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トランプ氏、米先住民称える行事で「ポカホンタス」をネタに

2017-11-29 | 先住民族関連
BBCニュース2017年11月28日

第2次世界大戦時に部族の言葉を暗号として使い貢献した米先住民ナバホ族を称える行事がホワイトハウスで27日に開かれた際、ドナルド・トランプ大統領が野党・民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員をからかおうと、「ポカホンタス」という名前を持ち出し、先住民を侮辱する発言だとして一部から批判を招いた。
先住民の血を引いているとするウォーレン議員の主張の真偽をめぐって議論が起きたのを揶揄(やゆ)する目的で、トランプ氏はウォーレン氏を繰り返し「ポカホンタス」と呼んでいる。
ポカホンタスは17世紀に実在した先住民女性で、先住民に捕らえられた英国人の開拓者ジョン・スミスの命を救ったと伝えられ、ディズニー映画の題材にもなっている。
http://www.bbc.com/japanese/video-42147612

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トランプ氏、先住民を称える行事で「ポカホンタス」に言及

2017-11-29 | 先住民族関連
CNN Japan2017.11.28 Tue posted at 19:16 JST
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は27日、第2次世界大戦で暗号通信兵となった先住民の貢献を称える行事で、これまで侮辱的な使い方を繰り返してきた先住民女性の名前「ポカホンタス」を口にして物議を醸している。トランプ氏がかねて批判してきた民主党のウォーレン上院議員を指す発言とみられる。
米軍は第2次世界大戦で、先住民の特定の部族だけが話す言葉を暗号として使い、部族出身者を通信兵として採用していた。この日は先住民ナバホ族の元通信兵らをホワイトハウスに招いた行事が行われ、トランプ氏が直接声を掛けた。
トランプ氏は出席者の男性らを「特別な人々」と呼んで感謝の意を表し、「皆さんは私たちのだれよりもずっと前からここにいた」と語り掛けた。続いて「議会にはもっと前からここにいた議員がいる。その名はポカホンタス」と述べた。
トランプ氏がかねて批判してきた民主党のウォーレン上院議員を指した発言とみられる。ウォーレン氏は先祖に先住民がいたと主張し、その真偽が議論の的となった。
トランプ氏は昨年の選挙期間中から同氏を「ポカホンタス」と呼び、うそつきだと攻撃してきた。
これに対して先住民団体などは、祖先にあたる歴史上の人物の名前を侮辱的な意図で使うことは先住民とその文化を侮辱することになると主張していた。
ウォーレン氏はトランプ氏の発言に対し、「米大統領が英雄を称える行事すら人種差別発言を口にせずにはやり遂げられないとは、実に残念なこと」と反撃した。
一方でサンダース大統領報道官は同日、ポカホンタスは人種差別発言ではなく、トランプ氏にもその意図はなかったと説明した。
トランプ氏と出席者の背景に、先住民を強制的に移住させたジャクソン元大統領の肖像が掲げられていたことも、無神経との批判を呼んでいる。
https://www.cnn.co.jp/usa/35111078.html

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「熱帯雨林コネクション」ルーカス・シュトラウマン著、鶴田由紀訳

2017-11-29 | 先住民族関連
日刊ゲンダイ 2017/11/28

 2010年6月20日、元BBC記者クレア・ルーカッスルに、アメリカの不動産会社の幹部から内部告発の電話が入った。4カ月後、その幹部は死亡する。彼が取締役を務めていたスライマン・タイブの会社は、ボルネオ島の北部に広がるマレーシア・サラワク州の熱帯雨林を乱伐し、破壊していた。イギリスの植民地だったサラワクは1963年、独立したばかりのマレーシアに併合され、サラワク州の最初の内閣の大臣となったのが、幸運と叔父のコネでそのポストに就いたタイブだった。80年代に数千人の先住民族が抗議行動を起こすが、弾圧によってつぶされた。
 マレーシア木材マフィアの実態を暴くノンフィクション。
 (緑風出版 2800円+税)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/218407

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