を書き連ねたのでしょう、歴史を感じました。
更に昼食後は宮地嶽神社に参拝しました。
その後、宇美八幡宮に参拝し、境内にある神主さんがいる喫茶店を見学いたしました。
古から続く建築から新しい取り組みまで、非常に丁寧に案内して頂きアカデミックな一日となり、夜は福岡神道青年会と合同で懇親会を行い濃厚な一日となりました。
5月の愛媛雅楽会練習日をご案内します。
5月13日(火)18時~21時 愛媛県東温市南方1954-2 5月26日(月)18時半~21時 三津 嚴島神社(みつ いつくしまじんじゃ) 愛媛県松山市神田町1-7 TEL 089-951-1471
5月29日(木)18時半~21時
吹揚神社(ふきあげじんじゃ)
愛媛県今治市通町3-1-4
TEL 0898-22-0369
愛媛県神社庁での練習は平調中心で行っています。
どうぞお気軽にご参加ください。