北海道新聞 06/11 05:00
政府は、新型コロナウイルスの流行で開業が延期されている胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」について、7月上旬から道民向け内覧会を開催する方針を固めた。最大約10日間で、参加の人数や選定方法など詳細は今後詰める。新型コロナ感染が再拡大しなければ、道民向け内覧会終了後の今夏中に全面開業する方向で検討する。
6月9~14日の町民向けの内覧会と同様、来場者の検温や人数制限など感染防止策を講じた上で、国立アイヌ民族博物館の展示やアイヌ民族の伝統舞踊を見学する見通し。道民向け内覧会に合わせて東京の観光業者らを招待することも検討している。
地元から開業の機運を醸成する狙い。新型コロナの感染リスクを低減するため対象を絞りながら町民、道民と段階的に広げることにした。
全面開業の時期について、政府は観光シーズンの夏中を目指す考え。今夏中に始める方針の全国的な観光需要喚起策「Go To キャンペーン」と連動させ、年間来場客100万人の達成を目指す。(長谷川紳二、斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/429569
政府は、新型コロナウイルスの流行で開業が延期されている胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」について、7月上旬から道民向け内覧会を開催する方針を固めた。最大約10日間で、参加の人数や選定方法など詳細は今後詰める。新型コロナ感染が再拡大しなければ、道民向け内覧会終了後の今夏中に全面開業する方向で検討する。
6月9~14日の町民向けの内覧会と同様、来場者の検温や人数制限など感染防止策を講じた上で、国立アイヌ民族博物館の展示やアイヌ民族の伝統舞踊を見学する見通し。道民向け内覧会に合わせて東京の観光業者らを招待することも検討している。
地元から開業の機運を醸成する狙い。新型コロナの感染リスクを低減するため対象を絞りながら町民、道民と段階的に広げることにした。
全面開業の時期について、政府は観光シーズンの夏中を目指す考え。今夏中に始める方針の全国的な観光需要喚起策「Go To キャンペーン」と連動させ、年間来場客100万人の達成を目指す。(長谷川紳二、斎藤佑樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/429569