先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

謎の人骨、先住民の祖先 米で発見、アイヌ説は否定

2015-06-19 | 先住民族関連
中日新聞 2015年6月19日 02時00分

ケネウィック人の頭蓋骨と顔の復元模型(米スミソニアン協会提供・共同)
 【ワシントン共同】1996年に米西部で発見されて以来、起源をめぐる論争や裁判が起きていた「ケネウィック人」と呼ばれる約8500年前の人骨が、現在の先住民インディアンの祖先だとする遺伝子解析結果を、デンマークの研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に18日発表した。
 頭蓋骨の形状からアイヌ民族やポリネシアの人々と近縁だとの説もあったが否定された。縄文人が船で海を渡ったとの俗説まで出ていた。
 アジアから米大陸に広まった人類の歴史を知るための貴重な資料だが、先住民は神聖な祖先の骨を元の土地に埋葬することを求めている。結果的に先住民の主張を裏付けることになった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015061801001338.html

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入れ墨・タトゥー入浴お断り 観光庁が調査へ

2015-06-19 | 先住民族関連
NHK-6月18日 6時01分

日本を訪れる外国人旅行者が急増するなか、温泉などの施設で「入れ墨・タトゥー」を入れた旅行者が入浴を断られ、戸惑いの声が上がっていることから、観光庁は、全国の宿泊施設を対象にトラブルの有無などのアンケート調査を行って今後の対応を検討することになりました。
日本の入浴施設では「入れ墨・タトゥー」を入れた人の入浴を断っているところが多く、おととしにはニュージーランドの先住民族の女性が北海道の温泉施設で入れ墨を理由に入浴を拒否されるなど、外国人旅行者が入浴を断られるケースもあり、戸惑いの声が上がっています。
このため観光庁は、全国の旅館やホテル合わせておよそ3700か所の宿泊施設を対象に今月からアンケート形式で調査を行い、今後の対応を検討することになりました。
調査では、どのような理由や方法で入浴を断っているか、外国人旅行者とトラブルがあったかなどを尋ねます。
観光庁の久保成人長官は、「外国人旅行者はファッションや民族的習慣で、入れ墨・タトゥーを入れている人がいる。温泉は外国人旅行者が日本人の暮らしや文化を知るうえで重要な観光資源なので、実態を把握し対応を検討したい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150618/k10010118481000.html


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余録:「ブンジル」とはオーストラリア南東部の先住民…

2015-06-19 | 先住民族関連
毎日新聞 2015年06月18日 00時03分
 「ブンジル」とはオーストラリア南東部の先住民クルナイ族の至高神という。だがこの神について知っているのは成人の儀式を終わっている男だけだった。ブンジルは昔は地上にいて、カヌーや網、武器、名前まで男たちに授けてくれた▲それが天に去ったのは、この秘密が女たちに漏らされたのを怒ったためだ。その時に人間は恐怖から殺し合いを始め、世界は海没し、生き残ったのがクルナイ族だった。その成人儀礼でブンジルの秘密は儀式の最後に伝えられた(大林太良ほか編「世界神話事典」)▲今も大人になるということは、男女を問わずこの世を成り立たせている秘密を知ることであろう。それはまたこの世を成り立たせる営みに自分が加わることにも通じる。そしてきのう、選挙で投票できる年齢を「18歳以上」へと引き下げる改正公職選挙法が成立した▲これにより18、19歳の約240万人が日程次第で来夏の参議院選から投票できる見通しとなった。参政権の拡大は終戦直後に20歳以上の男女に広がって以来70年ぶりのことである。背景にはすでに約9割の国・地域が18歳までに選挙権を与えている世界の大勢がある▲ただこの選挙権年齢の引き下げ、当の10代の熱烈な政治参加要求に応えてというのとは違う。それどころか20代の投票率が高齢層の半分にも届かない場合もある中での18歳選挙権だ。そこが高校などで有権者意識を育む「主権者教育」の必要の説かれるゆえんである▲伝えられる「秘密」はこの世の秩序と自らの運命を左右する投票についての物語だろう。その最後にこう呼びかけたい。「ようこそ! 民主主義の未来へ」
http://mainichi.jp/opinion/news/20150618k0000m070090000c.html

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白老駅前に象徴空間PRへ町が大型看板を設置

2015-06-19 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年6月17日(水)朝刊】
 白老町はこのほど、国立アイヌ文化博物館(仮称)を核施設とする「民族共生の象徴となる空間(象徴空間)」の2020年開設を知らせる大型看板2枚をJR白老駅前に設置した。
 高さ3メートル、横90センチ。白地のアルミ複合板に「国立博物館などポロト湖畔に開設」「民族共生の象徴となる空間」「2020年に決定!」「白老から世界へアイヌ文化を発信!」「イランカラプテ『こんにちは』からはじめよう」と記されている。
 象徴空間開設に伴う白老町活性化推進会議の情報推進部会が「町内・町民向けの情報発信・周知推進」を検討事業として位置づけており、白老駅前の看板設置もこの一環。象徴空間開設を発信する大型看板はポロトコタン入り口に続いて2カ所目。高速道路白老インター入り口や虎杖浜、社台の国道36号沿いにも設置を検討している。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/06/17/20150617m_08.html

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黒人団体女性幹部、実は白人? 全米で人種めぐる議論に

2015-06-19 | 先住民族関連
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版-2015 年 6 月 17 日 18:53 JST

16日、NBCのテレビ番組「トゥデイ」に出演したレイチェル・ドレザル氏 Reuters
 【ニューヨーク】全米黒人地位向上協会(NAACP)で地域支部長を務めていた女性が、実は黒人ではなく白人だった疑いが浮上し、全米で人種をめぐる議論が巻き起こっている。
 この女性はレイチェル・ドレザルさん(37)で、ワシントン州スポケーンのNAACP支部長を務めていた。髪は黒くスパイラルパーマがかかり、肌は浅黒い。黒人が多く通うハワード大学を卒業し、黒人男性と結婚している。長年、自分は黒人だと明言していた。
 だが、両親が前週、ドレザルさんが先住民族の血を引く白人であることを明らかにしたことで事態が一変。ドレザルさんはこれまで北西部を中心に公民権運動の活動家としてキャリアを積んでいたが、この数日でほぼすべてを失った。
 NAACPの支部長を辞任したばかりか、地元大学のアフリカ研究の非常勤講師を辞め、フリーの新聞コラムニストとしての職も失った。またスポケーン警察監督機関のポストに応募した際に人種を偽った疑いで市の倫理委員会の調査を受けている。
 両親が公開したドレザルさんの子ども時代の写真には、肌が明るく、金髪でストレートヘアの姿が映っている。
 ドレザル氏は16日、NBCのテレビ番組「トゥデイ」に出演し、「あなたはアフリカ系米国人か」と質問されたのに対し、「自分は黒人だ」と主張。自分は5歳ころから黒人だと考えるようになり、子どもの頃は自分の絵を茶色で描いていたと語った。また、人々をだましたとの見方には「怒りを覚える」とし、「冷酷で悪意に満ちたものだ」と非難した。
 ドレザルさんの一件は、全米で人種のアイデンティティーをめぐる議論に火をつける形となった。ドレザルさんの立場についてはNAACP内でも意見が分かれている。NAACPはこれまで、支部長のポストは黒人である必要はないとの見解を示してきた。
(AP通信)
http://jp.wsj.com/articles/SB12208919310003153678304581053341061020256

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