先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

【映像】先祖の頭骨を飾って祈願 南米ボリビアに伝わる奇祭

2017-11-11 | 先住民族関連
中南米(AP通信)11/10(金) 12:12配信
ラパス、ボリビア、11月8日 (AP)― 南米ボリビアでは毎年11月8日は、人間の頭蓋骨を祀る古代から続く宗教的行事「ナティタス」(頭蓋骨の日)が、全国各地の教会で執り行われる。ナティタスは、先住民族アイマラの言葉で「平らな鼻」「鼻なし」を意味する。
 カソリック教会の祝日11月1日の「万聖節」の一週間後、先祖の頭蓋骨をタバコや酒、サングラス、コカの葉や花で飾って、家族を悪霊から守ってくれるよう祈願する。
 この日は、装飾を施した頭骨を枕に乗せ、あるいは箱に収めるなどして教会に持参して祝福を受けるのが、コロンブス以前から続いている習わしだ。
 カソリック教会は、ナティタスを異教として正式に認めてはいないが、各地の教会では礼拝が執り行われる。
(日本語翻訳 アフロ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00010000-aptsushinv-s_ame

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の飲み会はアイヌ料理で! 伝統的家屋で味わう伝統的メニュー

2017-11-11 | アイヌ民族関連
ウオーカープラス2017/11/10 11:00
アイヌ料理を食べたことはありますか? 踊りや刺繍を見る機会に比べて、アイヌの食べ物を口にする機会は意外に少ないもの。実は札幌市の狸小路近くにアイヌの食、そして文化を味わえるお店があるんです。
アイヌ料理ってどんなもの? という素朴な疑問を持った時に気軽に立ち寄れるのが、札幌市の狸小路近くにある「海空のハル」。新鮮な魚介と地酒が自慢の居酒屋ですが、アイヌの伝統的家屋、チセの内部を模した個室があり、その中でアイヌ料理を食べることができます。
炉が切られた6畳ほどのチセで食べられるのは、「アイヌ伝統料理セット」(2138円。1日8食限定)。

代表的なアイヌ料理4品にアイヌのお酒がついたセット
写真左からサーモンのたたきの「チタタプ」。まさにマッシュポテトという食感の「チポロイモ」はイクラの塩味がアクセントになっています。「ユク(鹿)」の串焼きは、肉の味がしっかりと。サケの存在感抜群の汁物、「オハウ」はあっさりとした塩味がホッとします。ヒエで作られたお酒「カムイトノト」はいわゆるどぶろくですが、コメで作られたものよりもずっとさわやかな味。飲みやすいと女性にも好評です。
チセの内装と料理の監修は白老のアイヌ民族博物館が行っています。料理に関しては正式なレシピが残っているわけではないので、同館と同店の料理長が試行錯誤して完成させました。
現代風の味付けにして食べやすくする一方、人工的な調味料はあまり使わず、コンブや塩などかつてアイヌの人たちが使っていたものを主に使用しています。チタタプは、試作品を食べた同館館長の野本正博さんの指示でより細かくたたいて仕上げるなど、食べやすさとアイヌ料理らしさのバランスを取りました。
店長の中田隆之さんは「北海道の郷土料理の元になっているとも言われるアイヌ料理。若い人にとっては新鮮に感じられるものもあるかもしれません」と話します。
チセ内部にはサケや民具が飾られ、食べ物と共に文化も味わえます。お店を訪れた人がなるべくチセを見学できるように、とチセの中でアイヌ伝統セットを楽しめるのは17:00~19:00(それ以外の時間帯は要相談)の範囲内でひと組につき1時間となっています(前日までに要予約)。
チセで時間を過ごした後は、席を移って道産の地酒と新鮮な魚介のお料理を楽しんで。今後、アイヌ伝統料理セットの4品を盛り込んだ宴会コースも登場する予定です。
アイヌ料理を食べられるお店は道内でほかにもありますが、単品での提供がほとんど。代表的なものがプレートとしてまとまっているのは珍しく、チセで食べるというシチュエーションも新鮮です。「北海道らしいものが食べたい!」という時の選択肢にぜひ加えてください。
※文中のアイヌ関連の用語は、カタカナの大文字のみで表現しているため、実際の発音と異なることがあります。
海空のハル ■住所:札幌市中央区南3西4 J-BOXビル5F ■電話011・231・6868 ■時間17:00~23:30(L.O.22:45) ■休み:なし ■座席:160席(喫煙可)
【北海道ウォーカー編集部】
https://news.walkerplus.com/article/125543/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする