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コロナ感染防ぎ、にぎわい戻れ 1カ月ぶり 阿寒湖遊覧船運航 和商の勝手丼にも笑顔

2020-06-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/02 05:00
 【阿寒湖温泉】新型コロナウイルス感染拡大の影響で約1カ月運航を見合わせていた阿寒湖を巡る遊覧船が1日、運航を始めた。阿寒湖アイヌシアターイコロや、釧路和商市場で人気の「勝手丼」も同日再開し、市内の観光施設や名物の販売が再始動した。
 遊覧船を運航する阿寒観光汽船は乗客に連絡先の記入を求め、間隔を空けて席に座ってもらうなど感染拡大防止策を実施。1日は、計13人が雄阿寒岳と雌阿寒岳を望む船上からの景色を楽しんだ。道東を観光中の札幌市の会社員杉目友作さん(35)は「船からだと景色がよりきれいに見える」と満足した様子だった。
 約2カ月ぶりに再開したアイヌシアターイコロは、コンピューターグラフィックスとアイヌ古式舞踊などを融合し、女優の夏木マリさんも制作に関わった演目「ロストカムイ」など、平日は1日2公演を行う。
 釧路和商市場では対面販売を極力減らすため、4月下旬から提供を休止した「勝手丼」を再開。鮮魚店「まるいち佐藤商店」ではトキシラズやクジラなど勝手丼の具が並び、観光客が好みの海産物を選んだ。
 店員の君島美紀子さん(55)は「勝手丼は和商の名物。再開できてうれしい」。帯広市でユースホステルを経営する山本康宏さん(56)は再開を知り夫婦で訪れ、「釧路は海が近いだけあって魚が新鮮でおいしい」と笑顔を見せた。(今井裕紀)
◆アイヌシアターイコロのロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/426378

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本読み触れて アイヌの文化

2020-06-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞 06/01 16:00
釧路市中央図書館スタッフお薦め

 新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、今後も子どもたちが家で過ごす時間が増えることが予想される。そんな時は絵本や童話などを通してアイヌ民族の文化に触れてみてはどうだろう。5月26日に再開した釧路市中央図書館(市内北大通10)のスタッフ、早竹明日香さん、菅原真弓さんが「子どもたちへの絵本としてはこれがお薦め」というのは「パナンペ ペナンペむかしがたり」(中村欽一・作、西山三郎・絵)、「アイヌのむかしばなし ひまなこなべ」(萱野茂・文、どいかや・絵)の2冊。童話集や伝説集などを加え、5冊を紹介してもらった。(今井裕紀)
失敗通じ教訓 ◆ 万物を大切に ◆ 「言葉」に焦点 ◆ 童話に再構成 ◆ 釧根も数多く
「パナンペ ペナンペむかしがたり」では善良なパナンペじいさんと粗暴なペナンペじいさんが登場する。花咲かじいさんのような失敗談を通じた教訓や、同じアイヌ民族を救う勇気が描かれている。アイヌ民譚(みんたん)集にある「パナンペ銀の犬を授かる」、「パナンペ放屁譚」をもとにしているが、菅原さんは「アイヌ民族の物語が子ども向けに読みやすく書かれている」と紹介する。
「アイヌのむかしばなし ひまなこなべ」ではクマの神が神の国からアイヌの国へ遊びに行くと、踊りがとびきり上手な若者に出会う。若者の本当の姿を知ろうとクマの神は客として何度もアイヌの国を訪れる。絵がかわいらしく、万物を大切にするアイヌ民族の思いが伝わる。
 「日本の先住民族アイヌを知ろう!2 アイヌ民族のことばと文化」(知里むつみ著)はあいさつや天候などのアイヌ民族の言葉や文化、暮らしに焦点を当てた一冊。早竹さんは「アイヌ民族の視点で書かれている。アイヌ語についての項目も豊富です」と話す。
 「アイヌ童話集」(金田一京助、荒木田家寿著)は言語学者の金田一が記録した説話を実弟の荒木田が読みやすく再構成した童話集。「子どもでも楽しく読むことができます」と推すのは菅原さん。口のきけない子どもがクマと力比べをする話や英雄オキクルミがききんの魔神を退治する話…。自然や神と交流してきたアイヌの人々の感性が伝わる。
 「アイヌ伝説集」(更科源蔵著)は弟子屈町出身の詩人更科源蔵が全道をまわって聞きとったアイヌ民族の伝説を紹介。厚岸の山が阿寒の山とけんかして、国後島まで逃げる「厚岸湖のカキ島」や釧路のアイヌ民族の始祖に関する話など釧路、根室管内にまつわる伝説も多く収録されている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/426297



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国分北海道 アイヌ伝統の料理を缶詰に 道の駅などで販売 /北海道

2020-06-02 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月1日 地方版
この記事は有料記事です。
残り149文字(全文149文字)
https://mainichi.jp/articles/20200601/ddl/k01/020/017000c

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資源大手、アボリジニの洞窟を破壊し謝罪 オーストラリア

2020-06-02 | 先住民族関連
BBCニュース2020年06月1日

リオ・ティントは2013年に西オーストラリア州からジューカン・ゴージの開発許可を受けていた
英豪鉱業大手リオ・ティントは5月31日、西オーストラリア州に残っていた先住民族アボリジニの洞窟遺跡を爆破したことについて謝罪した。
ピルバラ地方のジューカン・ゴージは氷河期の4万6000年前までさかのぼるもの。リオ・ティントは鉄鉱採掘プロジェクトを拡大するため、当局の許可を得てこの地域を開発していた。
都市部から離れたジューカン・ゴージからは、多くの先史時代の遺物が発見されていた。
リオ・ティントの鉄鋼部門トップを務めるクリス・ソールズベリー氏は、「精神的苦痛を引き起こしてしまい、申し訳ない」と語った。
同時に、伝統的にこの地域を所有しているプートゥ・クンティ・クラマとピニクラの人々(PKKP)に敬意を表していると話した。
「引き続き、PKKPと共に何が起きたかを把握しパートナーシップを強化していく。事態は緊急性を要しているため、ジューカン・ゴージ地区での計画をすべて見直している」
ジューカン・ゴージで発見された遺物には人毛でできたベルトなどがあり、これらは4000年前に、PKKPと先史時代に洞窟に住んでいた人たちに直接的な関係があったことを示している。
ソールズベリー氏はまた、「西オーストラリアにおける遺跡管理との関係を広く再検討する必要があることを認識した」と述べた。
リオ・ティントは鉄鉱のほか、ボーキサイトやアルミニウム、ダイヤモンド、ウランといった鉱物をオーストラリア各地で採掘している。
「大きな痛手」
PKKPを代表しているジョン・アシュバートン氏は、ジューカン・ゴージが失われたのは「大きな痛手」だと語った。
ロイター通信の取材でアシュバートン氏は、「ジューカン・ゴージほど古いアボリジニの土地は、もう数えるほどしか残っていない(中略)その重要性を軽視することはできない」と述べた。
「私たちは洞窟の破壊に深く傷つき、悲しんでいる。また、祖先や土地とのつながりを失ったことを悲しんでいる」
オーストラリア初のアボリジニ閣僚でもあるケン・ワイアット先住民問題相は、遺跡での爆破が実行されたことは「理解できない」と述べた一方、今回の件は「純粋な間違い」だったようだと説明。州法がこの件を見逃してしまったのだと述べた。
(英語記事 Mining firm Rio Tinto sorry for destroying Aboriginal caves)
https://www.bbc.com/japanese/52873478


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アイヌ文様ってどんなもの? 北海道の自然が起源か 幾何学模様の民族装飾=回答・平山公崇

2020-06-02 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月2日 東京朝刊
 なるほドリ 菅義偉(すがよしひで)官房長官が記者会見で着用したマスクの刺しゅうで話題になったけど、アイヌ文様(もんよう)ってどんなもの?
 記者 曲線や直線を組み合わせた幾何学的(きかがくてき)なデザインのアイヌ民族の装飾です。「モレウ」という渦巻(うずま)き模様や、トゲを表すとされる「アイウシ」というかっこ模様の組み合わせで展開されます。女性は刺しゅうや編み物、男性は木彫(もくちょう)で表現し、木彫の場合はこれに「ラムラム」という、うろこ模様が加わることもあります。衣服の裾(すそ)や袖(そで)、工芸品にあしらわれます。
この記事は有料記事です。
残り513文字(全文776文字)
https://mainichi.jp/articles/20200602/ddm/003/070/066000c

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鮮やかにアイヌ文様 チキサニ 刺しゅう作品を展示中 30日まで 白老

2020-06-02 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020/6/1配信
 白老町のしらおいイオル事務所チキサニで、白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)主催のアイヌ文様刺しゅう講座を受講した町民らの作品が展示されている。  伝統文化の指導者育成を狙いとした実践上級講座は、町内の川沿生活館を会場に昨年7月から11…
この続き:242文字
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https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/20570/

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