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白老牛肉まつり 2日間で約5万5千人来場

2015-06-10 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 6/9)
 白老町最大のイベント第26回白老牛肉まつりは7日、2日間の日程を終えて閉幕した。今年は両日とも晴天に恵まれたことで過去最高の5万4600人が来場し、用意した白老牛が完売するなど大盛況となった。会場には白老で生産された黒毛和牛を味わう人たちの笑顔が広がり、地元出店者も例年以上の忙しさにうれしい悲鳴を上げた。
 6日は午前9時30分ごろから会場が混雑。2日目の7日は、午前9時前から前売り券引換所前に長い行列ができるなど、予想以上の入り込みがあった。関係者によると、例年2日目の午後は客足が徐々に落ちるが、今年は会場入りの列が途切れず、各出店ブース前にも買い物待ちの長い列ができた。出店した町内の飲食店経営者は「2日間雨だった昨年とは打って変わり、休む暇がないほど」と笑顔を見せた。
 主催者によると、初日の入り込みは1万9500人、2日目は3万5100人となり、2日間で5万人の実績を上げた一昨年を大きく上回った。一部関係者は白老牛肉まつりの知名度が向上したことに加え、各地で6日に小学校の運動会が開かれたことから、「(来場者が)7日の日曜日に集中したのではないか」などと分析する。
 今年は白老牛の市場価格の値上がりなどから、前売り券を400円アップの1800円で販売。客足への影響が心配されたが前日までに完売。会場での当日販売分も「高級部位から次々と売れていった」(農協担当者)というほどだ。
 会場では白老町ならではの特産品を使った新たなメニューも登場した。しらおいきのこファームと佐々木タイル工業が連携して開発した揚げシイタケで、アイヌ語で「ポッケ・カルシ」とネーミング。イラストの得意な町職員の協力でキャラクターをつくり、蜂蜜ソースなど3種類の味を用意したところ、予想以上に大きな反響があった。
 開発に携わった佐々木タイル工業代表の原口一雄さんは「今後も各種イベント会場限定で登場させたい」と意気込みを語っている。
http://www.tomamin.co.jp/20150626530


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「銀の滴」の世界に浸る 旭川・北門中 知里幸恵の生誕祭

2015-06-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/09 16:00

知里幸恵文学碑にエゾカンゾウの花を献花する北門中の生徒ら(野沢俊介撮影)
 【旭川】アイヌ民族の神話などを集めた「アイヌ神謡集」の著者である知里幸恵(1903~22年)の生誕祭「銀の滴降る日」が8日、旭川市立北門中で開かれた。
 幸恵は登別出身だが、少女時代は現在北門中がある辺りで過ごした。校内に文学碑があり、8日の誕生日にあわせて毎年、同校で生誕祭が開かれている。
 体育館で幸恵の生涯をテーマにした一人芝居が上演されたほか、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会の会員と生徒らがアイヌ民族の古式舞踊を一緒に踊った。
 前庭では、アイヌ民族の伝統儀式カムイノミが行われた後、文学碑にエゾカンゾウが献花され、西谷内弘明校長が「自然への敬愛や感性について考えるきっかけにしてほしい」と生徒に語りかけた。3年生で生徒会長の元居玲奈さん(14)は「自分たちの世代はアイヌ文化に直接触れる機会が少ないので、いい経験になった」と話した。(工藤俊悟)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0143456.html

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オホーツク流氷公園で21日、園内歩く自然観察会

2015-06-10 | アイヌ民族関連
北海民友新聞 (6月9日付け)
 オホーツク流氷公園で「夏の自然観察会」が21日午前10時から行われる。公園サポーターあおぞら(八島義浩会長)主催。参加無料。
 同公園は一昨年7月に全面開園し、Aブロック・オホーツクラベンダー畑からDブロック・海のサロンまで一本の道でつながった。新しく開園した区画の魅力あふれる景色を広く市民に紹介しようと初めて企画した。
 当日は午前10時までにBブロック・あおぞら交流館に集合。屋外遊具「海と大地の遊び場」奥の「どんぐりの森」を通過した後、Cブロック・まきばの広場パークゴルフ場手前の野草広場で折り返し、ラベンダー畑手前の「こもれ日の森」に向かう。道中ではあおぞらのメンバー今堀英明さんが野鳥について、米原ふさ子さんが野草とアイヌ語について知識を提供する。
 参加する人は筆記用具と飲み物を持参のこと。帽子や運動靴、肌を露出しない服を身に着けるなど野外活動に適した格好が望ましい。小学校低学年以下の子どもは保護者の同伴が必要。
 詳しい問い合わせは公園管理事務所(電話0158・27・4560)。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/150609_4.htm

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白老牛肉まつり過去最多の5万4600人来場

2015-06-10 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年6月9日(火)朝刊】
 好天に恵まれた第26回白老牛肉まつり(白老牛銘柄推進協議会主催)が6、7の両日、白老川河川敷を会場に開かれ、1日目1万9500人、2日目3万5100人の合わせて過去最多となる5万4600人が来場、ブランド牛を堪能した。黒毛和牛の丸焼き、名物の牧草投げ大会、アイヌ民族博物館職員による古式舞踊、吹奏楽演奏など多彩なイベントが繰り広げられた。食材王国を発信する37の露店には行列も見られた。人、人、人で埋め尽くされ、焼き肉の煙が立ち上る会場は文字通り熱気に包まれた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/06/09/20150609m_08.html

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「象徴空間」運営へ統合 アイヌ民族博物館と文化振興・研究機構 今秋にも協議開始

2015-06-10 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/09 05:00
 国が2020年に胆振管内白老町に開設する「 民族共生の象徴となる空間 」(象徴空間)の主な施設を運営することを目指し、整備予定区域にある アイヌ民族博物館 (野本勝信代表理事)と、アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌、中村睦男理事長)の両者が、統合に向けた協議を始めることが8日、分かった。
 国は昨年6月に象徴空間の基本方針を閣議決定。国立博物館が整備され、体験交流活動などが行われる中核区域について、単一の組織を「運営主体」とする方針を明記しており、統合する新組織がそれを担う方向だ。アイヌ民族博物館は9日に理事会を開き、この方針を決める。アイヌ文化振興・研究推進機構は5月下旬に方針を決定している。
 両者は早ければ今秋にも協議を始め、国が象徴空間の具体的な開業準備に着手するとしている17年度までに、新組織に移行する道筋をつけたい考え。
 同博物館は文化の伝承や調査など実務のノウハウがあり、国は象徴空間の基本構想で「人材および知見を最大限活用する」としている。同機構は1997年のアイヌ文化振興法制定を機に設立され、国と道の補助金で運営している公的機関。統合によって、国が求める「象徴空間を確実に運営できる組織体制や財務基盤、ノウハウ」の条件を満たす組織になりうると判断した。
 一方、国は今後、象徴空間の運営に求められる要件などを定めた上で、運営組織を指定する方針。統合する新組織は、有力な候補になるとみられる。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0143311.html


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