Nippon.com 2020.06.13

アイヌ文化の複合施設「民族共生象徴空間ウポポイ」。国が北海道白老町で整備を進める。新型コロナウイルスの影響で開業を見合わせている中、地元の住民に理解を深めてもらおうと町民向けの内覧会が6月9日から行われている。展示品の一つは木製で全長6メートルの外洋船「イタオマチプ」。江戸時代に使われていたとみられる。施設の中核である国立アイヌ民族博物館には、このほか、食器など生活用具や工芸品、民族衣装、装飾を施したクマの剥製など、貴重な史料が約700点展示されている。国立民族共生公園の屋外ステージでは、伝統的な歌や舞踊なども披露される。
ウポポイとはアイヌ語で「大勢で歌う」を意味する。アイヌを先住民族と規定したアイヌ新法が2019年に施行されたのに合わせて、ポロト湖畔の豊かな自然を活用した体験型ミュージアムとして造られた。新型コロナウイルスの感染予防体制を整えたうえで、正式オープンを目指す。内覧会は14日まで。
https://www.nippon.com/ja/japan-video/ct010100006/

アイヌ文化の複合施設「民族共生象徴空間ウポポイ」。国が北海道白老町で整備を進める。新型コロナウイルスの影響で開業を見合わせている中、地元の住民に理解を深めてもらおうと町民向けの内覧会が6月9日から行われている。展示品の一つは木製で全長6メートルの外洋船「イタオマチプ」。江戸時代に使われていたとみられる。施設の中核である国立アイヌ民族博物館には、このほか、食器など生活用具や工芸品、民族衣装、装飾を施したクマの剥製など、貴重な史料が約700点展示されている。国立民族共生公園の屋外ステージでは、伝統的な歌や舞踊なども披露される。
ウポポイとはアイヌ語で「大勢で歌う」を意味する。アイヌを先住民族と規定したアイヌ新法が2019年に施行されたのに合わせて、ポロト湖畔の豊かな自然を活用した体験型ミュージアムとして造られた。新型コロナウイルスの感染予防体制を整えたうえで、正式オープンを目指す。内覧会は14日まで。
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