北海道新聞 06/16 16:00

(写真)ヤチダモが逆さに映り込んだ期間限定の沼「ポンホロ沼」
【斜里】知床連山の雪解け水が流れ込み、5~7月ごろにのみ見られる知床の幻の沼「ポンホロ沼」を目指す森林散策ツアーが14日に行われた。参加者18人は、神秘的な光景に感動した様子だった。
知床森林生態系保全センターが、知床の世界遺産10周年を記念して実施。ポンホロ沼は知床横断道路から約1キロの国有林のくぼ地に水がたまって春に生まれ、夏には干上がる。アイヌ語でポンは大きい、ホロは小さいの意味で、大きくなったり、小さくなったりする沼として知られる。
一行は同センター職員に案内されながら、往復2キロを歩いた。この時期だけ雪解け水が流れる枯れ沢の冷たい水に手を浸したり、アロマオイルにも使われるトドマツの葉の香りを嗅いだり。五感をフルに使って楽しんだ。
ポンホロ沼の水面には逆さのヤチダモが映り込み、美しい緑に染まり、多くの参加者は幻の沼の撮影を夢中になって楽しんだ。北見市の介護ヘルパー清野祐子さん(68)は「初めて見た。森の緑色が映ったポンホロ沼が目に焼き付いて離れない」と笑顔をのぞかせた。(米田真梨子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0146054.html

(写真)ヤチダモが逆さに映り込んだ期間限定の沼「ポンホロ沼」
【斜里】知床連山の雪解け水が流れ込み、5~7月ごろにのみ見られる知床の幻の沼「ポンホロ沼」を目指す森林散策ツアーが14日に行われた。参加者18人は、神秘的な光景に感動した様子だった。
知床森林生態系保全センターが、知床の世界遺産10周年を記念して実施。ポンホロ沼は知床横断道路から約1キロの国有林のくぼ地に水がたまって春に生まれ、夏には干上がる。アイヌ語でポンは大きい、ホロは小さいの意味で、大きくなったり、小さくなったりする沼として知られる。
一行は同センター職員に案内されながら、往復2キロを歩いた。この時期だけ雪解け水が流れる枯れ沢の冷たい水に手を浸したり、アロマオイルにも使われるトドマツの葉の香りを嗅いだり。五感をフルに使って楽しんだ。
ポンホロ沼の水面には逆さのヤチダモが映り込み、美しい緑に染まり、多くの参加者は幻の沼の撮影を夢中になって楽しんだ。北見市の介護ヘルパー清野祐子さん(68)は「初めて見た。森の緑色が映ったポンホロ沼が目に焼き付いて離れない」と笑顔をのぞかせた。(米田真梨子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0146054.html