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ダニー・ボイルも絶賛 アイヌ民族のリアルな姿を描く『アイヌモシリ』10月17日公開

2020-07-28 | アイヌ民族関連
リアルサウンド7/27(月) 11:14

 トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門にて長編日本映画史上初の審査員特別賞を受賞した映画『アイヌモシリ』が、10月17日に公開されることが決定した。
 本作は、『リベリアの白い血』が国内外で高く評価された、新鋭・福永壮志監督が5年をかけて作り上げた人間ドラマ。北海道阿寒湖・アイヌコタンを舞台に、少年の成長を通して現代のアイヌ民族のリアルな姿を描く。トライベッカ映画祭国際では、審査員の映画監督のダニー・ボイルや俳優のウィリアム・ハートらに絶賛された。
 本作にて初主演を果たしたのはアイヌの血を引く新星・下倉幹人。演技は初めてとなるが、力強い眼差しが印象的な主人公・カントを演じ、アイデンティティーにゆれる等身大の役どころに挑戦した。その他主要キャストもアイヌが務め、三浦透子、リリー・フランキーらがゲスト出演している。
 あわせて公開されたメインビジュアルには、「少年は、世界に触れた」というコピーとともに、主人公・カントが阿寒の冬の景色の中で佇む姿が捉えられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eeec31f025a8214d5f7a24b68515c088f0f749dd

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アイヌの血を引く14歳の成長描く『アイヌモシリ』公開決定

2020-07-28 | アイヌ民族関連
シネマトゥデイ 2020年7月27日 10時00分
『アイヌモシリ』ポスタービジュアル - (C)AINU MOSIR LLC / Booster Project
 アイヌ民族の現代におけるリアルな姿を描き、アメリカの第19回トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した映画『アイヌモシリ』が、10月17日より渋谷のユーロスペースほかにて全国順次公開されることが決定した。
 『アイヌモシリ』は、北海道阿寒湖・アイヌコタンを舞台に、アイヌの血を引く14歳の少年カントの成長を描いた作品。長編デビュー作『リベリアの白い血』(2015)がロサンゼルス映画祭などで賞を受けた新鋭・福永壮志監督がメガホンを取った。
 アイヌコタンで民芸品店を営む母親のエミと暮らすカントは、一年前の父親の死をきっかけに、アイヌ文化から距離を置くようになる。高校進学を機に、故郷から離れることを予定していたカントは、友人たちと始めたバンド活動に没頭。亡き父親の友人・デボは、そんなカントにアイヌの精神や文化を教えようと、彼を自給自足のキャンプに連れて行き、密かに育てていた子熊の世話を任せる。世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。しかし、飼育の目的は、長年行われていない熊送りの儀式・イオマンテ復活のためだった。
 カント役で初演技にして初主演を務めたのは、アイヌの血を引く新星・下倉幹人。その他主要キャストもアイヌが務めたほか、三浦透子、リリー・フランキーらがゲスト出演している。
 北海道出身で、ニューヨークを拠点に活動する福永監督は、企画から5年かけて現代アイヌ民族のリアルな姿を瑞々しく活写。トライベッカ映画祭からは「福永壮志という独自の視点をもった有望な監督の発見である!」と正式にコメントが寄せられ、審査員のダニー・ボイル監督や俳優のウィリアム・ハートらにも絶賛されたという。
 「アイヌ新法」成立は記憶に新しく、樺太アイヌの戦いを描く直木賞受賞作「熱源」や、大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」など、アイヌをテーマにした話題作によって、多くの人々がその文化に魅せられているなか、アイヌの今を垣間見る一本としても注目だ。(編集部・入倉功一)
映画『アイヌモシリ』は10月17日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開
https://www.cinematoday.jp/news/N0117562

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現代のアイヌ描く映画『アイヌモシリ』10月公開 三浦透子、リリーら出演

2020-07-28 | アイヌ民族関連
シンラネットドット 2020/07/27 18:00

映画『アイヌモシリ』が10月17日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。
同作は、『第19回トライベッカ映画祭』国際コンペティション部門で日本の長編映画史上初の審査員特別賞を受賞した作品。北海道・阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らす14歳のカントは、亡き父の友人デボにアイヌの精神や文化について教えられ、次第に子熊の世話を任せられるようになるが、デボは熊送りの儀式「イオマンテ」復活のために子熊を飼育していたというあらすじだ。
主人公カント役を演じるのはアイヌの血を引く下倉幹人。父の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなり、友人たちとバンド練習に明け暮れていたが、デボとの交流を通してアイヌの精神や文化を少しずつ理解するというキャラクターだ。下倉幹人は同作で初主演を果たし、演技に初めて挑んだという。カントの母エミ役にアイヌ工芸作家の下倉絵美がキャスティング。そのほかの出演者に三浦透子、リリー・フランキーらが名を連ねる。
監督と脚本を務めたのは『リベリアの白い血』の福永壮志。福永が約5年の歳月をかけて制作した『アイヌモシリ』は『第19回トライベッカ映画祭』で「福永壮志という独自の視点をもった有望な監督の発見である!」と正式にコメントが寄せられ、審査員のダニー・ボイルやウィリアム・ハートらが賛辞を送ったとのこと。
発表とあわせてメインビジュアルが公開。阿寒の冬景色の中で佇むカントの姿が写し出されているほか、「少年は、世界に触れた。」というコピーが添えられている。アイヌ文様のデザインは下倉絵美が担当した。
https://www.cinra.net/news/20200727-ainumosir


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トライベッカで審査員特別賞の「アイヌモシリ」10月公開、アイヌの血を引く少年描く

2020-07-28 | アイヌ民族関連
映画ナタリー 2020年7月27日 10:00
第19回トライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した「アイヌモシリ(AINU MOSIR)」が、10月17日に公開決定。メインビジュアルも到着した。
「アイヌモシリ」メインビジュアル
「リベリアの白い血」の福永壮志が監督を務めた本作の舞台は、北海道・阿寒湖アイヌコタン。アイヌの血を引く14歳の少年カントは、亡き父親の友人・デボの教えでアイヌの精神や文化について少しずつ理解していく。デボから子熊の世話を任され、次第に愛着を深めていくカント。しかし、デボが子熊を飼育していたのにはある理由があった。
カントを下倉幹人、カントの母をアイヌ工芸作家の下倉絵美が演じ、秋辺デボも共演に名を連ねている。また現地に住むアイヌの人々もキャストとして参加したほか、三浦透子とリリー・フランキーがゲストとして出演した。公開されたメインビジュアルに使用されたアイヌ文様のデザインは、下倉絵美が手がけている。
「アイヌモシリ」は、東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
https://natalie.mu/eiga/news/389176

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地元を応援、宿泊プラン 新ひだか・ホテルアネックスイン 乗馬体験やコース料理

2020-07-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/28 05:00

ホテルアネックスインの宿泊プランで、乗馬体験を楽しむ旅行者
 【新ひだか】町静内本町のホテルアネックスインが7月上旬から、新ひだかや新冠でのアウトドア体験や飲食店のコース料理などを盛り込んだ宿泊プランを提供している。地域の魅力を生かした体験を旅行者に提供するとともに、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた事業者らの利益増につなげる狙いだ。
 4連休初日の23日、新冠町のにいかっぷホロシリ乗馬クラブを、同ホテルの宿泊プラン利用者3人が訪れていた。3人は馬に乗って森を散策する「体験トレッキング」に参加。帯広市から夫と来た主婦山内直子さんは「昔から馬が好きで、いつか乗馬をしてみたいと思っていた。この後は地域のおいしい食事も楽しみたい」と笑顔で話していた。
 宿泊プランは、新ひだか町の飲食店「あま屋」や「BAR月光」、すし店「喜輪」での飲食を伴うものや、新冠町の判官館森林公園でノルディックウオーキングを行うものなど7種類が用意されており、これまでに計39組69人が利用した。
 佐藤貢専務(41)は「旅行者には、その土地でしかできない体験が人気。僕たち地元住民が好きな店や自然を知ってもらえればと思った」と企画した経緯を語る。
 8月3日には、アイヌ民族の遺跡が残る新ひだか町の真歌山で、宿泊者がヨガや気功、ハーブなどを専門の講師から学べる「ホリスティックヘルスツアー」も実施予定だ。ハーブコーディネーターの本庄美穂さん(43)は「自然とともに生きていたアイヌ民族の精神性も紹介し、自然を感じながら心身を整える時間を提供したい」と話している。
 同ホテルは今後も、町近隣の事業者とコラボする宿泊プランを増やしていく考え。佐藤専務は「地域全体を楽しみ、消費を促す仕組みを、宿泊業の中でつくっていきたい」と話す。(横田望)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/444379

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花ちゃん

2020-07-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/27 16:00
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛期間中、外で遊べなくなった犬の「花ちゃん」がなまりの強い筑後弁で不満をもらす動画を見て大笑いした。
 例えば、こんな具合だ。
 「給付金の話どんしよらすならば、家ののーなっじゃろか、捨てらるっじゃろかち思おうもん」
 「野良犬どんなっしまうなら、どげんすんの? おおごってしたのー」
 筑後弁は福岡県南部の方言だ。動画はこの地方出身のダンサーが実家の飼い犬の写真を加工して制作した。
 筑後弁が分からなくても、声色でどんな気持ちかはじんわりと伝わってくる。これが方言の面白さ、魅力だろう。
 日本語はかつて政治経済の中心だった奈良や京都からだんだんと地方へ広がっていった。沖縄県の宮古島などで、花を「パナ」と言うのは、ハ行音が奈良時代にパ行音だった名残とされる。
 だが、今はテレビやラジオによる標準語の影響は絶大で、伝播(でんぱ)が速い。やがて消えてしまう方言も多いといわれている。
 方言を含めた言語は、それを話す人たちの価値観や文化を映し出すものだ。言語が消えれば、価値観や文化の多様性が損なわれる。
 明治政府の同化政策により、アイヌ語はわずか150年で消滅の危機が迫る。胆振管内白老町で開業したウポポイを拠点に、アイヌ語の復興に期待がかかる。
 アイヌ語にも、言葉の魅力を伝える花ちゃんのような存在が現れたら心強い。(高須賀渉)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/444293


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太陽の塔に込めたメッセージ探る フォーラム山形でドキュメンタリー上映

2020-07-28 | アイヌ民族関連
河北新報 7/27(月) 15:42配信
 新型コロナウイルスの影響による映画館離れを打開しようと、山形市のフォーラム山形で31日から、ドキュメンタリー映画「太陽の塔」が特別上映される。同館とNPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭(山形市)の共催。期間中、塔の制作者で山形にゆかりのある岡本太郎(1911~96年)をテーマにしたトークイベントもある。
 映画は2018年公開の作品。1970年の大阪万博やシンボルとなった太陽の塔、岡本の制作意図などについて学者やアーティストら計29人の証言や読み解きを基に、太陽の塔に込められたメッセージを探る構成になっている。
 証言者は、岡本が傾倒した縄文やアイヌ民族の文化から、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故まで幅広く語っている。
 8月2日午前の上映後、山形美術館副館長の岡部信幸さんと陶芸家の金寛美さんらによるトークイベントがあり、「太郎と山形と縄文(仮題)」をテーマに掘り下げる。
 岡本は晩年、毎冬のように山形蔵王を訪れてスキーを楽しんだ。蔵王温泉のホテル「ル・ベール蔵王」には岡本の書が現在も残っており、山形県と縁も深い。
 山形ドキュメンタリー映画祭の高橋卓也理事(64)は「今年は大阪万博から50年の節目で、山形にゆかりのある岡本に関わる作品を上映することに意味がある。映画館に人が戻るきっかけにしたい」と話す。
 映画は112分。上映は8月6日まで各日2回で午前10時と午後6時半から。連絡先はフォーラム山形023(632)3220。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a5483b5b01c595152cb510bf705e152317175e2

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アイヌ文化、米国へ発信 高岡のホクセイプロダクツ オレゴン州の庭園に着物や道具展示

2020-07-28 | アイヌ民族関連
北國新聞 2020/07/28 01:25
 総合商社のホクセイプロダクツ(高岡市)は、北海道のアイヌ民族の文化を米国に発信する取り組みを始めた。独特の刺しゅうを施した着物や道具を同社の現地法人があるオレゴン州のポートランド日本庭園に展示する。明治から昭和にかけ、北前船で結ばれた富山と北海道の縁を背景とし、民族多様性の尊重と理解促進の一翼を担う。 ポートランド日本庭園は1963(昭和38)年に創設され、池泉(ちせん)回遊式庭園や茶庭、自然庭など八つの様式で構成される。2017年には建築家の隈研吾氏による監修でリニューアルオープンし、年間40万人の観光客が訪れている。 同庭園で昨年7、8月、北海道をテーマとしたフェアがあり、ホクセイプロダクツを通じて、切り伏せと呼ばれる文様を刺しゅうしたアイヌ民族の着物「カパリミ」や盆、コースターが展示販売された。同社はフェアに先立ち、庭園側の米国人担当者を北海道平取町の二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館に招き、アイヌ民族の子孫と交流してもらった。 同社はフェアの開催をきっかけに、ポートランド日本庭園内にアイヌ民族ゆかりの品々を常設展示するコーナーを設置した。今後、さらに展示内容を充実させ、発信力を強化する。 アイヌ民族をめぐっては11日、北海道白老(しらおい)町のポロト湖畔に国立のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」がオープンした。ホクセイプロダクツの冨田昇太郎社長は「先住民族の多様性尊重は国際的に重要なテーマになっている。北海道と富山はゆかりが深く、意識醸成の一助になりたい」と話した。
https://news.goo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-120899795.html

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▶6「ジングリ」 「遊び」理解の入り口に

2020-07-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2020/7/27配信
 イランカラプテ(こんにちは)。これからの社会を担う子どもたちにアイヌ文化を知ってほしい。そのためにまず、アイヌ文化を学ぶ入り口として、かつてアイヌ民族の子どもたちが楽しんだ遊びを、現代の子どもたちにも体験してほしいと思うのです。  …
この続き:849文字
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https://www.tomamin.co.jp/article/feature/chikisani/24701/

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