先住民族関連ニュース

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サケ迎える秋、神に祈り 池田でアシリチェプノミ

2022-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/14 05:00

アシリチェプノミで祈りを捧げる十勝のアイヌ民族
 サケを迎えるアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェプノミ」が10日、池田町内の十勝川沿いにある千代田堰堤(えんてい)展望公園で行われ、十勝管内のアイヌ民族20人が民族衣装をまとって神に祈りをささげた。また帯広カムイトウポポ保存会が伝統舞踊を奉納した。
 会場にはイナウ(木幣)を立てて祭壇を設け、アイヌ民族の人たちがサケを供えて厳かに祈りをささげた。トノト(神酒)をイナウに付けることで、神様に召し上がってもらうのだという。来場者がその様子を静かに見守った。また、アイヌ料理のサケ汁が無料で振る舞われた。この日は青空が高く、初秋の風が爽やかで来場者を喜ばせた。
 伝統儀式は実行委主催で5回目。今回、アイヌ民族がかつて豊漁を願う祈りをささげた「聖地」千代田堰堤に会場を移した。池田、音更、幕別の3町でつくる十勝川中流域かわまちづくり協議会や帯広河川事務所などが連携協力した。
 来賓として出席した池田町の餌取光一副町長は「ここは、かつて『あきあじ祭り』が開かれた場所。きょうが、にぎわい復活の第一歩となることを願っています」とあいさつ。実行委員長の小川哲也さん(50)は「手探りで始めたが5回目でだいぶ形になってきた。天気にも恵まれ、先祖にも歓迎されたと思う」と話していた。(椎名宏智)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/730518/

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アイヌ刺しゅう、若い世代と一緒に 白老の小美浪さんサークル設立

2022-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/14 05:00

アイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」を立ち上げた小美浪さん(右)
 【白老】アイヌ民族文化財団(札幌)のアドバイザーを務める町内の小美浪フミさん(76)がアイヌ文様刺しゅうサークル「のんのクラブ」を立ち上げた。小美浪さんは「アイヌ文様の刺しゅう技術を若い世代に伝えたい」と話し、会員を募集している。
 小美浪さんは2000年ごろ、アイヌ文様の刺しゅうを開始。北海道アイヌ伝統工芸展で奨励賞を受賞したほか、町内外のアイヌ刺しゅう講座で講師を務めてきた。
 サークル名は、アイヌ語で「花」を意味する「ノンノ」が由来。「伝統工芸がなくなりそう」と危機感を抱き、発足に至った。現在は50~70代の4人が所属。月3回水曜日の午前10時~午後3時に自宅を開放して活動している。
 「初心者も経験者も歓迎です」と小美浪さん。月会費は千円。問い合わせは小美浪さん、電話090・8272・3468へ。(竹田菜七)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/730438/

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アイヌの神々”カムイ”の物語を冒険。「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA」開催

2022-09-15 | アイヌ民族関連
Livhub2022.09.14

阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社は、光や音、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術で再現されたアイヌの神々”カムイ”の物語を冒険する体験型アクティビティ「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)」2022年シーズンを6月18日(土)~11月19日(土)まで毎夜開催している。
北海道釧路市北部、阿寒摩周国立公園に指定された阿寒湖の森で春から秋に開催する「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA (カムイルミナ)」は、世界トップレベルのマルチメディア・エンターテインメント・カンパニー MOMENT FACTORY社(モーメント・ファクトリー)が制作を手掛けた体験型マルチメディア・ナイトウォークだ。
来場者は、アイヌの杖をモチーフにした「リズムスティック」を手に、プロジェクションマッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)などのデジタル技術でさまざまな演出や仕掛けがちりばめられた幻想的な夜の森(全長約1.2 kmの遊歩道)を散策しながら、”自然との共生”の大切さを伝えるアイヌ神話の物語を体験する。子どもから大人まで、参加者自身も登場人物の一員となって物語の世界に没入し、アイヌ文化の世界観や阿寒湖の自然美に五感で触れることができる内容となっている。
カムイルミナの舞台
物語の舞台は、火山と森と湖に囲まれた阿寒摩周国立公園内に位置する阿寒湖の森。樹齢100年以上の木々が生い茂るこの森は、北海道有数の観光地である阿寒湖温泉街に隣接した場所にありながらも、明治時代から続けられてきた自然保護活動により、今なお手つかずの美しい自然に囲まれている。
また、この場所は古くからアイヌ民族と共に暮らし、アイヌ文化を伝承しながら街づくりをしてきた歴史を持つ貴重な地でもある。カムイルミナは、このような雄大で美しい自然とアイヌ文化が息づく阿寒湖地域のポテンシャルを生かし、「この地が誇る貴重な自然とアイヌ文化の魅力をより多くの人々に知ってもらい、体感してもらいたい」という思いから誕生した。
物語のテーマは、アイヌ民族が大切にする世界観「自然との共生」
北海道の先住民族アイヌの神話として語り継がれてきたユーカラと呼ばれる叙事詩「大飢饉から人々を救ったカケスの神の物語」を題材に、子どもから大人まで楽しめるストーリー。参加者は森の中に点在する8つのゾーンを巡りながら、アイヌ神話の物語を冒険していく。
物語の世界に没入できる「リズムスティック」
旅のガイド役であり、冒険のアイテムとなるのが、「リズムスティック」と呼ばれる不思議な杖を頼りに夜の森の中を歩く。リズムスティックはストーリー展開と連動してセリフやナレーションや音楽が流れたり、暗い場所を歩き始めると足元を照らすライトが点灯したりなど、様々な仕掛けが施されており、物語の世界との一体感が楽しめる。
自然と調和した演出や季節や天候で異なる光景を楽しめる
カムイルミナでは、森の中の木々や木の幹、空間などに対してプロジェクションマッピングの映像を投影する。そのため、本物の木の枝の上に映し出されるフクロウや、木立の中を駆け抜ける鹿たちの姿など、躍動感あふれる動物たちと阿寒湖ならではの地形や景観を生かした演出となっている。
幻想的なアイヌの音楽
カムイルミナで使用されている音楽は、カナダのMOMENT FACTORY社と共に阿寒湖在住のアイヌの人々の協力を得て、ストーリーから音響に至るまでタッグを組んで制作された。物語の中でリズムスティックから流れる歌や、音楽にもアイヌ文化を取り入れている。阿寒湖在住のアイヌの方々が演奏してレコーディングしたアイヌの伝統楽器「ムックリ(口琴)」や「トンコリ(五絃琴)」の音色やアイヌ語にもぜひ耳を傾けていただきたい。
阿寒湖の森でアイヌの文化に浸る
自然が作り出した阿寒湖の森と、現代の技術とアイヌの文化が融合したカムイルミナ。散策を楽しみながら物語の世界に引き込まれていく、貴重なひと時になるだろう。
【阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA 2022年シーズン開催概要】
・開催期間:2022年6月18日(土)~2022年11月19日(土)
・開催場所:ボッケ遊歩道(阿寒摩周国立公園内)
・入場口:阿寒観光汽船「まりもの里桟橋」前
・開催時間:日没約30分後~21:30 ※日没後からの開始のため、季節ごとにスタート時間が異なります。
・スタート時間
6月18日-8月9日 19:30~ | 8月10日-8月31日 19:00~ | 9月1日-9月15日 18:30~
9月16日-9月30日 18:00~ | 10月1日-11月19日 17:30~
※6月20日(月)はオープニングセレモニー開催のため、一般のお客様のご入場は20:00~21:30と なります。
・所要時間:約50分(歩行距離 約1.2 km)
・チケット料金
前売券:大人(中学生以上) 3,000円、小人(小学生) 1,500円
当日券:大人(中学生以上) 3,500円、小人(小学生) 1,700円
*未就学児は無料
*修学旅行料金[中学生以上2,000円 小学生1,000円]
・チケット購入先:カムイルミナ公式サイト・チケットブース・阿寒湖温泉周辺の宿泊施設・指定旅行会社
※公式サイトで販売の前売り券は、日時指定制デジタルチケットです。チケット購入時や入場待機列での混雑回  避のため、事前に入場日時を決めて購入できる前売り券のご購入をお勧めします。
【参照サイト】KAMUY LUMINA 公式サイト

【参照サイト】阿寒アドベンチャーツーリズム 公式サイト
【参照サイト】Moment Factory 公式サイト
https://livhub.jp/news/experience/kamuylumina-2209.html

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日本統治時代に先住民研究 鳥居龍蔵記念博物館、台湾の博物館と連携協定

2022-09-15 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾9/13(火) 18:58配信

日本統治時代に先住民研究 鳥居龍蔵記念博物館、台湾の博物館と連携協定=国立台湾史前文化博物館提供
(台南中央社)国立台湾史前文化博物館(史前館)は13日、日本統治時代に台湾原住民(先住民)族を研究した人類学者、鳥居龍蔵を記念する徳島県立鳥居龍蔵記念博物館と連携協定を結んだ。台湾原住民族の研究などで協力していくという。
鳥居は日本人として初めて調査旅行にカメラを用いたとされており、台湾原住民族の写真も数多く残した。日本の研究チームによって鳥居が撮影した2500枚余りの写真の再生、保全が行われ、台湾で撮影されたものは800枚を超えるという。
史前館によれば、台湾原住民族研究を専門とする福岡大の宮岡真央子教授が両館の橋渡し役となった。昨年からオンラインで交流を重ね、協力深化のため協定締結に至った。
今後は民族学や考古学、博物館学などの分野でも協力していく。史前館は、連携協定を通じ「先人による研究の基礎に基づき、台湾の考古学や台湾原住民族の研究において新たな成果につながれば」との考えを示した。
鳥居龍蔵記念博物館は、展示や講演、ワークショップなどでも協力できることに期待しているという。
(楊思瑞/編集:楊千慧)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fc654c6b1a62290de6a3de178acd99197618f3

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フィリピン共和国に対する無償資金協力「バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域における私有の小型武器及び軽兵器の管理・削減支援計画(UNDP連携)」に関する書簡の交換

2022-09-15 | 先住民族関連

外務省令和4年9月13日
 9月13日(現地時間同日)、フィリピン共和国の首都マニラにおいて、我が方、越川和彦駐フィリピン共和国日本国特命全権大使と、先方セルバ・ラマチャンドラン国際連合開発計画(UNDP)フィリピン事務所常駐代表(Mr. Selva RAMACHANDRAN, Resident Representative, United Nations Development Programme in the Republic of the Philippines)との間で、無償資金協力「バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域における私有の小型武器及び軽兵器の管理・削減支援計画」(供与限度額5億7,900万円)に関する交換公文の署名及び書簡の交換が行われました。
フィリピン南部のミンダナオ島では、フィリピン政府とモロと呼ばれる先住民族との間の紛争にかかる和平プロセスが近年大幅に進展しており、バンサモロ基本法の制定により、2025年の自治政府樹立を見据えたバンサモロ暫定自治政府下の移行期、及びモロ・イスラム解放戦線(MILF)の正常化プロセス(退役・武装解除)が進められています。一方で、個人所有の小型武器が使用される事案による不安定要素が、和平の進展を脅かしかねないという課題があります。
本計画では、ミンダナオ和平の当事者に深く関与してきたUNDPを通じ、MILFの元戦闘員や民間武装グループのメンバーが所持する小型武器回収に向けたシステム構築を行い、併せて生計支援として同地域の産業基盤整備を行うことにより、包括的な武装解除を進め、2025年のバンサモロ自治政府の樹立に向けてミンダナオ和平を着実に前進することが期待されます。
(参考)フィリピン共和国基礎データ
 フィリピン共和国は、面積約30万平方キロメートル(日本の約8割)、人口約1億904万人(2020年、フィリピン国勢調査)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は3,640米ドル(2021年、世界銀行)。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_001048.html


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『先祖の遺骨を返して』琉球王族の子孫らが京都大と争う控訴審 京大側「子孫か疑問」

2022-09-15 | ウチナー・沖縄
MBS9/14(水) 17:25配信

『先祖の遺骨を返して』琉球王族の子孫らが京都大と争う控訴審 京大側「子孫か疑問」
 琉球王族の子孫らが先祖の遺骨を返すよう求めている裁判の控訴審が大阪高裁で始まりました。
 訴えなどによりますと、約90年前、京都大学の前身である京都帝国大学の助教授が15世紀に沖縄を治めた一族が祀られた墓などから研究目的で遺骨を持ち出し、一部は現在も京都大学が保管しています。
 一族の子孫らは「先祖を祀る権利が侵害された」などとして、京都大学に遺骨の返還を求めて提訴しましたが、1審の京都地裁は遺骨の所有権を認めませんでした。
 9月14日に行われた控訴審で子孫らは「先祖を慕う思いや祭祀の状況から遺骨の所有権を判断すべきだ」と主張しました。
 (原告の1人 玉城毅さん)
 「子孫と認められるよりも先住民族としての権利を取り返すためにこの裁判をやっているわけです」
 一方、京都大学側は「控訴人らが一族の子孫であるかは疑問」として、控訴の棄却を求めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36a405fc3f52118acfecb305f321832e9236d073

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過去最大規模! 台湾カルチャーフェス「タイワンプラス2022 台湾吉日」が3年ぶりに開催

2022-09-15 | 先住民族関連
Pen9/13(火) 11:40配信

中華文化総会は、最新の台湾カルチャーを発信するフェスティバル『タイワンプラス』を9月17日・18日の2日間にかけて東京上野恩賜公園・噴水広場にて開催する。
本イベントは、中華文化総会が国際交流の一環として2018年に初開催され、翌年には2日間で8万人の賑わいを見せていたが、2020年以降は新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせていた。今回は3年ぶり3回目の開催。テーマは「台湾吉日」。日本の暦でも縁起が良いとされる「大安吉日」の発音に似た「台湾吉日」をテーマに、ともに美しい未来に向かっていくことへの祈りを込め、過去最大規模で再始動する。
『タイワンプラス 2022 台湾吉日』について
東京上野恩賜公園・噴水広場を会場に、マーケットと音楽ライブをメインに構成。ヂェン先生の日常着(天然素材の服)、デイリリー(漢方)など過去最多、約60組のブランドなどが出店する。また、台北出身の写真家・鄭弘敬氏による、台湾のどこか懐かしい日常のワンシーンを集めたフォトエキシビジョン『台湾来い(恋)♡』、日本で活躍する台湾人クリエイターなどが集結する「上野夜市」ブースも設けられる。
両日、無料で行われる音楽ライブでは、2022年のフジロックに出演したロックバンド、滅火器 ファイヤーイーエックスや、台湾原住民(先住民)族アミ族出身の歌手、舒米恩などのバラエティ豊かな実力派アーティスト8組が来日し、夏の終わりにふさわしい熱いパフォーマンスを繰り広げられる予定だ。
TAIWAN PLUS 2022 台湾吉日
会期:2022年9月17日(土)~18日(日) 11時~18時
会場:東京上野恩賜公園・噴水広場
入場料:無料
※開催日時・内容などは変更となる場合があります。事前に確認をお薦めします。
文:野村萌々
https://news.yahoo.co.jp/articles/b23a1bc1b59179a95b9fdbd1db27815a6665f171

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ウーマンラッシュアワー村本さん独演会 幕別で21日

2022-09-15 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞2022/09/14 10:17
 【幕別】お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんによる独演会「スタンドアップコメディー@十勝」が21日午後7時半から幕別町内のマクラショーケース(本町62)で開かれる。
 帯広市内の飲食店店主、豊川純子さん(46)が主催する。アイヌ民族の豊川さんは昨年、村本さんが独演会で来勝した際、主催した友人から「村本さんがアイヌのことに関心がある」と誘われ、一緒に飲む機会があっ...
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https://kachimai.jp/article/index.php?no=571010

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