先住民族関連ニュース

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知里幸恵の生涯が漫画に 小学館「人物館」、道内出身者で初

2017-11-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/01 05:00
 【登別】偉人の生涯を漫画で描く「学習まんが人物館」(小学館)シリーズに、「アイヌ神謡集」の著者として知られる登別出身の知里幸恵(ちりゆきえ)(1903~22年)を紹介する新刊「知里幸恵とアイヌ」が加わり、1日から全国発売される。道内出身者がこのシリーズで取り上げられるのは初めて。知里の資料を収集、展示している登別市内の「知里幸恵 銀のしずく記念館」が監修した。
 アイヌ神謡集は、それまで口承で伝えられてきたアイヌ民族の神話や伝説をまとめたもので、「銀のしずく降る降るまわりに」の一節で知られる。シリーズ新刊は、明治政府の同化政策によってアイヌ語が失われていく中、知里が懸命に神謡集を著す姿を描く。巻末には札幌在住の作家池澤夏樹さんの解説を掲載した。漫画は、ひきの真二さん。菊判160ページ。1026円。
 同シリーズは96年から刊行が始まり、画家ゴッホや、外交官杉原千畝らを取り上げてきた。今回は52作目で、アイヌ文化復興の拠点「民族共生象徴空間」が2020年に胆振管内白老町に開設されることなどをふまえ、知里を取り上げた。
 シリーズ担当編集者の武藤心平さん(41)は「彼女は短い生涯の中で偉業を成した。彼女に導かれるように本ができた」と話す。銀のしずく記念館の浅野清副館長(81)は「知里幸恵の素晴らしい入門書。出版を機にアイヌ民族や知里への関心が広がってほしい」と期待する。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/142289


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日高・十勝で体験旅行を 4町と観光団体、バンコクを訪問

2017-11-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/01 05:00
 【バンコク堂本晴美】日高管内の浦河、様似、えりもの3町と十勝管内広尾町の自治体や観光団体でつくる「四町広域宣伝協議会」は31日、タイの首都バンコクの旅行会社やメディアを訪れ、地元観光を売り込んだ。タイではプミポン前国王の葬儀が10月29日に終わり、約1年の服喪期間が明けたばかりで、今後、旅行意欲の高まりが期待される。
 同協議会のタイでの観光PRは2年目。タイで4町の知名度は高くないため、今回は少人数旅行や教育旅行など通常の観光と異なる旅行を企画している会社に訪問を絞り込み、1日まで7カ所を訪れる。
 31日に訪れた教育旅行企画会社では、乗馬や農作業体験、アザラシの観察のほか、アイヌ文化の学習やホームステイも提案した。同社のワッチャラー社長(47)は「北海道はタイの選手の北海道コンサドーレ札幌加入で注目が高い。今回の提案内容も自然や異文化を学べ、研修に使える」と絶賛。浦河観光協会の木田尚孝会長(55)は「喪が明けたタイからさらに観光客を呼び込みたい」と話した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/142279

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米先住民運動の指導者が死去 デニス・バンクス氏

2017-11-01 | 先住民族関連
北海道新聞10/31 14:20 更新
 【ニューヨーク共同】米先住民運動の指導者で、1973年にサウスダコタ州ウンデッドニー武装占拠を主導したデニス・バンクス氏が29日、米中西部ミネソタ州ロチェスターの病院で肺炎のため死去した。80歳。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が30日、報じた。
 37年、ミネソタ州リーチレークの先住民居住区出身。5歳で両親から引き離され、寄宿学校で米国の文化を強制された。地元で就職できず米空軍に入隊し、日本駐留時に日本人女性と結婚したが、無許可欠勤で逮捕され帰国。強盗事件を起こし、服役した際に民族意識に目覚めた。
 68年、米先住民族の自決を目指す組織アメリカインディアン運動(AIM)を設立。73年2月、先住民政策の不法性を訴えウンデッドニー武装占拠を主導。先住民の生活環境の改善などを掲げ、1890年に200人以上のスー族らが虐殺された同地の独立を宣言し、世界の注目を集めた。
 「聖なる魂」「死ぬには良い日だ」などの著書がある。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/142121

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デニス・バンクスさん80歳=米先住民運動の指導者

2017-11-01 | 先住民族関連
毎日新聞2017年10月31日 17時41分(最終更新 10月31日 17時41分)
 デニス・バンクスさん80歳(米先住民運動の指導者)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、29日、米中西部ミネソタ州ロチェスターの病院で肺炎のため死去。
 1937年、ミネソタ州リーチレークの先住民居住区出身。寄宿学校で米国の文化を強制され、地元で就職できず米空軍に入隊。日本駐留時に日本人女性と結婚したが、無許可欠勤で逮捕され帰国。68年、米先住民族の自決を目指す組織、アメリカインディアン運動(AIM)を設立した。
(全文320文字)
https://mainichi.jp/articles/20171101/k00/00m/060/009000c

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第1回「ロエベ クラフトプライズ」巡回展が東京に、 21_21 Design Sightで展示

2017-11-01 | 先住民族関連
FashionNetwork.com JP 2017年10月31日

 ロエベが主催する「ロエベ クラフトプライズ 2017」の大賞受賞者を含む最終ファイナリスト26人の作品を展示する巡回展 ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」が、 21_21 Design Sight ギャラリー3で開催される。会期は11月17日から30日まで。入場無料。
 「ロエベ クラフトプライズ」は1846年にクラフトの協働工房としてスタートしたロエベの創業形にインスパイアされ、ロエベ ファンデーションとブランドのクリエーティブディレクター ジョナサン・アンダーソンにより2016年に設立。現代に生きる職人たちの新規性や卓越性、芸術的価値を称賛し、クラフトの重要性を高めることを目的としている。
 第1回となった「ロエベ クラフトプライズ 2017」では5大陸75カ国のあらゆる年齢層から寄せられた約4,000の応募の中から26人のファイナリストを選出。アンダーソンは「クラフトはロエベの真髄です。メゾンとして私たちは『クラフト』という言葉が持つ最も純粋な意味でモノづくりをしようとしています。そこにこそ私たちの考えるモダニティがあり、クラフトは常に私たちとつながっているのです」とロエベとクラフトの関係性について述べている。
 審査員はアンダーソンをはじめ、ヴィトラ創業者のロルフ・フェールバウム、ロエベ ファンデーション名誉会長のエンリケ・ロエベ、プロダクトデザイナーの深澤直人ら各分野で活躍する第一人者によって構成。選考の結果、ドイツ出身のエルンスト・ガンペールの作品「Tree of Life 2」が大賞を受賞し、日本人の神代良明とメキシコの先住民族の末裔アステサニアス・パニクアに特別賞が授与された。全ファイナリストの作品および受賞者の作品はマドリード、ニューヨークに続き、アジア初となる開催地として今回東京で展示される。
■ ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」
会期:2017年11月17日(金)~30日(木)10:00-19:00
会期中/無休
会場:21_21 Design Sight ギャラリー3
   東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
入場料: 無料
問い合わせ:ロエベジャパン カスタマーサービス 03-6215-6116
http://jp.fashionnetwork.com/news/%E7%AC%AC1%E5%9B%9E-%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%99-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA-%E5%B7%A1%E5%9B%9E%E5%B1%95%E3%81%8C%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AB-21-21-Design-Sight%E3%81%A7%E5%B1%95%E7%A4%BA,886057.html#.WfjbCbpuJhE

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ひばりが丘で映画上映会 キャンドルの下でライブも

2017-11-01 | 先住民族関連
山形経済新聞2017年11月01日
 ひばりが丘のサスティナブルカフェ&サロン「HALUM(ハル)」(東久留米市浅間町3)で11月12日、映画「ホピの予言」の上映会などのイベントが開催される。
 ホピはアメリカ先住民ホピ族のことで、原子力爆弾の発明など物質文明の悲劇を言い当てた「ホビの予言」で知られる。映画はウラン採掘に揺れる彼らの居住地の現状を通じ、地球の危機を警告するドキュメンタリー。
 同店の草間賢子(まさこ)さんは、サスティナブル(持続可能)な人間関係・社会・地球環境をみんなで考え、成長する場として同店を立ち上げた。「この映画は自分たちが何気なく送っている日々の暮らし中で、見えなくなっている大切なことを気付かせてくれる。映画が自分自身や生き方を見つめる小さな種になってほしい」と訴える。
 この日はホピに包まれる一日として、映画の上映のほか、映像製作や出版などでもポピのメッセージを伝えている辰巳玲子さんのトークショーやシェア会を行い、希望者には予約制で「特製カレー弁当ランチ」も用意する。
 当日は2部制で、午後の部ではボーカル&ギターデュオ「Beyond Nine」によるキャンドルナイトライブも予定。揺らめく明かりの中で生の歌声が響くライブになるという。
 メンバーの黒須さんは「ホピの予言は、物質文明への警告という大きなテーマを投げかけている。『歌』は物質文明と対極にある『感覚』という本能を出す行為。空間に鳴り響くものを、感情のおもむくままに、一緒に感じられる日となりますように」とメッセージを寄せる。
 午前の部は10時~13時、午後の部は16時~20時。入場料は、午前=2,500円、午後=5,000円。定員は、映画・トークショー=20人、ライブ=30人。
https://kitatama.keizai.biz/headline/58/

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