先住民族関連ニュース

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山頂で裸撮影の外国人登山客4人に罰金・国外追放の判決 「山の怒りもたらした」

2015-06-13 | 先住民族関連
産経ニュース-2015.6.12 22:58更新
 マレーシア・ボルネオ島キナバル山で先月に外国人登山客10人が山頂付近で裸になって撮影をするなどした騒動で、同島コタキナバルの裁判所は12日、公然わいせつ罪に問われた外国人の男女4人に対し、それぞれ禁錮3日と罰金5千リンギット(約16万円)、国外追放の判決を言い渡した。
 4人は9日に逮捕された。未決勾留期間を算入すると、既に禁錮刑に服したことになる。地元メディアによると、4人は既に釈放された。近く出国する見通し。
 マレーシアはイスラム教国で肌の露出を嫌う人も多い。キナバル山は先住民族の聖地。18人が死亡した5日の地震は「山の怒り」がもたらしたとの説が地元で広まった。外国人らはガイドの忠告を無視し服を脱いで撮影。裸で放尿する写真がネット上に投稿された。
 有罪となったのは、いずれも20代のカナダ人のきょうだい男女と英国人の女性1人、オランダ人の男性1人。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/150612/wor1506120051-n1.html

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パプアの楽園展:人間の「原点」感じる 新橋で14日まで /東京

2015-06-13 | 先住民族関連
毎日新聞 2015年06月12日 地方版
 インドネシア最東端に位置するパプア州の文化観光展「鳥たちの楽園・パプアウイーク」が11日、港区新橋6の日本アセアンセンターで始まった。
 ユスロン駐日インドネシア大使は「パプアには美しい自然がある。日本の方々にもっと知ってもらいたい」とあいさつ。同イベントが海外で開催されるのは初めてで、同州ジャヤウィジャヤ県のバリエム渓谷に暮らす先住民ダニ族が伝統舞踊を披露するほか、儀式や祭りの様子などを撮影した写真を展示する。
 ダニ族といえば、「コテカ」と呼ばれるペニスケースの着用が有名だ。奥地の集落には電気がなく、村で採れたサツマイモが主食。固有の伝統や習慣を残し、人間の「原点」を感じさせる生活を送っているのだという。
 期間中、植物の繊維を編んだ「ノケン」のファッションショーや木彫りの実演、手つかずの自然が残る「地上の楽園」を紹介する観光プロモーションなども予定されている。
 14日まで。午前10時〜午後4時。問い合わせは、日本アセアンセンター観光交流部(03・5402・8008)。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150612ddlk13040251000c.html


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オホーツク史「興味深い」 オーストラリア教授、調査・研究のため再訪

2015-06-13 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/12 16:00

北方少数民族や強制労働などをテーマにした資料に目を通すテッサさん(左)
 【北見】オーストラリア国立大教授(日本史)のテッサ・モーリス・スズキさん(63)が10日から、オホーツク管内でサハリンの先住少数民族やオホーツク民衆史講座について調査・研究している。古代から北東アジアと交流の歴史を築いてきたオホーツクの地を「歴史的に興味深いところ。これからも研究を続けたい」と語った。
 テッサさんは英国出身。日本近現代史を研究し、「辺境から眺める―アイヌが経験する近代」(みすず書房)などの著書がある。
 これまでも網走を5回ほど訪れており、今回は「サハリン少数民族について興味を持って資料を集めている。関係者の皆さんの話を聞きたかった」と目的を語る。草の根運動にも関心を持ち、オホーツク民衆史講座についても調査・研究する予定。
 オホーツク入りした10日は北見市で、民衆史講座に携わった元中学教師佐藤毅さん(80)や、元市史編集委員会副委員長の中川功さん(71)から聞き取りを行った。太平洋戦争後に網走で生活していたサハリン少数民族・ウイルタの人々の様子や、常紋トンネル建設で犠牲となった労働者の遺骨発掘などについて、精力的に質問していた。
 テッサさんはオホーツクの歴史について、研究者の視点から「長い文脈で見ると、周りのサハリンやカムチャツカなどと交流があり、さまざまな重要な歴史の影響を受けてきた。ここから日本の歴史を見ると、全く違う風景が見えると感じている」と語った。今後は北方民族博物館(網走)などを訪ねる。
 テッサさんは15日まで道内に滞在し、旭川地方の郷土史研究者も訪ねる予定。(桑折しのぶ)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0144707.html

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推進機構との統合協議 象徴空間の「運営主体」目指す-アイヌ民族博物館

2015-06-13 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 6/11)
 白老町のアイヌ民族博物館(野本勝信代表理事)は9日に開かれた理事会で、札幌市に拠点を置くアイヌ文化振興・研究推進機構(中村睦男理事長)との統合を視野に協議を進めることを決めた。国の基本方針に基づき、2020年に開設する「民族共生の象徴空間」の管理運営に主体的に関わることが狙い。同機構も5月25日開いた理事会で統合を視野に入れた協議を行うための専門委員会を新設しており、それぞれ内部協議を経て統合協議が進む見通しだ。
 象徴空間の管理運営については、昨年6月に閣議決定された基本方針に「中核施設の施設を一体的に運営し、アイヌ文化の伝承、人材育成活動、体験交流活動などの実施に当たる単一の運営主体を指定する」と明記。基本構想では、アイヌ文化や伝承技術などのノウハウ蓄積があるアイヌ民族博物館の「人材および知見を最大限活用する」としている。
 今回の統合構想は今年春から両団体での協議がスタート。博物館の村木美幸専務理事は9日の理事会について「統合を視野に協議を進めることを決めただけ」と説明。運営主体に対しては「アイヌの人たちがたくさん関わり、全国展開できるような組織にしないといけない」などと述べ、課題も含め「内部検討を進めながら協議開始の時期などを考えたい」としている。
 一方の機構は、先月25日開催の理事会で統合を視野に入れた「象徴空間の管理運営に関わる運営体制等に関する専門委員会」を新設、6人の委員を選出した。活動計画は「今後検討を進めていく」としている。
 機構は、1997年のアイヌ文化振興法制定を受けて設立。国と道の補助金でアイヌ文化に関する普及啓発などの事業を実施しており、博物館と統合することで象徴空間を管理運営する「単一の運営団体」に指定される可能性が高まる見通しにある。
 内閣官房アイヌ政策推進室は運営主体に関する考え方について「(指定基準などの定義を)現在検討中」と説明。アイヌ関連団体や各省庁担当課との活発な協議を進めていく考えを示している。
http://www.tomamin.co.jp/20150626625

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フィリピン山岳民族のカリンガの世界観を通じ、現代社会見直すきっかけに

2015-06-13 | 先住民族関連
東京大学新聞 2015年6月11日.
ジュエリーブランド「EDAYA」展示会 「『わたし』と『社会』のリ・デザイン展」
 医学系研究科修士課程修了の山下彩香さんが設立したジュエリーブランド「EDAYA」の展示会「『わたし』と『社会』のリ・デザイン展」が5月31日~6月7日に六本木ストライプスペースで開催された。フィリピンの山岳先住民族「カリンガ」約50人の写真や伝統的な竹楽器の展示、竹楽器作り体験などを実施。カリンガの世界観を通じて、現代の「個人」と「社会」の関係を見つめ直すことが展示会のテーマだという。展示会の他にゲストを招いての日替わりイベントも行われた。

「カリンガ」の作業用具の展示(撮影・矢野祐佳)
 展示会では山下さんが現地で取材・撮影した約50人のカリンガの写真を展示。写真には周囲の人間に対するカリンガの思いなどの説明書きが付いた。作業用具の展示、カリンガの職人技を用いた竹のジュエリーの販売なども行われた。
 山下さんは東京大学新聞社の取材に対し、今回の展示会でカリンガ同士のつながりや世界観を示したいと述べた。その上で、現代の日本社会ではSNSの発達などで個人同士のつながりが強まる一方、孤独死の増加などつながりが疎遠になっているという相反する関係性が複雑に存在すると指摘。「展示会が現代社会を見つめ直すきっかけとなればうれしい」と語った。
 山下さんは2012年にフィリピンでEDAYAを起業。自身の左耳が生まれつき聞こえないため少数民族など社会の「マイノリティー」が持つ可能性を引き出すことなどに関心を持ち、起業したという。
http://www.utnp.org/shimen/edaya150608.html

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台湾文化の発信拠点に あす虎ノ門でリニューアルオープン

2015-06-13 | 先住民族関連
東京新聞 2015年6月11日

「台湾ウイーク」で公演するアーティストらが参加して開かれた記者会見=台北市で(森本智之撮影)
 台湾政府は十二日、台湾文化の発信のため都内で運営する台北文化センターを拡充し、「台湾文化センター」としてリニューアルオープンする。港区白金台の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)内にあったセンターを港区虎ノ門へ移転。多目的スペースやギャラリーを併設、常時イベントを行えるようにする。
 十七日まで「台湾ウイーク」と銘打ち、開館イベントを開催。台湾の伝統音楽と現代音楽を融合させた音楽集団「采風樂坊(がくぼう)」や人形劇団「台原偶戯団」、欧州で高い評価を受けるダンスカンパニー「無垢(むく)舞踏劇場」など、台湾を代表するアーティストらが公演する。
 今月上旬には台北市内で記者会見が開かれた。会場は日本統治時代の一九一五年に建設された国立台湾博物館。台湾文化部(省)の洪孟啓部長は「いろんな文化が混じり合い、台湾文化ができた。日本からもまた新たな刺激をもらい、新しい文化をつくりたい」とあいさつした。
 公演で歌や伝統楽器の演奏を披露する桑布伊さんは、台湾の総人口の約2%を占める先住民族の出身。先住民は文字を持たないため、歌で文化を伝承してきたという。「歌うことは民族の歴史そのもの。日本の人たちに聞かせることができてうれしい」と話した。
 公演は無料。問い合わせは台湾文化センター=電03(6206)6180=へ。 (森本智之)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150611/CK2015061102000112.html


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