北海道新聞11/22 05:00
第51回北海道新聞文学賞と第32回北海道新聞短歌賞・俳句賞の贈呈式が21日、札幌市内のホテルで行われた。
受賞作は、創作・評論部門の本賞に沓沢久里(くつざわくり)さん(85)=本名・中村久子、札幌市=の小説「通天閣の消えた町」、詩部門の本賞に藤田民子さん(71)=本名・小林民子、釧路市=の詩集「少女の家」。
また、詩部門の佳作に草野理恵子さん(58)=横浜市=の詩集「黄色い木馬/レタス」と土橋芳美さん(70)=札幌市=の同「痛みのペンリウク 囚(とら)われのアイヌ人骨」。短歌賞の佳作に川村佳乃子さん(78)=釧路市=の歌集「湖辺(うみべ)の丘に」と柊(ひいらぎ)明日香さん(62)=本名・飯田ひさ子、旭川市=の同「そして、春」。俳句賞の佳作に瀬戸優理子さん(45)=本名・武田優理子、空知管内南幌町=の句集「告白」。
式では、広瀬兼三北海道新聞社社長が賞状や記念品を受賞者に贈った。沓沢さんは「人生の最晩年といえる年齢になって、こんな大きな賞をいただけるとは考えもしなかった。夢ではなく本当なんだと実感でき、うれしく思います」と喜び、藤田さんは「北海道新聞(の日曜文芸)で詩の選者を務め、皆さんの投稿から勉強させてもらった。今回の賞に結びついていると思います。深く感謝します」と述べた。
受賞作を収録した作品集「北の文学2017」が来年1月、北海道新聞社から出版される予定。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/146457
第51回北海道新聞文学賞と第32回北海道新聞短歌賞・俳句賞の贈呈式が21日、札幌市内のホテルで行われた。
受賞作は、創作・評論部門の本賞に沓沢久里(くつざわくり)さん(85)=本名・中村久子、札幌市=の小説「通天閣の消えた町」、詩部門の本賞に藤田民子さん(71)=本名・小林民子、釧路市=の詩集「少女の家」。
また、詩部門の佳作に草野理恵子さん(58)=横浜市=の詩集「黄色い木馬/レタス」と土橋芳美さん(70)=札幌市=の同「痛みのペンリウク 囚(とら)われのアイヌ人骨」。短歌賞の佳作に川村佳乃子さん(78)=釧路市=の歌集「湖辺(うみべ)の丘に」と柊(ひいらぎ)明日香さん(62)=本名・飯田ひさ子、旭川市=の同「そして、春」。俳句賞の佳作に瀬戸優理子さん(45)=本名・武田優理子、空知管内南幌町=の句集「告白」。
式では、広瀬兼三北海道新聞社社長が賞状や記念品を受賞者に贈った。沓沢さんは「人生の最晩年といえる年齢になって、こんな大きな賞をいただけるとは考えもしなかった。夢ではなく本当なんだと実感でき、うれしく思います」と喜び、藤田さんは「北海道新聞(の日曜文芸)で詩の選者を務め、皆さんの投稿から勉強させてもらった。今回の賞に結びついていると思います。深く感謝します」と述べた。
受賞作を収録した作品集「北の文学2017」が来年1月、北海道新聞社から出版される予定。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/146457