先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ総合政策で新法を 知事、有識者懇にきょう提示 (北海道新聞04/24 06:26)

2009-04-24 | 日記
 高橋はるみ知事は二十三日、総合的なアイヌ政策を推進するための新法制定や、民族共生の象徴となる施設整備などを国に求める六項目の提言をまとめた。二十四日に開かれる政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」で示し、同懇談会が夏にもまとめる報告書に反映するよう求める。
 新法制定と施設整備以外の四項目は《1》施策の推進体制の整備《2》国民理解の促進《3》生活向上施策の充実《4》文化振興施策の充実-。北海道アイヌ協会の加藤忠理事長らが国に要望してきた内容を踏まえてまとめた。
 一九九七年に成立したアイヌ文化振興法は、文化振興に関する施策に限定。道が独自に行っているアイヌ民族の修学支援などに法の裏付けはなく、道外在住者に対する支援策もない。このため提言では、アイヌ民族の生活や教育支援、産業振興などを全国規模で推進していくため、根拠となる法律を制定するよう求める。
 生活向上施策充実に向けては、道外も含むアイヌ民族の実態調査の早急な実施や、施策の対象者認定の仕組みづくりなどを求める。
 また、和人とアイヌ民族との共生の象徴として、遺骨の慰霊や、文化の復興、研究、展示などを一体的に行う場を整備し、アイヌ民族の歴史や文化について国民理解の促進を図ることも盛り込んでいる。
 このほか、施策を着実に推進していくため政府内にアイヌ政策を統括する部門を設置することや、政策のあり方や権利問題に関しアイヌ民族代表も含めて継続的に審議する機関の設置なども求める。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/160996.html

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サッチェプ:寒風と潮風…アイヌ民族伝統料理 白老町で販売始まる /北海道

2009-04-23 | 日記
(毎日新聞 2009年4月23日 地方版)
 アイヌ民族の伝統技法で作るサケの保存食「サッチェプ」の今シーズンの販売が胆振管内白老町のアイヌ民族博物館で始まった。昨秋に仕込み始めてから半年。今年もおいしく仕上がったという。
 博物館は毎秋、地元漁協から秋サケ約5000匹を仕入れてアイヌ民族の料理を紹介するほか、約4000匹は「サッチェプ」に加工する。腹を割いて塩蔵したサケを年末から2カ月間、ポロトコタンと呼ばれる博物館の屋外展示場で寒風にさらし、春先はカヤぶき住宅「チセ」の天井につるしてイロリの煙でじっくりといぶす。「寒さと潮風が生む独特の味」と同館の吉田稔事務局長(62)。製品は1本丸ごと(1~1・5キロ)が4500円。限定発売の真空パック(150グラム)は500円。問い合わせは同館(0144・82・3914)。【斎藤誠】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090423ddlk01040304000c.html

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世界先住民族ネット:アイヌへの謝罪を--政府懇に提言書 /北海道

2009-04-23 | 日記
(毎日新聞 2009年4月22日 地方版)
 アイヌなど先住民族の権利回復を図ろうと、「世界先住民族ネットワーク・AINU」(萱野志朗代表)が25日、正式に設立される。同ネットは21日、道庁で記者会見を開き、政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」への提言書を発表した。過去に土地を収奪されるなどしたアイヌへの謝罪を求めた。
 提言書では、政府が国会など公的な場で謝罪をした上で、07年に国連で採択された「先住民族の権利宣言」に盛り込まれている先住民族の自己決定権や自然資源利用権など、アイヌが従来持っていた権利の回復などを求めている。
 同ネットは、昨年7月に開催された「先住民族サミット アイヌモシリ2008」の実行委員会メンバーらが新たに設立する。25日午後6時から、札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3)で「創立の集い」を開催する。【高山純二】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090422ddlk01040288000c.html

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高橋知事:サミットの成功、一番のイベント--任期折り返し /北海道 

2009-04-23 | 日記
 (毎日新聞 2009年4月22日地方版)
 高橋はるみ知事は21日の定例記者会見で、23日に2期目の任期(4年)が折り返しを迎えるにあたり、「一番大きなイベントは、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の開催と成功だった。地域医療の維持にも心を砕いた」と振り返った。
 残る2年に向けては「経済雇用対策はしっかりやらないとならない」と強調したほか、「アイヌ政策、北方領土問題への対処、(北海道)新幹線などの諸課題に、道民の視点に立って対処したい」と述べた。【堀井恵里子】
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090422ddlk01010299000c.html

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知床記者の見てある記(2009年04月22日 読売新聞)

2009-04-22 | 日記
オオワシの故郷・湿原大回廊の異変
急ピッチで進む多国籍企業の資源開発

 知床から北へ約1000キロ。ついにオオワシの故郷にたどり着いた。
2003年7月、サハリン北部の東海岸に南北300キロにわたって続く「湿原大回廊」。そのど真ん中に位置するチャイボ湾沿いに筆者は立った。野生生物の獣医師・齊藤慶輔さん(43)に誘われて同行した日露のオオワシ共同調査だ。
 「なんということだ」
カラマツに似た10メートルほどの落葉針葉樹グイマツを見上げたロシア人のタフガイは頭を抱え叫んだ。周囲では、ブルドーザーが樹木をなぎ倒して道路を造っている。重機に囲まれたグイマツの樹上にオオワシの巣があり、雛がいるではないか。
 声を上げたのは、ウラジーミル・マステロフさん(48)。モスクワ大教授でオオワシ研究者だ。かつてソ連海軍のダイバーとして、バルト海で機雷処理にあたったという。
 「雛は生きているのだろうか」。マステロフさんは一瞬顔を曇らせた。たくましい腕で、お手製の金具を足に取り付け、グイマツにとりつき、登り始めた。
 しばらくして、樹上にすっくと立ち、こちらに笑顔で手を振った。
 「雛は無事だ。ちゃんと親が餌をやっているよ」

 チャイボ湾とその周辺を巡ると、豊かな湿原、ラグーン(潟湖)、蛇行した河川が次々と現れる。サハリンは、尾瀬や釧路湿原が南北に延々と続くような巨大な湿原の島ともいえる。日本では百名山で見られる色とりどりの高山植物の花がここでは標高ゼロメートルの海岸や湿地で咲いている。
 オオワシにとっては魚などの食物を得て、子育てをする安息の地だ。
 この楽園で、日米露など多国籍企業からなる石油天然ガス共同体「サハリン1」の大規模工事が始まっていた。高さ約90メートルの原油掘削施設リグがそそり立つ。森林は伐採され、湿原は土砂で埋められ、新たな道路、町が建設されている。
 サハリンの大陸棚には膨大な石油と天然ガスが眠っている。ソ連崩壊の混乱の中で、石油メジャーはこの資源を狙って次々に事業を興した。21世紀に入り、湿原の島は空前の好景気に沸いている。
 齊藤さんとマステロフさんは2000年から、オオワシの雛に発信器を付けて、その行動をサハリンと知床で追い続けている。
 発信器の追跡することで、開発によるオオワシへの影響を監視するためだ。
 この活動で、エネルギー会社は一部で道路工事の変更などの対策を始めた。だが、大規模開発の中で、それは気休めに過ぎないかもしれない。
 サハリンでの開発の脅威、日本での鉛中毒汚染。オオワシに次々と危機が迫っている。

 マステロフさんは、グイマツの樹上の巣に、発信器を付けたオオワシの雛を戻した。
 「なんとしても巣立ってくれ。そして、冬には知床で再会しよう」
 齊藤さんは祈るように巣を見上げた。
少数民族が嘆く開発の脅威
 「これは私たち民族の魂なのです」
 サハリンの少数民族「ニブフ」を代表する作家ウラジーミル・サンギさん(73)が、半透明な茶色の美しい小石を手渡してくれた。琥珀(こはく)だった。
 チャイボ湾岸のわが調査チーム・キャンプ地のすぐ脇の丘には、サンギさんの小屋が立っている。
 「これは神だ」
 小屋の前の海岸に立つ3本のグイマツの前で、サンギさんは民族の神話を語り始めた。
 「グイマツの松ヤニが固まって人間ができた。琥珀は、その松ヤニが何万年も経て化石化したもので、ニブフの遠い祖先の生きた姿なのだ」
 サハリンには、60もの北方系少数民族がいる。最大のニブフ民族は、約2000人だ。

 かつて、北サハリンにはニブフ、南には樺太アイヌと呼ばれたアイヌ民族がいたが、戦後、アイヌ民族のほとんどは北海道に移された。東海岸のニブフ民族も、ソ連時代、地方都市ノグリキに半強制的に移住させられたという。
 ニブフ民族は昔、アザラシなど海生哺乳類の猟や漁業で暮らしてきた。
知床半島など北海道オホーツク海沿岸で5世紀ごろに出現し、13世紀ごろ姿を消したオホーツク人は、ニブフ民族ではないか。
 作家の司馬遼太郎は「街道をゆく38オホーツク街道」(朝日新聞社)のなかで推測している。
 サンギさんは、1960年代後半から80年代にかけ、モスクワで活躍。民族の豊かな精神と暮らしを描いた作品で、ロシア国家賞を受賞した。
 ゴルバチョフ大統領が登場したペレストロイカの時代、北方少数民族の権利を守る政治活動にも従事した。96年にサハリンに戻り、漁業や文筆活動をしながら、ニブフなど少数民族の言語、文化を守る運動を進めている。
 「ニシンが大量死し、コマイが激減した。油田開発、森林破壊以外に原因は考えられないが、彼らは聞き入れようとはしない」

 サンギさんが、開発の脅威を話し始めた。そのとき、雄々しいオオワシが神のグイマツに止まった。
 「プランクトンから始まって、小エビ、小魚、サケやイトウ、そしてオオワシへとつながる食物連鎖のすばらしさを見なさい。これを壊すことは許されない」
 北サハリンの湿地帯に埋まる、何万年も前からのニブフの魂である琥珀。海には、森や生き物の化石である原油が眠っている。
 サンギさんは、遠浅の湾に立つ原油掘削機リグを睨みつけた。
 「石油とは現代人が開けたパンドラの箱だ」
 知床に暮らしたオホーツク人の子孫かもしれないサンギさんは語気を強めた。
 数年後、その警告が、現実の災いとして、知床に襲いかかる。まさかそんなことになるとは、誰も想像できなかった。
http://otona.yomiuri.co.jp/trip/fromntos/090422.htm

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アイヌ民族の権利などを勉強(釧路新聞2009年04月21日)

2009-04-22 | 日記
北海道道アイヌ協会白糠支部(高木津吉支部長)は19日、白糠生活館で、市民外交センター代表の上村英明恵泉女学園大学教授を招き「白糠・先住民族の権利に関する国連宣言勉強会」を開いた。勉強会はアイヌ文化活動アドバイザー派遣事業の一環。同支部メンバーら約40人が参加した。上村氏は84年道ウタリ協会(当時)がまとめたアイヌ新法案と97年のアイヌ文化振興法を比較して「振興法は文化についてのみ触れ、権利規定がない。アイヌ民族の歴史を知らない日本人の議論では駄目」と指摘。「アイヌ民族の問題は国内ではなく、国際問題。国連が主体となって先住民族の権利について話し合っている」と述べた。 
http://www.news-kushiro.jp/news/20090421/200904215.html

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アイヌ協会白老支部 初の社団法人設立 イオル再生へ実行組織 (北海道新聞04/21 08:41)

2009-04-21 | 日記
【白老】北海道アイヌ協会白老支部(野本勝信支部長、三百十人)は、胆振管内白老町で進むアイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」再生事業の実行組織となる一般社団法人「白老モシリ」(長谷川邦彦代表理事)を設立した。北海道アイヌ協会によると、道内四十八支部で法人格を持つ組織の設立は初。
 白老モシリは、長谷川副支部長はじめ支部員ら六人で設立、三月中旬に登記が認められた。モシリはアイヌ語で「大地」の意味。
 白老モシリの設立で、環境再生の植栽や体験事業などの受託が可能となるほか、独自に有料の文化伝承講座などの収益事業もできる。また、設立に加わらなかった支部員には「賛助会員」として参加を呼びかける。
 イオル再生ではアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)が白老町などに講座などの業務を委託して進められてきたが、任意団体の同支部は機構から直接、事業を受けられず、講師紹介などの協力にとどまってきた。
 長谷川代表理事は法人化の意義について「民族が主体的に事業にかかわることで、文化振興が促進する」と話している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/160361.html

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北の書棚:「コミック アイヌの歴史『イ シカリ神うねる河』」/北海道 

2009-04-19 | 日記
毎日新聞 2009年4月19日 地方版
 (横山孝雄・著、汐文社 電話03・3815・8421)
 著者は登別市在住の漫画家。故赤塚不二夫氏のアシスタントを長く勤め、妻は「アイヌ神謡集」の編著者、知里幸恵(1903~22年)のめい。97年から妻の古里で創作活動を続けている。
 本書は、幕末の探検家、松浦武四郎が著した「近世蝦夷(えぞ)人物誌」をもとに構想した全2巻の書き下ろしコミック誌。アイヌ語で「イ」は「それ」、「シカリ」は「蛇行するもの」で、石狩川を意味する。昨年末に出た1冊目が中世から江戸末期、明治に至るアイヌの歴史を語り部を通して描いたのに対し、2冊目はアイヌと和人とのさまざまなあつれきを、人物誌に登場する「ヨシン」という名の「抵抗の人」を中心に展開する。巻末には2冊では描き切れなかったとして、「登場人物たちのその後」と題する一文を写真付きで掲載している。(163ページ、税込み1680円)。
==============
 このコーナーでは北海道に関係のある書籍を紹介します。

http://mainichi.jp/hokkaido/news/20090419ddlk01040055000c.html

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作家の上坂冬子さんが死去 戦後史のノンフィクション(北海道新聞04/17 17:40)

2009-04-18 | 日記
 「慶州ナザレ園」など、戦中・戦後史をテーマとした作品で知られるノンフィクション作家で評論家の上坂冬子(本名丹羽ヨシコ)さんが14日午前9時50分、肝不全のため東京都港区の東京慈恵会医大病院で死去した。78歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は弟丹羽徹氏。
 1949年、トヨタ自動車に入社。在職中の59年に職場での経験を基にした「職場の群像」で思想の科学新人賞を受けた。これを機に、執筆と評論の両方で旺盛な活動を続けた。
 歴史の中に埋もれた事実を発掘し、「生体解剖」「巣鴨プリズン13号鉄扉」「硫黄島いまだ玉砕せず」などの話題作を次々に発表した。
 保守的な立場の論客としても知られた。93年に菊池寛賞、正論大賞を受賞。2003年に「『北方領土』上陸記」を刊行し、翌年、国後島に本籍地を移した。
 最近は自らのがん闘病記を雑誌に連載していた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/159653.php

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カナディアンブルワリー、新ロゴで江別産をPR 雪の結晶イメージ(北海道新聞04/15 14:27)

2009-04-16 | 日記
 【江別】地ビール醸造工場を江別に移転するカナディアンブルワリー(坂口典正社長、札幌)が商品につける新しいロゴマークを制作した。江別産小麦ハルユタカのビールのラベルなどに付け、「北海道発」のブランドをPRする。
 ロゴの名前は「ノースアイランドビール(北の島のビール)」。北海道になじみの深い雪の結晶を江別ゆかりの麦の穂で表現し、アイヌ民族文様もイメージしたという。同社の醸造担当の堤野貴之さん(33)が原案を手がけ、知人のデザイナーに仕上げてもらった。
 従来は「手づくり麦酒」と題したロゴを使っていたが、移転を機に「江別から北海道へこだわりのビールを広めたい」(堤野さん)と変更を決めた。
 江別の新工場で生産される六種類のビールのラベルなどに使用される。
 同社は現在、市内元町の「元町市場」一階に醸造用機具を搬入するなど入居作業を進めている。六月中に初出荷できる見通しだ。(相川康暁)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/159177.php

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伝統保存食「でき最高」 アイヌ民族博物館(朝日新聞2009年04月15日)

2009-04-16 | 日記
■白老のアイヌ民族博物館で販売
 最高のできです――。胆振支庁白老町のアイヌ民族博物館で、いろりの煙でいぶしたサケの伝統保存食「サッチェプ」の販売が始まった。すべて手作りで、原料のサケができ具合を大きく左右するが、同館の担当者は「今シーズンは大ぶりで型のそろったサケが仕入れられた。最高のでき具合です」と話している。
 3500本の塩蔵した秋サケの腹を広げ、1月下旬から寒風にさらした。その後2~3カ月間、博物館の敷地内にあるアイヌ民族の住居の天井につるしてきた。長さ2メートルほどの木の枝でたたき、完成度合いを見極めてつるす位置を調整する。製造責任者の吉田賢さん(48)は「食べ頃になると木のような乾いた音がし、手応えも堅くなってくる」。
 完成品は押し切りで切り分け、パック詰めする。意外に柔らかい食感で、しょっぱくなく、サケの味が煙でまろやかになっている感じだ。
 販売価格は切り身1袋(約180グラム、税込み500円)と、1本(約1キロ、同4500円)の2種類で、館内と通販のみ。販売ではなく伝統保存が主眼のため、1本の重量はばらつきがあるという。問い合わせは同館(0144・82・3914)へ。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000904150008

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世界先住民族ネットワークAINU 札幌で25日発足(北海道新聞04/14 08:58)

2009-04-16 | 日記
 「世界先住民族ネットワークAINU」が二十五日、札幌市内で発足する。アイヌ民族と海外の先住民族が連携するための新組織で、昨年の北海道洞爺湖サミットに合わせて札幌などで開かれた「先住民族サミット」の実行委メンバーが中心となって設立準備を進めている。
 先住民族サミットで得た人脈を生かし、国際交流を図るとともに、組織の活動を通じて国に継続して民族の権利を求めていく。
 道内のアイヌ民族や大学教授ら約五十人が参加予定で、代表の萱野志朗・二風谷アイヌ資料館館長(日高管内平取町)は「国の民族政策を監視していきたい」と話している。
 設立に先立ち、十三日に同市内で開かれた準備会では、アイヌ民族を国際会議に出席させるための旅費を支援していくことなどを確認した。
 設立総会は二十五日午後六時から、同市北区北八西三のエルプラザで開かれる。参加は自由で、資料代として五百円がかかる。
 問い合わせは、事務局の島崎さん(電)090・2056・0272へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/158868.php

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「アイヌ聖伝」朗々と 白老の大須賀さんユーカラを紹介(北海道新聞04/13 13:53)

2009-04-14 | 日記
 【白老】白老出身でアイヌ民族三大歌人の一人、森竹竹市(一九○二-七六年)のユーカラ「アイヌ聖伝」を紹介する講座が十一日、白老町の商業施設「ミンタラ」の体験広場で開かれた。
 白老地域文化大学の本年度一回目の講座で四十人が参加。「白老楽しく・やさしいアイヌ語講座」代表の大須賀るえ子さんが講師を務めた。
 「アイヌ聖伝」は、アイヌ民族がどのように生まれたかを伝えた物語。大須賀さんは「ユーカラは世界五大叙事詩の一つ」などと説明した後、物語の内容を丁寧に紹介。二十分以上かけて朗々と歌い上げた。
 参加者は独特の音色に熱心に聞き入り、「ユーカラを初めて聞いた。勉強になった」などと話していた。(俵積田雅史)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/158743.php

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復元伊能図床一面に 巡回展開始(北海道新聞04/12 07:33)

2009-04-12 | 日記
 江戸時代の測量家伊能忠敬(一七四五-一八一八年)の日本地図「大日本沿海輿地(よち)全図」を復元した「完全復元伊能図全国巡回フロア展」が十一日、東京都江東区の深川スポーツセンターで始まった。
 研究者らでつくる伊能忠敬研究会(東京)などが、測量開始から来年で二百十年になるのにちなんで開いた。
 原本は焼失しているが、国内や米国に残る縮尺三万六千分の一の復元図二百十四枚をコンピューターで複写し、縦二メートル、横一メートルのパネル二百五十五枚に再現。幅三十七メートル、奥行き三十二メートルの会場いっぱいに列島が出現した。
 探検家の間宮林蔵の測量を補足して完成した北海道の部分を見た横浜市の男性(78)は「子(ネ)モロ(根室)」などの表記に「当時のアイヌ語地名がしのばれて面白い」と話していた。
 十二日まで。巡回展を予定しており、道内日程は未定だが「北海道の人にも見てもらえたら」と同研究会。問い合わせは日本ウオーキング協会(電)03・5256・7855へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/158553.php

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歴史人物にスポット当てロケ誘致 知里幸恵や小林多喜二 道がパンフ作製

2009-04-11 | 日記
(北海道新聞04/10 09:57、04/10 15:21更新)
 道は、映画やテレビのロケ誘致のため、道内ゆかりの歴史的人物を紹介する初のパンフレット「北海道ヒューマンストーリー 北海道の歴史を刻んだ人々」を作製した。
 道のロケ誘致は、これまで雄大な自然などをPRしてきたが、歴史的人物の物語も映像制作の素材となると着目。各分野から六人を選び、映画化やドラマ化を働き掛けることにした。
 カラー八ページのパンフレットでは、夫から受け継いだ阿寒湖畔の森を守ることに尽力した、宝塚歌劇団出身で前田一歩園財団初代理事長の前田光子、「アイヌ神謡集」の編者で知られる知里幸恵らの生き方や功績を写真とともに紹介している。
 ほかに日本初の官営ビール工場を札幌に造った村橋久成、代表作「蟹工船」が再び注目を浴びている作家小林多喜二、江戸時代の探検家近藤重蔵、十勝管内鹿追町ゆかりの画家神田日勝を取り上げている。
 道観光局は「人物を新たな切り口に、ロケ誘致を拡大していきたい」と話している。千部作製し、制作者らが集まるイベントなどで配布する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/158141.php

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