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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文様の魅力知って 松村ケイ子さん、富良野で作品展

2022-09-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/29 05:00

あかならで作品展を開いている松村さん
 【富良野】日本手芸普及協会講師の松村ケイ子さん(75)=南富良野町=の「秋の手作り作品展」が市内下御料の喫茶・ギャラリーあかならで開かれている。アイヌ文様の刺しゅうが施されたタペストリーや小物など趣味で作った約20点が並んでいる。
 松村さんはパッチワークや押し花などを長年制作。「強い憧れがあった」というアイヌ文様の刺しゅうは2017年から本を参考に独学で始めた。
 展示作品は、刺しゅう糸のほかにオヒョウの樹皮を割いて糸状にして織り込んだものも。松村さんは「丹精を込めて作った作品ばかり。アイヌ文様の魅力をぜひ知ってほしい」と来場を呼びかける。
 10月2日まで、午前10時半~午後4時(9月30日は休み)。夫の幸次さん(81)の木工作品も並ぶ。アイヌ文様の刺しゅう体験会も1回千円で行っている。申し込みは、あかなら、電話0167・23・2131へ。(相武大輝)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/737653/

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野外劇、栗山巡って観賞 29日歴史と観光のバスツアー 後日映像公開、まちおこし効果期待

2022-09-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/29 05:00
 【栗山】栗山開拓の祖・泉麟太郎などをテーマにしたミニ野外劇付きのバスツアー「ライブアートツアー・イン栗山」が、29日に町内で実施される。札幌の演劇界で活躍する役者らが出演し、28日にリハーサルを行った。後日、映像がインターネット上で公開される。協力している町は、まちおこしにもつなげたい考えだ。
 同ツアーは、コロナ禍で打撃を受けた演劇、音楽、観光業界などがタイアップして2020年に始まった。今回は札幌演劇シーズン実行委員会が実施主体となっており、栗山町の地域おこし協力隊員が誘致した。
 テーマは「秘められた歴史遺産を巡る」で、夕張川渡船の地、開拓記念館、谷田製菓、雨煙別学校、小林酒造などを回る。
 29日は午前7時半すぎにJR栗山駅前を出発。俳優陣らが10人の客と一緒にバスに乗り、三日月公民館付近で泉麟太郎らによる危険な渡船に関するシーンの芝居を行う。雨煙別学校では、町内がロケ地となった映画「幸福の黄色いハンカチ」の寸劇などを予定し、高倉健さん役も登場する。
 出演は札幌の芸能事務所「風の色」の俳優山野久治さんや、劇団「イレブンナイン」の納谷真大さん、小島達子さんら。アイヌ民族の女性ボーカルグループ「マレウレウ」もステージを披露する。俳優陣は28日、町内で稽古し、セリフや動きを確認した。後日公開する映像の撮影も行った。
 北海道演劇財団理事長で、構成・脚本・演出担当の斎藤歩さん(札幌座)は「栗山は行く先々に魅力的な歴史やモノや人がいる。それらをつなげて一つの物語にしたい」と話す。
 町の地域おこし協力隊員の長広大さんは「俳優が演じるのでPR効果が大きい」と、まちおこしに期待している。(土屋孝浩)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/737532/

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ポロシリ生活館でアイヌ文化学ぼう 新冠で10月1日イベント

2022-09-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞09/29 05:00
 【新冠】町郷土資料館と町レ・コード館図書プラザは10月1日午前10時から正午まで、9月に判官館森林公園内に完成した多機能型交流施設「ポロシリ生活館」を拠点にアイヌ文化を学ぶイベント「そうだ!山へ行こう!inポロシリ生活館」を開催する。
 「判官館散策で自然とアイヌ文化に親しもう」では、同町の新川剛夫学芸員と園内を散策しながらアイヌ民族の遺跡を巡り、判官館に言い伝えられるアイヌ伝説の解説を受ける。小学生以上が対象。
 幼児向けの「ぬって!切って!アイヌの文様」では塗り絵や折り紙を通してアイヌ文化について学ぶ。ポロシリ生活館の内部を見学するツアーもある。アイヌ民族にまつわるクイズや関連図書の貸し出しも行う。
 判官館散策のみ事前申し込みが必要で、希望者は29日までに町郷土資料館、電話0146・47・2694へ。(石井純太)
※ポロシリの「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/737472/

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『ゴールデンカムイ』最終巻ラストの真相…野田サトル1万字インタビュー#1

2022-09-30 | アイヌ民族関連
集英社2022.09.29
圧倒的な人気を博して連載終了した漫画『ゴールデンカムイ』。長期連載を終えた野田サトル氏に連載を終えた今の心境を語っていただいた。(全4回の第1回)
【注意】このインタビューは、漫画『ゴールデンカムイ』の完全なネタバレを含みます。ご了承いただける方はお読みください。
全力で駆け抜けた週刊連載を終えて…
――約8年間にわたる連載お疲れ様でした。最終回に呼応するように単行本も既刊全巻に大重版がかかり、最終巻の初版部数も急遽10万部増刷。累計部数も2300万部を超えたと伺っております。最終巻も発売されたことで『ゴールデンカムイ』の漫画に関するお仕事は、ひとまず終わられたと伺いました。ぜひ、今のお気持ちをお聞かせください。
今、おっしゃっていただいたことを伺って、多くの読者の皆さんが、この作品を肯定してくれているのが伝わってきました。
最新話を含む全話無料公開とか、最終回へのカウントダウンとか、実写化の告知とか、ゴールデンカムイ展とか、本当に全ての情報戦といいますか、担当(ヤングジャンプ編集主任・大熊八甲)さんとの作戦が上手くハマった感じも大きかったと思います。総じて、努力が報われたなと思いました。
――「日本漫画家協会賞」の大賞を獲って有終の美を飾られました。
漫画家協会賞は歴史のある賞ですし、トリを飾るという意味でも獲りたかったです。
漫画家協会賞に限らず、各漫画賞受賞、TVアニメ、実写化のご企画のお話等をいただけたことは、読者さんや有識者の方々から評価を頂いた形だと思いますので嬉しいです。
――週刊連載を終えられ、現在、どのような生活をお過ごしでしょうか。
TVアニメ四期の設定や絵コンテのチェックも届きますし、実写版の脚本も次々と届きます。漫画やアニメと違って実写は実写の論法、脚本というのがあると思うんです。例えばですが、基本的に原作を尊重していただいていますが、主人公ではない様々なキャラが、モノローグで心情を伝えるという表現はアニメまでだと思うんですよね。
モノローグを削る代わりに、それらをセリフや映像に遠慮なく変換できるのは、原作者の僕しかいないと思うので、完全に作品から離れる生活は、現在も出来ていません。
感情として死んでほしくなかった
――大変そうですね。
連載中はゼーゼー言いながらも走るのを止められない心境でした。けれど、今は歩きながら前に進んでいる感じです。でも、気が抜けると絵もどんどん下手になってしまいますので、早めに次回作を始めなければと思っています。アイスホッケーの道具も更に買い集めていて、部屋にダンボールがどんどん積み重なっています。
――もう前作のアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』の完全版の準備をし始めているんですね?
はい。『ゴールデンカムイ』の連載原稿が終わってすぐに苫小牧へ撮影に行ってきました。自然の景色が変わってしまうので春のうちに撮影したくて。ヘトヘトになるまで森の中を歩いてきました。まだTV アニメ四期や実写化等、『ゴールデンカムイ』の仕事はありますけど、心機一転ゼロからやり直さなくてはという感じです。
――では、『ゴールデンカムイ』本編を振り返って、最終巻のお話をお聞きしたいのですが、個人的に牛山さんが亡くなったのは非常に衝撃的でした。野田先生は公式ファンブックの質問で、「殺すのをためらったキャラはいない」と答えていらっしゃいました。牛山さんもそうなのでしょうか。

実は唯一、退場させるかどうか悩みました。感情として死んでほしくなかった。
でも結果、最高の自分で死ねたのだから良かったのだと思います。俳優のリバー・フェニックスは若く最も美しいときに薬物中毒で亡くなっているのですが、生前、「死体置き場の中の一番カッコいい死体でありたい」と言っていたそうです。
作品作りの観点から言いますと、アシㇼパにとって愛すべき人物を次々と殺すことで、「この金塊争奪戦を自分が終わらせなければ」とアシㇼパに決断させる。
つまり金塊をなかったことにするという選択ですね。
その選択を読者さんにとっても説得力のある選択にするには、読者、そして作者の僕も愛するキャラたちを殺していくしかなかった。
――ということは、残り半分の金塊を放棄しようというのは、かなり以前から決まっていたことなのでしょうか?
はい。初期から絶対に変更がない事柄として決まっていました。物語の最後は「現実と同じ状態に着地するべきだ」と担当編集の大熊さんとは初期から話し合っていました。
アイヌの権利書と金塊によって、「土地が返還された」とか、「北海道にアイヌの自治区が出来た」とか、「残り半分の金塊が有効活用されて、アイヌとしての権利を現実よりも少しでも獲得していた」などという結末には、すべきではないと考えました。
そう描いてしまえば、「アイヌに努力が足りなかったから、現実ではこのような歴史にならなかったのだ」という間違ったメッセージを伝えてしまうと思ったからです。
原作の最終回がそうであったように、現代にアイヌ文化がいまだに残っている背景には多くの人たちの努力がありました。
「アシㇼパがその助けになっていたかもしれないね」という落とし所が正解だったと信じています。
だから、今もアシㇼパが守った北海道の国立公園には野生動物の繁殖地があって、カムイが残っていることでアイヌの文化が残される手助けの一つになったというオチにしたんです。
――確かに、古代文明のいくつかは森林資源の枯渇で滅んだという説もありますからね。
はい。すでにエゾオオカミやエゾカワウソは絶滅したといわれています。ラッコだって昔はたくさんいた。エトピリカも絶滅寸前です。
公園による保護がなければ、儀礼のなかで最高位に位置づけられる「イオマンテ」(アイヌの宗教的儀礼)で送るシマフクロウやエゾヒグマも絶滅していたかもしれない。
アシㇼパの手に入れた権利書が、カムイたちの絶滅を現代まで食い止めたのかもしれないというのが、この作品に出来る最善の落とし所だと信じています。
文献に書かれたアイヌ差別の証言
――最終回の現在に続いていくアイヌの描写は、単行本の描き下ろしによって、連載時よりかなり詳細に描かれています。描き下ろしされた、あの膨大な資料群は野田先生が集めたものですか?

はい。僕の持っているアイヌ関連の資料の一部ですね。著者としては、砂沢クラさんとかアイヌ語監修の中川裕先生やアイヌ初の国会議員になった萱野茂氏などなど……。
例えば、砂沢クラさんの自伝はアシㇼパと同じくらいの年齢のときのものなので、当時のリアルなアイヌの様子を知ることが出来ます。
家族で山に獲物を取りに行ったり、動物の脳みそに塩をかけて食べて暮らした話ですとか、口元に入れる入れ墨を嫌がったりだとか。
ちなみに、クラさんは「アイヌ」への差別について、著書でこう書かれています。
「『アイヌ』と意地悪をする人はどういうわけか、教育も受けられず、下働きをさせられている人たちばかりで、字も書けない人だった。学校の先生や医者、営林業や炭鉱業の人間など教育の受けた人たちは少しも威張らずアイヌを本当の日本人と尊敬し、大事にしてくれた。」
結局、自分より下の相手を見つけたい弱い心が、差別を作るのでしょうね。
――他に注目すべき資料は?
そうですね、どれも注目すべきではありますが、例えば『マキリ研究会通信』。
博物館や個人蔵のマキリを研究している方たちの本で、僕は著者の一人である戸部千春先生と交流させていただいています。和人ですがアイヌの彫刻文様に対して、ものすごい知識を持たれている方です。
小さな文様の断片の一つ一つに、「こういう意味がある」等、記録されているわけです。
流石にそこまで作中では描ききれなかったので、参考文献リストには収録されていませんが、本当に貴重な研究成果を残していただいたと思います。博物館にマキリを見に行くのが楽しくなります。
©野田サトル/集英社
#2へつづく
#2 『ゴールデンカムイ』を描いた信念につながる1通の手紙(9月30日12時公開予定)

#3 ファンが最も気になる『ゴールデンカムイ』マル秘ランキングを発表(10月1日12時公開予定)

#4 「連載が始まる頃には貯金も底をついて…」(10月2日12時公開予定)
https://shueisha.online/entertainment/41195

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自然の中の上映会「まるっとみんなで映画祭 2022 in NASU 」開催決定! オンラインから飛び出して那須(栃木県)に集まろう!

2022-09-30 | アイヌ民族関連

足利経済新聞2022.09.29
 絶賛開催中の「まるっとみんなで映画祭」では、11月に栃木県・那須地域での上映会を開催します! 去る7月にオープンした話題の複合施設「GOOD NEWS NEIGHBORS」では、子どもや知的障害の方も気軽に楽しめるノンバーバルな作品の野外上映会とワークショップを、「那須高原 南ヶ丘牧場 バイカル」では最新作『目の見えない白鳥さん、アートを見に行く』など多彩な作品をそろえています。
まるっとみんなで映画祭 2022 in NASU開催概要
開催日:2022年11月5日(土)・6日(日)
開催場所:GOOD NEWS NEIGHBORS、那須高原 南ヶ丘牧場 バイカル 2F
公式ウェブページ:https://theatreforall.net/nasu-screening-22/
 開放的な雰囲気の野外での上映会です。幻想的な人形アニメ、音楽家・蓮沼執太らが福祉施設の皆さんと一緒に創作した最新作などを上映します。日中はワークショップを、夕方からはカレーパンやドーナツ、温かいドリンクを手に、森の木々のざわめきと共に映画をお楽しみください。
■日 時:11月5日(土)16:30~17:30
■会 場:GOOD NEWS NEIGHBORS
■入場料:無料
■上映作品
『劇場をつくるラボ』ショートアニメ(2022/蓮沼執太×水尻自子/10分 *予定)
『眠れない夜の月』(2015/八代健志/27分)
『hesheit』(2020/ウィスット ポンニミット/41分)
『Fruits of Clouds』(2017/カテジナ・カルハーンコヴァー/10分)
■アクセシビリティ
ノンバーバル(?言語)の、どなたでも楽しめるアニメ作品を集めました。
『眠れない夜の月』:英語字幕
『hesheit』:一部タイ語・日本手話
『目の見えない?鳥さんと、那須のアート散歩』
 ?鳥建?さん(全盲の美術鑑賞者)、川内有緒さん(ノンフィクション作家・『目の見えない?鳥さんとアートを見にいく』作・映画共同監督)とお散歩しませんか? アーティスト・奈良美智の私設美術館「 N?s YARD 」や、廃校を障害者の就労継続支援事業でリニューアルした、食事とアートが楽しめる「 北風と太陽 」を巡ります。
■日 時:11月6日(日)10:15~11:30
■集 合:N?s YARD
■予 約:要予約・定員8名  Peatixにて予約受付中 https://nasu-artsanpo.peatix.com/view
■参加費:1,000円(入館料は現地で実費)
■入館料(団体):大人・大学生1,400円 / 高校生900円 / 小中生 400円 / 小学生未満無料/ 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳ご提示で無料
劇場公開前の特別上映会
『目の見えない?鳥さん、アートを見に行く』
(2022/三好大輔・川内有緒/107分)
劇場公開に先駆けて、最新作の特別上映が実現。監督や出演者のアフタートークも行います。
■日 時:11月6日(日)13:10 ~15:30
■会 場:那須高原 南ヶ丘牧場 バイカル 2F
■入場料:1,800円/障害者割引1,000円(介助者1名まで割引適用)
■予 約: Peatixにて予約受付中 https://nasu-siratori-joei.peatix.com/view
■アクセシビリティ:音声ガイド・バリアフリー字幕つき・UDCast対応
■アフタートーク登壇者:?鳥建?、川内有緒、三好大輔(映画監督)
那須ショートフィルムフェスティバル × まるっとみんなで映画祭 バリアフリー特集上映会
 視覚・聴覚障害のある方も、そうでない方も一緒に楽しめる上映会。「映画のバリアフリーとは?」「心のバリアフリーとは?」を考えるきっかけになる作品をそろえています。「那須ショートフィルムフェスティバル」と「まるっとみんなで映画祭」の共同企画です。
■日 時:11月6日(日)15:50~17:30
■会 場:那須高原 南ヶ丘牧場 バイカル 2F
■入場料:800円
■予 約:当日券のみ(予約不要)
■上映作品
『金?』『シバ兄とニャン君』『エレクトロニコス・ファンタスティコス』『I/O』
■アクセシビリティ:全作品バリアフリー字幕・音声ガイドつき
ツアー・バリアフリー個人旅行のご案内
 バリアフリー旅行の「おはようトラベル」が提供する東京からのバスツアー。リフト付きバスやバリアフリールームの利用で車いすの方にも参加しやすいツアーをご用意しました。那須の自然の中で、動物たちとふれあい、秋の景?の美しさを感じ、インクルーシブな映画祭をお楽しみください。
*視覚障害・聴覚障害の方への情報支援などのためのスタッフが1名同乗します。不安のある方は事前にご相談ください。
■行程概要
【1日目】東京都内? 那須どうぶつ王国(昼食後自由時間)? GOOD NEWS NEIGHBOURS(夕暮れ森のシアター鑑賞)? 宿
【2日目】宿? N's YARD(奈良美智の私設美術館)? 昼食? 那須高原 南ヶ丘牧場(特別上映会『目の見えない?鳥さん、アートを見に行く』鑑賞または牧場内自由行動)? 東京都内
■特典その1 特製トートバッグ+ステッカー
 特典その2 「まるっとみんなで映画祭 / THEATRE for ALL」1カ月見放題 視聴クーポン
■ツアー予価:44,000円(税込)*最少催行20人
?バスツアーお申込 https://ohatra.com/archives/5843(受付中)
バリアフリー個人旅行のご相談窓口
 個人旅行をお考えの方へのご案内です。障害やお怪我など、さまざまな体の状況に応じた移動や宿泊の手配をサポートいたします。詳細は以下にお問い合わせください。
? 個人旅行 お問合せ https://prtimes.jp/my_c3/action.php?run=mypage&page=pressreleaseregist
連携事業者様: おはようトラベル株式会社
電話 042-315-3261(水曜日と日曜日を除く9時から18時まで)
FAX 050-3588-0678
会場/連携団体情報・上映会クレジット 
那須ショートフィルムフェスティバル
 今年17回目を迎える短編映画の映画祭。会場は秋の那須高原の南ヶ丘牧場(11月5日~13日)。那須独自の短編映画賞『那須アワード』のノミネート作品やおすすめの長編作品が楽しめます。
https://filmfest.nasu-fc.com/ (9月下旬公開)
GOOD NEWS NEIGHBOURS
 「森との共生」をキーワードに、那須の豊かな森の中に誕生した複合施設。那須生まれの人気のお菓子「バターのいとこ」、新商品「BROWN CHEESE BROTHER」の店舗、カフェやアートギャラリーなど、環境に配慮した事業に取り組む9店舗が全国から出店。就労支援をそなえた食品製造工場「FACTORY(ファクトリー)」も併設しています。
■住所:栃木県那須郡那須町高久?24-1 https://gooooodnews.com/
■公式アプリ:https://apps.apple.com/jp/app/id1626012456?mt=8
那須高原 南ヶ丘牧場
 本州一の酪農大国・栃木。那須連山のふもと、自然豊かで広大な酪農を中心とした牧場です。2013年・2017年の全国ご当地牛乳グランプリで最高金賞を受賞した「ガーンジィゴールデンミルク」をはじめソフトクリーム、ペロシキ、スイーツ、レストランで提供される自家製ハンバーグ、ジンギスカンなど自家製商品は大人気! 
■住所:栃木県那須郡那須町湯本579 那須高原 https://www.minamigaoka.co.j p
那須塩原市ART369プロジェクト
 栃木県那須塩原市にある?磯駅周辺から板室温泉までの板室街道沿いを「ART369」として、アートで地域を盛り上げるプロジェクトです。その名は板室街道が主に県道369号であること、那須塩原市の特産品である牛乳(ミルク、369)から。栃木県ゆかりの作家たちの作品を通して、街やひとを潤すアートとの出会い、那須塩原市の魅力の発見・発信につながる活動を展開中。
■住所:栃木県那須塩原市 https://art369.jp/
上映会クレジット
■主催:まるっとみんなで映画祭実行委員会(一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL、株式会社81JOURNAL、Palabra株式会社、株式会社precog、株式会社MotionGallery、株式会社メジャメンツ)
■協力:那須ショートフィルムフェスティバル、GOOD NEWS、那須塩原市ART369プロジェクト
実行委員会、那須高原 南ヶ丘牧場、チェコセンター東京
■後援:那須温泉旅館共同組合
THEATRE for ALLで絶賛開催中 「まるっとみんなで映画祭 2022」
 異なる境遇のだれもが映画を楽しめる機会をつくり、映画を通じて多様な人たちが混ざり合う場となることを目指すオンラインの映画祭。耳が聞こえなくても、目が見えなくても、字幕が読めなくても、じっとしていられなくても、大切なだれかと一緒に楽しめる、それが本当のバリアフリー劇場です。秋はぐん!と作品が充実するシーズン、お見逃しなく。
初バリアフリー配信!
『?袖の?』(2021/東海林毅/34分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/pre_katasode/
ささやかながらも確かな一歩を刻むトランス女性の物語
 トランスジェンダーのささやかながらも確かな一歩を刻む34分。世界のLGBTQ+映画祭で高い評価を得ている東海林毅監督作品。主演は、日本で初めてトランスジェンダー女性当事者の俳優オーディションで選ばれたファッションモデルのイシヅカユウ。9月より配信中
『スーパーミキンコリニスタ』(2019/草場尚也/97分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/super-mikincorinista/
普通じゃダメだから、スーパーになって私は完全になる。世界で一番タフな25歳になるために!アーイ!
 エキストラ女優のミキは、いつか主役になることを夢見て日々邁進していた。芸名を「スーパーミキンコリニスタ」と名乗り”普通”では勝ち残れない世界で七転八倒しながらも前へ突き進むひたむきさには、次第に彼女を応援したくなるような不思議な魅力がみなぎっている。9月より独占配信中 
『おにい』(2022/Aiko Komeda/20分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/onii/
「病気を言い訳にしない」「生きているだけで丸儲け」
 筋肉が減少・壊死していく指定難病“筋ジストロフィー”。これは、機能不全家族の中で生きた妹が、兄のまっすぐな生き方を描いた命のドキュメンタリー。「悲観することはないの? 絶望はないの? 自殺を考えたことは?」。でも兄は体の苦痛を訴えることはあっても、人生に悲観するような発言は一切せず明るく話します。ただある悩みを除けば。12月配信スタート
ミニシアター名作 (ハート)
『君がいる、いた、そんな時。』(2019/迫田公介/85分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/you-are-here-you-were-here/
「困難な状況はすぐには解決しない。けれどそれよりも大切な人、大切なことのために行動する姿は美しい」
 孤独に生きる小学生2人と図書司書の女性。その3人の小さな力が合わさった時。間違ってもいいんだよ。大切な人のためなら。図書室からうまれた、不器用な3人の物語。 9月21日(水)独占配信スタート
劇場公開前の特別配信!
『現代版 城崎にて』(2022/太田信吾/30分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/modernversion-at-kinosaki/
文豪・志賀直哉による小説「城の崎にて」を初の映画化!
 小説の刊行から約100年――。文豪・志賀直哉による珠玉の短編小説『城の崎にて』が初の映画化! コロナ禍の温泉街を舞台に、生と死の意味を改めて問う傑作"ご湯治"映画の誕生です 。11月7日(月)~20日(日)劇場公開前の独占配信
『目の見えない?鳥さん、アートを見に行く』(2022/三好大輔・川内有緒/107分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/shiratori-san-art-miniiku/
話題を呼んだ前作『?い鳥』の長編がついに完成! 恋人とのデートがきっかけで初めて美術館を訪れた全盲の?鳥建?さん。「全盲でもアートを見ることはできるのかも」
 ?鳥さんのユニークな旅路が始まりました。そしてあちこちの美術館を訪れるうちに、「自由な会話を使ったアート鑑賞」という独自の鑑賞法を編み出します。アート作品をめぐる旅をする?鳥さんを追いかけるカメラは、その旅路や見えない日常を追いかけます。本作は、そんな「全盲の美術鑑賞者」、友人たち、美術館で働く人びと、新たな出会いと自由な会話を追った発見に満ちたドキュメンタリー。11月22日(?)~28日(月)劇場公開前の独占配信
選りすぐりのショートフィルム&アニメーション
新作『劇場をつくるラボ』ショートアニメ(2022/蓮沼執太×水尻自子/10分 *予定)
詳細? https://theatreforall.net/geki-tsuku-lab/ (作品ページは9月下旬公開予定)
鑑賞だけではおわらない映像作品
 音楽家・蓮沼執太と映像作家・水尻自子が知的障害のある利用者とのワークショップ体験をもとに、一方的に鑑賞するだけではない映像作品の可能性に挑戦します。福祉施設での日常に目を向けながら、当事者も介助者も、小さい子どもも大人も、誰もが共に過ごす時間が生まれることを目指します。本作は、福祉施設に芸術鑑賞と創作を届ける「劇場をつくるラボ」(THEATRE for ALL)によるオリジナル作品です。11月9日(水)独占配信スタート
『 Fruits of Clouds 』(2017/カテジナ・カルハーンコヴァー/10分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/fruits-of-clouds/
待つだけでよい? 呼び覚まされた好奇心の先にあるものは
 暗?の森の中、ぽっかりと開いた空き地に仲間たちと住む「フサフサくん」。空腹を満たしてくれるのは、大地に触れると?く?熱してフルーツに変わる種はめったに空から降ってこない。なのにみんなは闇の森を怖がり、食糧を求めて他所へ行くこともできずにいた。けれど「フサフサくん」の冒険心が森を目覚めさせる。11月9日(水)配信スタート
『hesheit』(2022/ウィスット・ポンニミット/41分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/hesheit/
だれの身にも起こりそうな出来事を描くギャグマンガ哲学
 バンコク出身のマンガ家、ウィスット ポンニミットの作品「hesheit」を作家自身の手でアニメ化。ウィスット初期の魅力が詰まったアニメーション集。。配信中
『金?』(2017/布瀬雄規/28分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/kiniro/
映像会社のプロデューサーとして大活躍、周囲からも絶大な信頼を得ている、「無傷の日々」などの布瀬雄規監督作品
 料理人の見習いをしている憲?は、1年経っても調理場に入れてもらえず焦りを感じていた。そんなある時、彼は盲目の?年・実と出会う。戸惑いつつも、徐々に距離が近くなるふたり。実の目が見えないことを意識しなくなっていたはずの憲?だが、無意識のうちにある葛藤が生まれて。 11月16日(水)配信スタート
『シバ兄とニャン君』(2019/江宗傑/30分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/shiba-nii-to-nyan-kun/
台湾の気鋭の監督・江宗傑の、ほのぼの着ぐるみドラマ?!
 ある大人と子どもが扮する?と猫のコンビによる大人気子供番組《シバ兄とニャン君》。ふたりはまるで百科事典のように子どもたちの質問には答えていきますが、自分自身が抱える問題の答えは見つけられていません。ある旅により彼らの心の奥底に眠っている“井戸”が掘り起こされます。11月16日(水)配信スタート
初バリアフリーの期間限定再配信
『チロンヌプカムイ イオマンテ ―日川善次郎エカシの伝承による』(2021/北村皆雄/105分)
詳細? https://theatreforall.net/movie/iomante/

初バリアフリーの期間限定再配信! アイヌ民族の知られざる祭祀  1986年カメラはすべてを 撮っていた
 1986年当時、75年ぶりに北海道屈斜路湖半で行われたアイヌの人たちもほとんどが知らない幻の祭祀「キタキツネのイオマンテ」。その貴重な様子を収めた映像を、デジタルリマスターし再編集。当時の祭祀の雰囲気が美しい映像でよみがえる。失われつつあるアイヌの伝統文化を後世に遺す民族誌映画。11月 期間限定 再配信
「まるっとみんなで映画祭2022」開催概要 
THEATRE for ALL まるっとみんなで映画祭2022
日時:2022年7月15日(金)~12月31日(土)
会場: THEATRE for ALL  *一部イベントはオフラインで開催
THEATRE for ALL:https://theatreforall.net/
映画祭特設ページ:https://theatreforall.net/marutto-minnade-22/
アクセシビリティ:バリアフリー日本語字幕、手話通訳、音声ガイド、他言語字幕 他
主催:まるっとみんなで映画祭実行委員会(一般社団法人DRIFTERS INTERNATIONAL、株式会社 81JOURNAL、Palabra株式会社、株式会社precog、株式会社MotionGallery、株式会社メジャメンツ)
制作:株式会社precog
協力:チェコセンター東京
THEATRE for ALLについて 
 国内外でのイベント企画・運営を行う制作会社、株式会社precogが日本初の演劇・ダンス・映画・メディア芸術を対象にスタートした日本語字幕、音声ガイド、手話通訳、多言語対応などを施したオンライン型劇場です。
https://theatreforall.net/
運営:株式会社precog
 国内外のさまざまなイベントを成功に導くための企画や運営を行う制作会社です。観客やアーティストとともにワクワクするような化学反応を起こし、日々更新される“現在”の面?さを伝えていきます。私たちならではのネットワークやリレーションシップを活かし、多角的な視点からのリサーチを重ねることで作品や上演の質を上げ、プロジェクトの同時代性や事業の継続性を追求しています。
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1年の半分近くを北極で過ごす大阪在住の犬ぞり探検家による児童書『ふしぎな北極のせかい』が重版決定!

2022-09-30 | 先住民族関連
repicbook2022年09月29日 11:30
子どもから大人までもが楽しめる北極の書籍が、多数のテレビ出演により人気再燃!
実用書や児童書を中心に刊行している出版社、repicbook(リピックブック)株式会社(本社:埼玉県志木市、代表取締役:諏訪部 貴伸)は、犬ぞり探検家である著者の山崎 哲秀 氏がマイナス40度の世界で体験した、面白くて残念なエピソードを紹介した北極のすべてが詰まった書籍『ふしぎな北極のせかい』の3回目の重版を2022年9月29日(木)に決定しました。

TBS系列「日立 世界ふしぎ発見!」(‘22.09.24)、フジテレビ系列特番「クイズ!ドコノゴハン」(‘22.9.27)、毎日放送「ちちんぷいぷい」(‘18.10)、フジテレビ系列「ノンストップ」(‘18.11)、 日本テレビ「所さんの目がテン!」ほか、雑誌・メディアなど出演多数。書籍も紹介していただきました。
北極の自然環境や生息する生き物から、世界で一番北の町に住む人々の暮らしまで、本書には著者が経験した数々のエピソードが、イラストや著者撮影の画像とともに多数紹介されています。
言葉だけは知ってるけど、実際にどういう場所なのかピンと来ない人がほとんどなのが北極。本書では、マイナス40度という想像を絶する環境の中で著者が体験した驚きのエピソードをたっぷり収録しました。
1年の半分以上を共に生活するハスキー犬たちとの暮らしぶりや北極が直面している環境についてまで、普段なかなか知ることができない北極事情を、子どもにもわかるように一問一答形式で詳しく教えてくれています。
・オシッコは一瞬で凍る?
・金属のスプーンが舌にくっついて離れなくなる?
・凍ったバナナで釘は打てる?
・北極に住む動物は?
・昔や現代の人々の暮らし、
・オーロラなどの自然現象は?
・鯨の捕獲方法は?
まさに目からウロコ!思わず「へぇ~」と唸ったり、笑ったり。親子で楽しめる一冊です。
*多くの声におこたえし、第三版より全ルビ対応
【著者について】
犬ぞり探検家の山崎 哲秀 氏は、冒険家の植村直己さんに憧れて北極を目指しただけでなく、先住民族・イヌイットに弟子入りし、彼らの伝統文化・犬ぞりの技術を伝授された日本人です。しかも、毎年11月から5月までの半年間を、現地に滞在する生活を30年以上も続けています。北極での生活の様子は、repicbookの公式YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCCgemNATfvDTTQ5YlGN8u1g)にて毎日配信中です。
■ 著者プロフィール
山崎 哲秀
1967年10月 兵庫県生まれ。
大阪府高槻市在住で、2児の父親。 1989年から北極圏(主にグリーンランド)遠征を繰り返し、グリーンランド北西部イヌイットスタイルの犬ぞりや狩猟技術を伝承される。 現在は犬ぞりによる北極圏での観測調査として、“アバンナット北極圏環境調査活動”を継続中。また、“グリーンランド北西部地方と日本の地域との姉妹都市提携”に向けても活動中。
(一社) アバンナット北極プロジェクト 代表理事。
(一社) 北極観測支援機構 理事。
(公社) 日本雪氷学会会員。北極クラブ会員。南極倶楽部会員。
2009年 第4回モンベル・チャレンジ・アワード受賞。
2011年 国際ソロプチミスト日本財団、環境貢献賞を受賞。
■ 商品概要
名称:ふしぎな北極のせかい
著者:山崎 哲秀
定価:1,000円(税別)
規格:四六版サイズ、160ページ、全ルビ対応
ISBN番号:978-4-908154-16-4
■ repicbook(リピックブック)株式会社について
2014年5月、書籍、雑誌、絵本等の企画、制作、編集、印刷、出版、販売を目的に設立された出版社。書店卸取引先は、日本出版販売株式会社、株式会社トーハン、楽天ブックスネットワーク株式会社。一冊の本に時間と労力をかけて、良質な作品のみを年10冊のペースで刊行している。
Twitter: https://twitter.com/repicbook_302/
Instagram: https://www.instagram.com/repicbook/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCgemNATfvDTTQ5YlGN8u1g
<会社概要>
社名 : repicbook株式会社
代表 : 代表取締役 諏訪部 貴伸
所在地: 〒353-0004 埼玉県志木市本町5-11-8
URL  : https://repicbook.com
https://www.dreamnews.jp/press/0000267162/

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ロシアの北極圏にはどんな人が住んでいるのか?

2022-09-30 | 先住民族関連
ロシア・ビヨンド2022年9月29日 アンナ・ソロキナ

ネネツ人
 チュクチ人はいまだに海獣の狩猟を生業にしており、ネネツ人はツンドラでトナカイの遊牧をしている。しかし、今では北極圏内に住むほとんどの人は都市生活者である。
 ロシアの国土の20パーセントは北極圏内にあり、そこは230万人が住んでいる。それは世界中の北極圏内の人口のおよそ半分だ。彼らの多くはロシア人だが、加えて40もの北方原住民族も居住している。おのおのの民族が独自の言語、文化、伝統を持っている。そのうち遊牧民族はわずか4分の1で、残りの人々は都市で暮らしている。北方の大都市はムルマンスク(人口28万人)、ノリリスク(約18万人)、ヴォルクタ(5万人以上)、サレハルド(5万人以上)などである。
サーミ人

サーミ文化フェスティバル
Pavel Lvov/Sputnik
 およそ2000人のサーミ人(全部でサーミ人は8万人だが、残りはフィンランド、ノルウェー、スウェーデンに居住している)は、ムルマンスク州北部にいる。彼らが住んでいる地域は「ラップランド」と呼ばれ、これらの国々にまたがって存在している。サーミ人は自分たちの国を持ったことはないが、独自の国歌と国旗は制定している。彼らはコラ半島の最先住民族で、紀元前よりそこに居住していたとされている。
 現在のサーミ人は伝統のトナカイ追いや漁業だけに従事しているわけでなく、町で普通の仕事にもついている。サーミ文化の中心はロヴォゼロ村である。
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イズマ・コミ人

S. Gubsky/TASS
 イズマ・コミ人はサーミ人と隣り合って居住している。全人口1.6万人で多くがコミ共和国イズマ地区に住んでいる。しかし、ロヴォゼロ地区に住んでいる人々も千人以上いる。彼らはコミ人の1民族だと考えられている。イズマ人はコミ語の独自の方言を話す。そして、コミ人と違って、イズマ人はトナカイの遊牧を生業にしている。
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ネネツ人

Legion Media
 ロシア北極圏内で遊牧生活を送る主要民族は主にヤマル半島に住むネネツ人である。人口は全部で4.5万人で、その中の1.7万~2万人がトナカイと遊牧生活をしている。ネネツ人の多くは流暢なネネツ語(特にツンドラでは)とロシア語を話す。現代のトナカイ追いは、先祖のように伝統的なテント生活を送ることが多いが、近代文明のすべての恩恵に浴し、自分たちの遊牧生活についてSNSでブログを公開している人たちもいる。
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エネツ人

Vladimir Velengurin/TASS
 エネツ人は人口が200人程度しか残っていない消えゆく民族である。彼らはしばしば「エニセイ・サモエード人」と呼ばれる。居住するのはタイムィル半島のエニセイ川近くの北極圏の小村で、狩猟と漁労を生業としている。彼らの中でネネツ語を母語としているのは数十人にすぎない。ネネツ語は隣人のネネツ人やガナサン人が話す言葉と近い。
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ガナサン人

Alexander Polyakov/Sputnik
 ユーラシア大陸最北の民族はガナサン人である。人口は900人におよばず、タイミル半島北東部に住んでいる。ガナサン人は1930年代に町での生活に順化し、ウスト・アヴァム、ヴォロチャンカなどの彼らのために作られた集落に居住するようになった。彼らの言語はほぼ消えつつあり、現在ではわずか125人の人が話すのみである。同時に、ソ連の科学者たちはガナサンの民話、諺から詩をかなり多数記録した。
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ドルガン人

Alexander Kryazhev/Sputnik
 ドルガン人はタイムィルやヤクーチヤに住むチュルク語族(世界最北のチュルク系民族)である。彼らの言葉はヤクート族の言葉と共通点が多いが、彼らは何世紀も隣人同士だったので驚きにあたらない。20世紀中ごろになってドルガン人はヤクート人の1民族ではなくて独立した民族であると考えられ始めたのだ。北極圏の他の先住民族と違い、ドルガン人の人口は少ないが増加している。今日では、およそ8千人であり、20年前より千人増えている。彼らは北極圏の集落に住み、漁労生活をしている。また、少ないが遊牧生活をしているものもいる。
エヴェンキ人

Legion Media
 エヴェンキ人は東シベリアのエニセイ川からオホーツク海にかけて住んでいる。およそ4万人がロシアに住み、同数が中国側に住んでいる。半分はタイムィルとヤクーチヤの住人で、最北の土地、北極圏のツンドラ、シベリアのタイガに住んでいる人たちもいる。共通しているのは、彼らエヴェンキ人はトナカイの放牧に従事している。北極圏の遊牧民はテントに居住しているものだが、エヴェンキ人で伝統的なヤクート人やブリヤート人の住宅、ロシア人の木造家屋に住んでいる人たちもいる。 
 エヴェンキ族を訪ねる>>
エヴェン人

Alexei Kudenko/Sputnik
 エヴェン人はエヴェンキ人の近縁で、東部の主にヤクーチヤやチュクチ自治管区(極東の他の地域も)にかけて住んでいる。世界には2万人以上のエヴェン人がいる。エヴェンキ人と対照的に、エヴェン人はより漁業に携わっており、トナカイはどちらかと言えば移動手段として利用している。しかし、中にはトナカイ追いをするものも出てきている。
 1930年代の中頃にソ連の科学者たちによって、独自のアルファベットを持つことが出来た。今では、6千人〜7千人のエヴェン語話者がいる。
ヤクート人

ヤクートの夏祭り
Alexander Kryazhev/Sputnik
 北方の民で最も人口が多いのはヤクート人である。全部でおよそ50万人のヤクート人のほとんどがサハ共和国(サハはヤクート人が自らを呼ぶ語)に住んでいる。およそ40パーセントのヤクート人が北極圏内に住んでいる。今のヤクート人は町で暮らしており、普通の仕事をしている。それでもまだ、北極圏のツンドラではヤクート人のトナカイ追いに出会うことができる。
 ロシア最大の異教の民族は現在どのように暮らしているか>>
ユカギール人

Legion Media
 今から数世紀前、東シベリア最大の人口を誇っていたが、彼らはいくつもの民族集団に分かれていた。現在は、ほとんどすべてのユカギール人(およそ1500人)はヤクーチヤ北部とチュコトカ、コリマ川流域に住んでいる。残りは近隣の民族に同化した。ユカギール語を話す人はほとんど残っていないとされている。
 絶滅寸前の少数民族ユカギル人>>
チュクチ人

Vyacheslav Viktorov/Roscongress/Sputnik
 チュクチ人の人口はおよそ1万6,000人で、そのほとんどがチュクチ半島に住んでいる。多くのチュクチ人は今も伝統的な活動に従事している。「ツンドラ」の住人はトナカイを飼育する遊牧民であり、「沿岸部」の住人は漁業を生業とし、セイウチやアザラシ、クジラを捕獲している。それと同時に、チュクチ人は外界から切り離されて生活しているわけではない。彼らは皆、ヤランガと呼ばれるテントの中で生活しながらも、近代的な電気製品を使っている。
https://jp.rbth.com/travel/86670-rosia-no-hokkyokuken-no-minzoku

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