先住民族関連ニュース

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<知床と生きる>第2部・冬の鼓動(6)アイヌ民族の心 針に託す 梅沢悦子さん

2023-02-04 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月3日 23:33(2月4日 00:13更新)

民芸品の並ぶ店内で、ストーブにあたりながら刺しゅうにはげむ梅沢さん=斜里町
 雪の交じる海風が窓を揺らす。梅沢悦子さん(78)は母から受け継いだ民芸品の刺しゅうを一針一針縫い進める。浮かび上がったのはアイヌ文様。「大切な人を守る魔よけだよ」。笑顔で教えてくれた。
 オホーツク管内斜里町ウトロの民宿「酋長(しゅうちょう)の家」の先代女将(おかみ)。阿寒湖アイヌコタンに住んでいた両親が1966年、国立公園化で客が増え始めた知床に民芸店を開く。間もなく夫征雄さん(81)と引き継ぎ、食事付きの民宿も始めた。
 やがて「知床旅情」のヒットで知床ブームに。カニ族と呼ばれる若者らで宿もにぎわった。10人以上の若者が住み込みで働き、夜遅くまで語り合った。
 両親から聞いた忘れられない言葉がある。出店前、地元の人に店を開く場所を相談すると、「もともとアイヌの土地なんだから好きな場所を使えばいいさ」。イクラなどを分けてくれた漁師や、温泉を引く融通をしてくれた同業者もいた。
・・・・・・
(写真・文 井上浩明)
=第2部おわり=
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/797077

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伝統歌ウポポと影絵の幻想 ウポポイで公演 白老

2023-02-04 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月3日 19:42

影絵と「ウポポ」で幻想的な雰囲気となった公演
 【白老】アイヌ民族の伝統歌「ウポポ」と影絵を楽しむ公演が1月28、29の両日、民族共生象徴空間「ウポポイ」で開かれ、多くの親子連れらが幻想的な雰囲気を味わった。
 ウポポイで冬を楽しんでもらうイベント「とっておきの冬ウポポイ」の第3弾。いずれも道内外で活躍するユニットで、「ウポポ」を通じて文
・・・・・・
(小野柚香)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/796891

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アイヌ料理、現代風に 富良野のホテルで試食会

2023-02-04 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年2月3日 19:00

アイヌ伝統料理を現代風にアレンジしたメニューを味わった試食会
 【富良野】アイヌ文化の今を学び、新富良野プリンスホテルなどがレストランの新メニューに予定しているアイヌ伝統料理のアレンジメニューを試食する催しが2日、同ホテルで行われた。
 道アイヌ政策課の主催で、約30人が参加した。「アイヌ文化スキルアップ講座」と題した講演は、アイヌ民族の演出家秋辺デボさんが講師。衣料品・雑貨販売ビームス(東京)との共同商品開発を例に「作り手の精神は残しながら、デザインは頑張らなければ通用しない」と、古さや伝統だけでなく、アイヌ文化も変化が重要と強調した。
・・・・
(中元克治)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/796841

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現代に生きるアイヌ文化を「ウタサ祭り」阿寒湖畔で4日から

2023-02-04 | アイヌ民族関連
NHK02月03日 20時11分

現代に生きるアイヌ文化を発信するイベント、「阿寒ユーカラ・ウタサ祭り」が4日から2日間、釧路市阿寒湖温泉のアイヌコタンで開かれます。
「ウタサ」はアイヌ語で「互いに交わる」という意味で、祭りのメインイベントではアイヌコタンで活動するアーティストと国内外のアーティストたちが一緒にライブセッションを繰り広げます。
去年とおととしは新型コロナの影響でライブは無観客だったため観客を入れての開催は3年ぶりとなります。
開催を前に、3日はリハーサルが行われ、出演するアーティストが照明や音響を細かくチェックしていました。
4日は午後4時半から関係者がたいまつを掲げて温泉街を歩く「たいまつ行進」が行われます。
5日は午後1時半からアイヌ料理の試食会、午後2時20分から神に感謝を捧げる伝統の儀式「カムイノミ」が行われ、午後5時からメインのライブセッションが行われます。
祭りのディレクター、郷右近富貴子さんは「ふだんの古式舞踊とは違い、さまざまなアーティストとの共演で生まれる化学反応を目撃してほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230203/7000054890.html

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11日、講演会 アイヌ遺骨問題を テーマに  白老

2023-02-04 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2023/2/3配信
 アイヌ民族の生活文化継承などに取り組む一般社団法人アイヌ力(ぢから)は11日午後1時から、白老町東町3の「シマフクロウの家」で講演会「アイヌ遺骨問題に取り組んで」を開く。  講師は市民団体「アイヌ政策検討市民会議」(札幌市)会員で、…
この続き:218文字
ここから先の閲覧は有料です。
https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/99054/

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広尾・チェコセンターで企画展「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」

2023-02-04 | アイヌ民族関連
みんなの経済新聞2/3(金) 21:04配信

ナープルステク博物館が所蔵する写真を中心に展示する。写真は「炉端に坐る白老の村長」(1923年 J・V・ダネシュ)
 広尾のチェコ共和国大使館(渋谷区広尾2)内の文化センター「チェコセンター東京」で2月6日、企画展「チェコの旅行家たちの目に映った近代日本」が始まる。(シブヤ経済新聞)
 チェコセンターは世界各地でチェコ文化の普及を行っているチェコ外務省の外郭団体。「チェコセンター東京」は2006(平成18)年にアジアで最初のチェコセンターとしてオープン以降、絵画、写真、ガラス工芸、デザインなどの作品の展示、映画上映会、文学、音楽、経済などのイベントを通してチェコ文化を紹介している。
 19世紀末から20世紀初頭にかけて日本を訪れたチェコの旅行家たちが「見た」日本を写真などで紹介する同展。ヨゼフ・コジェンスキー、ジョエ・ホロウハ、バルボラ・マルケータ・エリアーショーヴァーらの旅行家は祖国に戻って日本を紹介する際、記事や本などに加えて自身が撮影した写真や複製写真などの画像を用いたという。会場では、ナープルステク博物館が所蔵する写真を中心に、当時の絵はがき(複製含む)120点弱を展示する。
 東京・奈良・京都・大阪、北海道など各地で、アイヌ民族を含む人や風景、生活文化、神社仏閣などを撮った写真や、東京や横浜で撮影された、今年発災100年を迎える関東大震災の様子を収めた写真も並ぶ。
 開催時間は10時~19時(2月17日は17時まで)。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。3月9日にはキュレーターによるギャラリートーク(日本語)も予定する。3月20日まで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/219b765942e15facde27032c3501e208fd1bbb48

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ルスツで北海道の冬を遊ぶ!ルスツリゾートホテル&コンベンション

2023-02-04 | アイヌ民族関連
eltha2023.02.03
ルスツと言えば上質のパウダースノーと道内で最大規模を誇る広大なゲレンデで、全国のスキーヤーやスノーボーダーにとっての「聖地」となっていますが、実はスキー・スノボ以外にも北海道の冬を存分に楽しめる魅力がいっぱい!今回はその宿泊施設である「ルスツリゾートホテル&コンベンション」を中心に、ルスツの冬の魅力を紹介します。
ミニ・テーマパーク!?ルスツリゾートホテル&コンベンション
ルスツリゾートの中核を担う「ルスツリゾートホテル&コンベンション」。ノースとサウスの両翼に広がる建物の内には、和・洋・中華の専門レストランやジャズなどのライブ演奏を楽しめるおしゃれなバーといったアトラクション施設もあり、ホテルのイメージを超えた「ミニ・テーマパーク」となっています。
アトラクションでひときわ目を引くのが、ホテルのエントランス正面に設置されている2階建の無料メリーゴーランド「カルーセル」。こちらは屋内の施設としては世界最大級で、ホテル到着・出発の合間や夕食後のひと時、楽しい音楽にのせて回る回転木馬を楽しむ家族連れやカップルの姿が見られます。
ノースウイング 6Fにある「ことぶきの湯」の露天風呂の温泉は、その泉質がお肌に優しいナトリウム-炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)。チェアに腰かけたり「寝湯」で横たわって入浴でき、夜のゲレンデに輝く星空を眺めながら温泉に身をゆだねるという贅沢な時間を過ごすことができます。
またサウスウイング1Fにある大浴場のサウナも2022年にリニューアルし、「セルフロウリュ」ができる「サウスウイング大浴場」として生まれ変わりました。室内のサウナストーンに水をかけて熱い蒸気を発生させる「セルフロウリュ」は従来のドライサウナよりも湿度が高く心地よくリラックスできると、サウナマニアの間で人気となっています。
ルスツリゾートのフォトジェニックスポットをチェック!
ルスツリゾートのゲレンデは、その総面積が236ヘクタール!ホテル側にあるウエスト、および道路を挟んだ対岸のイースト、イゾラ(写真の正面右上)の三つのエリアには18本のリフトとゴンドラを備えた37ものコースが設置され、そこにはスキー・スノボを楽しみながら「絵になるシーン」をキャッチできるフォトジェニックスポットがたくさんあります。
その一つがイゾラ山頂にある洞爺湖と羊蹄山を左右同時に眺められるビュースポット。またイーストゴンドラ山頂駅からも、イーストビバルディコース(写真)の正面に横たわる羊蹄山とウエストマウンテンの絶景を満喫できます。
様々な場所から味わえる景観に加え、もちろんスキー・スノボには大切な雪質も最高級。さらにバラエティー豊かな37ものコースを存分に楽しめるルスツリゾート。全国のスキーヤー・スノーボーダーが憧れる「聖地」となっています。
スキー場の詳細については関連MEMOの「北海道スキーの聖地・ルスツを味わいつくす5つのポイント」にて紹介していますので、あわせてご覧ください。
ハイテンションのアクティビティ・スノーラフティング
ルスツリゾートでは冬のネイチャーツアーやスノーモービル、犬ぞりといったスキー・スノボを滑らない方でも北海道の冬を存分に楽しめるアウトドアメニューが用意されています。その中でもイチオシのアクティビティがスノーラフティング。
スタート地点はホテル「ウェスティン ルスツリゾート」の横にある「スノーアクティビティランド」。受付を終え、安全のためヘルメットを装着すれば準備完了です。
ベテランのガイドさんが運転するスノーモービルは、一行を乗せたボートをけん引しながらラフティング用のゲレンデに向かいます。左右に振られながらコーナーを抜け、次第にスピードを上げるボートの縁をしっかりつかみつつテンションもハイに。
ラフティング用ゲレンデに到着すると、スノーモービルは一気に加速開始。アップダウンのコースで跳ねる体、急ターンの連続で回転するラフティングボート、そして強烈な横Gと右から左に目まぐるしく流れゆく雪景色…。
スノーラフティングというより「雪原の地表を走るジェットコースター」に搭乗しているようなスピード感と爽快感を思う存分味わうことができるハイテンションのアクティビティ。スキー滑走の時間を削ってでも体験する価値がありますよ。
なお、スノーラフティングの疾走スピードやハードさのレベルは搭乗者の年齢や嗜好によって調整してくれますので、不安に感じる方は搭乗受付時に希望を申請しておくといいでしょう。
ルスツリゾートで北の味覚を堪能
ホテルのディナーをテーマパーク的雰囲気の中で、という方におすすめしたいのが「オクトバーフェスト」。ここでは北海道にこだわった料理をブッフェスタイルで「お好きなものをお好きなだけ」食べることができますが、その中でも豪華な山盛りのカニや新鮮な魚介を盛り付けする「勝手丼」、道産牛ステーキや天婦羅の出来立てのコーナーが人気です。
またレストランのステージにたつクマちゃんバンドと女性シンガーの人形が演奏する軽快な音楽も、お食事タイムを楽しく演出してくれます。
ホテルに投影されるアメイジングな映像・生命の大地

写真:大谷 修一
ルスツで夜を楽しむのにもう一つハズせないイベントが、プロジェクションマッピング「KAMORI WONDER LIGHTS」です。
午後4時を過ぎて日が沈むころ、ホテルの壁面を覆う縦13mx横50mという世界最大規模のガラススクリーンには雪の結晶が舞い落ちる幻想的な映像が映し出されます。そして午後8時30分になると本編がスタート。
そこに展開されるのは「生命の大地 . . Hokkaido」と題するアイヌの物語と北海道の自然をテーマにした映像。アイヌの楽器・ムックリの響きとホテル壁面に投影されるアメイジングな「光の洪水」は、きっと皆さんを不思議な世界に誘ってくれることでしょう。
開催期間:2022/11/26(土) ~ 2023/4/1(土)
投影スケジュール
待機映像 16:00 ~ 20:30 / 21:00 ~ 22:00
本編投影 20:30 ~ 21:00
スキーやスノーラフティングの風景、プロジェクションマッピングの映像を動画でまとめました。あわせてご覧ください。
※「かまくらバー」は2023年2月現在では営業スタイルを変更し「かまくらバーベキュー」として11:30から15:30のランチタイムに営業しています。詳細は「この記事の関連MEMO」をご覧ください。
ルスツリゾートを楽しむお役立ち情報
ルスツリゾートへは、札幌から無料送迎バス「ルスツ号」(日帰り客も利用可能)が、また新千歳空港からは有料のビッグランズ号(宿泊客専用)が出ています。詳細は下記関連MEMOをご覧ください。
「ことぶきの湯」およびセルフロウリュができる「サウスウィング大浴場」は日帰り入浴も可能です。料金は、おとな(中学生以上)が1,300円(税込)、4歳~小学6年生は650円(税込)、3歳以下は無料。日帰りでスキーやアクティビティを楽しむ時には便利ですよ。
2023年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。 ■関連MEMO
ルスツリゾート公式サイト(外部リンク)
https://rusutsu.com/
北海道スキーの聖地・ルスツを味わいつくす5つのポイント
https://www.travel.co.jp/guide/article/36786/
ルスツへの送迎バス情報(外部リンク)
https://rusutsu.com/shuttle-bus-winter/
かまくらバーベキューの詳細情報
https://rusutsu.com/dining/kamakura-bbq/
https://beauty.oricon.co.jp/article/1056463/

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グアムリポート後編「在沖米海兵隊グアム移転計画のいま」

2023-02-04 | 先住民族関連
琉球朝日放送2/3(金) 19:10配信

 在日アメリカ軍の再編で在沖海兵隊の一部が移設されるグアム。QABでは、式典や現地を取材しきのうからレポートとしてお伝えしています。きょうは、グアムの人たちが抱える基地問題について、スポットをあてます。
 町記者 26日の式典「在沖アメリカ海兵隊およそ4千人の移転が予定されているキャンプ・ブラズの命名式がここアサンビーチで間もなく開催されます」
 1944年当時、日本軍が占領していたグアムを奪還しようとアメリカ軍が上陸した「アサン・ビーチ」で、先月26日、日米両政府とグアムの関係者らが出席し、アメリカ海兵隊の新しい基地の命名式が行われました。
 新しい基地の名前は、グアムの先住民チャモロ出身で海兵隊を経てグアム選出の代議員を務めたベン・ブラズ准将の名前が由来となっています。
 ブラズ准将の孫 ヴィンス・ブラズさん「きょう、新たな海兵隊基地の命名式に参加出来ることをこれ以上ないほど誇りに思います。祖父の名前が基地に付けられたことは、祖父にとっても、グアムの人々にとってもとても大きな名誉です」
 一方、会場のすぐそばでは、新しい基地の建設に反対するフローレスさんが、抗議の声をあげていました。
 モネカ・フローレスさん「アメリカ軍は基地にチャモロの名前を付けて、私たちにつながりを感じさせようとしているが、私たちはそのつながりを感じることは全くありません。グアムは戦争の標的にされようとしています。だから、私たちはきょうこの式典に反対しているのです」
 フローレスさんは、グアムの置かれた状況を「植民地」にあるとして、アメリカから独立する必要があると考えていました。
 モネカ・フローレスさん「グアムはアメリカに占領されており、植民地になっています。大統領に投票することも、議会で投票することも出来ません。だから、独立してほしいと考えています。それだけでなく、私は全ての基地が無くなることを望んでいます」
 フローレスさんと共に活動し、グアム・コミュニティ・カレッジで働くジョニ・カアさんもまた、若い世代への教育を通して、グアムの現状を変えようとしていました。
 ジョニ・カアさん「私の教え子たちの若い世代は、ニュース記事も読まず、こうした知識をあまり持っていません。でも、きちんとした教育を行い、軍がグアムで行っていることを理解していくと、私たちの生活に悪い影響を与えていることを知り、憤りを感じています」
 グアムはアメリカの中で、正式な州ではなく「準州」という扱いを受けています。
 そのためグアムの人たちには「大統領選挙の投票権」がなく、連邦議会に選出する1議席の代議員も、本会議の投票権が認められていません。グアムでは正式な「州」を目指すべきという意見や、国として「独立」すべきだという声もあり、その答えは今も出ていません。
 エディ・カルボ前知事「私自身はグアムが正式な州になることを望んでいますが、グアムの人々の選択を尊重したいと考えています。もし、グアムの人々が独立したいのなら、私はそのために動こうと思います。グアムの人たちは最終的にどの道に行くべきか決めないといけません」
 こうした人々の声を受けて、グアムでは1997年に「脱植民地化委員会」が設立されたのです。
 エドワード・アルバレスさん「私は当時、脱植民地化委員会の代表として、グアムが抱えている問題について、人々に気づきを与えるための活動を行ってきました」
 2011年から2017年まで委員会の代表として政府からの支援を受けて、様々な活動を行ってきたエドワード・アルバレスさん。
 エドワード・アルバレスさん「私はグアムの各高校を訪れ、学生たちに向けて、植民地というのはどういうことなのか、それによって彼らの生活にどのような影響を及ぼしているのかを伝えてきました。また、脱植民地化のための活動について、カルボ前知事と話し合いをしたり、国連の会議に参加して、グアムの状況を報告してきました」
 今回の移転計画に対して様々な問題が増えることになると感じていました。
 エドワード・アルバレスさん「沖縄の人たちには喜ばしいことですが、グアムの人たちは嬉しく思いません。なぜなら、沖縄で起きているように、基地が増強されることは多くの問題を引き起こすことになるからです。たくさんの暴力や犯罪が増えることになるでしょう」
 委員会では「準州」からの脱却か国としての「独立」か、その2択にとらわれない、第三の選択肢として、「自由連合」という考え方も合わせて提示していました。
 「自由連合」とは、1960年に国連決議で明確にされた政治的地位で外交や防衛などの権限を他国に委ねる対等な国家間関係を指します。
 エドワード・アルバレスさん「独立するのも、州になるのもいいと思います。しかし、それはより難しい交渉になります。一番理想的なのは「自由連合」だと考えています。その意味として、アメリカには戦争や外交を任せます。しかし、グアムとして例えば、入国管理や貿易、税金の徴収などは私たちがコントロールするべきです。それらはアメリカに任せるべきではありません」
 グアムと沖縄の置かれた状況をとても似ていると感じているアルバレスさん。だからこそ、沖縄の人へ向けて伝えたいことがありました。
 エドワード・アルバレスさん「沖縄とグアムは歴史的にとてもよく似ています。特にお互いにアメリカ軍の基地があります。(基地の移転は)沖縄とグアムが協力する良い機会だと考えています。私は基地が増えることに賛成ではありませんが、止めることは難しいです。それは沖縄でもグアムでもそうです。でも、沖縄とグアムが一緒に協力することで、よい良い道が生まれるはずです。だから、あきらめずに努力を続けましょう」
 さて、ここからはグアムで取材を行った町記者とお伝えします。現地で地元の声を直接取材してどのようなことを感じましたか?
 町記者「キャンプ・ブラズという新たな基地が造られるにあたって、経済効果や安全保障という観点から歓迎する声と、環境汚染や地元に暮らす人たちの権利が侵害されるとして反対の声もありました。そして、この構図を生み出しているのがアメリカ軍であるということが全くと言っていいほど沖縄と同じ状況にあると感じました。」
 VTRでは「州」になるか「独立」するかというほかに「自由連合」という、それぞれの考えを持つ方々へのインタビューがありましたが、どのように受け止めましたか?
 町記者「基地の問題だけではなく自分たちの暮らす島の未来を考えると言う意味では、去年沖縄が復帰50年を迎えて、復帰にまつわる様々な取材を一年を通して行ってきましたが復帰前の沖縄のように、グアムなりの選択肢があって、それが今も現在進行形で進んでいることに沖縄の歴史との重なりをとても強く感じました。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03152948c063a8dfb9dadcf1b6dbd8147e99abf

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課題別研修】『ジェンダーと多様性からの災害リスク削減』を開催/国境や立場を超え、多様な視点で学びあう防災

2023-02-04 | 先住民族関連
jica2023年2月3日
多様な視点に立った災害対応の実現を目指し、コロナ禍以来の来日研修を開催
昨今、地震や津波、洪水、山火事などさまざまな自然災害が日本を含む世界各地で頻発しています。災害が起こったとき、その被害の内容や度合いは全ての人にとって平等ではないことをご存じでしょうか。女性や子ども、高齢者、障害者などは災害時により困難な状況に陥りやすく、これは多様な人たちに対して平常時から存在する格差や差別が、非常時に顕在化、あるいは増幅したものであると考えられます。
JICA東北が所管する課題別研修『ジェンダーと多様性からの災害リスク削減』は、開発途上国の防災や男女共同参画に関わる行政官、市民団体などを対象に、多様な人々の視点や参加に留意した災害対応について、互いに知見を共有しながら学びを深めることを目的としています。3年ぶりに研修員の来日がかなった2022年度研修は11月から約1カ月にわたって開催され、インドネシア、ブータン、バングラデシュ、フィジー、キリバス、メキシコ、チリから計11名が参加。研修はアイ・シー・ネット株式会社に委託し、今回は気候変動に関する講義や岩手県陸前高田市の視察など新たな試みを加えたほか、国内外の講師のリモート参加を組み込むなど、コロナ禍でのオンライン研修の経験も生かした研修プログラムが実践されました。
東日本大震災を経験した陸前高田市との交流
陸前高田市は東日本大震災で壊滅的な被害を受けた地域の一つです。12月6日に実施した視察では、はじめに東日本大震災津波伝承館『いわてTSUNAMIメモリアル』を見学しました。災害が起きた史実からの教訓を災害対策につなげる姿勢は研修員にとって新鮮で、その取り組みを高く評価し、積極的に学ぶ姿が見られました。
続いて研修員たちは、「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を掲げる市の復興への取り組みについて講義を受講。さらに、地元の子育て支援団体『NPO法人きらりんきっず』とは座談会を行い、被災地で不安な毎日を過ごす親子に集いの場を提供した団体の取り組みに数々の質問を投げかけていました。
震災直後から第一線で活動を続けてきた伊藤昌子代表理事の言葉には、研修員も強く心を動かされ「大災害を経験した人々がどのようにつらく苦しい時間を過ごし、子どもたちや地域のために前を向いて進んでいくようになったのかを知ることができた」などの感想が聞かれました。同時に、人口減少や女性の生きづらさなど伊藤氏が考える地域の課題に対しては、研修員から自国の取り組みが共有され、双方に得るものの多い交流の機会となりました。
誰ひとり取り残さない共生社会に向けて、インクルーシブ防災をテーマに公開シンポジウムを開催
専門家の講演では、インクルーシブ防災に関する最新の知見が共有された
12月12日には研修の一環として仙台会場とオンラインのハイブリッドで公開シンポジウムを開催。「誰ひとり取り残さない共生社会の実現に向けて:インクルーシブ防災の取り組み」をテーマに日本各地の専門家3名と研修員1名が登壇し、講演やパネルディスカッションを実施しました。
DPI(Disabled Peoples’ International)日本会議の平野みどり議長は、障害者の一人として経験した2016年の熊本地震の事例を踏まえ、女性障害者への配慮や支援の課題を指摘。国連障害者権利条約の内容に触れながら、災害対策における多様な視点の必要性を訴えました。
同志社大学の立木茂雄教授は、2016年から始めた別府市における「誰一人取り残さない防災」の取り組みを紹介。平時の在宅福祉サービスなどの利用計画を担当する専門職が、災害時の個別支援計画についても災害時ケアプランとして作成し、地域住民との協議の場で当事者とのニーズをつなぐ『別府モデル』について、具体的な手法を解説しました。
東北福祉大学の阿部利江講師は、東日本大震災を経験した障害者や支援者の声と共に、仙台での地域防災の実践例を共有し、障害者自身が必要な配慮を伝える「当事者力」と、周囲の人たちが当事者の立場に立つ「想像力」の重要性を強調しました。
質疑応答では、障害のある仙台市の地域住民の方から「震災時、障害がある友人から“迷惑をかけるから自分は逃げない”という声がよく聞かれた。地域の中で障害をオープンにできずにいる人も多い」と切実な悩みが提示される場面も。
専門家らは「障害者は迷惑をかける存在ではなく、多様な人々が抱えるニーズを社会に知らしめている存在。堂々と“私はここにいる”と言える社会にする必要がある」「災害を生き延びる力を当事者自身が高めることも重要。障害のある方々が地域で防災を学ぶ機会も生まれている。地道な活動が社会の変化につながる」と力強く回答する一方で、障害への偏見や差別が根強く残る現実に共感を示し、取り組みへの決意を新たにしていました。
メキシコの研修員3名の間に生まれた新たな連携
今回の研修に参加したアルマさんは、メキシコ・ベラクルス州で災害リスク対策に取り組む市民保護局長です。シンポジウムでは研修員代表として自国の防災について発表。「女性や高齢者、障害者、先住民、アフリカ系住民など社会的に不平等な立場にある人々が高い災害リスクにさらされている」と話し、災害リスクマップの作成や、多言語ラジオ放送による注意喚起などの対策を進める現状を紹介してくれました。
アルマさんが受講した課題別研修の集大成が、こうした課題の解決に向けた活動計画の策定でした。特に本研修は、個人のアクションプランに加え、同じ国の研修員が合同で自国のアクションプランを作成することを大きな特徴としていました。アルマさんは本研修で知り合ったメキシコ中央政府の行政官サライさん、現地の大学職員ジーザスさんと共にアクションプランを作成。災害リスクの高い人々に関する理解不足、防災政策におけるジェンダーやインクルージョン視点の欠如といった課題に対し、災害経験を学ぶワークショップの開催や、防災に関する国際基準を基にした提言書の作成、行政官向けの防災研修の見直しなどの活動を盛り込み、互いの組織の連携も計画しました。異なる組織に所属する3名に結びつきが生まれたことで、将来に向けた持続的な取り組みの可能性がさらに広がっていくことが期待されています。
さらにメキシコでは、過去に本研修に参加した歴代の研修員とのネットワークが構築されています。アルマさんたちのアクションプランは、彼らの活動をさらに発展させる、あるいは積み重ねる形で構成されました。このようなメキシコの発展的な取り組みには、他国の研修員からも大きな反響がありました。
互いに学び合う“共創プログラム”を体現する研修の成果
JICA東北の井澤仁美職員は、「JICA研修は“共創プログラム”と呼ばれる通り、研修員が日本から一方的に学ぶのではなく、お互いが学び合い、持続可能な新しい手段を創出することを目指しています。きらりんきっずの座談会で見られたように、今回の研修も意見や事例を共有し合う有意義な時間になりました」とその成果を振り返ります。ジェンダーや多様性の視点での災害対応や復旧・復興においては、日本もまだまだ取り組みの途上にあります。多様な人々が集い、互いに学びを深める本研修には、今後も重要な役割が期待されます。
https://www.jica.go.jp/tohoku/topics/2022/i8dm0l0000004hy4.html

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2023年度 JTB海外旅行商品発表 ~3年ぶりに本格展開 パーソナライズ化とサステナビリティ商品を強化~

2023-02-04 | 先住民族関連
JTB2023年2月3日 11時22分
株式会社JTBは、2023年2月3日(金)に6月以降出発の海外旅行商品を発売します。新型コロナウイルス感染症拡大により、2020年から海外募集型企画旅行の催行を中止していましたが、2022年4月のハワイ方面の再開を皮切りに、順次催行できる方面を拡大してまいりました。2022年10月の水際制限緩和以降、海外旅行への機運が高まりつつある環境を踏まえ、3年ぶりに海外旅行商品を本格展開いたします。
1. お客様のパーソナライズ化に着目した取り組み
コロナ禍を経て、お客様のニーズは多様化・パーソナライズ化し、購買行動はWebへのシフトが進んでいます。航空・ホテルは仕入・流通環境のグローバル化により、代金のダイナミックプライシング化(※1)が加速しています。これらの変化に対応するため、ホテル・航空などを自由に選択し、利用者の希望に合ったツアーにカスタマイズできる「ルックJTBMySTYLE」を提案します。また、旅行の目的やご参加形態に応じて、現地滞在中の過ごし方をあらかじめコンサルティングしたサービスパッケージを展開し、お客様のニーズを一層くみ取ることができるようにいたします。
(※1)商品やサービスの価格を需要と供給の状況にあわせて変動させる価格戦略
2. 添乗員付きの上質なツアーできめ細かく対応
約3年ぶりの海外旅行自体に不安を感じる場面も多いと予想されることから、旅行前から帰国後まで一気通貫のサポート体制を整えた添乗員同行商品を強化します。また、 少人数でのツアー設定や、ワンランク上の上質なプラン、体験型プランなど添乗員付き商品ならではの特別企画も展開します。
<ツアー一例>
■ルックJTB 貸切ドナウ川リバークルーズ
ハンガリーのブダペストから、ドイツのパッサウ港までのリバークルーズ船をルックJTBがチャーターしました。スロバキア・オーストリアなど4か国を5泊でゆったりとクルージングするツアーです。乗船中のお食事にはお飲み物も含まれ、お得感のある商品です。
デジタルパンフレット
https://dp.jtb.co.jp/lookjtb/dp/pamphlet/2023_eur_8085104/#40
■ワンランク上の上質なプラン
ロイヤルロード銀座 ~お客様のリクエストから生まれた“こだわりの旅”
「知られざるスイス・エンガディン地方の魅力探訪8日間」
昨年末実施したロイヤルロード銀座お客様アンケートで、上位に選ばれた国の中から4つのツアーを企画します。ロイヤルロード銀座が誇る添乗日数3,000日以上の添乗員を確約し、現地在住の名物ガイドや、JTB在外支店スタッフなど旅の達人イチ押し素材を組み込んだ2023年限定プランです。 スイスのコースは4,000メートルを超えるアルプスに囲まれた美しい街に6連泊し、アルプスの観光だけではなく、深く美しい渓谷や秘境の村を訪ね、そこでしか味わえない味覚を楽しむなど、新たなスイスの魅力をお楽しみいただけます。
20周年特別ページ:https://www.jtb.co.jp/luxurytravel/20th_anniversary/
■体験型プラン 「ランドクルーズ」
現地集合&現地解散のヨーロッパ12か国を舞台に運行する、宿泊付き・観光付き日本語周遊観光バス。110コース、3000日を超える出発日、全コース全出発日1名様からの出発保証、かつ現地では日本語係員が同行します。一般的な観光ルートに加え、個人旅行では行きづらい観光地への移動など、フレキシブルなご要望にお応えします。
<一例> 「リスボン発 ポルトと巡礼の地サンチャゴ・デ・コンポステーラ 3日間」
https://www.jtb.co.jp/kaigai_opt/srh/prddetail/p200012247/
3.サステナビリティ・SDGsへの取り組み
訪問国の伝統文化や美しい自然環境を次世代へ引き継いでいくための企画を展開し、商品を通じたSDGsの達
成に貢献していきます。例えばご旅行日程表のWeb化(一部商品を除く)によるペーパーレスの試みや、ガソリ
ン車ではなく列車でめぐる旅、公共交通機関を使用したパリ観光など、CO2削減を意識したツアーを設定。カナ
ダでは地産地消や先住民文化についてパンフレットに掲載し、SDGsへの理解を深めていただきます。
<取り組み一例>                                
■オプショナルツアー:
「クアロア牧場アクティビティ マラマ パッケージ(送迎付き) タロイモ畑体験&映画ロケ地ツアー」
古代の人々の知恵やサステナブルな暮らしについて学べるプランです。緑豊かなクアロアランチの広大な畑で、ハワイの食文化を語るうえで欠かせないタロイモを実際に収穫するなどの畑体験を通し、ハワイと自然との強いつながりを伝えます。
ホームページURL:  https://www.hawaiioption.com/tour/290000876   
■添乗員同行商品:ルックJTB「列車でめぐるスイスの旅 8日間」
ガソリン車ではなく、主に水力発電による列車利用を基本としたプランです。ガソリン車の入村を禁止しているカーフリー・リゾートであるツェルマットに2連泊することで、スイスの貴重な資源、財産でもある自然環境を守ることに貢献します。
デジタルパンフレットURL:   https://dp.jtb.co.jp/lookjtb/dp/pamphlet/2023_eur_8085104/#54       4.「安心・安全」の取り組みを継続
JTBの最大の強みである海外ネットワークを活用したサポート体制の再構築や、JTB独自の補償プランの設定、デジタルを活用したお客様とのコミュニケーションを強化します。これによりWeb申し込みにシフトしているお客様に対しても安心・安全の取り組みをご提供いたします。
<サポート一例>
■「ルックJTB安心パック」
旅行前に急な行事や仕事によりご出発いただけなくなった場合、取消料をお一人さま最大10万円までサポートします。また、現地滞在中、帰国直後に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た場合(※2)、お見舞金をお支払いします。
(※2)2023年9月発までのルックJTBのお客様が対象です。
海外旅行機運醸成への取り組み
2月4日(土)より海外旅行のTVCMを全国で放映します。また約3年ぶりに、リアル形式でのお得意様向け海外旅行相談会を札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7都市で開催、各地の支店スタッフや経験豊富な添乗員が、世界各地の「今」の情報をお伝えします。さらに羽田空港(日本空港ビルデング株式会社)と協業した「海外旅行の添乗員と楽しく過ごす」日帰りバスツアーを実施。様々な方法を通じて、海外旅行への更なる機運醸成を図ります。
■旅の不安を解消する旅行相談会の開催~東京・大阪会場は向井亜紀さんのトークショーも~
JTBのお得意様向けに、ハワイの最新情報を現地からライブ中継するほか、ヨーロッパのおすすめ観光術、ベテラン添乗員の体験談を盛り込んだ説明会を7都市で開催します。東京・大阪会場では向井亜紀さんのトークショーも行います。
2月5日(日)     東京:丸ビルホール
2月11日(土・祝)  大阪:難波御堂筋ホール
2月12日(日)    福岡:TKPガーデンシティPREMIUM天神ホール
2月18日(土)    仙台:TKPガーデンシティ仙台
2月19日(日)    広島:広島国際会議場
2月25日(土)    名古屋:名古屋サンスカイルーム
2月26日(日)    札幌:アスティ45
■海外に行く前におさらい!模擬体験
「海外旅行の添乗員と楽しく過ごす 」羽田空港特別見学とスペシャルゲストトーク 無料招待イベント
東京駅から添乗員とバスに乗り羽田空港へ出発。車内では海外添乗経験3,000日以上のプロ添乗員による疑似海外観光案内をお楽しみいただけます。羽田空港では第2ターミナル国際線出発ロビーで、参加者だけの貸切で海外チェックイン体験。羽田空港の制限エリアを巡るバスツアーへもご案内。さらに特別ゲストによるスペシャルトークショーなどをお楽しみいただけます。
   開催日:3月10日(金)/11日(土)/21日(火・祝)
JTBグループはすべてのお客様に対して「つなぐ」「つなげる」ことを通じて、「旅で人生を豊かに」「コミュニケーションで企業を元気に」「人流創造で地域を活性化」することをめざしています。常に誠実に一人ひとりに寄り添い続け、お客様や社会の期待を超えるために挑戦し続けます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000985.000031978.html

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今週の本棚『アイヌモシリ オオカミが見た北海道』=水越武・著

2023-02-04 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/2/4 東京朝刊 有料記事 472文字
北海道新聞社・6050円)
 誰もが知っていることだが、今の北海道にオオカミはいない。明治期に一頭のこらず人間によって駆除された。つまり殺された。
 これはオオカミがいた頃と変わらない北海道を撮った写真集である。タイトルはアイヌ語で「人間の大地」の意。この世界のことで、人と動植物と山と川と海と天が互いを尊重して共生しているトポス。
 なかなか自分で行けるところ、行ける季節、見られるものではない。そこに屈強の写真家を派遣して撮ってもらった光景を一枚また一枚と見て、ゆっくり臨場感に浸る。
この記事は有料記事です。 残り229文字(全文472文字)
https://mainichi.jp/articles/20230204/ddm/015/070/017000c

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新紙幣に英国王載せず=先住民史のデザインに―豪

2023-02-04 | 先住民族関連
時事通信2023/2/4 13:02
 【シドニー時事】オーストラリア中央銀行は2日、エリザベス2世英女王の肖像を配した5豪ドル紙幣のデザインを一新し、アボリジニなど先住民族の歴史や文化を象徴する図柄に変更する方針を発表した。昨年死去した女王の後を継いだチャールズ3世国王を登場させることは見送った。

エリザベス英女王の肖像の載った現在の5豪ドル紙幣
© 時事通信 提供
 英国王は豪州の国家元首。豪中銀はアルバニージー政権と相談した上で図柄変更を決めたとしており、元首の代替わりよりも豪州独自の文化を優先させた形だ。新5ドル札のデザイン確定や印刷には数年かかる見通し。新札導入後も、女王の載った現行紙幣は引き続き使用できる。 
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/新紙幣に英国王載せず-先住民史のデザインに-豪/ar-AA1710j7

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