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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

神の子池:青く輝く神秘の鏡 北海道

2015-06-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2015年06月22日 17時43分(最終更新 06月22日 17時49分)

(写真)神の子池=武市公孝撮影
 北海道清里町の中心地から車で約30分、道道から林道に入って約2キロのところに、「神の子池」と呼ばれる小さな池があった。外周は220メートル、水深は5メートル。アイヌ語で「カムイト」(神の湖)と言われる摩周湖の伏流水からできていると言い伝えられている。1日1万2000トンの水が湧き出し、水温は年間を通して8度を維持している。倒木は腐らず、化石のように沈んでいる。風がなければ、水面は鏡のようになり、神秘的に青く輝く。【武市公孝】
http://mainichi.jp/select/news/20150623k0000m040009000c.html

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豪州 優勝候補ブラジルから金星!23歳サイモンV弾で8強進出

2015-06-26 | 先住民族関連
スポーツニッポン-[ 2015年6月23日 05:30 ]

<ブラジル・オーストラリア>決勝ゴールを決め喜ぶサイモン(AP) Photo By AP
 女子W杯カナダ大会は決勝トーナメント1回戦の3試合が21日に行われ、オーストラリアがMFマルタらを擁する優勝候補のブラジルを1―0で破る番狂わせを起こした。支配率48%、シュート数9―14と劣勢ながら堅守からのカウンターで対抗。後半35分、FWデバンナのシュートを相手GKがはじいたところにFWサイモンが詰め、1次リーグ無失点のブラジルからゴールを奪った。
 23歳のサイモンは「雨で滑るからGKがファンブルすると思っていた」としてやったり。先祖が先住民族のアボリジニで、13年には右膝前十字じん帯を損傷して選手生命の危機に立たされたが、鮮やかに復活。6度目のW杯出場で決勝トーナメント初勝利を挙げたチームは準々決勝で日本―オランダ戦の勝者と対戦。スタイチッチ監督は「素晴らしい勝利だけど、この先もっと素晴らしい経験ができれば」と進撃を宣言した。 【試合結果 女子W杯決勝T】
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/06/23/kiji/K20150623010592600.html

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翁長知事の国連演説検討 与党県議ら準備進める

2015-06-26 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス-2015年6月21日 05:53

 沖縄県議会与党議員や経済関係者、島ぐるみ会議などの有志が、翁長雄志知事による国連スピーチを実現しようと準備を進めていることが20日分かった。名護市辺野古の新基地建設に反対する民意を、国連の場を介して国際世論にアピールするのが狙いで、早ければ今年9月にも実現させる考え。国際人権NGOの反差別国際運動(IMADR、イマダー)の協力を得て検討を進めている。(政経部・銘苅一哲)
 翁長知事は日本国内に加えて、5月の初訪米で日米の両政府やマスコミに辺野古反対を訴えた。県内有志は、日米両国だけでなく国際的に辺野古反対の沖縄の民意を訴えると同時に、日米政府が新基地建設を進めようとする現状を伝える場を設けようと国連スピーチの準備を進めている。
 現時点で国連のどの組織を通じてスピーチするか具体的な内容は検討中。島ぐるみ会議の協力要請を受けたIMADRは、国連の決定機関である国連総会の補助機関で、スイス・ジュネーブにある「人権理事会」をスピーチの場の一つとして想定している。
 人権理事会は理事国47で構成され、年に3回開催。9月には米国を対象とした普遍的定期的審査(UPR)作業部会による報告書の採択が予定されている。
 今年5月にまとめられた報告書では、先住民族の自己決定権の尊重や自治、権利を守ることを促す文言が盛り込まれている。
 IMADR関係者は、日本の都道府県知事が国連でスピーチした前例はないとし、実現した場合の意義を「新基地建設が県民の民主主義に基づく意思を無視した自己決定権の侵害であることを訴えることで、環境権を主とした人権問題だとアピールできる」と解説している。
 県内有志は、全国から寄付が集まる「辺野古基金」の協力も得る考えで、具体的な準備を進めていく中で知事側に打診する。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120772&f=i

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「新基地は人権脅威」 国際NGO、国連人権理事会で声明

2015-06-26 | ウチナー・沖縄
琉球新報-2015年6月26日 6:29
 国連との特別協議資格を持つ国際人権NGOの反差別国際運動(IMADR)は24日、国連人権理事会で「沖縄県民の人権が辺野古新基地建設計画によって脅威にさらされていることを懸念する。人権を守るために抗議する人々が警察や海上保安庁の暴力の対象となっている。日本政府に対しこのような暴力を控え、沖縄の自己決定権を尊重するよう要請する」などと訴える声明を発表した。IMADARジュネーブ事務所の小松泰介さんは「声明は人権理事会の決定に直結するものではないが、問題を喚起する意味合いがある」と意義を説明した。
 IMADRは世界中のあらゆる差別の撤廃を目指して活動するNGO。辺野古新基地阻止を目的に活動する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」は団体会員で、翁長雄志知事を国連で演説させる計画への支援を求めている。
 声明では、県民の大多数が環境権や人権の観点から新基地に反対しているにもかかわらず日本政府が計画を止めないことや、昨年、国連人種差別撤廃委員会が日本政府に対して沖縄県民が先住民族であると認め、県民の権利を保護するよう求めたことにも触れた。
 IMADRは2012年に辺野古新基地建設や東村高江のヘリパッド建設、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備の撤回を日本に勧告するよう求める声明を人権理事会に提出している。
 声明を発表したのは国連加盟国や国連との特別協議資格を持つ団体が、人権侵害が懸念される状況を報告し国連人権理事会に注意喚起を訴える「一般協議」の場だという。(外間愛也)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244801-storytopic-3.html

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わからない!から始まるコミュニケーション――津軽語演劇の反逆

2015-06-26 | アイヌ民族関連
シノドス-2015.06.26 Fri
水谷八也×山田百次
早稲田大学文化構想学部の人気授業「翻訳文化論」。そこで劇団野の上を主宰する山田百次さんのひとり芝居が上演されました。山田さんは津軽の方言を用いて演劇を作る劇作家。「方言って日本語だけれど、広い意味では別の言語なのでは――?」という水谷先生の考察に、山田さん本人が直に答えます。(聞き手・構成/住本麻子)
「或るめぐらの話」をめぐって 
水谷 「珈琲法要」(2013)のアフタートークの代わりに山田さんがやったひとり芝居「或るめぐらの話」を見て、これはすごいと思い授業にお呼びしました。このような記事(※当日資料の朝日新聞の記事)を見ると、私は津軽弁をひとつの独立した言語として津軽語と呼びたくなるんですが、山田さんは津軽のご出身なんですか?
山田 厳密に言うと南部地方です。青森は津軽地方と南部地方があって、八戸などを含む太平洋側が南部。弘前などの日本海側が津軽で、むつ市などがある半島が下北です。
水谷 じゃあ厳密に言うと、言葉も違うんですか?
山田 厳密に言うと違います。津軽弁の方が男性的で、南部弁の方がやわらかい、女性的な響きがあります。
水谷 山田さんの場合は、小さい頃から、南部弁をしゃべっていたという意識はあったんですか?
山田 ないです。まわりはみんな南部弁をしゃべっているので、なまってるなんて、みじんも思ってなかったです。高校卒業してからは津軽に移り住んだんですけど、そしたら「すっげぇおめ、なまってんな!」って言われたのが、すごいショックで。ぼくは「おめぇらがなまってんだよ」って思ったんですけど。
会場 (笑)。
水谷 関東から見たらそのあたりは東北弁でざっくりまとめられていて、でも青森の中でまた細かく分かれている。その津軽語を後天的に学んだってことですよね。
山田 そうです。「弘前劇場」っていう、津軽語で演劇をやっている劇団が弘前にあったので、弘前に移り住んだんです。
水谷 それは津軽語で演劇をやるということに、魅力を感じたから?
山田 それはありましたね。自分たちの言葉で物語を演じて、それを関東にも持っていくという活動は、すごくかっこいいなと思ってた。
水谷 普通の若い人は、「地方を捨てて東京に出て行く」という流れがあると思うんだけど、あえて地方に拠点を置く活動がかっこいいと思ったのはなぜですか?
山田 ぼくはテレビで演劇を見ることしかできなくて、演劇をやるのが東京に限られていることには疑問がありました。だから、それを青森でやっているのは、かっこいいなって思ったんです。
水谷 今日上演していただいた「或るめぐらの話」は、眼医者であり詩人でもあった高木恭造が書いた台本……台本というか長文詩がもとになってるんですけど、山田さんは演劇の活動をする中で、高木さんの存在を知ったんですか?それとも高木さんは、青森の中ではそれなりに有名な人?
山田 青森で伝説的な演劇人、牧良介さんという人がおりまして、その人がこの「或るめぐらの話」というのをやっていたんです。その人はぼくが演劇をやり始めたときにはもう亡くなっていたんですが、彼以後、青森では代々やってたんです。それでぼくもぜひやりたいな、と。ひとり芝居だから、覚えてさえいればどこでもやれるし。
水谷 そうですよね、全く別の芝居の本番間近でこうやってやれてるってすごい(笑)。(※授業日は「爛れ、至る」という山田さん出演作の本番九日前)
地方の民話を絶やさないように活動しているところはたくさんあると思うんだけど、山田さんの「珈琲法要」なんかを見ていると、それに加えて中央への怒りのようなものが作品の底に流れている気がするんですね。ちょっと「珈琲法要」のあらすじを見るために、YouTubeに上がっている「珈琲法要」の予告編の紙芝居を見てみましょう。
山田 恥ずかしいですね……。
水谷 大まかな筋としては、江戸時代、ロシアから日本の領土を守るために、津軽藩の藩士たちが、蝦夷地に警備に行くという話なんですけど、これは実話なんですよね?
山田 実話です。「津軽藩士殉難事件」という、史実に基づいています。弁慶という名のお手伝いも、史実に出てくる人物です。
水谷 しかし「珈琲法要」はその史実の再現ではなくて、山田さんの創作ですよね。そこで史実をフィクションとして組み立てていくときに、そのフィクションの部分でどんなことを浮き立たせようとしたんですか?
山田 一言で言うなら、津軽藩士たちのもって行き場のない怒りですね。ロシアから軍隊が攻めてくるというのに、北海道にはアイヌの人々が住んでいて、松前藩はあるけど、それは函館にしかない。それでは北海道は守れない、ということで青森とか東北諸藩に北海道に行かせているんですね。
それは国を守るためには必要なんですけど、結局行かされているのは本州の端の人たち。江戸から遠いところ――北でも南でもそうだと思うんですけど――中央から遠い場所が犠牲になるという構図は、地方を題材にすると、どうしても浮かび上がってくる。それは原発とか、今でもそうなんですよね。
水谷 そこで標準語でやるのと津軽語でやるのとでは、見えてくるものがかなり違うような気がします。
ぼくは今日やってもらった「或るめぐらの話」を三回くらい聞いたから、なんとなくわかるようになってきたけど、はじめて聞くと手探りで物語を構築しなきゃならない。
もしこれを、物語をわかりやすくするために標準語に「翻訳」をしたとすると、伝わるものは相当違ってきちゃう気がするんですよね。
山田 そうですね、ニュアンスとか、響きみたいなものは。
水谷 オノマトペのあたりはそうですよね。「ぽかーら、ぽかーら」「とろらぁ~」「まやらまやらまやら」とか、たくさんの豊かな「音」がありますよね。
文字にして台本にした時点で、多分その音の半分くらいは死んでしまう。「声」であることが重要だと思います。簡単に文字では置き換えできない、体の中にある気持ちだとか温度が、音声によって伝わっていくと思うんですよね。その気持ちの一つが怒りだと思うんです。
水谷 「珈琲法要」には「なんでこんなところに来ちゃったんだ」って言う場面があるんですけど、ちょっと見てみましょう。音が悪いんですけど、耳を澄まして聞いてください。16:00 ~ 19:35あたりです。
極寒の蝦夷地で、まともな装備も食料もないまま、ただロシアが攻めてくるのを待ってるわけですよね。「俺たちはただ死にに来たのか」っていう台詞は津軽語だとものすごく切実な響きがある。
攻めてきたら、少なくとも駐屯している意義もあるんだけど、自分たちが何のためにそこに存在しているかわからないような不条理な状況が続く。ロシアは結局、来ないんですよね。
山田 史実的には、一回も攻めてこないんですよ。それはロシアの情勢が変わり、内向きに入ってしまったからです。結局攻めてこないのに、北海道に警備に行った人たちは寒さと栄養失調で死んでしまった。だから、まぁ……無駄死にしたんですね。そういう史実はあります。
水谷 たとえば太平洋戦争で「玉砕」という言葉が大々的に使われるきっかけとなったアッツ島の戦いなんか、似たような状況だと思いますし、ガダルカナル島などアジアでは、寒さとは逆だけど、全く同じ構造で、多くの兵士が戦うこともなく餓死していますよね。藤原彰(一橋大学名誉教授)の『餓死した英霊たち』には、約230万人の戦没者の約60%が広義の「餓死」に当たるとしてます。
それからもうひとつ、山田さんが「珈琲法要」のフィクションの部分で書き加えた要素として、アイヌの弁慶に「カムイ」の話をさせる部分があると思うんですが、そこが、すごくうまいなって思っています。ちょっと見ましょう。32:00 ~ 39:30あたりです。
カムイの話――アイヌの神の話は、どうして入れようと思ったんですか。
山田 アイヌには日本人と考え方が違う、アニミズムがまだ残っている。日本人は土地所有の概念があるんですね。でもアイヌの人々にとって土地や動物は、自分たちのものではない、神から授かるものだっていう考え方なんです。
でも日本人とか欧米諸国は土地所有の概念があって、「ここからここまでは俺たちのもんだ」って柵を立てたら自分たちのものになる。アイヌとか先住民の人たちは、「それはお前たちのものじゃない、神様のものだ。俺たちのものでもない」と言うけど、「お前たちのものじゃないんだろ? じゃあ俺たちのもんだ」っていう理屈で全部侵略されているんです。ここが全ての元凶……。
水谷 「珈琲法要」の中で面白いのは、中央から地方の人たち、津軽の人たちが使い捨てにされているのと、蝦夷地ではアイヌの人たちが津軽の人たちによって抑圧されているという、権力構造が二重三重になっているところだと思うんですよね。
最初にも言いましたが、方言って周縁にあって淘汰される運命にある、という感覚で片付けられちゃうところがあるけど、本当はひとつの言語として存在していて、ひとつの言語にはひとつの世界観とか宇宙観がある。
「珈琲法要」では周縁の周縁に追いやられているアイヌの宇宙観をさりげなく、でも相当力強く語らせている。「珈琲法要」の最後で弁慶は、「倭人はどこまで行ぐの?」って聞きますよね。あの問いは、その後の日本の歩みまで視野に入れた台詞だと思う。
このあと、日本は地方を踏み台にして、中央集権化を押し進めていきます。その過程で、「社会」「自由」「個人」「権利」のような実態が伴わない様々な翻訳語が生み出され、近代化したように見える。でもその土地土地から産まれている「言葉」と比べると、その翻訳語のなんと空疎なことかと思ってしまいます。
だから、津軽語にこだわって上演していく山田さんの演劇は、とても意味のあることだと思います。山田さんが津軽語でやっていくということには、それ自体に中央に対する、「けっ!」ていう気持ちがあるのかな?
山田 それは……あると思いますね。日本のほころびっていうのは地方から出てくると思うんですよね。過疎なり、シャッター商店街なり。高度経済成長にはなかったような問題が、今すごく出てる。そうすると、地方と中央とか、個人と国家という対立構造を考えて作品にしようと思うことはありますね。
水谷 そうするとやっぱり、津軽語でやるっていうことがひとつの問題提起になったりしますよね。
山田 そうですね。まず、「見る人にすぐにはわかるような物語にはしないぞ」と思って作っています。さっき実演したのも、「何しゃべってんだろうな」って、最初は誰でも聞き耳を立ててくれると思うんですよね。
そこから、どうしてもわからなくて「ああもう、無理無理」ってあきらめちゃう人もいれば、最後まで集中して観る人もいるでしょう。でも最初に「うっ」となる瞬間が必要だと思いますね。関心を示すというか、「この人は何を言いたいんだろうか」って考える。そこからコミュニケーションが始まるだろうと思います。
単純に標準語だけだと、受け身だけになるという可能性がある。だから、そういう意味でわかりづらい言葉を使っています。【次ページにつづく】
http://synodos.jp/culture/14473

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札幌でプレゼンイベント「TEDxSapporo」 「見えない壁超える」テーマに参加者募集

2015-06-26 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞-2015年06月25日
 北翔大学・北方圏学術情報センター ポルト(札幌市中央区南1西22)で7月19日、プレゼンテーション・イベント「TEDxSapporo(テデックスサッポロ)2015」が開催される。
IT業界を牽引した元日本法人マイクロソフト社長の古川亨さん
 TED(Technology Entertainment Design)は1984年、「価値あるアイデアを広める」ことを目的に立ち上げられたアメリカの非営利組織で、同組織が行うカンファレンスの名称。各界の第一人者をスピーカーとして招待し、18分間のプレゼンテーションを行い、アイデアを発表する。札幌では2012年に初開催され毎年カンファレンスを行っている。
 今年のテーマは「Beyond the Border(ビヨンド ザ ボーダー)」。文化や常識、周囲の人や環境、自分の中に存在する壁など、その境界線を越えるアイデアを持つ7人のスピーカーが登壇する。
 昨年行われたカンファレンスでプレゼンテーションされた、宇宙開発を軸に研究開発している植松電気の植松努さんの「思うは招く」をテーマにした動画はSNSなどでシェアが相次ぎ、視聴数が137万アクセス(6月24日現在)を超えるほど評判を呼んだ。
 今年のスピーカーは、日本法人マイクロソフトを設立し初代社長を務め日本のIT業界をけん引した古川亨さん、2013年に社長に就任した石屋製菓の石水創さん、「ふるさと納税」の提案者としても知られ数々の創業投資を成功させてきたベンチャーキャピタリストの村口和孝さん、北海道大学電子科学研究所教授でノーベル賞のパロディー版「イグノーベル賞」を2回受賞している中垣俊之さん、小樽でガラス工房「幸愛硝子」を運営するガラス作家の木村幸愛さん、北海道内の木工メーカーと協力しオリジナル商品を開発・提案しているプロダクトデザイナーの伊藤千織さん、アイヌ文化継承者で北海道の伝統を未来へ伝える活動を展開しているToyToyの小川基さん。
 鈴木卓真TEDxSapporo代表は「カンファレンスが、多様性を認識するきっかけとなり、普段は見えない壁への気づきや境界線を越えるアイデアを発見することや、新しいアイデアが生まれる場となることを願う。会場でそのきっかけをつかんでほしい」と参加を呼び掛ける。
 今回初の試みとして、カンファレンスに刺激を受けた高校生がより札幌の活動力のある人材に育つことを期待し、高校生30人を無料招待する枠を設ける。
 参加は事前申込制(応募多数の場合は抽選)で、今月30日まで希望者を募っている。参加費は、一般6,000円、学生4,000円(レセプション参加費も含む)。レセプション会場は札幌全日空ホテル(北3西1)。詳細はホームページで確認できる。
 開催時間はカンファレンス=13時~18時、レセプション=19時~22時。
http://sapporo.keizai.biz/headline/2320/

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タトゥー入浴お断り観光庁が調査 ネットで議論再燃

2015-06-26 | 先住民族関連
夕刊アメーバニュース-2015年06月25日 14時54分
 日本を訪れる外国人観光客が温泉などで、入れ墨・タトゥーを理由に入浴を断られ戸惑いの声が上がっていることから、観光庁は全国約3700の施設を対象に調査に乗り出した。これを受け、ネットではこのテーマについての議論が再燃している。
 同問題をめぐっては2013年9月にニュージーランドの先住民・マオリ族の女性が北海道の温泉施設で、顔の入れ墨を理由に入浴を断られたことで議論に発展。またその後も脳科学者の茂木健一郎氏が2014年6月にツイッターで「タトゥー、刺青は入浴お断り、という不当な差別をしている限り、日本の温泉の世界遺産登録は無理だね」との見解を示し騒動になったことも。
 この観光庁の調査に関する報道にツイッターでは「少し増えた外国人のわがままで日本人の文化、慣習、歴史、伝統、風習を簡単に変えるな」「日本はそういうもんだという認識で観光してほしいけどなあ」「日本人でも外国人でもタトゥー入れてる人と一緒に銭湯や温泉は入りたくないわ」と依然として入れ墨・タトゥーに拒否反応を示す声が多数。
 また外国人は「入れ墨・タトゥーお断り」が適用されないとなった場合には「『外国人だから』OKとかNGとかはその発想自体が別の問題を生む」「逆に外国人がOKで日本人NGなら、日本人もOKにすべきってことになる」などとの意見もあり、新たな議論にも発展している。
 ちなみにこの問題について、過去に刑務所で過ごした経験を持つ堀江貴文氏は「刑務所のお風呂は半分以上墨入りでしたけどね笑」との経験談をツイッターで語っている。
http://yukan-news.ameba.jp/20150625-79/

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「九十九姫」,新福袋「火鼠万霊」が発売。水着姿の「太上老君」も登場

2015-06-26 | アイヌ民族関連
4Gamer.net-2015/06/24 19:26
Webを通じて様々なコンテンツを提供する株式会社DMM.comとオンラインゲームの運営・配信を行う株式会社FUNYOURS JAPAN(は、美少女×妖怪×横スクロール進撃RPG「九十九姫」において2015年6月24日(水)にアップデートを実装いたします。
■竹取物語の火鼠の衣「緋毬」とアイヌ神話の英雄の刀「虎杖丸」が新登場!
2015年6月24日(水)の定期メンテナンスにて「火鼠万霊」福袋の販売を開始いたします。「火鼠万霊」からは、竹取物語に登場する幻獣の衣が物霊化した「緋毬(ひまり)」と、アイヌ神話の英雄ポイヤウンペが所持する刀「虎杖丸(いたどりまる)」が新登場。一時的に火属性の抵抗力を高める防御向けのスキルや、範囲内の相手を確率で気絶状態にするスキルを活用して強力な悪霊を討伐しましょう。
▼「火鼠万霊」福袋販売期間
・2015年6月24日(水)メンテナンス終了 ~ 7月8日(水)11:00まで
▼緋毬(CV:村上麻衣)
竹取物語にて、かぐや姫に求婚する5人の貴公子に課した難題の一つとして提示された幻獣の衣は火の中でも決して燃えることがないと伝えられています。
▼虎杖丸(CV:松山紗香)
虎杖丸は本来クトネシリカと呼ばれており、刀身や柄に描かれた龍や狐が持ち主の危機に顕現するという不思議な刀です。
▼詳細ページ
http://99hime.funyours.co.jp/public/detail.php?id=203

■1週間限定!福袋(十個)セットご購入いただいた方にもれなくポイント昇級券をプレゼント!
2015年6月24日(水)の定期メンテナンスより1週間限定で、福袋(十個)セットを1セットご購入毎に「ポイント昇級券」を1つ配布するキャンペーンを開始いたします。
▼キャンペーン期間
・2015年6月24日(水)メンテナンス終了 ~ 7月1日(水)11:00まで
▼キャンペーン内容
期間中に対象の商品をご購入いただくごとに、「ポイント昇級券」を1つ配布いたします。
【対象となる福袋】
・火鼠万霊福袋(十個)
・えとたま福袋参(十個)
▼配布予定日時
・2015年7月1日(水)メンテナンス時
▼ご注意事項
・期間中に福袋(十個)セットを1個購入する毎にポイント昇級券を1枚プレゼントいたします。
・ポイント昇級券はキャンペーン終了後、集計後の配布となります。
・福袋アイテム単品を10個ご購入された場合はキャンペーンの対象外となります。
・プレゼントは対象となる福袋をご購入いただいたキャラクターがいるサーバーに配布いたします。
▼詳細ページhttp://99hime.funyours.co.jp/public/detail.php?id=207
http://www.4gamer.net/games/291/G029167/20150624097/


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夏至の夕日すっぽり 平取の穴あき山

2015-06-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 6/23)

(写真)オプシヌプリのくぼみに収まった夕日=22日午後6時20分ごろ
 平取町二風谷の沙流川沿いにあるアイヌ民族の伝説の山、オプシヌプリ(穴あき山)のくぼみに22日、夏至の夕日がすっぽりと収まる光景が見られた。山を見渡せる沙流川の岸辺に多くの見物人が集まり、神秘的な風景に感動していた。
 夏至の日に見られる現象。山の頂上付近にある幅約14メートルのくぼみは、神オキクルミが矢で射抜いた跡という伝説がある。1898年に崩れるまで、円い穴だったとされる。
 この日、岸辺の国道駐車帯には、同町内の住民など約30人が集まり、山の稜線(りょうせん)のくぼみに落ちていく夕日に見入っていた。
 神秘の光景を写真撮影していた同町の男性(80)は「毎年見に来ているけど、いつも感動しますよ」と話していた。
http://www.tomamin.co.jp/20150627038

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アイヌ口承に災害の爪痕 7カ所で地滑り、土石流か 防災専門家が調査

2015-06-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/24 05:00
 アイヌ民族の口承を手がかりに、公式記録がほとんどない19世紀以前の道内の 土砂災害 を調べ、現代の防災のヒントにしようという研究が進められている。口承内容を現地や今の地形図などで調査したところ、これまでに7カ所で、地滑りや土石流が起きていた可能性があることを確認した。
 取り組んでいるのは、一般 社団法人 全国治水砂防協会(東京)常務理事で防災専門家の南哲行(のりゆき)さん(62)。
 南さんは北大大学院農学研究院の特任教授を務めていた今年3月までの1年間に調査を実施。言語学者金田一京助の「アイヌ語研究」、アイヌ文化研究家更科源蔵の「アイヌ伝説集」など、口承を記録した文献から、13カ所の地域について、「山崩れ」「地滑り」「川のせき止め」といった記述を見つけた。そのうち8カ所を、現在の地形図、航空写真と照合したり、現地に出向いたりして調べた。
 日高管内の静内川に関する口承には「ウエン・オキムンペ ウエン・トイラ チサナサンケ」とあり、金田一の弟子でアイヌ語研究者の久保寺逸彦は「激しい山津波でもの凄(すご)い土埃(ぼこり)が押し下ってきた」(「アイヌ 叙事詩 ・神謡・聖伝の研究」)と訳していた。これを地形図などで確認したところ、過去に土石流や鉄砲水があったと推定された。
 胆振管内の鵡川については、「川の中に大きなヘビが横たわって舟に襲いかかった」という口承記録を発見。むかわ町などで調査し、地滑り土砂が川をせき止めた様子と考えることができた。南さんは「川にせり出した土砂を、ヘビに例えたのではないか」とみる。
 千歳川流域をめぐる口承は「支笏湖の水があふれて洪水になり、千歳にあった山が押し流されて…」との内容。現地踏査の結果、河畔の地層に、上下の層と異なる砂礫(されき)層があり、その年代が樽前山の噴火(1667年、1739年)と重なることが分かった。このため、口承の通り、そのころ、噴火に伴い近くの恵庭岳の一部が崩れて、千歳川に流れ込み、土石流を発生させたと推定できるという。
 こうした調査、研究について、北大大学院農学研究院の丸谷知己特任教授(流域砂防学)は「各地でどんな災害が起きる可能性があるのか、考える材料になる。教訓と受け止めることに意義がある」と話している。
 南さんは25日午後6時から、札幌市時計台(中央区北1西2)で開かれる「北大農学部時計台サロン」で講演する。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0149130.html

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サルとイノシシの食害に悩むパイナップル農家 政府の補助求める/台湾

2015-06-26 | 先住民族関連
フォーカス台湾2015/06/24 17:54【経済】

(台東 24日 中央社)「どんなに努力しても収入につながるか分からない」
台東県延平郷でパイナップルを栽培する吉呀努さんは頭を抱える。豊かな大自然に恵まれた環境ゆえ、サルやイノシシ、キョンによる食害に苦しめられているからだ。対策費の負担や経済的損失などがかさみ、生活への不安がつのっている。
台湾原住民(先住民)ブヌン族の吉呀努さんは、若い頃には田畑を荒らす動物を狩るなどしていたが、体を壊してからパイナップル農家に転向。だが、相次ぐ食害に果樹栽培がこんなに辛いものだとは思ってもみなかったと吐露する。
群れで行動するサルは白昼堂々大挙して押し寄せ、葉や実を食い荒らす。捕まえることは可能だが、車の音がするとすぐ逃げてしまうため、追い払うのが精一杯の抵抗。夜になると姿を見せるイノシシとキョンはさらに厄介だ。野生動物として保護が必要とされており、誤って殺してしまった場合、1万台湾元(約4万円)の罰金が科せられる。
吉呀努さんは動物を追い払うために、7匹の犬を飼い、倉庫には常時大量の爆竹を溜め込んでいる。パイナップルは収穫まで約2年。毎日日中9回の見回りと午前0~4時までの見張りが欠かせない。
だが、サルの数だけでも原住民の人口を超える現状にこれ以上の術はない。吉呀努さんは政府に対し、食害を補助の適用対象にするなど対策に取り組んでほしいと訴えている。
(盧太城/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/aeco/201506240011.aspx

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先住民の遺跡か、宇宙人の仕業か!? 岩肌に浮かび上がった巨大な“顔面”!!=カナダ

2015-06-26 | 先住民族関連
TOCANA (風刺記事) (プレスリリース)-2015.06.24.
 カナダ南西部・ブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバー島は、無数の入り江を持ち、周囲を小さな島々で囲まれていることから、ホエールウォッチングや釣り、カヤックなどのレジャーが盛んな地域として世界的に有名だ。そんなバンクーバー島の近海で今、驚くべき発見があったとして海外メディアが沸き立っている。

画像は「CTV NEWS」より引用
 手つかずの自然が残る小さな島の岩肌に、ハッキリと刻まれた何者かの“顔”――! 半分は木で隠れているが、眉をひそめた不機嫌そうな表情を読み取ることができる。一体誰が、何のためにこのように巨大な顔面を崖に彫ったのか? いや、そもそも写真は本物なのだろうか!?
 カナダ「CTV NEWS」が今月22日に報じたところによると、不思議な顔面の存在が確認されたのは、ブロークングループ諸島に属する小さな島、リークス島だ。撮影者は、現地の先住民族チェシャートの血を引くハンク・ガスさん。自治政府の職員として働く彼は、この2年間、不思議な顔面の探索に力を注いできたという。
 というのも今を遡ること7年前、現地でカヤックを楽しんでいた女性が偶然それを目にし、カナダ政府に写真とともに報告。国立公園管理組織である「パークス・カナダ」とチェシャートの自治政府が調査に乗り出したものの、場所を特定することができず迷宮入りとなった経緯がある。しかし不思議な顔面の存在を信じ、あきらめずに追い続けたハンクさんによって、ついに詳細な位置が判明したというわけだ。
「海から本当によく目立ちました。とっても大きいんです。(断崖絶壁にあるため)あの場所に実際に足を踏み入れるのは、至難の業です」(ハンクさん)
 彼によると、謎の顔面は先住民の間で伝わるUgiと呼ばれる存在にソックリであり、また息を吹きかけるように唇を細める様子も、風を司るという特徴に一致するらしい。今回の発見を受け、「パークス・カナダ」と自治政府は再調査を開始する予定だ。
「この顔が、これほど魅力的に見えるのはなぜなのでしょう」
「本当に大きな発見です。ブロークングループ諸島を訪れる人々にインスピレーションを与えるものとなるでしょう」(パークス・カナダ、アラン・ラトゥーエル氏)
 現在、海外ネットユーザーの間では、顔面の正体をめぐり議論が紛糾している。「先住民の手によるもの」「単なる侵食と風化」という意見のほか、「そもそも写真はフェイク(偽物)」さらには「高度な文明を持った宇宙人の仕業だ」というUFO研究家の意見まで飛び交っている。
「自然の造形でも、人間の手によるものでもいいのです」
「私たちの土地へと足を運んでくれる人とシェアするのにうってつけの話題ですよ」
 ハンクさん自身はこのように語り、先住民たちの土地が世界中の注目を集めている現状に喜んでいる模様だ。今後の調査によって、どのような事実が明らかになるのか、続報を楽しみに待とう。
(編集部)
http://tocana.jp/2015/06/post_6688_entry.html


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植民地時代から現代まで=畜産業発展の長い歩み=パラグァイ 坂本邦雄

2015-06-26 | 先住民族関連
ニッケイ新聞-2015年6月24日
 クリストバル・コロン(コロンブス)が率いるスペイン船体が新大陸アメリカを発見したのが1492年10月12日の早暁だった。
 だが西回りの航海でジパング(日本)とインドを目指したものでコロンブスは最初の上陸地(カリブ海バーマス列島のサンサルバドル島)がインドだったと亡くなるまで信じていた。
 いわゆる西欧諸国の帆船大航海時代(15?18世紀)初期の話で、ガリレオ・ガリレイがそれ迄の天動説に対し、太陽を中心とする地動説を唱えたのが漸く認められ出し、地球は平らではなく丸くて西へ西へと航海すれば、マルコポーロが支那より持ち帰った話しの、「東の黄金の国ジパング」に辿り着くとコロンブスは思い込んでいたのだった。
 従いその途中で突き当たった前述のサンサルバドル島が新大陸に属していたとは毛頭想像もつかず、しかも出会った原住民の肌色が褐色だったために、東インドの何処かの島に到着したものとテッキリ誤解したのである。
 よってその時、褐色肌の原住民を「インディオ、即ちインド人」と呼び、それが基で爾来アメリカ大陸の先住民はインディオと総称される様になったのである。
 ついでに言えば、アメリカが新大陸だと気付いたのがポルトガルの要請で1501年にアメリゴ・ヴェスプッチが、南米東海岸を探検航海した際に、正にこの大陸が「新しい大陸、新しい世界」だと初めて確認し、世に明らかにした。
 これが故にコロンブスが最初に発見した新天地は「アメリカ大陸」と名称されるに至った。本来ならば当然「コロンビア大陸」と呼ばれるべきところを、アメリゴが不正に彼の名を横取りしたと言われるが、最後まで自分の新大陸発見の偉業に気が付かなかったコロンブスの罪なのは仕方がない。
「牝牛の頭」という名の冒険家
 なお、話しは回りくどくなるが、スペインやポルトガルに依る新大陸の征服探検時代に名を馳せたスペイン人でアルバル・ヌーニェス・カベサ・デ・バーカ(1490?1560)と呼ぶ冒険家がいた。
 その名は訳すと牝牛(めうし)の頭(こうべ)(Cabeza de Vaca)のアルバル・ヌーニェス(Alvar Nunez)となるが、彼は1528年にパンフィロ・ナルバエスが率いる探検隊(300人)の一員に加わり、今はアメリカのフロリダ州タンパからメキシコ北部へと進んだが多くの隊員は死亡して、カベサ・デ・バーカが最後にその残党の隊長になった。
 だが、或る島に至った時に原住民部族の捕虜になり、7年後にそこを3人の隊員と共に脱出し、本国へ帰還したのが1537年だった。
 そこでスペイン王はカベサ・デ・バーカをラプラタ副王庁の先遣総督に任命した。
 同総督は1541?42年に探検隊を組織して、ブラジル大西洋岸サンタカタリーナから内陸アスンシォンまで、未知の道程1600キロを踏破し、その途中でイグアスの大瀑布を発見している。
 日本語では牛や馬を1頭、2頭と数えるがスペイン語でも矢張り牛何(なん)カベサ、馬何(なん)カベサと数えるのと同じである。
 パラグァイは牧畜業に関する多くの豊かな歴史(伝説)にこと欠かない。
ゴエス兄弟が牛初導入者
 かくして初めてパラグァイへ牛を導入したのはエスシピォンとヴィセンテの両ゴエス兄弟で、1556年に知名のガウチョ(牧夫)ガエテがブラジルから1頭の種雄牛(トーロ)と7頭の牝牛(バーカ)の牧群を追って来たのが、パラグァイの畜産業の始まりだと云われる。
 両ゴエス兄弟は牛群運搬の代償としてガエテに其の内のウナ・バーカ(牝牛1頭)を与えた。
 ガエテはこのウナ・カベサ(1頭)のバーカを大変な高値で売って大儲けした。これがエライ評判になり、それからは物の取引価格が高すぎると、「ガエテのバーカよりも高い」という諺(表現)が永らく後世まで残った。
 それ以前の1542年に、カベサ・デ・バーカ総督が率いる探検隊が大西洋岸のサンタカタリーナ沖で難船し、其処から西へアスンシォンまで遥けき道なき道を辿った事は前述の通りで、
 この時に「牝牛(めうし)の頭(こうべ)=カベサ・デ・バーカ」総督は名前はバーカだが、難波船の牛は助けず、(或いは道中での食糧にしたのかも)26頭の馬だけをアスンシォンに連れて来た。
 歴史は続き、アルト・ペルー(現ボリビア)とブエノス・アイレスからの良種牛馬の導入でパラグァイの牧畜は発展したが、一方ではグアイクル族とパジャグア族の原住民二部族間で牛馬取り合いの紛争を起した。
害虫ダニが伝播蔓延
 独裁者ホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシア総統(1814?40年)の鎖国政権下で唯一交易が許されていたブラジルに対し、1829年には生体牛10万頭と牛皮20万枚が輸出されるに至った。しかし逆に恐るべき牛の害虫ダニが同国より伝播し、大被害に悩まされた。
 フランシア総統はその対策に全国牛群の半数以上の強制を命じた。識者の中には牛を激しく追い回せば寄生性ダニは振り落とされるとして、このダニ退治法を推薦したが失敗に終わった。
 例の三国同盟戦争(1865?70年)の開戦当初はパラグァイの飼育畜牛は150万頭に達していたが、終戦時には1万5千頭に減っていた。しかも悪いことにその大部分は戦役中は手入れも出来ずに野生化してしまった牛群だった。
現在1200万頭を飼育
 それから、1940年代になって、アメリカの旧STICA・米州農業技術協力機関の指導で、ヨーロッパ種の牛がカアサパ県のサルビ氏によって導入され、以降1942年からパラグァイの畜産業は着実に改良改善の道を辿って来た。
 現在、パラグァイでは大小12万4千人の牧場主が全国で1200万頭の牛を飼育するほどに進歩した。
 そして、この畜産業はGDP・国内総生産の12%を占め、200万人の経済活動人口の雇用創出に貢献しているのである。
 ARP・パラグァイ牧畜協会は1885年にパラグァイ畜産会として発足し、1938年に現在の協会名であるARP・アソシアシォン・ルラール・デル・パラグァイに改称された。
 近年パラグァイは世界第6位の牛肉国にランキングされるまでになり、1979年にヒルトン・ホテルチェーンはパラグァイの牛肉を、いわゆる最高級品指定の「ヒルトン・クオータ」の枠に加えるに至った。
 これは、畜牛の品種改良などの努力が実った結果で、最近はエクアドルあてにエステ市のグアラニ国際空港からのB777-200F型ジャンボ輸送機による、1万2千頭の優良牛の輸出契約が成立した。
 目的はエクアドルの飼育畜牛の品種改良を目指した世界でも珍しいケースで、早速ペルー、コロンビア、ボリビア、中米パナマ等々の希望者からの問い合わせが相次いでいる。
http://www.nikkeyshimbun.jp/2015/150624-61colonia.html


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台湾先住民とアイヌ民族輪踊り 旭岳山の祭りで交流 旭岳温泉

2015-06-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/23 11:30

(写真)輪踊り「シカリウポポ」に加わる(右から)黄さん、川村さん、孔さん、ワタンダーナさん
【旭岳温泉】台湾先住民族の奉仕団体「台北原民ロータリークラブ(RC)」の黄日虹会長(37)ら4人が20日夜、東川町旭岳温泉で開かれた第57回旭岳山の祭り「ヌプリコロカムイノミ」に参加し、アイヌ民族と踊りを通じて交流した。
 一行は黄さんのほか、セデック族のワタンダーナさん(80)と娘の孔淑縁さん(51)ら。黄さんは漢族だが、同RCは先住民族に関心を持つ漢族も所属する。昨年6月、東川町の東アジア地域交流推進アドバイザーに就任した黄さんが交流を希望し、仲間と再訪した。
 民族衣装を着た黄さんらは、アイヌ民族や見学者とたいまつ行列に加わった後、旭岳の山開きに登山者の安全を祈るアイヌ民族の儀式「ヌプリコロカムイノミ」を見学。たき火を囲み、川村カ子(ね)トアイヌ記念館(旭川)の川村兼一館長(64)らと手をつなぎ、輪踊り「シカリウポポ」に加わった。
 黄さんは「台湾と北海道の先住民族の交流を続け、友好を深めたい。相互に訪問できるようになれば、うれしい」と期待している。(楢木野寛)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0148794.html

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Kindleでフラッパーズコミックス50%オフ中。チェックすべきを厳選してみた

2015-06-26 | アイヌ民族関連
T-SITEニュース-2015年6月23日 (火) 10:50 配信

東北にも一部アイヌ信仰が残っていたため、アイヌ文様の巫女服なんだそうです。
現在KindleのKADOKAWAメディアフラッパーのコミックス559冊が50%オフセールをやっています。
『エリア88』や『アタゴオル』シリーズなども、どどーんと50%オフ。まとめ買いのチャンスです。
今回のセールで、特にこれはオススメ! という作品をピックアップしてご紹介。
『くまみこ』
今「世間知らずなキャラクター大会」をやったら、おそらくトップレベルを狙える少女、まちと、人語を話せるクマのナツが、東北の村の人々の喧騒をよそに、のんびり山奥で暮らす物語。
……なんだけど、まちだって思春期の女の子、都会に出たい! 町の高校に進みたい! 
ところがまちは極度の対人(村人以外)恐怖症。山の中暮らしがこじれて、電化製品が一切使えないくらい世間ずれしています。
まるで父親のように見守るナツ。センダイに行ったら石を投げられるとおびえるマチ。
一応「巫女」という体裁ではありますが、なんもしていません。巫女姿はアイヌ文様が入っていてかわいい。
人間と人間じゃないものが一緒に暮らす時って、だいそれたことはない。意外とのんきなもんかもね。
人と、人ではないものの交流を描き続けている吉元ますめ。
全裸ワイシャツのみの少年(!)の妖怪と過ごすことになった『おしいれのわらしさん』、文字通りいもむしと結婚させられてショックを受ける『イモムシのおよめさん』もオススメです。
『となりの関くん』
マンガ『となりの関くん』なぜこんなに売れてる!? - エキレビ!
アニメ化された『となりの関くん』。なにをとち狂ったのか実写化されるそうで。お、面白いのか!?
となりの席にいる関くんが、ひたすら授業中にさぼって一人遊びをする、という体裁の作品。あるあるだったのが、現在果てしなく不可能の領域に突入中。
人気の秘訣は、ヒロインの横井さんとの「無言コミュニケーション」。
関くんは一人で遊びに没頭する。それを注意しようとする横井さん。
授業中だから声は出せない。いかにして彼のエスカレートする遊びを横井さんは注意するか。
彼女の試行錯誤と、関くん拒絶はまるで阿吽の呼吸。どちらが勝つかわからない、けどお互い何を言わんとしているかわかる、という関係が出来上がっている。この夫婦漫才が必ず入るので、大変心地よい。
疲れた時に是非。どっからでも読めるしね。
『34歳無職さん』
日本は不思議な国だ。
だって、34歳の無職の女性の日常を描いたマンガが、ヒットするんだからね。
34歳の1年間は、無職で暮らそうと決めた女性。名前は不明。元夫と娘がいるらしいけど一人で無職暮らし。
ページによっては、朝起きて、顔洗って、身支度して、朝ごはん作って……と、本当にただの「日常」を描いている作品です。ここだけページを切り取って見せても、面白くもなんともない。
ところが読み進めていくと、彼女が自分のペースでゆっくり一日を過ごしていくうちに、色々な「思考」を巡らせる余裕がでてきているのがわかります。
普段考えなかったようなことでも、考える時間がある。新しい発見や、大切にしていたものを思い返せる。
小さい部屋の、34歳女性の、ささやかな自分探しの旅なのです。
あえて休もう。34歳女性、人生の休日『34歳無職さん』 - エキレビ!
『不器用な匠ちゃん』
Q:狭いサークルで仲良くなった趣味が同じ男女は友達でいられるか。
A:無理じゃね!
趣味でつながった男女が友人のままでいるのは可能か - エキレビ!
一人ぼっちで武器模型を作っていたヒロイン。しかし模型好きの男女が他にもいることがわかり、そこに呼ばれて、みんなで模型作りを楽しむ「アトム会」を作ります。
男女半々くらい。全員一心不乱に模型を作る。ところまではよかった。
むりだろそんなのよー。絶対意識するだろ男女を! 好きになっちゃうだろうがよ!
わかっているから、アトム会を壊したくないから、ヒロインは自分の恋心を「無かったこと」にしようとします。
結局は、「不器用」だったのは全員だったね、というお話。手先が器用で、恋愛は不器用。
善人しか出てこないので、安心して彼ら・彼女らの戸惑いを楽しみましょう。
人によっては、読んでいて痛いかもね。
『げんつき』
あくまでも原付きです。
相模大野女子高に通っている沙耶と詩の仲良し二人。一人は原付き運転係で、一人は写真撮影係。
125ccの原付で、相模大野からそれほど離れていない神奈川のスポットを巡っていきます。
事件は何も起こりません。バトルもありません。でも「日常系」ではありません。
「原付き」であることに意義がある。原付きだからめちゃくちゃ遠くまでかっ飛ばすことがまずできません。スピードも早くありません。
だから、ゆっくりのたのた走っては、普段見つけないものを見つけて、写真をパシャリ。
彼女たちは「写真」のために走っており、「走るため」に写真を撮ります。
マンガの中で描かれる神奈川の風景は、本当にどうでもいい、どこにでもある光景、のはず。
ところが二人の目線を通してみると、なぜかパノラマのように広がっていて、ワクワクする(毎回見開きです)。
ダンス・マカブル『西洋暗黒小史〜』
『乙女戦争』などで歴史上の戦争や政治を描いている作者。彼が歴史の中の、救われなかった真っ黒な部分を詰め込んだオムニバス作品集。
拷問、殺人、魔女裁判、処刑。救いのある話は一切ありません。
登場する中には、ジル・ド・レイ、エリザベート・バートリー、カリグラなど、残虐であるがゆえに歴史に名を残した人物が、具体的に何をしたか詳細に描かれています。
また、ジャンヌ・ダルク、イエス・キリストなど、殺害された有名人も載っています。
歴史の本として読むには適しません。歴史上で起きた残虐行為を読む本です。なので、ゴア表現が苦手な人は読んではいけません。
逆に、残虐行為が淡々と描かれることで、歴史上で起きた現実の一部を知りたい、扉を開きたい、という人向け。ただし、現実がこのくらい過激だったのかどうかは、誰にもわかりません。
ぶっちゃけ残忍な行為を見たい人向け。
フィクションにおける残虐シーンって、往々にして「悪」として読める。だから自分の怒りをぶつけやすい。読んでいて「ジル・ド・レイいくらなんでもありえない!」と義憤がわきます。
そうするとなんか、すっきりするんですよね。絶対許せない殺戮や拷問を見ると、不思議にたかぶった心が落ち着いてくる。
ニート女と小学2年生
個人的に今回のイチオシ。
大学に行かないニートの19歳。家の扉の前で泣いていた小学二年生。
人への不信感を抱えていたニートのところに、二年生の少女は何度もやってくる。
自然と仲良くなる二人。でもだんだんわかってくる。自分たちは友だちがいない。独りだ。
ある日、二年生の少女に重大な事件が起き、彼女は泣き喚く。
女の子はいつも不安。孤独。不信。自分だけ人に笑われているのではないか。
オムニバス形式で、少女たちの不安を、ちょっとだけ不思議に変えて描いた作品集。
特に表題作の、5年後の姿は必見ですよ。
セールは7月2日までです。
そこそこ期間があるので、じっくり作品を眺めながら、チェックしてみてください。
(たまごまご)
http://top.tsite.jp/news/o/24326293/

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