あっきトラベルライター(北見市・網走市・網走郡・斜里郡)
2/20(木) 10:01
北海道の冬は厳しい。
しかし、そのような地域でも明治以前から、先住民として暮らしていたアイヌ民族は雪と共に生きるために知恵を磨いてきました。
例えば冬の暮らしに必要だった「かんじき」ってみたことありますか?それに近いものというとスノーシューを思い浮かべる方も多いかと思いますが、どちらも用途や歴史を紐解くと違いがあることがわかりました。
スノーシューもアクティビティとして魅力がありますが、今回はアイヌ民族の視点から色々な冬の暮らしを支えた重要な道具や衣服を紹介します。
狩猟民族・アイヌと冬の知恵
厳しい冬の森の中でエゾシカやヒグマを追うアイヌの狩人たちにとって、かんじきはただの履物ではなく、過酷な冬を乗り越えるための命を支える必需品でした。
雪深い環境で素早く動くための形状や素材には、厳しい冬を生きるための工夫が沢山つまっています。彼らの暮らしの中心にあったのは狩猟と漁労。
北海道の冬は雪に閉ざされるため、1年を通して環境に適応する工夫が必要不可欠だったのです。
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https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0055116e78d2cd127ac49baf325fd185a590e43b